101. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
そもそもストーリーの趣旨がよくわからないし、ヒーロー達のつながりや必然性の説明も何もなく、カリスマ性もない。 画面に動きのあるシーンが多いのでなんとなく飽きずに見ていられるが、不死身ということもあり、ハラハラドキドキ感に欠けるし、なんとなく「だからどうした」映画でした。 5点(2003-10-19 22:05:36) |
102. 愛しのローズマリー
軽いタッチの作品だったが、見終わって言葉を悪く言うとちょっと偽善者っぽい印象を受けた。本当に彼女の心のきれいな部分に触れて惚れ直したっていうのがあまり伝わってこなかった。 結局グウィネスのデブになった姿のギャップを面白く作った映画としか 感じられなかったです。 5点(2003-10-11 22:45:14) |
103. ポワゾン
6点(2003-10-11 22:23:23) |
104. 見知らぬ乗客
この作品はヒッチコックの作品の中では一般的にはかなり名作と言われているようですが、個人的にはあまり好きではありませんでした。登場人物に華がないというか魅力がないというか。テニスのシーンの不気味なシーンとか、映画のお手本になるようなシーンはたくさんあるとは思うのですが。メリーゴーランドに可愛い子供が乗っていたのが気にもなりました。犯人のお母さん役が「奥様は魔女」のクララ伯母さんだったのを発見。 7点(2003-10-10 23:24:35) |
105. 女王蜂(1978)
やはりどう考えても中井貴恵はミスキャストですね。それだけでこの作品の印象がかなり変わってしまうのが惜しいです。この役はもっと艶やかな感じのゆるいパーマがかかった長髪の美人の印象が個人的にあります。仲代達矢の学生服姿も確かにあららら・・・って感じでした。最初の方の自転車クラッシュを冷たくあしらう高峰三枝子とか細かいカット割り等は面白かったです。 6点(2003-10-10 23:05:03) |
106. 俺たちは天使じゃない(1989)
ロバート・デニーロの聖書にいつも顔をうずめてるインチキくささに反して、ショーン・ペンの方は顔も可愛いいし、脱獄犯というより本当に神父さんの見習いの感じで微笑ましかった。あの説法も素敵だったし。本当に見て損はしないかなっていう映画です。 6点(2003-10-08 20:41:54) |
107. プリティ・リーグ
なかなかいい作品だと思います。中でもジーナ・デイビスのキャッチャーぶりが板についていてとても良かった。ロージー・オドネルの元気いっぱいのいかにもヤンキー娘!っていうのも。戦争中のお話ということでほろりとさせられるところもあるし、最後の方の昔を思い出す写真展のシーンもいいですね。(マドンナはあんなおばあちゃんになってしまうのか?) 8点(2003-10-06 00:01:51) |
108. 悪魔の手毬唄(1977)
《ネタバレ》 思いっきりネタバレです。動機が弱いっていう意見もあるみたいですが私も実は最初そう思ってました。何も若い娘をそう次々手毬唄に合わせて殺していかなくても。・・・でもこの事件の動機の一番は「嫉妬」なんですよね。同じ父親を持ちながら自分の娘は痣があり、人前にもあまり姿を見せたくないのに他の3人娘はきれいでわがまま。しかも自分の大切な息子を取られようとしている!本当は兄妹なのに。殺してしまった旦那が好きでたまらなかっただけにその嫉妬はすごいものがあったと思います。確かにその部分では映画ではちょっと表現しきれてなかった部分もあると思いますが、原作が素晴らしいだけになかなか味わいのある作品に仕上がっていると思います。やはり若山富三郎と岸恵子がいいですね。撮影もなかなか「素晴らしいと思います。 8点(2003-10-05 23:02:05) |
109. レッド・ドラゴン(2002)
《ネタバレ》 素直に「面白かった」と言える作品です。レクター博士のアンソニー・ホプキンスは勿論のこと、レイフ・ファインズと盲目役のエミリー・ワトソンがとても良かったです。レクター博士にしてもDにしても一見普通の人に見えて目には狂気が感じられるんですよね。それを表現してるのがすごいと思いました。この作品ではレクター博士は完全なる脇役の存在ですがDと盲目の女性との絡みがとても良かったです。「羊たちの沈黙」にも私にとっては?と思える捜査のシーンがあったので、この作品が別に「羊・・・」よりも落ちるとは思えないけれども、レクター博士のインパクトはやはり前作の勝ちでしょうね。「ハンニバル」は全然別の物語のような感じがします。 8点(2003-10-05 22:30:11)(良:1票) |
110. スピード2
すごいお金をかけてせっかく作ったのだから主演スターはもうちょっとカッコいい人にして欲しかったです。何故か悪役のウィレム・デフォーがあんまり悪い人に思えなかった。設定次第でもっと面白い緊迫感のある映画になったはず。なんかマヌケな感じのするアクション映画ですね。 5点(2003-10-03 22:14:54) |
111. 獄門島(1977)
横溝正史の作品のファンとしては、この映画は獄門島の雰囲気を見事に映像化しているにもかかわらず、かなり不満が残る。それはもちろん原作と犯人を変えてしまったところにある。キャストでそれが推理しやすくなっているし、当主嘉右衛門の人間性が威厳のある人物からなんかエロじじい的な人間に変わってしまっているという点。で、結局殺人の動機そのものが少しぼやけてしまってるような気がする。3人娘の狂い咲きの雰囲気とこの物語の焦点でもある異様な死体発見現場は映像的にはかなり良かったとは思うが。(首チョンパは小説にはないが映像的にはショッキングでいいかも)市川監督の作品では何故か警部と金田一は初対面でいつも金田一が馬鹿にされているのも小説のファンとしてはあまり面白くない。 6点(2003-09-30 23:23:36) |
112. クレイマー、クレイマー
初めて見たときの印象は別に可もなく不可もなくという感じでそんなに感動も出来なかったのですが、何度か見るうちに主人公の気持ちの動きや子供(ビリー)の気持ちが伝わってきて、本当に色褪せない名作だな~と思っています。重すぎず軽すぎないこのテーマは家族愛を考える永遠のテーマだと思います。ダスティン・ホフマンの役をジェームズ・カーンが先にオファーされていて「中産階級のブルジョアのクズの役だ」と断ったという話を聞いた事がありますが、ダスティンが演じてくれて本当に良かったです。音楽もピッタリでした。 9点(2003-09-28 12:54:44) |
113. マイ・フェア・レディ
まずこのページの出演者欄がオードリー・ヘプバーンだけっていうのに苦笑。せめてレックス・ハリスンは載せて欲しいです。でもオードリーファンの私としてはこの共演スターはあまり好きではないです。全然ロマンチックじゃないし、どうみても意地悪そうな教授としか見えないので。そんなことより変身後のオードリーの美しさと名曲の数々。それだけで十分名作ではあるのですが。英語の勉強にもなるし。フレディが後のテレビドラマのシャーロック・ホームズっていうのにもちょっとビックリさせられました。 8点(2003-09-25 23:17:34) |
114. ゴッドファーザー PART Ⅲ
やっぱり致命傷はトム・ヘイゲン役のロバート・デュバルが出ていない事のように思う。彼がいないとドラマの重厚性が少し失われるような気がした。ギャラの折り合いがつかず出演を断ったそうだが、オスカーを取った栄光を信じてデュバルには我慢して出てもらいたかったです。ソフィアの出演もなんかコッポラの落ち目な感じを表わしてるようですね。とにかくアル・パチーノが頑張り、このファミリーの壮絶なドラマを完結してくれたのは良かったと思います。 7点(2003-09-24 22:08:22) |
115. 荒野の七人
有名すぎる映画だがちょっとした発見をした。最初のオープニングクレジットで1人の名前で出てくるのは3人。そのうち2人はもちろんユル・ブリンナーとスティーブ・マックイーンだがあとの1人は誰だと思いますか?ユル・ブリンナーの次に2番目に堂々と1人でクレジットされてるのは「荒野の七人」のメンバーではない悪役のイーライ・ウォーラックおじさん。少なくとも私の知人にはこの人の名前を知ってる人はいないのですがアメリカでは相当地位の高かった俳優さんなのかな。今でもご存命のようですが。有名な作品では「荒馬と女」でも渋い演技を披露されてます。この作品ではユル・ブリンナーのカッコ良さに比べ、あまりにも見劣りする中途半端な悪役。命も助けてるし。・・・もちろんこのページでも誰も注目されてないようですね。でも2番目!なのですよ。・・・「おしゃれ泥棒」でビーナスの像に恋してしまう変なおじさんもこの人です。 8点(2003-09-20 20:07:36)(良:1票) |
116. ダメージ
《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュの乾いた可愛げのない女の役はピッタリだった。ストーリーには共感できるものはないけど、キャストはかなりはまっていると思う。車の中でチクっと釘を刺すお母様のレスリー・キャロンの感じも好きでした。やろう!と張り切って家に行ったら前の男が出てきてガーン。多分顔面真っ青であろう仕方なく帰っていくアイアンズの哀愁の後姿のシーンも好きでした。最後の素っ裸で階段を降りていくところはまさにこの題名の象徴のシーンですね。・・・教訓。息子の彼女には決して手を出すな。 6点(2003-09-19 22:41:54) |
117. 麗しのサブリナ
ハンフリー・ボガートはオードリーの事が全然タイプじゃなくて撮影中もかなり冷たかったらしい。逆にホールデンの方は結婚しているにもかかわらずオードリーにベタ惚れ状態だったらしい。なんかそんな雰囲気がこの映画にも現れてるような気がする。結果的にはライナスと結ばれるのだが全然ロマンティックな感じがしない。オードリーはとても魅力的。特にパリから帰ってきた時の変身シーンとかパーティのドレス姿はさすが。ため息が出てしまう。サブリナパンツも可愛いし、見るところは多いけどボギーとの相性が悪いので私的にはあまり好きな映画ではないんです。 7点(2003-09-13 00:06:07) |
118. いつも2人で
オードリーがジバンシーから脱皮して60年代の(その頃は)新しいファッションにチャレンジしている感じがする。個人的にはジバンシーの感じの方が好きですがこの映画もとってもおしゃれ。過去の旅行のシーンを交錯させながら夫婦の心の移り変わりをうまく描いている。アルバート・フィニー演じる旦那(マーク)がなんか憎めないキャラなので見ていて楽しい。(パスポートをすぐにどこかへやってしまうところとか。)セリフのひとつひとつもしゃれていて間を置いて何度でも見たくなってくるような作品です。 9点(2003-09-07 21:40:30) |
119. イギリスから来た男
テレンス・スタンプはなかなか役にはまっていて本当「シブイ親父」を熱演していた。娘が可愛いのはわかるが敵の子分をどんどん殺していくのはやりすぎかな。面白かったけど。ピーター・フォンダは貫禄がなさすぎ。昔の映画を若い頃の回想シーンに使っているのがなかなかしゃれていると思いました。60年代の雰囲気の映画ですね。 6点(2003-09-07 21:24:43) |
120. アンブレイカブル
つまらない!っていう声をよく聞く作品ですが、私は「サイン」よりこっちの方が好きですよ。「シックス・センス」にはやはり及ばないと思いますが。「シックス・センス」のアイディアに驚いた人ほど酷評するんじゃないかな。ハゲとアフロの対比をはじめとした「対比」を楽しむ映画なのではないでしょうか。ストーリーがつまらないから何度も見る気にはなれないのですが。シャマラン監督自身が青いジャンパーで出てるのは絶対赤い服を着た凶悪犯の対比として自分を善人に描いてるんだ。・・と思ったらなんかおかしかったです。 6点(2003-08-30 20:44:53) |