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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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101.  アイリッシュマン
シネマート心斎橋へ喜び勇んで出かけました。物語は戦後米国裏社会ギャングものとしてあるある話であります。 パチーノ>ペシ>デニーロ>>>>カイテル。 ホッファを演ずるパチーノはお下品で退く事を知らない唯我独尊振りで、「パチーノと言えばスピーチ、スピーチと言えばパチーノ」面目躍如のシーンには「アル様素敵!!!!」叫びたい衝動に。いやぁ、こういうお姿を拝めただけでも鑑賞の値打ちがあります。 ブファリーノを演ずるペシは往年の狂犬の如き切れ味は無い静かな面持ちながら、絶対服従を強いる凄味は物凄い存在感。 二人の板挟みに身悶えるシーランを演ずるデニーロは流石の名演だけど、何かが物足りない歯痒さがありました。 ハーヴェイ・カイテルの影の薄さが残念なところ。 無法の限りを尽くしたギャングが心身ともに老い衰えて孤独のうちに廃れ行く姿がうら悲しい。 VFXで若返ったお顔を観ながら、70代レジェンドの面々は100まで現役を続ける事が可能である事に嬉しくなっちゃいました。
[映画館(字幕)] 9点(2019-11-24 22:16:21)
102.  ロバータ
アイリーン・ダンが歌い上げた Smoke gets in your eyes は本作の為に作られたそうです。その切なさは染み入るものでした。オートクチュール洋品店「ロバータ」を舞台にしたランドルフ・スコットとのロマンスは他愛ないものでしたが、二人を食ってしまった感のあるフレッド・アステアのダンスシーンが凄過ぎます。ジョージ・ラフトの妖艶さとジェームズ・キャグニーの弾けまくる情熱を併せ持った神懸かり的なステップに拍手喝采。bravo!!!
[DVD(字幕)] 9点(2019-10-26 22:47:47)
103.  大平原 《ネタバレ》 
大陸横断鉄道敷設の西部開拓史。悪に鉄槌を下すジョエル・マクリーがひたすらカッコイイ。インディアン襲撃シーンで段々と追い詰められて「もうダメか」と諦めた時の救援列車に大興奮。バーバラ・スタンウィックはジーン・アーサーばりの気風の良さが作品に華を添え、男二人の間で揺れる女心を見事に演じている。脇を固める面々も悪人は悪人らしく善人は善人らしい存在感溢れる演技で、ザ・西部劇と言うべき傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-27 16:36:10)
104.  都会の叫び 《ネタバレ》 
キン肉マンのイメージを覆すヴィクター・マチュアの激シブさにメロメロですわ。幼馴染を背中から撃つ決着、泣きじゃくる犯人の弟。たまりませんわ。「汚れた顔の天使」には及ばないものの手に汗握った傑作。観に行けばよかったなぁ、激しく後悔。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-19 01:20:43)
105.  ゴールド・ディガース(1933)
バズビー・バークレイによるミュージカルシーンは「フットライト・パレード」に比べるとスケールが小さいものの、光るバイオリンの斬新な発想に只々感嘆。ドラマパートが絶品。恐慌不況下の中で懸命に生きるコーラスガール3人。ポリーとブラッドのロマンスを軸に、コーラスガールをゴールドディガーの寄生虫呼ばわりするローレンスとピーボディ、一泡吹かせようとするキャロルとトリクシー、それぞれが絡むコメディタッチの展開が絶妙。中でも美味しい所を持っていった感があるローレンスを演ずるウォーレン・ウィリアム(主役にクレジットされている)に身悶えさせられまくりでした。ラストのミュージカルのテーマの重さに感じた違和感に-0.1点。
[映画館(字幕)] 9点(2019-09-19 00:42:02)
106.  裏街 《ネタバレ》 
テレサ・テンの唄の世界が浮かぶメロドラマ。腐れ縁を断ち切れずに日陰者として生きるレイのラストシーンでの「あの時乗船出来ていたなら」に、人生は「たられば」の連続なのだと思わされます。身勝手なウォルターの最期は天罰とも言えますが、あの姿に、シャルル・ボワイエ自身の睡眠薬自殺が重なってリプレイ出来ませんでした。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-02 15:57:22)
107.  鮮血の情報 《ネタバレ》 
CIA前身組織のノルマンディ上陸作戦前夜に於ける奮闘を描いたスパイ映画。背景が良く分かった冒頭のナレーションに好感。「陸軍中野学校」を思わせる前半を経てジェームズ・キャグニーがフランスに乗り込んでからの手に汗握る展開が素晴らしい。キャグニーのアクションシーンでの絞め技・巴投げにビックリ。「この人は柔道をたしなんでいるのだろうか」 スパイものに於ける非情な最期は余人には出せない彼ならではの姿でした。
[DVD(字幕)] 9点(2019-08-18 03:10:26)
108.  赤い靴(1948) 《ネタバレ》 
「第七のヴェール」「ある日どこかで」が思い浮かぶボリス・レルモントフ。彼にとってヴィクトリア・ペイジは自身理想のバレエを体現してくれるペットと言うかロボット(適切な言葉が浮かばない)であって、彼女が人間らしい愛情を持つことに憤怒する。バレエ以外愛せない男を演じるアントン・ウォルブルックは絶品でありました。「赤い靴」バレエシーンはダンサーの魅力と映画ならではの映像表現が相まって息を呑む素晴らしさ。物語そのものが「赤い靴」であった最期の「靴を脱がせて・・・」が何ともやりきれない。傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2019-07-28 19:49:35)
109.  オンネリとアンネリのおうち
ため息溢れまくりの見惚れる色彩並びに純朴なオンネリ&アンネリに胸キュンキュン(死語かな?)し通しのひと時を過ごさせてもらえました。お伽噺とシビアな現実に直面する人々の塩梅が絶妙で、彼等が癒されてゆくのと同様に、私も心洗われました。フィンランド大好き人間にとって堪らない一品でそうでない方にもお勧め出来る秀作。
[DVD(字幕)] 9点(2019-07-24 13:48:37)
110.  犯人は21番に住む
犯人デュランは誰なのか? ミモザ館の住人全員胡散臭く最後まで分からなくて分かった瞬間のアッと驚く見事な演出に唸らされる。コメディとサスペンスの塩梅が絶妙な傑作で、監督初期作品にしてこの出来栄えは巨匠ならではで感心しきり。
[DVD(字幕)] 9点(2019-06-17 01:30:12)
111.  復讐鬼(1950) 《ネタバレ》 
1950年にこのような作品をよくもまあ世に送り出せたものです。見下げ果てた悪党を演じさせたら右に出る者無しであるリチャード・ウィドマーク持ち味全開であるところに加えてのレイシストっぷりは「演じ切る」役者魂を感じました。エキストラの女性がブルックス医師(シドニー・ポワチエ 22歳)に「黒い手で触らないで」と唾を吐きかけるワンシーンにウィドマークの罵詈雑言を上回る当時の世相を見ました。製作者は「黒人だろうが白人だろうが医師として優秀な者を求めている」というウォートン医師の存在を黒人白人皆に観てもらいたかったのだろうと思います。凄い作品を観ました。
[DVD(字幕)] 9点(2019-05-25 01:18:47)
112.  フットライト・パレード
後半のミュージカル3本立ては信じ難い絢爛豪華さで20点は献上したい。劇場鑑賞された方が羨ましい。何時も通りのシャキッとした切れ味鋭いキャグニーのこれまた切れ味鋭いタップダンスシーンは小一時間ほどのリプレイタイムとなりました。
[DVD(字幕)] 9点(2019-04-30 23:59:36)
113.  肉体と幻想 《ネタバレ》 
仮面、占い、夢といった幻想が精神に影響を及ぼす姿を描いた3つの物語。 前作「運命の饗宴」には劣るものの、見応えはなかなかのもの。 1話:メルヘン仕立てのロマンスで子供が観ても楽しめる内容。 2話:ダークな起承転結、「俺は善人だ」のような趣向を凝らした演出、不穏な妖気を巻き散らかすトーマス・ミッチェル、大関琴風vs横綱千代の富士が不意に浮かんだ受けて立つエドワード・G・ロビンソンの貫録たっぷりの横綱相撲。唐突な結末を差し引いても見応え十二分。 3話:製作者の役得なのかシャルル・ボワイエ美味しい役どころでの貫録たっぷりの色男ぶりを堪能。ボディ・ダブルとはいえ綱渡り姿に魅入る。  特筆すべきは一つのフレームに収まっているエドワード・G・ロビンソンとシャルル・ボワイエのお宝映像。不意を突かれて「アッ!」、我を忘れて「ア~ ○×△□◇※☆★♪♯♭・・・・・」 断末魔のロビンソンに対して無言のボワイエ。「何か言うて、頼むから、行かんといて、お願い・・」 コーフンのひと時を過ごさせてもらって+2点。
[DVD(字幕)] 9点(2019-04-13 17:52:58)
114.  俺は善人だ 《ネタバレ》 
ジョン・フォードによる都会が舞台のスクリューボールコメディ。一人二役(4役の部分有り)のエドワード・G・ロビンソン(エプロン姿!も見られる)希少価値の高い作品。超マジメで超小心者の鉄工会社社員ジョーンズと殺人鬼マニヨンが織りなす起承転結は、ん? と思う所もあるものの無理の無い展開でダレる所もなく一気に見せてくれた。卑怯という概念が無い民衆の敵マニヨンの迫力は見慣れているけれど、誤認逮捕が証明された後も警察に「どうも、お騒がせしました」と超お人好し、悪酔いが過ぎて、課長にため口&密かに思う同僚社員にオフィスチュー、マニヨンを腰抜け野郎呼ばわりと初めて見る姿に笑わせてもらう。直後のご対面シーンは圧巻で、一連の流れの演出と演じ分ける演技力はお見事。ジョーンズが自分の事をマニヨンと間違えている子分達に「殺れ」と言う姿に、他に選択肢は無いのだろうがこれでいいのだろうかと考えさせられた。本作と同じ年製作の「男の敵」「周遊する蒸気船」と遜色無く、ジョン・フォードとエドワード・G・ロビンソンの名人芸を堪能出来た傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2019-03-18 15:17:41)
115.  マンディンゴ 《ネタバレ》 
黒人奴隷の描写では鑑賞史上最狂作品で、奴隷同士若しくはご主人様と奴隷を「交配」させて出来た子供を売物にする奴隷牧場の実態を初めて知る事に。ディノ・デ・ラウレンティス、リチャード・フライシャーならではの容赦ない語り口で、その意を受けたジェームズ・メイソンの一言一句に至る最狂ぶりが空恐ろしい。皆が尻込みしてしまうであろうこのようなキャラクターを演ずるジェームズ・メイソンの貫録を思い知らされる。唯一の救いに見えた息子ハモンド終盤の大狂乱に呆然とし、積年の恨みを爆発させたかのような使用人怒りの一撃にこれまた呆然と。そこで終わってしまう演出が物足りなかったものの、ここまで赤裸々に自国の黒歴史を見せつけられては反発酷評するのも理解できる強烈過ぎる一品。 南北戦争20年前を舞台にした本作をオバマ元大統領、トランプ現大統領はご覧になったのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-04 16:19:37)(良:1票)
116.  ファニーとアレクサンデル 《ネタバレ》 
DVD2枚組319分。オスカルが倒れてから以降は画面に釘付けに。白眉はオスカルの弟二人と主教の直接対決で、カールが普段とは別人の様な頼もしさを見せるのにエクダール一族の絆の強さを思い知らされる。敵役の主教は若きクリストファー・プラマーを思い起こさせるヤン・マルムシェーの好演もあって、上辺の上品さと裏腹の神に絶対服従を強いる腐った性根が浮き彫りに。生きる喜びに溢れた大団円がひたすら心地良い。5時間費やした甲斐のある絢爛豪華且つ重厚な群像劇。傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2019-02-24 20:55:12)
117.  男の敵 《ネタバレ》 
金欲しさに旧友を官憲に密告する行為に情状酌量の余地など1㎜も無し。加えて「大男総身に知恵が回りかね」そのままのキャラで、罪悪感に苛まれながらも悪あがきを続けるザマにイライラが治まりません。骨太監督が描くと最低男も骨太でヴィクター・マクラグレンの熱演もあって強烈なインパクトを残します。1922年のダブリンが舞台で、ラストシーンに、残った者は共に全てを水に流し建設的に生きて行こうというアイルランド系監督の紛争への思いを感じました。オスカー受賞4部門(監督、主演男優、脚色、作曲)も納得の傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2019-02-10 00:17:29)
118.  彼奴(きやつ)は顔役だ! 《ネタバレ》 
珍妙な邦題ですが、原題が示す「狂騒の20年代」を生き急いだエディ・バートレットを描いたギャング映画珠玉の逸品。WW1復員兵に対する冷淡な社会で職にあぶれタクシー運転手として密造酒と知らずに届けた事がきっかけでアウトローとしてのし上がり、大恐慌でタクシー運転手に逆戻りしてしまう。時代背景の説明が簡潔的確で同じ様な人が他にも居たように思えます。エディ演じるジェームズ・キャグニーに心底見惚れ、落ちぶれてからの姿は神がかり的で、ラストの階段を駆け上がる姿を歯を食いしばり息を止めて観ていました。彼と絡むハンフリー・ボガート、グラディス・ジョージも絶品で、前者の命乞いのシーンと後者の(彼との関係はの問いに)「一生分からないわ」も忘れじの名シーンであります。プリシラ・レイン、ジェフリー・リン共に今一つ魅力に欠けるところに-0.001点としました。
[DVD(字幕)] 9点(2019-01-31 02:37:07)
119.  ファニー
お目当てである映画界一の伊達男シャルル・ボワイエ62歳のお姿は、素晴らしい齢の重ね方にうっとり。モーリス・シュヴァリエとの丁々発止のやりとりは、二人とも芯から楽しんでいるようでこちらも心地良さに浸り切ってしまう。そんな楽しい物語において「愛されずとも愛する」「愛されても愛せない」パニース、ファニー、マリウスの心模様がほろ苦い。余韻の深い快作。
[DVD(字幕)] 9点(2018-12-26 01:10:26)
120.  東への道
98年前に製作された無音の134分間は、ありきたりな物語でありながら、しっかりとした起承転結、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーセルメス、ロウエル・シャーマン(映画におけるゲス男のバイブルと言える目つきが絶品)を始めとして端役に至るまで登場人物全員の際立った個性、肩の力が抜けるお笑いシーン、ラスト・ミニッツ・レスキュー(監督の十八番だというのを鑑賞後知る事に)一瞬も目が離せない。圧巻だったのがリリアン・ギッシュが吹雪の中を彷徨い流氷上で力尽きるシーンで、「このまま滝壺へ落ちてゆけばこれ以上辛い思いしなくて済むのかも、でも何とか助からないのか」涙が溢れ、救出に向かうバーセルメスに「早く!」握り拳。老婆のような顔つきになり凍死寸前だったというリリアン・ギッシュの役者魂(監督に対する信頼感なのか?)に喝采。無音でもこれ程までに表現出来る事に感嘆しきりの傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2018-12-10 11:17:42)(良:1票)
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