101. マグノリア
《ネタバレ》 12人の迷える子羊たちのドラマはどれも胸を打つものばかりで、そのドラマだけでも見る価値はありました。ただ、それらのエピソードが最後にどのように繋がるのかがこの映画の見所だったのですが、カ○○が○ってくるとは誰が予想できたでしょうか。このラストは誰も予想は出来なかったし、表面的に見ればこれらのエピソードは繋がりきってはいません。カ○○が○ってきたのは救済の象徴だったと言われればそうかもしれないけど、その出来事はただの偶然かもしれません。必然か偶然か、それはこの映画の冒頭でも問われていたことでなのですし、答えはありません。だからカ○○が○ってきたという出来事は人それぞれの解釈に委ねられるべきなんだと僕は思いました。ただ、その出来事が必然であろうが偶然であろうが、12人の迷える子羊たちの心が少し洗われたのは確かです。 7点(2003-12-24 05:41:02) |
102. マイノリティ・リポート
殺人事件を未然に防ぐプリコグというシステムは犯罪大国ならではの発想で、犯罪を身近に感じる国に住む人にとっては興味深いものなのだろう。しかし、殺人事件の無い一見平和な世界の背景にはプリコグの人権侵害が潜んでいたりするところが何か示唆的でもあった。 7点(2003-12-21 00:46:29) |
103. マーヴェリック
《ネタバレ》 あんなにキュートなジョディ・フォスターに騙されるなら本望です。 7点(2003-12-20 21:32:32) |
104. ホワット・ライズ・ビニース
《ネタバレ》 What lies beneathというのには幽霊が隠れているという意味だけでなく、別の意味もあったんですね。一見幸せそうな家庭の裏にはパパが不倫相手を殺していたという秘密が…。 7点(2003-12-20 13:05:40) |
105. 仄暗い水の底から
丁度梅雨の時期にこの映画を見たので、ジメジメ~っとした雰囲気が良かったです。しかも、夜中に電気消して1人で見たので十分怖がらせてもらいました。見終わった後はトイレに行けませんでした。あ、ためらわずに、こんな臆病な僕を笑ってやってください。(笑) 7点(2003-12-20 12:57:41) |
106. ホテル・スプレンディッド
出てくるキャラクターが個性的で面白すぎ。特にヒュー・オコナーが最高です。 7点(2003-12-20 12:47:17) |
107. プロフェシー
《ネタバレ》 モスマン(mothman)の相次ぐ目撃証言とその後に実際に起こった橋の事故を映画化したもの。モスマンというのは1966年からアメリカのウェスト・バージニアのポイントプレザントで相次いで目撃された怪物のことです。その姿が蛾(moth、モス)に似ていたのでモスマン(mothman)になったらしいです。この映画は主人公(リチャード・ギア)がポイント・プレザントの住人の体験した奇妙な出来事を聞き込みしながら、妻が死んだきっかけとなったモスマンの謎を追っていくというホラー・サスペンス。映画の冒頭から音響やカメラワーク、普通の神経では描けないようなイラスト画や赤いイメージが得体の知れないモスマンの恐怖を喚起させるし、様々なモスマンの目撃証言も気味の悪いものばかりで、モスマンに対する恐怖を覚えながらもモスマンの正体に興味をそそらされてしまいました。また、細かく見るとモスマンを目撃した人のモスマンのイラストや、木に記された刻印もみんなアルファベットの「y」の字だったり、気が付きにくいところで監督のこだわりが見えます。そして色々と引かれた伏線が最後に繋がるものもあれば、謎を残して終わるエピソードもありますが、それはこの映画ならではの結末。なぜならモスマンが何者なのかは分かるはずも無く、無理やりモスマンの解釈をしたらやはり面白くはないからです。しかし減点対象なのは映画の途中で出てきた主人公の妻らしき人物は一体誰だったのか、実際にモスマンを見た人は本当に全て同じようなイラスト書いたのか、実際の橋の事故がどれほど正確に予言されていたのかなど、どこからが実話でどこまでが脚色なのかが分からなくなっている点です。事実と脚色のラインをはっきりさせないで、単に「この映画は実話」ですと言われても、橋の事故まで胡散臭くなってしまうし、このモスマンの話自体に信憑性が無くなってしまうかもしれません。しかし、いかにもオカルトな噂を真面目に映画化してしまっているところが僕は気に入りました。 7点(2003-12-19 15:48:06)(良:2票) |
108. ピンポン
本当に卓球をする時は、ちゃんとボールを見て打とう! 7点(2003-12-08 22:29:11) |
109. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 平気で飛行機に乗ってるけど、レクター博士は世界でトップ10に入るほどの指名手配犯だぞ。警察は何をやっとるんだ! 7点(2003-12-08 20:20:12)(笑:1票) |
110. バンデットQ
《ネタバレ》 子供の頃この映画が大好きでした。寝室から色々な時代や場所にタイムスリップして冒険するというストーリーには心躍らされました。しかし冒険が終わり、映画のラストで両親が消えて無くなってしまうのがとても恐ろしかったのを覚えています。今でもそのラストが理解できないのですが、一体何なのでしょうか。メルヘンチックなおとぎ話ではない、そんなラストが好きだったのかもしれませんけど。 7点(2003-12-08 19:34:11) |
111. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
前作よりも見ごたえがあった。恐らく前作で土台が出来ていたのが良かったのでしょう。 7点(2003-12-08 18:58:51) |
112. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
エジプトやら古代文明やらに興味があるのでなかなか面白かったです。頭をからっぽにして見られるアクション映画ですね。ムシが良かったです。 7点(2003-12-08 18:54:57) |
113. 裸足の1500マイル
《ネタバレ》 舞台は1920年代のオーストラリア。当時、オーストラリアはイギリスの植民地であった。支配国だったイギリスはイギリス人とアボリジニーの混血児が生まれると、その混血児を隔離するという政策を取っていた。その理由はアボリジニーを同じ人間として見ようともしない人種差別以外の何物でもない価値観に基づいて行われていた。当時は当たり前のように行われていたこの隔離政策を映画化するに当たって多少の演出や脚色はあるかもしれないが、彼女たちが1500マイルの道のりを歩いた事は紛れもない事実である。もちろんイギリスの政策は人種差別であり、その犠牲者になった人たちはたくさんいたと思われるが、怒りや憎しみといった負の感情をこの映画からは感じない。この映画で描かれているのはただ「自分の故郷に帰りたい」と思う彼女たちの純粋で真っ直ぐな強い意志だからだろう。 7点(2003-12-07 22:33:47)(良:1票) |
114. トレマーズ
地中を移動する肉食の怪物グラボイズがどこから現れるのかという恐怖感に子供の頃は酔いしれたものです。地中しか移動できないというグラボイズの特性を最大限に活かしつつ、村人全員が闘っていくところを見るのが本当に面白かったな~。 7点(2003-12-07 17:09:13) |
115. トランスポーター
《ネタバレ》 ■1.契約厳守(never change the deal)■2.名前は名乗らない(no names)■3.ブツは開けない(never look in the package)の3つのルールを人が死んでも絶対破らなかった運び屋が、人間の女がブツだっただけでコロっと人道的な行動に出てしまうのが理解できませんでした。しかしそれに目をつむりさえすれば、カーアクションだけでなく、陸・海・空と場所を変え品を変えのアクションの連続に満足する事間違いなしです。 7点(2003-12-07 17:04:38) |
116. ドリームキャッチャー
「見せてあげよう。見たことを後悔するものを。」というキャチッコピーだったんですけど、本当に後悔している人がたくさんいるようですね~。じゃあ、あのキャッチコピーは間違って無いってことで、ウソ偽りの無い出来に7点。 7点(2003-12-06 10:56:01)(笑:2票) |
117. ソードフィッシュ
《ネタバレ》 今までの映画と違うのは敵であるテロリストがアメリカ人という設定でしょう。しかし、自分の掲げる正義でしか物事を考えてないところが、いわゆる他のテロリストと違わないんですよね。テロ自体が「悪」と考えられているけれど、テロの目的がアメリカの自由のためとなるとアメリカ人はどのように感じるのか興味深いところではあります。結局テロというのは手段でしか無いし、正義いう言葉は自分の行動を正当化させるものでしかないということがよく分かります。 7点(2003-12-04 16:33:25) |
118. スペーストラベラーズ
《ネタバレ》 アイデアはとても面白いと思いました。ただ、矛盾を感じさせないで突き進めるほど勢いが無いので、どこまでこの世界について行けるか、ついて行こうとするか…といった努力が必要でしょうね。無理やり自分を納得させて映画に溶け込めれば、この独特の世界観を楽しめると思います。 7点(2003-12-04 02:00:59) |
119. スフィア
《ネタバレ》 人知を超えた訳の分からないスフィアにすごく惹きつけられました。雰囲気が静かな分不気味だったし、徐々に明らかになる謎にハラハラしました。ただ、彼らが最終的な決断を下す場面ではスフィアが人類全体にとって絶対に危険なものになるという感じがしなかったので、スフィアが無くなってちょっと残念だったり…。 7点(2003-12-04 01:49:50) |
120. ストレイト・ストーリー
D・リンチの撮る映画ってめちゃめちゃひねくれてるか、めちゃめちゃストレートか、両極端ですね。こういう旅って良いな~と思いました。 7点(2003-12-03 22:51:53) |