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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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101.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
真実を明かされたときのマセザーの気持ち、それはウルトラマンの背中にチャックがあると気付いた時の気持ちのような気がする。あれは作り物なんだと気付いた時の悲しい気持ちと。そしてあのヒーローがヒーローをやめて(番組終了して)から何かのドラマでヒーローをやった役者を見かけたとき、頑張ってるんだなあって嬉しい気持ちになる。ウルトラマンにチャックがあろうがライダーベルトがただの風車だろうが、雄姿はいつまでも忘れられないものなのさ。そんな「昔の子供たち」の気持ちがこんな映画になってしまった。傑作であり高評価に異論はないが、断腸の思いで一点ケチをつけさせていただく。それはシガニー・ウィーバー演じるグエンが顔を手で覆った時に見えてしまった薬指。あのリングはジェイソンからのプレゼントでしょうか?確かにジェイソンとはいい感じだけど、エンゲージリングをもらうほどの仲なのか??映画だけだとそこまで行っているようには見えない。となると、リングの相手は誰なんでしょう?それじゃあラストのお熱いキスは・・・場合によっちゃあ大スキャンダルですぞこれは。左手の薬指にこだわらない人は現実にはいるけど、映画ではそれなりの説明がなければ結婚あるいは婚約指輪に思えてしまいます。大人も子供も楽しめる内容だからこそ、そこはしっかりと線を引いて欲しかったと思う。色々と芸が細かくて(ラストでの「Tシャツも好評販売中!」ってのがいいんだよなあ)それが決してくどくなくぴったり作品にはまっていただけにこの点だけは詰めが甘くて本当に残念。しかしアラン・リックマン、自宅にいる時くらいヅラ取ればいいのに(笑)
8点(2004-07-16 21:56:52)(良:1票)
102.  ザ・コア
映画なんだから所詮絵空事、嘘と出鱈目の塊。学会発表じゃないんだから、科学的な辻褄合わせなんてどうでもいい。そんなのより果てしないイマジネーションとスピリットが見たいってのが私の娯楽映画観だけど、そんなわけでID4やアルマゲは高得点の私も、これはちょっとねえ・・・なおそまつ君な出来。ところで、この映画のテーマって何なんでしょうね?アメリカ万歳じゃないよなあ。どっちかっつーと「アメリカはバカだった」ってことですかねえ? 事の真相は、バカボンのパパレベルのことをマジ顔でやってるようなそんなもん。 「西からお日様が昇って東に沈んだ、さあ大変!バカボンがお日様を元に戻しに行ったけど、実はお日様を西から昇らせちゃったのはバカボンのパパでした」・・・そんな感じだもん。これでいいのだ?良くないってば。
3点(2004-07-16 21:52:56)
103.  ツインズ
あたしこれ結構好きだよ。これぞまさに「映画だから出来ること」じゃないかな。映画ってのは所詮スクリーンの中の虚構の世界なんだしアレでいいと思う。現実には二卵性でもあそこまで似ていない双子っていないけどさ。だからこそ、同時にトイレに駆け込む二人を見てるとつい頬が緩んじゃう。やっぱり繋がってるんだなーって感じでね。一生懸命なデビートを見てると、ヒトゲノム研究が進んで優れた遺伝子をもつ人間だけ生まれて、映画の中のデビートみたいな人間は生まれる前に消されちゃう、そんな世の中になって欲しくないなーって思う。
8点(2004-07-16 21:46:36)
104.  ハリー・ポッターと賢者の石
初めてハリー・ポッターの名前を聞いたときは「ハリボテ?」と思ったもんだ。見て確信。この映画は「ハリー・ボッテーと他山の石」です。 華々しい視覚効果やエピソードの一方で内容は非常に空虚、人物描写の浅さ(特に最後まで悪人にしか見えなかったスネイプ。アラン・リックマン好きなのに)、予定調和を遥かに超えた主人公びいきのラスト。テーマや深みは感じない。同じく大作のLOTRは勇気や友情、愛情、人間の強さと弱さ、限られた生を生きることの素晴らしさ、二つの塔では自然破壊への警鐘まで盛り込まれていてしかもどれも食い合うことなく輝きがある。しかしこちらにテーマを探すとすれば「友情」かもしれないが、今時の子供と変わらないグループ単位での友情関係に、友情の素晴らしさを見出すことはできるだろうか?「努力・友情・勝利」少年ジャ○プを読む方が遥かに有意義だ。製作側は視覚効果を派手にしてゲームやバトルを入れれば子供は喜ぶと思っていないか?「未来の大人」であり、純粋ゆえに大人以上に厳しい目をもつ子供向け作品だからこそ真剣さが求められるのであって、映画でなくてもこの日本で名作と言われるアニメを思い起こせば分かることだ。配給側の姿勢も疑問だ。手紙や看板など普段なら字幕で済ませることに吹替でナレーションを当てる必要があるとは思えない(しらける)。子供にも分かるように配慮したつもりだろうが、字幕で分からなかったら「ママ(パパ)、これなんて読むの?」って聞くもんで、これは子供だからこそ映画から与えられる親子の思い出になるはずだ。映画への満足度は何も映画そのものの出来だけではない。それ以前に吹替の学芸会演技は耳に余るが。でもね・・・一番思うのは、「最初からお姫様と分かっている『シンデレラ』はつまらない」ってことですよ、やっぱり。まさに見かけだけのハリボテ。今後作られる大作映画には他山の石としてもらいたいところだ。
4点(2004-07-16 18:47:26)(良:2票)
105.  ベルベット・ゴールドマイン
頬紅だけでベールを少年にしてしまうなんて!?残念ながら私にはそれしか分かりませんでした。特定の分野に対する基礎知識が必要な映画ですね・・・私には「サイケな映画」ぐらいの印象です。グラムロックまで行かなくとも、オースティンパワーズが面白い人には分かるのかな?
5点(2004-07-15 19:59:40)
106.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
これが好きな皆さんごめんなさい。これだけはどうしても、なぜ好意的に評価されるのか本当に理解できないんです。パルプはツボが違うのねってことでまだ分かるんだけど。会話内にF×××が多すぎるとかタラが変態すぎるとかそういうのも生理的にいやなんだけどもまだこれは「ツボ」の範囲内です。やっぱりあのどんでん返しどころじゃない展開は・・・作品としてのバランス崩れてるでしょ。「スティング」は予想を裏切るラストが魅力なんだけど、どんでん返しと言ってもひとつの「スティング」という映画としての枠は壊していない。どんでん返しされてもスティングはスティングなんです。でもこれは・・・それまでの映画を完全に破壊してしまって、違う映画になってしまう。いくらなんでもこれはないだろ、反則でしょ、と思うんですよ。もしこれにタランティーノが関わっていなければ、好意的に評価されたかな?これをやったのがもしエメリッヒやブラッカイマーだったら?なんて思ってしまうのです。 そういう意味ではタランティーノって一種のブランドなんでしょうね。
0点(2004-07-15 19:54:27)
107.  幻魔大戦
一緒に見に行った同い年の従兄弟と、東丈のことを「マルハゲドン」と笑い合った当時小学3年生の私。
7点(2004-07-12 20:31:58)
108.  バンデットQ 《ネタバレ》 
(!!超ネタバレです!!)  これのラストは確かにバッドエンディングと言えるんだけど、私としてはすごく納得できるんです。主人公の少年は最新型システムキッチンにうつつを抜かす母親といい子にしなさいの一点張りの父親、ろくな会話もないそんな家族にうんざりしてて、そんな時に冒険に巻き込まれてしまう。自分の部屋から冒険が始まっちゃうのがミソ。早く寝なさいってことで押し込められた自室から逃げ出した、それは現実からの逃避いうこと。そして帰ってきて・・・両親消滅(苦笑)。例え理想の家族と家庭を夢見るだけのろくでもない両親でも、子供だけでは生活できない。現実から目を背けた代償は、あまりにも大きかったのです。この両親も夢見がちで、消されたのも自業自得っちゃあそう言えるけど・・・ギリアムはファンタジーや幻想、妄想と言ったモチーフを使いながら、それに溺れることの危なさを描いている。表現手法は違うけど、それはあの「はてしない物語(本の方です、念のため!)」にも通じるテーマだ。それがどうしても皮肉めいてしまうのがイギリス育ち(?)のギリアムらしいところではあるんですけどね。
9点(2004-07-11 19:34:57)
109.  シティ・オブ・エンジェル
近所のTSU○A○Aの「心に残る一本」コーナーにこれがあった・・・確かに忘れられない一本ではあるわな、アロワナ。
1点(2004-07-11 19:11:06)
110.  シックス・デイ
結局はシュワ映画って、どんなテーマを選んでいても最終的には「家族愛」に落ち着いてしまう。これはT2以降強く現れた傾向かな。恐らくその辺りから政治的野望を抱き始めたんでしょうかね。これも例外じゃない。公開された時はタイムリーだったし、実際映画はクローンの生きる権利を描こうとしていたのは評価したいと思う。もし本当にクローン人間が出来てしまったら、避けられない問題ですから。でもね、やっぱりそれはそっちのけになってクライマックスは家族を救おうとする良きお父さんのお話でした。しかしそれ以上に・・・ラストはコメントしにくいな~う~ん、でも、「火の鳥生命編」(20年以上前にクローン人間社会の問題を予見!)を読んだことのある私としては、ハリウッドは手塚治虫を超えることは出来ないんだなー、手塚はやはり偉大だったんだなーと、別のところで感心してしまいました。まあ、普通に見る分にはそこそこ面白いし音楽が良かったので点数ちょい甘いかも・・・ 
6点(2004-07-11 18:59:38)
111.  ハイランダー/悪魔の戦士 《ネタバレ》 
私の人生を変えてしまった映画です。中学生の時にTVでやってたのを見てえらく感激。なんとなーく石森章太郎チックな設定(当時感じたのを言葉にするとこんな感じ)に取り付かれたもんだ。人には理解されない宿命を背負い、自分は変わることなく愛する者に先立たれて行く哀しみ、それが人を遠ざけようとする言動になり、目つきの悪いランバート(失礼!)と恐ろしくマッチした。ヘザーの死なんて、スローな中に魂の叫びが聞こえるようなロック(当時はクイーンを知らなかった)と相まって涙が出た。大画面で、ドルビーであのシーンを見たかった。こんな映画で泣くなんてと馬鹿にする向きもあろうが事実だ。長じて中古ビデオ店をしらみつぶしに回り何軒目かでようやくゲットできた時狂喜乱舞・・・こんな大人にしてくれてありがとう、ランバート。今見ると松田優作のごとく「何じゃあこりゃあぁぁぁああ!!!!」と言いたくなるところもたくさんあるが(愛刀が紀元前の日本で作られたとか、水中セットのちゃちさとか、特に最初でやられるヤツの殺陣がしょぼすぎとか)、こういう映画に感激して、今の私を創り上げてしまった。もしこの映画に出会っていたのが中学生という多感な時期でなければ、ここまで感激できなかったかもしれないけれど、そういう時期にこういう映画に出会ったことを私は幸せだと思っている。もうこれは出し惜しみなく10点献上。
10点(2004-07-11 03:53:33)
112.  閉ざされた森
シリアスで緊迫感あるサスペンスだったのに、ラストで台無し。何じゃあのおちゃらけは。ま、トラボルタとジャクソンだからしゃあないっちゃーしゃあないかも。
5点(2004-07-11 03:49:02)
113.  ディープ・インパクト(1998)
はっきり言います。私は断然アルマゲ派です。こっちの方が「さあ、泣いてください!」と言うのを感じてしまいます。特に中盤の「親子心中」。アメリカ人は心中について「他の人を巻き添えにするなんて言語道断」(私も同感!本当に心中のニュースは腹が立ちます)って思っている人が多いはずなのに何故ああいう展開を持ってくるのか?これが究極の親子愛です、とでも言いたいんでしょうかね?こんな形で「死」を美化するのは私は許せない。
4点(2004-07-11 03:11:56)
114.  デリカテッセン
う~ん、ごめんなさい!うちの叔母(芸能界と関わりのある人)がいいよこれ!って勧めてくれたんですが・・・全然笑えませんでした。うちの叔母とはよく話をするんですが価値観と考え方がまるっきり正反対で・・・私の場合、コメディは笑わせてなんぼと思うので笑えないコメディは1点以下です。 叔母さんごめん。
1点(2004-07-10 11:10:43)
115.  パルプ・フィクション
ストレスのせいか体のあちこちが痛むのでいいマッサージ師を探していたら、「多蘭亭」というところがおすすめだと聞き行ってみることにした。ヨーロッパの権威あるところのお墨付きもあるらしいし、何より行った人が身もだえするほど気持ちいいと言う。興味を引かれ行ってみた。現れたのはどうもかみ合わせが逆っぽい顎の出たマッサージ師。「俺は勘でツボを探り当てる!!」と豪語していた。センスはいいらしい。しかし、どうにも体がほぐれる手ごたえがない。押す力はすごいけどすごく適当に押してる。そう言えば行った人は彼が揉みながら話し掛けてくる言葉が楽しいとか言っていたようだ。確かに時折、あのフ○○ク野郎がうんたらかんたらとか話し掛けてくる。しかし何が面白いのか分からない私は、「何だよこのマッサージ師、ヘッタクソだなあ」と思いながらただ愛想笑いを浮かべるしかなかった。マッサージ代の1800円が夢の島に消えた・・まあ、例えてみればこんな感じだろうか。「ツボにはまる」とはよく言うが、逆にどんなに面白い言葉の雨あられでもそれがひとつもツボにはまらないとこれだけつまらなく感じられるのかと、むしろそちらの方に驚いた。どこが面白いのか教えてほしいと言っても、説明しても私には何のことやらさっぱりわからないし、私がつまらない理由を挙げたとしても(理由はたくさんあるが多くは書かない。ひとつ挙げれば、取り留めのない、しかもF×××の多い下品な内容をセンスのいい音楽と演出で見せている部分に生理的嫌悪感を覚える。下品なら下品な演出の方が好感持てる。傑作か駄作か以前に「嫌い」なんですこういうの。これでがっかりして「フロム~」で完璧に嫌いになった)この作品に高評価を与えている人には理解できないだろう。この無意味無内容の映画に無理矢理意味を求めるとしたら、ツボにはまるはまらないは価値観の対立と同じようなものであり、それによって映画を見る側の人格まで肯定したり否定できるようなものではない、ということだろうか。まあ、こんなことを考えている私も、フ○○キン暇人野郎なんだろうが。追記:キルビルでちょっとタラ見直した。私はああいう方が好き(ただし血の量除く)だけどあれはあれでヤダって人もいるし、好き嫌いがはっきり分かれる作品しか作れないんだろうかヤツは・・・
1点(2004-07-09 20:52:50)
116.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
「パルプ」で馴染めなくて「フロム」で怒り狂った私としては、今回もきっと怒ると思ってたのよ。ところがどっこい・・・一体何が起こったんだ。初めて笑ったよ、タラ公の映画で!  「彼はロリコンだった。」  これでスイッチ入っちまった。何なんだよレッドアップル3mgって。今まで下品だと思ってダメだったけど今回は美学みたいなのを感じるからだろーか。テンポもいいしね(あたしゃタラ名物ダラダラ会話が苦手だ)。ヤッチマイマシタね、あんたは素晴らしき脳味噌足らんティーノだわい。9点でもいいが、青葉屋での血しぶきプラス目ン玉のおかげで当分眉間のしわが消えそうにない。しわの本数分減点だ。 しかし。しかーし!あたしがメインで言いたいのはそんなことじゃない。タラ嫌いのあたしがこれを見ようと思ったのは、かの宇宙刑事ギャバン、大葉健二御大が出演していたからであーる。久しぶりにギャバンと対面できるんだから、タラだろうがなんだろうが見るっきゃねえ! ・・・しかし。「さけぇ?まっぴるまからぁ?」・・・この時私の中でギャバンの雄姿は、やる気のない言葉と共に、あの世のシャイダーとは違う遠い所へ光の速さでダッシュしてしまった・・・女である私の胸のエンジンにも火をつけたヒーローは、今じゃただの大根に成り下がったのか??いや、当時から大根だったかもしれない。しかし過去を髣髴とさせるアクションシーンもなく、ギャバンはバカセリフをはく・・・「バカさ、バカさって何だ?(ギャバンの過去を)振り向かないことさ」ってことだったのか・・・愛を込めてためらわず言う。あばよギャバン。よろしく勇気。 ※一部の年代以外の方には分かりにくい内容お詫びいたします<(_ _)>
6点(2004-07-08 18:26:09)(笑:1票)
117.  仕立て屋の恋
もう一度見たくなりました。で、再鑑賞。迷わず10点。そう言えば私ってあまり恋愛物って見てない。かれこれ10年以上前にシネマスクエアでこれを見たけど、これが無意識にインプリントされちゃったのか、ハリウッド製恋愛ドラマなんて本当に軽くてチープに思えて見る気がしない。今さらいうまでもないでしょう、ラストでのイール氏のセリフ。煮ようが焼かれようが、何をされても構わないただひたすら君を愛しているだけだ、その純粋な愛の真実をこれほど完璧にまとめた言葉があったでしょうか?その伏線としてイール氏独特の愛し方があるわけですが、アリスを部屋から追い出した後彼女が座ったベッドの匂いを嗅ぐシーンは、何を求める訳ではない、ただアリスがいることが幸せだという存在そのものを愛する純粋な愛がそこにあった。考えてみれば、覗き見(にしては堂々としてるけど)も含めて、彼女の実害になるようなことは何一つしていないんですよねえ・・・そこにかぶさる毎度のような音楽。時にゆったりと流れるそれこそが、イール氏の何があっても変わらぬ想いに重なり、イール氏の人となりを演出していると私は思います。要は演出の一環だと。 見終わって時計見たら、「え?まだこんな時間なの??」って思ってDVDの収録時間見たら、何と76分!何この短さ?!丸々2時間見てるような気分だった。それだけ濃密な世界を、一分の無駄もなくここまで完璧に仕上げたルコントにとれびあ~んと、思い切り日本語なまり(ってゆーか日本語口調)だが最大の賛辞を送ります。
10点(2004-07-08 01:45:08)(良:2票)
118.  ウィロー 《ネタバレ》 
ラストシーンの抱擁、当時はこれで笑えたけど、今じゃ差別になるんだろうな・・・(汗)でも ああいう彼らだからこそ何か一生懸命抱き合ってる感じでいいと思うんだけどなあ。
7点(2004-07-06 13:01:27)
119.  メリーに首ったけ
わたし的にタランティーノが×なのと同じような理由です。「見た目おしゃれ、中身下品」は私には笑えない。
1点(2004-07-06 12:27:14)
120.  エイリアン2
ホラー系はどうも苦手でこのシリーズも例外ではないんですが、唯一この「2」だけはまともに見れます(笑)キャメロン好きなせいもあるでしょうが、迫り来るエイリアンなんて吹っ飛ばせ、撃ちまくれ!ヒット作の続編の重圧の中、割り切って自分の色出したのが功を奏しましたね。後に続くキャメロンらしい女性像がリプリーにもしっかり反映されている。これって「今度は戦争だ」ってキャッチで宣伝されましたよね。確かに戦争なんです。戦争の原点とも言うべきもの。自分たちが生きるために、相手が死のうが全滅しようが必死に戦う。クイーンは子供が次々殺される怒りを露にし、リプリー達は人間が宿主にされやがて殺されることに怒る。命を生み出すクイーンがいたからこそ、戦争が持つ「哀」、それこそ「愛」から生まれるが故の哀しみってものがよく出てると思います。クライマックスのクイーンの執拗なほどの追跡がその極北。かといって全体は重たくせず、容赦なくバンバン撃ちまくるのがさっすがキャメロ~ン!ですが今になって改めて見るとセットの精巧さに驚きます。DVDなら全然今と見劣りしないどころか、二次元の世界で作られたCGより実際そこにあるセットの方が確かな存在感があるんですね。「確かにそこに存在する」というリアリティを、CGは勝ち得ることはできるんでしょうかね?
8点(2004-07-06 12:12:56)(良:1票)
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