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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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101.  近松物語
はぁ~美しい画の数々に惚れ惚れした。峠の茶屋でおさんを置いて行こうとする茂兵衛に気付き、振り返るおさんの表情には最高に鬼気迫る美しさがあった。だが、その美しい画とは反面、おさんと茂兵衛が互いに想いを寄せる出発点が不透明で、死を覚悟してでも添い遂げようとする激情に達するまでの説得力が弱いような気がした。そう、お玉の存在も理解に苦しむし。美しさには酔いしれたが・・少し残念。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-19 20:13:33)
102.  喜びも悲しみも幾歳月
燈台守の生活はよく判った。どちらかと言うと記録映画的な側面が強いのかな。悪くはないのだが、どうも子供への高峰秀子の喋り口調が飲み屋の女将のようで。うん。
[映画館(邦画)] 6点(2007-04-19 01:49:12)
103.  愛と青春の旅だち
僕にとっては、大都会へ初めて一人で見に行った記念すべき作品であり、それはちょっとした小旅行で、陽の光が差し込む列車の中で切符を握り締め、感動に打ち震えるであろうと勝手に妄想し、梅地下でグルグル迷い、スクリーンに映し出されるコマーシャルにクスクス笑い、マーヨネイズという言葉だけが頭に残った、本当は今一つだったけど無理やり感動に持っていった想い出深い作品なのです。当時はレコードでしたがサントラも買いましたよ。嬉しくて何度も何度も聞いたっけ。とまあ、僕にとっては、ほろ苦い作品となりましたが一つだけ大事なものを残してくれました。それはダイアーストレイツを知ることができたこと。もうそれだけで十分。
[映画館(字幕)] 6点(2007-04-10 14:21:11)
104.  残菊物語(1939)
これほど話と画が一つにまとまった映画を初めて見たように思う。鑑賞後に溜息と涙と感嘆を同時に感じた。画面の中にぼうと浮かぶ画に溜息を漏らし、女の慈愛に涙し、判り易く、無駄のない脚本と演出に感嘆した。なんだろう、この余韻は・・。舳先に立つ菊之助がお徳に御辞儀をしている様で・・ああ、涙が止まらない。映画に於ける全ての要素が素晴らしすぎる。ここのレビューサイトに登録してまだ日は浅いがこの様な作品を知り、そして見ることができて本当によかった。まさにみんなのレビューのおかげである。この作品を置いてくれたTSUTAYAにも“ありがとう”と言いたい。 
[DVD(邦画)] 10点(2007-04-01 17:17:43)(良:2票)
105.  山椒大夫 《ネタバレ》 
映像もそうだが安寿の器量の良さに痺れた。何処かで見たなあと思い、ああ“芋たこなんきん”だと思い出した。とても気品のある人だ。物語はと言うと、敷居が高いと思いきや、とても判り易かったと思う。だが人物の描写に少々、違和感を感じた。成人した厨子王や無法地帯での安寿の美しさ、あれでは獣たちの餌食になることは容易に想像できる。一工夫ほしかった。そして山椒大夫に圧倒的な悪を感じないのも、いま一つ入り込めなかった原因かも。でもこう感じたのは、僕の未熟さが最大の要因かも知れない。安寿の死に憤りを覚え、海岸線の美しい映像に溜息を漏らし、暖かな日差しを浴びた浜辺での再会のシーンでは涙も流したのだから。初溝口作品だったので、もう少しエージングを重ねなければ。次は残菊物語だ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-03-31 00:38:38)
106.  世界の果てへの旅
NHKか何処かで何度か目にしたことのある映像ではあるが緊迫感が全然違うんだなぁ。パイオニアであるが故に危険が一杯。南極の氷に閉ざされた海をカリプソ号がグングン進む。砕氷船でもないのに・・。流石。だが、そうして辿りついた世界は生物も豊かでペンギン達にいたってはリアルハッピーフィート状態だ。もの凄い数である。そんな生物と戯れながらまた、危険な探検に出る。クレパスだらけの氷河を足元を確かめながら進んだりする。ハラハラドキドキものだ。「沈黙の世界」でもそうだったが彼らのチャレンジャーっぷりは尊敬に値する。でも、常に無茶が通る訳でもなく、前回の子クジラ同様、痛ましい事件も起こる。これだからNHKのように気楽に見ることが出来ないんだ。だが仕方がない本物の冒険だから。この作品を見終わってふと思う。白瀬隊長は何十年も前に極点近くまで到達したのかと。やはりここは世界の果てだ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-31 00:35:21)
107.  少林サッカー
子供が最高の脚本を書いて、それを大人たちが大真面目で作ったような作品。ここまでやってくれたら逆に感動すら覚える。でもね、ただのバカ映画とは違い、少林寺と太極拳が主題になっているおかげでメリハリが利いているんだなぁ。陰と陽、攻と守でありサッカーにぴったり。そのテーマが作品に奥行きを持たせ、ある意味、上質の恋愛映画にもなっている。ラスト、ムイがシュートを止めた?シーンでは鳥肌がたつほど痺れた。あ~ムイの饅頭が食べたい。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-25 00:40:55)
108.  氷海の伝説
天と地が判らないような壮大な氷の世界。登場人物はイヌイット(おそらく本物)のみでやたらと演技がうまい。どうやって撮ったのだろう。まるでドキュメンタリーのような映像にびっくりした。こういう作品がもっと、表にでてくればと思う。秀作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-14 23:45:46)
109.  不思議惑星キン・ザ・ザ
見渡す限りの砂漠の空から向かってくるペペラッツ(宇宙船)が妙にリアルでそれからの展開を期待してしまう。着陸して扉が開き(ソ連らしい安直な動きがいいんだな)、さあ何が出てくるのかとワクワクしていると、いかにもロシア人らしいおっさんが変なカッコで出てきてクークー言うのである。旧作を半額クーポンで借りたのでガマンしたが劇場だったらキューいや、どやしつけてやるところだ。まあ、この世界観は嫌いではないですけどね。でもおじさん達はあれだけ騙されたのに何故、彼らに肩入れするのかわからん。そこまでするんならマッチやれよ!と思いません?大量のマッチを目の前に彼らがどんな表情をするのかが見たかった。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-13 02:17:03)
110.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 
まだDVDの無い時代、僕は今まで何を見ていたのだろうと思うくらい胸を打たれた。たしかにこの作品以降、見る作品の幅が広がったように思う。スクリーンで見たかったなあ。出来ればトト役の統一感と、年を経た登場人物のリアルさがあればなお良かったのかなとも思うが、でもそんなことはどうでもいいんだ。モリコーネの美しく切ないメロディーに乗せ、上映中の映画が映写室の壁をつたい、広場の壁に映し出されるシーンは最高に粋であるし、それにも増して、この作品が特別なのは観客自身が2時間余りの間に泣き笑いし、シチリアでの想い出を共有したままラストシーンを迎えることである。この時、観客はスクリーンの中にいるトトと同化する。大袈裟かも知れないがこの時の観客の表情はトトと同じ表情をしていたのではないだろうか。こんな作品は他に知らない。素晴らしすぎる。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-03-11 19:13:50)(良:1票)
111.  ディボース・ショウ
冒頭のジェフリー・ラッシュがボクサーの歌い出しをミスって唸る様は一昔前の自分とラップしてしまった。あの頃サイモン&ガーファンクル良く聞いてたんだよな~。でも相変わらずカーター・バーウェルの選曲はいいね~。さすが。肝心の作品の方はコーエン兄弟の作品としてはパワー不足な感もあるがそれなりに彼らのテイストは味わえた。文無しになりゴミの上に横たわるジェフリーや裁判所で証人を呼ぶときの伝言ゲームチックな呼び方、島木譲二のような殺し屋、薬漬けの裏所長ともうそれだけで満足、満足。でもクルーニーの演技はOブラザーの時との違いがわからん・・。ヘアーの次は歯ですか。
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-11 00:46:14)
112.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 
いや~楽しかった。もうネーミングからしていい雰囲気を醸し出してますよ。こっちはSFと思って見ているのにいきなりイルカが出てきて変な歌(♪さかなをありがとう~♪) が始まるし、やっと始まったと思ったら、みんなバカだし、ヴォゴン人は気持ち悪いし、大統領は新庄のマスクみたいだし、マイナス思考のロボット(マーヴィン)が役立たずで、いやこれは、妙にかわいいけどね。とまあ、随所で楽しませてくれる。でも冷静に見たらアイデアや独創的な造型が素晴らしいんだなあ。ビームサーベルと思いきや、パンを切りながら焼く装置とか気持ちが伝染する銃とか・・結構、洒落が利いてて感心する。肩の力を抜いて見れば最高ですよ。原作も見よっと。DVDのメニュー画面に熱核爆弾がクジラと鉢植に変わったボタンがあるから勇気を出して押してみて。あわてずに・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-02 03:01:04)
113.  銀河鉄道の夜(1985)
宮沢賢治の世界を見事に映像化した作品。原作は短編集で他の話も賢治の独特の世界観が漂う。特にこの話はまだ未完成だと聞く。たしかに原稿が無い旨、記載されている。それでも、これだけ幻想を心地よく味わえる作品も珍しい。主な登場人物を猫と描写したことがまた深みを与えている。挿入曲であるドヴォルザークの交響曲「新世界」家路が心に響く。小学校の下校の音楽に使われていたのでより感慨深い。当時、この曲を聴くと必ず、何ともいえない寂しい気持ちになり、早く帰らなきゃと何故かおしっこがしたくなるような感覚に襲われ焦った記憶がある。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-02-24 20:19:06)
114.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
天使が出てくるまでは「う~ん?」という感じで、今ひとつ入り込めなかったが、それからは妙にシリアスでラストでは気づかぬうちに泣かされていた。やはり(生まれていない世界)がボディーブローのように効いていたのだろう。因果応報、情けは人の為ならず、という諺をそのまま映画化したような健全で心温まる秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-19 01:29:16)
115.  アイコ十六歳
懐かしいな~。中学生の頃、一人で見に行ったんだっけ。もう内容も漠然としか想い出せないが事故のシーンだけは記憶に残っている。みんな新人だったのかな、とても瑞々しい演技をしていたように思う。弓道という設定が良かった。同年代の僕にとってはリアルに共感できた作品。そうそう「グッバイ夏のうさぎ」という書き込みを見て、強烈な懐かしさが込み上げてきましたよ。想い出せないけど・・。青春だな~。
[映画館(邦画)] 6点(2007-02-18 13:00:08)
116.  ギャラクシー・クエスト
なんて夢のある作品なんだ。それにCG?何あれ?8年前ってこんなに技術あったっけ?ものすごくリアルで驚きました。ほんと脚本がいいんだろうね、こんなにバカバカしい話が整合性がきちんとあるおかげでサイコーにおもしろい。しかしラストの着陸のシーンは何人か死んでるはずだ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 02:57:35)(笑:1票)
117.  パトリス・ルコントのDOGORA 《ネタバレ》 
独特の映像処理を施されたオーケストラが奏でる音楽、合唱は聞きなれない音楽にも関わらず、あまりの躍動感に脳裏に焼きついて離れない。また、この曲がルコントの映し出すカンボジアの圧倒的な生命力と広大な風景に奇跡的に融合する。内戦により徹底的に傷つけられ、貧困に喘ぐ人々の生活をまるで彼らの叫びのような「DOGORA」という曲に乗せ、ただただ静かに追い続ける。何万という地雷が眠る大地に、抜け出せない貧困のスパイラルの中、たとえ悪臭とダイオキシンの漂うゴミの山を漁ってでも生きようとする人間の本能が悲しくも壮絶であるし、そこに生まれてくる子供たちはこの世界が全てであるかのように無邪気に生きていくのであろう。しかし、こういった絶望的な生活の中ででも人々は活気に溢れ、生を全うしている。この悲惨な状況とは比べようもないのだが、今の僕や日本とどちらが幸せなのだろうか?とふと思う。それほど、彼らの生活や雄大な景色、特に子供たちの姿に感動してしまうのだ。川沿いを延々と歩く少女の行く末には川の中に点々と建つ、あばら屋、不謹慎だがとても美しいと思えたし、足の届かない大人の自転車を乗りこなす少女の逞しさには昭和の記憶にも繋がる。土手にちょこんと座る子供たちが見つめる霞むように輝く荘厳な風景に息を飲んだ。あどけない子供たちの生気に満ちた目がとても印象的である。でも、この作品に点数を付けるとなると困惑する。この作品よりもっと饒舌にもっと幅広く表現したドキュメンタリー作品はたくさんあるだろう。美しい風景の中、貧しい人々が織り成す、生の営みや渇望を切り抜き「DOGORA」という稀有な音楽と融合させた、この作品をどう捉えるのか。難しい・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-17 01:26:12)
118.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
タルコフスキーらしく何もしなくても、ものすごい作品になっている。ほんと彼の作品を見ていると想像力をかきたてられる。あのハンモックには何がいるのだろうとかみんなは何を創造してしまったのだろうかと見る者に想像させる。とはいっても見せるところはしっかり見せてくれる。生き物のように蠢くソラリスの海はとても美しく、感情を持ったハリーが液体酸素を飲み込み、再生するシーンは神懸り的で、バッハのコーラル・プレリュードに乗せ、重力の解けた部屋で抱き合い幻想に浸るシーンは荘厳でさえある。あの名作「禁断の惑星」をもっとリアルに哲学的に表現したようなSFらしくないSF巨編である。そして水の映像はどこまでも深く美しい。 
[DVD(字幕)] 10点(2007-02-17 00:27:35)
119.  ひめゆりの塔(1953)
全てがリアルでまるでドキュメンタリー作品のようだ。爆撃のシーンでは実際に怪我人が出たのではないかと思うほど壮絶である。過酷な環境の中、爆撃や銃弾に晒され、命を賭して走り回り、次々に運び込まれるどうにもならない患者たちの看病や兵隊たちの理不尽な命令に翻弄され続け、一人また一人と尊い命を落としていく生徒たち。泥水を飲み、地獄のような戦場をなんとか生き延びた後、太陽の下で水浴びをする一瞬の喜びに満ち溢れたシーンに涙した。しかしその後に起こる悲惨な出来事はつらすぎる。これが60年前にこの国で本当に起きたのだ。死んでいく生徒たちを支え続けた教師の愛と、まだあどけない生徒たちの気丈さが悲しい。ただただ悲しい。そして思う。この、ひめゆり部隊の話は誰かが時代ごとに制作し続けていってほしいと。光りやまねこさんの言うとおり、この作品を情熱をもって作った方々に心から敬意を表さずにいられない。
[DVD(邦画)] 10点(2007-02-16 18:18:40)(良:2票)
120.  バグダッド・カフェ
一見、冴えないジャスミンが彼女の持つ独特な感性で荒んでいたバクダット・カフェの住民たちの意識を氷を溶かすようにゆっくりと変えていく。実際に見ている僕もブレンダたちと同じようにジャスミンのマジックによって彼女に持っていた印象を変えられてしまった。それにしてもブレンダはこの店によくマッチしている。怒った顔は怖いけどね・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 00:43:03)
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