1201. 男はつらいよ 寅次郎純情詩集
《ネタバレ》 寅さんのワガママぶりが極端に描かれる前半と、純愛の後半が同居したちょっと意外な作品。 それにして、寅さんや車屋で繰り広げられる笑いのツボにはまだ入りきれない自分がいる。こんなにもマドンナに好かれてしまう展開の違和感は消えないかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-23 13:01:04) |
1202. ドライヴ(2011)
最初のシーンは、お〜っ、と思ったがその後急におとなしくなり、「ドライブ」っぽくなかった。 キャリー・マリガンが可愛いのは発見だった。それが自分にとってのこの映画の価値。きちんと観れば面白かったのだろうか。 [地上波(吹替)] 4点(2015-05-12 23:24:36) |
1203. ダイヤルMを廻せ!
推理モノとしてかなり凝っていて興味深い。 ただし、全体的に単調な雰囲気が漂っていて緊迫感は感じ無い。ヒッチコックの中ではほどほどのものと感じるが評価は高いのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-10 23:53:09) |
1204. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
こういう世界が徐々にいい感じに思えてきた。 寅屋での言い争いはあまり好きではなかったが、慣れてくると笑えてくるし、とにかくありそうで無いこの家庭的な雰囲気も悪くない。 今回はマドンナの印象はかなり薄くなって、良い意味での「普通の映画」だった。飽きること無く最後まで楽しく、終わりのもちょっと惜しいぐらいによく出来た作品だと思う。それでも「普通」に感じるのはもしかするとこの良い世界に慣れてきたからだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-09 21:16:07) |
1205. 山椒大夫
有名な作品だが、その「有名」さを意識していなければ最初の10分で観るのやめていたと思う。 物語は、人買いから山椒大夫に売られてからとてもわかり易くなる。そして全編悲劇だが、生々しさは多少隠されていて、あらすじを辿っていくような雰囲気も強い。 雨月物語も同じだが、こういった作品はこの時代で無いと難しいのかもしれない。現代ではどうしても表現できないものがあるような、そんな気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-09 18:58:07) |
1206. トータル・リコール(2012)
いかにもSF的な世界観の中で、設定上は面白いがそれに尽きる。 宇宙のシーンぐらいまで登場しないと映像上の感動は難しいかもしれない。映画館で観ればもっと凄いのかもしれないけど。 [地上波(吹替)] 5点(2015-05-08 22:59:11) |
1207. ロビン・フッド(2010)
全体的に壮大なストーリー感があって、これまでイメージしていたロビン・フッドとは違う。 なかなか見応えのある映画だったが、戦闘中に誰が味方で誰か敵か、ちょっと分かりにくい。どこかで観たことがあるような作品でもあるけど、こういったジャンルも時々は登場するものだと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-06 23:42:52) |
1208. マスク・オブ・ゾロ
ゾロってこういう映画だったんだ、と。分かりやすいエンターテイメント作品。 歴史は繰り返し、同じようなヒーロー物は必ず登場してくるだろう。その一つ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-05 11:38:14) |
1209. 黒部の太陽
完全版を鑑賞。確かにこれは映画館で観る映画だが、テレビで見てもそれなりに迫力がある。 ちょっと長いと思うけど、気合の入った作品で、出来は良いと思う。ただし、観終わった後に何か残るかというと、自分にとってはそれ程でもないな、というの本音か。 引きこまれたのは間違いないけど。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-04 18:03:00) |
1210. レオン(1994)
《ネタバレ》 派手さがあるものの、渋い映画。 マチルダによって、最後はレオンも自らの場所を見つけたことになるが、悲しい結末。 それでも、誰かのために生きられたと実感出来たからいいのだろうか。 しかし、マチルダの将来は殺し屋しか道が無いように思えるのはやはり哀しい。 [地上波(吹替)] 7点(2015-05-04 13:27:06) |
1211. タワーリング・インフェルノ
なるほど、評価が高いのもうなずける大作だと思う。 ただし、旧い映画ということは随所に感じる。比較的長めの時間を取るので、早く次に、と思ってしまうことも多い。いい映画だがやはり映画館で観たかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-03 23:53:15) |
1212. バトルシップ(2012)
B級っぽいが、B級でもない映画。 こういうものは、ある一定の法則に基いているし時々登場するのもまたいいと思う。でもやはり当然ながら深みはない。ある種の満足感も出るかもしれないので、ゲーム感覚で観るにはちょうどいいのだろう。 [地上波(邦画)] 4点(2015-05-03 23:08:28) |
1213. 男はつらいよ 葛飾立志篇
いきなり桜田淳子が登場して、新たな展開を感じるが、結局はいつもの通りの安心感ある映画。 出来としても、シリーズの中で平均的なものではないかと思う。学問をテーマにするのはこんなところかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-02 21:15:40) |
1214. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
さすがに安定感のある映画になっている。 ただ、1作目、2作目よりは泣けなくなってきた。この安定感が逆に作用しているかもしれない。 それに「あの頃は良かった」というテーマではなくて、「あの頃は未来に期待していた」という作品だということを実感した。 [地上波(邦画)] 6点(2015-05-02 00:55:57) |
1215. 雨月物語
《ネタバレ》 家族との幸せが何よりも大事、というテーマに沿った映画だが、幻想的な面もあってなかなか見せるものになっている。 でも、古い映像が分かりにくさを助長しているので序盤は物語に入りにくい。 こういった分かりやすいストーリーは旧い映画の方が合う、とも言えるけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-01 23:13:11) |
1216. 切腹
面白い。時代劇でこれだけ完成度が高い作品なのに全く知らなかった。 語りが多いがとても引き込まれる。無常感は強いものの納得感もある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-29 18:53:25) |
1217. 帰郷(2004)
《ネタバレ》 こういう作品は評価が難しい。主人公に対する気持ちがどうなるかで思い入れ度が変わると思う。 展開は斬新でもなく比較的ありきたりで、結局は一人で東京の現実の中に帰ることになるのだが、そこの侘びしさ感が残る最後のシーンを描きたかったのだろうか。 途中の子供と過ごす物語が弱いのが映画全体を弱くしている。全体を10分ぐらいで描くべき世界だと感じた。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 22:06:55) |
1218. 寄生獣
奇抜な発想の物語(設定)だが、映画として面白いかというと微妙だ。 それでも、今後の展開をちょっとは期待する気にもなる。そのぐらいにはストーリーの魅力はある。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 00:11:13) |
1219. 横道世之介
後から思い返す「あの時代」を等身大で上手く描いている。 現実において、こういった物語を自分自身が持っていたわけではないけど、それでも何故か懐かしい感じがする。 これ程長くても、まだもっと観ていたい...多くの人がそう思ってしまう優しい映画だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-25 23:32:41)(良:1票) |
1220. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
《ネタバレ》 リリー再登場で、「男はつらいよ」の毎度のパターンをちょっと超えて結構良い出来の作品になっている。 この時代における女の自立とジレンマも上手くリリーと寅さんに言わせている。 この相手と結婚しないとなるともう一生独身かな...という切なさが漂う。そういう物語になってしまった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-25 23:30:23)(良:1票) |