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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1241.  アダムス・ファミリー(1991)
今観ると、話は大して面白いわけでもないです。普通。ただもう、キャラ力がハンパなくて家族三世代リアルにおどろおどろしいオバケ姿ながら、ユーモアもあって若干キュート、てとこが新しかったんでしょうね。執事は手首、てのも。 ハリウッドの子役って、この頃さらに一皮むけた達者ぶり。C・リッチの傲岸不遜・無表情な美少女オバケぶりに、アダチユミなんか勝負にならんなと思ったもんでした。 そういえばウェンズデーって公立の小学校に通ってませんでしたっけ。そんな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-29 00:11:42)
1242.  ボディ・ハント
うわうわうわ 先達の築いた、いろんなサスペンス要素を臆面も無くぶっこんできましたなあ。サイコやらめまいやら羊やら既視感だらけの演出。一回驚いた経験済みなので、なんにも怖くない。怖くないけど、E・シューの容姿がこんなに落ちるなんて。そのことにひどく動揺はしました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-27 23:54:46)
1243.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
グロくて気色悪くて、そして哀しい。あまりといえばあまりに酷い、愛が引き裂かれるお話。 余計な枝葉を落として、時間の経過とともに科学者の異変が加速する描写に絞り、ダイナミズム溢れるストーリー展開とG・デイビスの泣き顔。色白の肌に目も鼻も唇も赤くして衝撃と混乱に耐える表情。とても美しいと思った。いくら好きでも見た目が生理的に耐え難く変容したら、自分の心にすら手の施しようが無いだろう。なにしろハエに移行するその姿のおぞましさといったら当時の映像技術に賛辞すら送りたくなるほどだ。耳がぼろん、と取れる場面は失神もの。 しまいにはポッドと融合した化け物を撃ち、崩れ落ちるジーナ。肉片と血しぶきを悲恋にまぶすとは、もうさすがクローネンバーグ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-26 00:25:50)(良:1票)
1244.  8mm 《ネタバレ》 
スナッフ・フィルムという題材のショッキングなどぎつさで観る者の耳目を惹いてるけれど、意外とグロばかりを執拗に描写するタイプの作品ではなかった。フィルムの凄惨な場面ではカメラをずらして、ニコラスとホアキンの表情を映して間接的に描写したり。ビビるホアキンが可愛げあり。 幼い娘のいるニコラスの、その怒り苦しみは娘を持つ全父親のそれである。ただならぬ形相のN・ケイジの渾身の演技がこの作品の屋台骨。残酷さを好む人間の業を結局どうすべきか処理しきれてない脚本は物足りないし、マシーンの正体の明かされ方はわかりづらいことこの上ないしで、一級品ではないけど前述のN・ケイジのふんばりに免じての点数です。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-23 00:26:22)(良:1票)
1245.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
こちらが勝手に期待していたほどの、内田流どんでん返しは前作ほどではないにしろ、いやあ面白いですね。今作は本来の自己とは違うペルソナを強制的に与えられちゃった男たちの一騒動を、卓抜なキャラ描写と台詞で笑わせてくれました。香川と堺の性格の違いを描写する芸の細かいこと。ノートに書く字も香川が見事な楷書できちんと書きとめるのに対して、堺の「愛人脱走計画表」はまるで子供の落書き。だんだん片付いてゆくアパート、一方高級なローブひとつ着こなせない堺。せっかく香川の記憶が戻った後も、堺が首突っ込んだせいで、架空の殺し屋「コンドウ」のパーソナリティが行ったり来たり。 やはり前半の、香川が記憶を無くしている間の話が可笑しい。劇的に似合わないチェックシャツとズボン姿の香川、それだけでこみ上げる笑いを抑えられない。「35にもなって仕事も無くて、こんな部屋に住んでいたら死にたくもなりますよねえ!」と自分の人生を全否定されちゃう堺くん。あはは。 やや大げさではあるけれど、役者全員が「こういうコメディだ」とふまえた上での演技をしていて脚本の狙い通りの仕上がり。上手いです。面白いです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-22 00:05:54)(良:1票)
1246.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 
結局、トラボルタも監督も何がしたかったんだろ。予告では二転三転したはずのプロットが、元々の意味が分からないままなので何転したのかもわからない。ハル・ベリーは生きていました、トラボルタの元顔の人は死んでいました、と言われてもなんのことだか。もっと驚きたかったぞ。D・チードルの役回りも実に無駄。無駄に乱暴な捜査官。やたら脱ぐオネーサンたちはお色気というより下品。あげくトラボルタが乗ってるバスが宙ぶらりんではないか。これ事故でしょ。駄目スタッフでしょトラボルタの部下。何をやってんのよー。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-21 00:10:48)(笑:2票) (良:1票)
1247.  バーディ 《ネタバレ》 
田舎のぱっとしない若者二人を演じたN・ケイジとM・モディーンがまぶしいくらい若々しい。青春の終わりにベトナム戦争を経験してしまった為に心に傷を負った場面からスタートするのだけど、べトナムで何があったのかは詳細には語られず、もっぱら過去の輝いていた日々が綴られる。どんなにバーディが鳥好きだったか、それを生暖かく見守るアルの奮闘ぶりは涙ぐましいやら笑えたりやらで、ちょっと変わってるけど紛れも無く二人とも精一杯青春しているのだった。そんな日々を戦争がこっぱみじんにしてしまったのだなあ・・、と切なくやり切れない感慨にふけろうとした寸前にひょい、と転換してみせたラストのあの瞬間。やられたー、と呆気にとられ次の瞬間には思わずふふっとなりますね。鮮やかでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-20 00:34:33)
1248.  レ・ミゼラブル(2012)
ミュージカルは苦手なのでおそるおそる鑑賞したけど、ストーリーの有名なことに助けられたのと、カメラワークや演出がわりと映画的なので、台詞までが歌であってもさほど抵抗を感じずにすんだ。革命前夜、各人の想いが歌に乗って交差する場面はついこちらも気持ちが高揚しちゃったりして。 だけど、R・クロウだけ歌キビシイなあとかヘレナ・B・カーターは近年こんな風貌の仕事多くないすか ああ眺めのいい部屋は遠くなりにけりとか、もっぱらこんな瑣末なことを感想としながら観賞していたワタシをレ・ミゼラブルファンの皆様どうぞお許しください。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-19 01:11:08)
1249.  人間の証明 《ネタバレ》 
“母さん、僕のあの帽子、どこへ行ったのでしょうね”と西條八十の詩を多用して文学的な奥行き(?)を醸し出し、渓谷にひらりひらりと麦わら帽子が舞うようなシーンはいかにも映画らしく広々と幻想的であり、さらにアメリカにまで行って派手なカーチェイスも盛り込みましたよ、とうわあ角川映画ぽい。「すごい映画をつくりたい!」という意気込みは大変感じる。でも残念ながらずっこけ映画の分類に入りますねこりゃ。若き松田優作と岩城滉一の一本調子な下手くそさはもー無茶苦茶じゃないですか。デザイナーの母はなにゆえはるばる訪ねてきた息子を拒否するんだろう。この、話の肝のとこが全然理解できない。原作読めばわかるのかな、ってそれじゃ映画としてだめでしょ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-18 00:31:44)
1250.  愛がこわれるとき 《ネタバレ》 
偏狭夫の描写がうまい、それにつきます。巷にあふれるDVに苦しむ実話をリアルに再現しているみたい。怖い。タオルと缶詰、たかだか服を汚されたことへ滲む嫌悪の表情、嫁のドレスにまで指図。極めつけは暴力、ときてワタシの忍耐もぶっち切れ。こんな奴ひとりで生きてろよ。もう憎くて憎くて。またジュリアがごきげんとりのプレゼントを渡された時の「もううんざり」の表情が上手いんだ。そりゃ完璧にジュリア寄りで観ますから、彼女がしっかり策を練って現状打破へと挑んだ強さには快哉を叫びましたし、隣人の新恋人が今ひとつぱっとしなくても、前夫よりはずっといいわね、とローラの友達気分で見守る100分でありました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-17 23:59:24)
1251.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 
K・ビグローの前作「ハートロッカー」とも共通して流れるのは厭戦の思想。 テロ相手に奮戦するCIAの面々が描かれる。容疑者を拷問する描写があったり、オサマの潜伏先に突入した際に巻き添えの死者が出たり子供の泣き声を挿入したりと、とてもCIA万歳とはいえない作りになっている。けれどこれは米映画なのだった。 女性捜査官マヤは米国そのものの象徴にも思える。意見を通すべく上司に食ってかかるヒステリー気味の精神状態も、オサマが死体となって終幕を迎えた際の疲れた表情も、どれも対テロへの米国のそれに重なる。 テロと、報復行為と、憎悪の連鎖。悪循環を断ち切れずにもがき続ける勝者無き戦争。K・ビグローの訴えは今まさにリアルに進行していて、誰も答を持っていなくて途方にくれる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-15 23:28:44)(良:1票)
1252.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 
トム・ハンクス、安定の上手さ。突然ロビンソン・クルーソー状態になった男に襲いかかる食料と水と対孤独のメンタル問題。バレーボールを話し相手にでもしないと崩壊しかねない精神状態か・・トムが上手すぎて身につまされる。無人島でのサバイバル、さすがに話の吸引力はハンパない。 だけどこちらの世界に戻ってからの彼の人生の方に興味がある私には後半やや食い足りなかった。恋人にしても「本当は一番に好きではない相手」とこれからの人生を生きるんだ、と気付かされてしまったわけで、“ヒドイ目にあった二人”でまとめられてしまうのではなんだか身もフタもない。チャックだって火も蟹も命がけで獲得してきたものが容易く手に入る、このギャップに心がダメージを受けるわけで、それらを乗り越えて新しい生き方を見つける、そこの所こそが見たかった。チャックを中心に道が四方に広がるラストシーンが、これからの彼の人生の可能性を大きく示しているようではあったけど。
[DVD(字幕)] 7点(2014-08-15 00:09:14)(良:1票)
1253.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 
この監督とはあまり相性が良くなくて、“ニューシネマパラダイス”の時もちょっと思ったんだけどなんつうか「情緒過多」に感じちゃうんですよ。ニューシネの方はノスタルジー過剰、今作は何にか分からないけど「ええ話でしょ」と一人で悦に入られてる感じ。 船内が人生の全てというピアニスト、演じたT・ロスはしっくりくる演技をしていたし、船でのエピソードは多彩で興味深かった。けど、「船を下りられない」その理由がね。「終わりが無い」とか「選べない」とか禅問答みたいなことを言い出す1900に、友人のマックスが「何言ってんだオメエ」と首に縄つけてでも船から引きずり出してくれる展開だったらすごく好きだ。なんで理解を示しちゃってるんだ。爆発してしまうよ、船?死ぬかね。死ぬんじゃないよ。小さい世界で閉じましたとさ、と聞かされても「え、なんで?」とこちらは呆然とするばかり。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-14 00:34:33)
1254.  ケイン号の叛乱 《ネタバレ》 
H・ボガートが、ハードボイルドとは真逆の小心な役柄をそれはそれはハマッてるほどに好演していることに驚き。彼の演技と、終盤の法廷劇が見所です。もろにネタばれですが、裁かれたのは小心者ではなく、卑怯者だったのでした。さらにもう一幕、無能を哂っていた観客も一喝されることになるとは。後半、畳み掛けるようにピースが裏返ってゆく脚本は見ごたえありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-11 00:46:50)
1255.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 
圧倒的なシベリアの風土、この迫力、画の力。映像にこれだけの厚みと熱量をもたせて映画として完成させる、黒澤明という監督が無二の映画人であるとつくづく感じ入る。沈みゆく真っ赤な夕陽を、恐怖におののきながら見守ったのは生まれて初めての経験だ。あああんな恐ろしい太陽を見た事がない。広大な凍てつく大地にゆらゆらと沈んでゆく命の陽。夜=死へのカウントダウン、強まる風雪、不吉な枯れ草。デルスと隊長の、死闘ともいえるこの場面では息をすることすら忘れた。圧倒的だった。 デルスは森の人、自然の一部。この人物の造型に大成功していることも、作品の魅力。最初は珍獣扱いしていた隊員たちも、日が経ち、別れが近いと知ると食事すら忘れて惜別の思いに沈む。暖かく泣いて、再会を誓って別れる第一部は本当に素朴に感動した。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-09 00:39:42)
1256.  オンリー・ユー(1994) 《ネタバレ》 
マリサ・トメイと、ロバート・D・Jrの能天気そうな二人が主演だからこそ成立する阿呆なお話。自分のやってることの周りへの迷惑を100%無視して突っ走るマリサ。それも幼い頃の占いが基だっていうんだから、よっぽどキュートな役者じゃないと「どうなの、これ?」と良識ある客にダメ出しされかねない。瞳をまんまるに見開いて自分の信念(妄想)を貫くマリサはおばかさんだけど可愛く、友人の介添えも程々にマリサ暴走の緩衝材の役割を果たしていてバランスも取れていた。偽のイタリア男登場には笑ったなー。ああいうのが「いかにも」イタリアな伊達男なのか。濃いなあ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-08 00:30:11)
1257.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
終盤に「え?」と思わされ、その意味を一晩かけて考えさせられた久々の深遠なる作品だった。そうか虎はパイが生きるため、神と折り合うために創造した殺人と肉食の象徴だったのか。「リチャード・パーカーがいなかったら、生きられなかった」とトラの存在を全肯定しつつ、他方で神の出現に怯えるトラはつまり彼本来の菜食主義に反する現在の食事情や、人を殺めたことへの罰を怖れているということ。苛酷な試練に引き裂かれそうな心のあわいで、パイは叫ぶ。「神よ、なぜトラを怯えさせるのですか」サバイバルと信仰のはざまで、ぎりぎりのところにいた嵐の時のパイ。そこに現われたのが夜間食肉の浮島、神がパイに与えた恩寵。この島が“本当の話”では何に当たるのか、私の想像は及ばなくて残念だ。 予告を見たときは、自分も周囲も「トラと漂流?そんなばかな」程度のリアクションだった。浅瀬と思って踏み入れたら思いがけず深くてとても驚いた。 幻想的で優美な映像は息を呑むほどで、映画感のスクリーンで観なかったことがとても悔やまれる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-07 00:06:21)(良:1票)
1258.  CUBE 《ネタバレ》 
徹底したザ・不条理映画。登場人物が何故こんな目にあうのか、そもそもこの施設は誰が何のために作ったのか一切の答は示されない。制作者だって考えちゃいないんだろうな。これは意味無く与えられる苦痛に耐えられるか、作品と客の一本勝負。私は全然耐えられなかったね。いやー、無理だね。数学苦手だし統率能力も無いし脱獄経験だって無いや。牛乳パックを5秒で展開できるぐらいだ。こんなことがこの環境で役立つとは全く思えん。 あーきついあーつらいとぼやきながら観続けて、それであのラスト。ああ気が晴れないったら。こんな気分になっちゃうことこそ制作サイドの思うツボなんだろうな。完敗でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-06 00:03:15)
1259.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
主題歌を含め、世間で猛烈な話題となっているディズニーアニメを、ご縁があって観に行きました。もう上映期日もあとわずかなのに(むしろそのせい?)、館内満員、前から3列目での観賞でした。そもそも瞳が異様にでかいキャラクターの画もミュージカルも苦手なところへ、こんなに歌って踊られるとは。この辺はかなり忍耐を強いられたワタクシです。 「真実の愛」を姉妹愛に据えた脚本はベタながら、客の予想を少しずつかわしてゆく巧さもあって、盛り上げ上手な展開に飽きること無く観られます。ただやっぱりご都合主義な細部は気になるところ。雪山に素手では絶対無理、とか戴冠式に王女がちょろちょろと外に?とかまあそこんとこはアニメにそんなこと突っ込むなや、と自分でも思うのですが、ひとつだけ。姉妹のつながりの強さは絶対に強調しなければならないお話なのだから、アナは幼い頃の記憶を取り戻すべきだったのでは。トロールの長老は間違いなく施してくれると思ったのになあ。
[映画館(吹替)] 7点(2014-08-01 00:23:53)
1260.  シュガーマン 奇跡に愛された男 《ネタバレ》 
情報鎖国だった南アだからこそ生まれたスーパースター・ロドリゲス。彼の佇まいが良いんです。都市伝説となった自分のバイオグラフィーを突きつけられ、まるで浦島太郎のように別世界が用意された時、人はどうなるか。浦島さんは遊蕩してしまったがロドリゲス氏は全く揺るがない。この、地に足の着いた姿勢、数十年にわたって米国でブルーカラーの労働者として生きてきた人生訓がそうさせるのか。歌声も滋味に溢れ、しかし歌詞はなかなかに攻撃的で、私はすっかりこの人に魅了されてしまった。ステージ上での第一声がまたさらりとユーモアを含んでかっこいい。 奇跡、と邦題にあるけれど輝く石は埋もれていてもいつかは人の目に留まるもの。南アでの大ヒットも、氏の捜索への人々の熱意も、すべてロドリゲスの才能が呼んだもの。奇跡というより必然かなとも思う。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-31 23:55:13)
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