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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1261.  スターリングラード(2001)
要するに「プライベート・ライアン」のジャクソン二等兵がやりたかったんでしょ。冒頭のスターリングラード攻防戦の圧倒的なテンション、密度には血がたぎりました。しかしそれ以後の失速ぶりが尋常ではありません。ソ連VSナチスのスナイパー合戦という最高の題材をとってるんだから、ケレン味爆発のバトルアクションか、もしくは「山猫は眠らない」のように超クールな仁義バトルに徹するか、どちらかにすればよかったんですよ。なのにどうでもいいドラマを入れようとするもんだから、結局何がやりたいのかわからなくなってます。スナイパーの描き方もあんまりで、エド・ハリスに先回りされて絶体絶命のジュード・ロー。焦った顔がアップになったかと思うと、次のシーンではスナイパー仲間のいる隠れ家に戻ってるんですよ。「フォーンブース」のコリン・ファレルが見たら泣くでしょうね。これはヨーロッパのインテリ監督に大作を撮らせた制作陣のミスです。レニー・ハーリンにでも撮らせてれば、ひょっとしたらギラーミンの「レマゲン鉄橋」クラスの映画にしたかもしれません。
2点(2004-06-16 15:55:27)(良:1票)
1262.  ザ・ワン
リー・リンチェイ(善玉)VSジェット・リー(悪玉)と解釈しました。それにしてもヒデェ映画。内容的には単なるリーVSリーなのに、たいそうなSF設定のせいでスッキリしていない。これだったらヴァン=ダムの「レプリカント」のがよかったね。そしてこの映画の大問題は、製作側にSF魂もクンフー魂もないこと。SF設定もジェット・リーもまったく活かせてないじゃん。新妻が見よう見まねで作ったハンバーグのような映画でした。リーのポテンシャルもはっきりしていない。白バイを振り回し、アスファルトを砕くわんぱくぶりだった前半に対して、ラストはこじんまりとクンフー対決。ネオやスミスみたいに破壊しまくらないと。
1点(2004-06-14 19:50:02)
1263.  ダークシティ 《ネタバレ》 
オールタイム・ベスト格の映画なので、これは譲れません。って、評価低いですね。奇抜な世界観、怒涛の展開、超能力バトル、そして世界の創造と、これが100分足らずで起こったことかと思えるSF映画史上の奇跡。これって「マトリックス」が3部作かけてやった内容ですからね。 そして愛は記憶を超えうるのかという裏テーマもナイス。ジェニファー・コネリーは究極の奥さん女優であることは「ビューティフル・マインド」で世界が認めましたけど、この映画で私はずっと前から知ってましたよ。ルーファス・シーウェルが超能力でガラスを割り、ジェニファー・コネリーとキスするシーンは映画史上もっとも美しいシーンです。そしてキーファー・サザーランド演じるドクター・シュレイバーにも男泣き。この映画でもっとも感情移入してしまうのがドクター・シュレイバーです。人間でありながらストレンジャーに加担する彼は、冒頭での登場以来どう見ても狂気の科学者なのですが、実はストレンジャーから自分の記憶を消すことを強要された悲劇の男だったんです。支配の側で身の安全を図る現状と、一方で同胞を裏切っているというジレンマに悩む彼は、ラストで突然変異のマードックを救世主に変えます。そのほか、何もしないのにかっこいいウィリアム・ハートもナイス!考えてみれば、この映画ってのはマードック以外の誰が主役でも話が成立するし、そうすればそれぞれに印象の違う作品になりそうです。それほど構成がしっかりしているということ。ミステリーから幕をあけしだいにテンポをあげていき、世界の果てが露になるにつけ怒涛の展開に。そしてラスト、マードックはダークシティに光をもたらし、住民の記憶にだけ存在した海を作り上げます。そして神にさえなれた彼は、ただのひとりの男として再び妻との出会いから始めます。愛は記憶を超えたんです。そういえば、冒頭のナレーションは謎の半分をしゃべってるんで不要だとよく言われるけど(DVDの解説では、監督自身もあのシーンは無駄だと言っていました)、いま見返せば映画の雰囲気をよく伝えており、あながち悪いとも言えません。ちなみにDVDの吹き替えは出来がすごくいいので、ドラマがさらに盛り上がります。
10点(2004-06-12 10:33:58)(良:3票)
1264.  クン・パオ!燃えよ鉄拳
最高ですよ、これ。て、評価低いですね。おもしろくなかったです?教科書の挿絵に落書きした吹き出しとまったく同レベルの笑いで、中学生が作ったとしか思えない出来でした。そんなことでも努力すれば形になるんですよ。という素敵な希望を持たせてくれる、部活にも勉強にも不完全燃焼な青少年必見の映画なのです。ネタの半分がホモネタというしつこさもGOODです。ただ、吹き替えで見ないとサッパリ笑えないので、もしこれから見ようという方はご用心を。
8点(2004-06-11 00:14:21)
1265.  エスケープ・フロム・L.A.
なんていい映画なんでしょう。結構お金もかかってるのに、精神年齢のヤングな男子しか喜ばない映画作りに入魂してくれるんですよ。すっごくいい肉が手に入ったのに、結局カレーに使っちゃいましたって清々しさを感じます。何かにつけて愛だ感動だと入れようとする客寄せの潮流は完全無視、デートのやつは見に来るなという男子校チックな潔さもたまらんです。スネーク同様、無意味に世間を逆恨みしようぜ!同志達。あと、黒コートはネオよりもスネークが先!こちらの優良なかっこよさもリスペクトです。
9点(2004-06-10 08:30:55)(笑:2票) (良:4票)
1266.  突撃(1957)
傑作。キューブリック作品ではもっともよくまとまっています。しかもキューブリック作品でもっとも人間らしいし。ここまで感情的な作品って、キューブリック作品では例外的ですよね(「スパルタカス」はキューブリック作品ではないと見なして)。しかしラストではあっさりと死刑を執行してみせ、ここで彼はヒューマニズムと決別してみせます。この映画を象徴する展開であると同時に、その後のキューブリックの作風をも示唆する映画史上の重要シーンだったわけです。
9点(2004-06-09 22:04:49)
1267.  パッション(2004)
この映画は初日に見に行ったんですよ。映画館の前では宗教関係の人が「パッションは最高の映画です」と通行人に熱心におすすめし、さらにGW、初日、映画の日ということで館内は超満員。中には無知な家族連れもいて、「子供が見たらトラウマになるぞ」と他人ながらちょっと心配などなど、テンション上がりまくりの環境で見ることができました。そして映画が始まると、隣の人が明らかにショックを受けていて、こちとらさらに盛りあがってしまいました。そんなわけで、私的には大満足の鑑賞だったので8点。やっぱり映画ってイベントですね。て、映画の採点になってません?でもこの映画自体がショックを与えることのみに集中しすぎていて、起承転結すらなかったでしょ。やっぱりこれは映画というよりもイベントだと思いますね。USJのアトラクションにすれば行列できますよ。
8点(2004-06-09 21:11:13)
1268.  陰謀のセオリー 《ネタバレ》 
【2011/10/24レビュー変更しました】 「リーサル・ウェポン」トリオによる作品ですが、撮影監督にジョン・シュワルツマン(マイケル・ベイとよく仕事をする人)、音楽にカーター・バーウェル(コーエン兄弟のすべての作品に関わっている人)、編集にフランク・J・ユリオステ(ポール・バーホーベンと組むことが多い人)と芸術面を支えるスタッフを大幅に一新しており、「リーサル・ウェポン」とは違った映画を作り出そうとする意欲的な姿勢が伺えます。当時気鋭の新人だったブライアン・ヘルゲランドによる脚本はなかなか秀逸で、大胆ではあるが細部まで丁寧に作り込まれています。 東スポレベルの陰謀論を一日中しゃべりまくり、我が家に帰るにもマトモな入口からではなく非常口から出入りし、冷蔵庫の中の食品にまで鍵をかけるジェリー・フレッチャーは完全にキ○ガイなのですが(自分が監視されていると思い込むのはパラノイアの典型的な症状)、ある日彼が拉致されて重傷を負い、そしてその言葉通りに鼻をケガした男が現れたことから、彼の背後には何かがあるということが明らかになります。ジェリーは”Can't Take My Eyes off of You”というアメリカ人なら誰もが知っている有名な曲を知らず、また教科書に載っているためアメリカ人なら誰もがその内容を知っている「ライ麦畑でつかまえて」を読んだことがないと言います。彼の過去には一体何があったのか?この魅力的な序盤で完全にやられました。中でも「ライ麦畑~」の使い方はトンチが利いています。「ライ麦畑~」は古典であるが故にどの書店にでも置いてあるが、古典であるが故に今更買ってまで読む人はいない。ジェリーはこの「ライ麦畑~」を見ると必ず購入するよう擦り込まれており、その購入記録が彼の追跡装置の役割を果たしているというわけです。どうです、このアイデア。本作はこのような素晴らしいアイデアに溢れていて、映画の前半は出色の面白さです。残念なのは後半急速に息切れをすることで、起承転結の「転」の部分で映画がコケてしまいます。ジェリーこそが危険な暗殺者であるとしてアリスは一時的にDr.ジョナスの側に回るのですが、ここで映画は観客の価値観までを振り回すことに失敗しています。さらには、いとも簡単に過去の記憶を取り戻すジェリー、プロの工作員による追撃から全力疾走だけで逃げ切ってしまうアリスなど、後半になるとご都合主義もかなり目立ちます。
[DVD(字幕)] 7点(2004-06-05 16:28:09)
1269.  レポマン
一応、みなさんの平均である7点をつけたんですけど、実はこの映画には点数が付けられません。というのもDVDが最悪だったからです。この映画は今まで見たことがなく、ようやくDVD化ということで楽しみに買ったんですけど、字幕のヒドさ加減がすさまじいものでした。この字幕は映画をちゃんと見て翻訳したものではなく、英語版の字幕をそのまんま日本語訳しただけの代物だったんです。「レポマン」の魅力はオフビートなノリなので、そのセンスを字幕でも伝わるように翻訳するのは通常の映画以上に難しい作業のはずなのに、それをあからさまな手抜きをしてしまうなんて・・・。同じくアレックス・コックスの「ウォーカー」の字幕も同様で、ユニバーサルのDVDはちょいヒドいです。初回限定とか言ってた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のBOXを何度も増産するし。そういえばフォックスも初回限定だったはずのDVDを「アルティメット版」と箱を変えて商売しますよね。これって詐欺に当たらないんですか?
7点(2004-06-05 16:13:29)
1270.  ブロブ/宇宙からの不明物体
この手のジャンルでは最高クラスの傑作です(B級モンスター映画でという括りですけど)。軍隊出動あたりでモンスター映画から怪獣映画に進化し、後半の怒涛の展開には燃えに燃えました。「ドリームキャッチャー」や「BATS蝙蝠地獄」など、軍隊出動のモンスター映画は数あれど、ここまでテンションをあげてくれる映画は滅多にありません。さすがフランク・ダラボン。主人公が高校生ってあたりがいかにも80年代ですね。これや「ザ・グリード」の続編をずっと待ってるんですけど、いつになったら作ってくれるんでしょう?
9点(2004-06-05 15:50:34)
1271.  プレデター2
完璧な映画ではありませんが、B級映画の傑作だった第一作の続編としては十分すぎるほどの仕上がりです。前作は正体不明の敵に対して特殊部隊がドンパチ撃ちまくるだけの映画でした。プレデター初登場作品なのでそれだけでよかったのですが、さすがに二作目においても同じような単純な映画にすることはできない。そこでいくつかの点でパワーアップが図られています。まず、舞台をジャングルからLAに移すという大風呂敷が広げられましたが、大都会で好戦的宇宙人が暴れるという設定だけで燃えてしまいます。しかも、大都会を活かした見せ場が作り込まれており、設定に負けないビジュアルがきちんと準備されていることには感心します。物語も、プレデターと刑事の戦いに、麻薬組織間の抗争や、プレデター捕獲を目的とする政府組織までを絡めるという大盤振る舞い。こちらも設定を出して終わりではなく、設定が物語の中できちんと活かされているのですから大したものです。さらにプレデターの設定もより深化させており、武器のバリエーションを増やしたり、彼らの生態や性格に関する追加情報を適度に付加。「AVP」から「プレデターズ」まで現在のプレデター像は本作が基礎となっていることからも、本作におけるキャラクターの深化は正しかったと評価できます。。。と、決して悪くない出来であるにも関わらず本作の評判が芳しくないのは、主演がシュワではないため。私も、「この出来で主演がシュワであれば」と残念で仕方ありません。ダニー・グローバーも悪くはなかったのですが、シュワと比較するとやはり見劣りします。ただしこの主役交代も、「プレデター」というシリーズ全体として見るとあながち悪くなかったようです。というのも、「プレデターさえ出ていれば人間側の主人公は誰でもよい」という自由が生まれたため、一方でシガニー・ウィーバーが主演し続けたために物語の自由度がどんどん制限されていった「エイリアン」シリーズと比較すると、シリーズの続行が格段に楽になりました。「AVP」シリーズがプレデターシリーズを基礎としていることからも、プレデターの世界を広げるために本作における主役交代が効果を発揮していることが伺えます。
[DVD(字幕)] 7点(2004-06-05 15:32:46)
1272.  ボウリング・フォー・コロンバイン
この映画はたしかに退屈しない作りになっています。つまらない映画ではありません。ただし、これはドキュメンタリーですよね。ドキュメンタリーとしてはなかなかの欠陥品です。何かを訴えてるようで、その実、視点が一定してないんです。前半は「アメリカは銃社会だ。銃が簡単に手に入るからいけないんだ」と主張してたわりに、中盤カナダへ行くと「カナダではこんなに簡単に銃が手に入ります。でも銃犯罪は少ない」と言い出すもんで、何を問題にしたいのかサッパリわかりません。トレンチコートマフィアの肩を持つのか持たないのかもはっきりしないし。そのわりにコロンバインの被害者をスーパーに連れて行き、「これがあんたらの商売の被害者です。銃の販売はやめてください」でしょ。弱者を持ち出して物言えぬ空気を作ってから自分の主張をするってのは、非常に汚いやり方です。被害者にも失礼です。スーパー側と話し合い、ムーアが論理で勝利した上での結果ならともかく、あの場で反論すれば利益第一主義の悪魔として扱われるだけですから、スーパーとしてもムーアの意見に従わざるをえないわけです。実際、あの場でムーアが何か言ってスーパー側を納得させてました?弱者の権力で押し切っただけじゃないですか。そういうのを言論って言うんですか?徹底して取材を行う行動力、そしてドキュメンタリーを面白く見せる才能ではマイケル・ムーアは卓越してると思いますけど、物を考えることに関しては平均以下ですね。この映画には新しい発見も、納得できる結論も特に見当たりません。これではドキュメンタリーとは言えませんね。というわけで、はえある1点をここに進呈します。
1点(2004-06-03 23:51:27)(良:3票)
1273.  ドーン・オブ・ザ・デッド
この映画はアクションですね。(ゾンビとは言え)群集に向かって銃を乱射する、情けをかけず殺しまくるなどなど、通常の設定では倫理的にいかがな描写も、ゾンビ相手ならOKとばかりにやりたい放題。ゾンビ映画の醍醐味のひとつってこれなんですよ。大勢で、しかも単品では弱い連中をとにかく殺しまくると。こういう正直な映画、アクション好きとしては奨励したいと思います。そしてクライマックスは「マッドマックス2」!プロパン大爆発、誰もが思い描くナイスな作法でチェーンソーを振り回すなどなど、とにかくわんぱく放題です。しかしこれがかの「ゾンビ」のリメイクとして見た場合には、確かに問題もあるわけで。ゾンビの存在以上にオリジナルのキモだったドス黒い世界観が継承されておらず、その点で言えば「28日後」の方がオリジナルに近いんですよね。そしてやっぱりゾンビはユラユラ歩きの方が不気味でいいです。殴られようが撃たれようがユラユラ歩いて来る、目的がわからないから怖いんですよね。でも目標めがけて全力疾走してしまうと、その怖さがなくなってしまいます。それに走ってしまうと、どうしても人間に見えてしまうんですよね。全員陸上選手みたいにいいフォームだし。でもゾンビが走ればアクションの緊迫感は高まるわけで、やっぱりこの映画はアクションとして評価すべきなんです。なのでこの点数で。
7点(2004-06-03 22:29:26)(良:1票)
1274.  PLANET OF THE APES/猿の惑星
【2011/10/24レビュー変更しました】 リアリティとSFとの間で絶妙なバランスをとっている猿の特殊メイクと、その特殊メイクで大暴れするティム・ロスの演技は素晴らしいのですが、それ以外には特に見どころのない仕上がりとなっています。公開当時には「期待したほどではないが、それなりに観ることはできる娯楽作」というのが本作の一般的な評価でしたが、現在になって見返すと完全な駄作だと思います。原作及びオリジナルは文化の対立や文明の逆転がテーマだったのですが、一方で本作の主人公レオは猿が支配する世界に直面しても特に驚きを見せないし、猿達もレオが持ち込んだハイテクに対して恐れを抱きません。これこそが本作最大のミスであり、異なる文化が遭遇した時のリアクションをより丁寧に描写していれば、もっとマトモな映画になっていたはずです。。。「猿の惑星」をリメイクする企画はなんと1988年から存在しており、93年には当時世界一の大スターであり、肉体派俳優としてチャールトン・ヘストンの後釜に適任だったアーノルド・シュワルツェネッガー主演、オリバー・ストーン監督で話が進んでいたのですが(シュワは、同じくヘストン主演の「オメガマン」リメイクにも関わっていました)、これが何年かけてもまるで企画がまとまらないハリウッド史上屈指の問題児となりました。95年頃にはストーンが抜け、かわりにクリス・コロンバスやピーター・ジャクソン、ローランド・エメリッヒが次々と関わるもうまくいかず、97年頃にはシュワの相談役として企画に参加するようになったジェームズ・キャメロンがプロジェクトの中心人物となり、98年頃になるとキャメロン製作・脚本、マイケル・ベイ監督で話が進んでいたのですが、結局頓挫。そしてキャメロンが抜けた後にこの企画を引き継いだのがティム・バートンでした。錚々たるクリエイター達が挫折を繰り返した企画にバートンはビビったのか、本作のバートンは徹底的に保守的です。シナリオ通りに撮影を進めることを優先したためバートンらしさは失われ、普通のアクション大作に終わっています。物語は宇宙ステーションにはじまり、知能を発達させた猿とのファーストコンタクト、都市からの脱出、人間と猿との大決戦、そして猿文明のルーツの暴露とテンコ盛りではあるものの、監督の腰が座っていないために観客の感情や知的好奇心に訴えるSFアクションになっていません。 
[映画館(字幕)] 1点(2004-06-02 00:22:46)(良:5票)
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