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1301.  オーメン(1976)
 多分オカルト映画ブームに便乗して企画されたのだと思うが、他の有象無象のクズオカルト作品と一線を画すことが出来たのは、何よりデビッド・セルツァーの脚本の秀抜さとリチャード・ドナーの堅実な演出に負う所が大きい。無論オスカー(作曲賞)の功労者ジェリー・ゴールドスミスの終末感に満ち、不安感を煽るスコアも相当に貢献しているが。ちょっと悪魔側に有利にコトが運び過ぎていて、結局人間側はベビーシッターを殺す程度の反撃しか出来ないのが、虚々実々の手に汗握る攻防にまで辿り着いておらず、もう一つ盛り上がりに欠ける結果となっている。
7点(2002-12-31 23:51:13)
1302.  チャップリンの黄金狂時代
 本作の真の価値は「欲望に取り憑かれた人間・極限状況に於ける人間の行動は時として滑稽でさえある」という極めてアイロニカルな視点にあるのであって、単なる安っぽい爆笑コント映画ではない!例えば飢餓の極致に達した相棒がチャップリンを見つめる内に七面鳥に見えてくる、というシーン。飢えを凌ごうとすれば、仲間をも食糧としてしか認識できなくなるのは近作では「ラビナス」なんかにもあったが、あんなドギツイ不快な描写をしなくても、「笑い」のオブラートに刳るんでソフィスティケイトしつつ、恐怖を描く程度のテクニックはチャップリンにとって造作もないことなのだ。アノ靴を食べるシーンも、そういう認識に立って観れば「おもろうてやがて哀しき」何とも言えぬペーソスに満ちていることに気付くハズ。チャップリンは稀代の映画作家であり、そんじょそこらのお笑い芸人とは全く次元を異にしていることを踏まえて観ないと作品全体を見誤ることになるので要注意!
10点(2002-12-31 19:51:33)(良:2票)
1303.  巴里の女性
 勿論10点満点!チャップリン自らが役者として出しゃばらなかった分、最もその作家性が色濃く出ている点で、個人的には彼のベストとして推したい。言っておくが、コレが公開されたのは大正13年だからね。既にこの時点で高い(安易なハッピーエンドではない)ドラマ性を追求している先進性をキチンと評価して貰いたいと思うナ。心の伴侶エドナ一世一代の主演を最高の形でプロデュースしたチャップリンの監督として、オトコとしての尋常ならざる矜持を踏まえて観れば、アッという間の81分…最高!!
10点(2002-12-31 18:52:35)(良:1票)
1304.  キッド(1921)
 映画界には「如何なる名優も子役と動物には食われる」という有名なジンクスがあるそうだが、天才映像作家チャップリンをもってしても、このジンクスは覆せなかった。天才子役ジャッキー・クーガンのいじらしさと言ったら…!彼の名演技無くして本作の成功はあり得なかっただろう。私ゃ生憎チャップリンの語る「一粒の涙」は流さなかったけど(^^)。そんな天才子役の成長した姿を見たければ、1982年のシャレブ・デシャネル監督の「マジック・ボーイ」(ライアンの息子にしてテイタムの弟グリフィン・オニール主演!)は必見。嗚呼、歳月は時として残酷だよナァ…(T T)。
8点(2002-12-31 18:26:32)(良:1票)
1305.  カリガリ博士 《ネタバレ》 
 サイレント期のドイツ表現主義を代表する傑作。サイレント映画には本来(上手い)弁士という存在が不可欠なので、現在では公開当時と同じシチュエーションでの鑑賞は限りなく不可能なのが何とも残念。それでも戦前のドイツを象徴する名優コンラート・ファイトの鬼気迫る演技は観る者を悪夢に引きずり込むインパクト充分。"夢オチ"というのは確かに拍子抜けではあろうが、当時としては斬新な幕切れだったと思う。今日的視点のみで評価するのはフェアではない!戦前のサイレント映画を観る場合、この一点だけは心して鑑賞すべきである。
8点(2002-12-31 17:55:23)
1306.  イントレランス
 全く時代の異なる四つのエピソードを同時並行させる力業は正に空前絶後!「映画の父」デヴィッド・ウォーク・グリフィスの代表的な傑作がコレ。矢張り圧巻はタヴィアーニ兄弟の「グッドモーニング・バビロン!」でも描かれていた”バビロン空中庭園”篇。アレを越えるスペクタクルはCG全盛の現在でも絶対に無理だろう。要はセンスの問題。ただ、今日の視点でも難解な本作のプロット構成は、当然ながら公開当時も不評で大コケ。膨大な制作費を回収できなかったグリフィスは以後小品しか撮れなくなってしまいフェイドアウトするきっかけになったのは残念であり皮肉でもある。時代は未だ彼の先進性に追い付いていない?!
9点(2002-12-31 17:30:38)
1307.  國民の創生
 初めて商業レベルで大長編映画を作り上げ、カットバック技法を生んだデヴィッド・ウォーク・グリフィスの偉大さは映画史上不朽であるとは思う。グリフィス映画の名ヒロイン、リリアン・ギッシュも美しいし。が、KKK(ク・クルックス・クラン)を英雄扱いする本作の差別的視点にだけは何としても共感しかねる。よって減点。因みにリンカーン暗殺の下手人である舞台俳優ブースを演じるは後の名監督ラオール・ウォルシュ(「死の谷」や「白熱」は必見)。
8点(2002-12-31 17:09:19)
1308.  ゴジラVSビオランテ
 これが完全オリジナル作品なら「平成の世によくぞ作った!」と諸手を挙げて絶賛しないでもないが、所詮は「ゴジラ」シリーズの一環でしょ?大森一樹も小林晋一郎も特撮オタクとしての「ボクが考えたゴジラ映画」レベルでは優秀な部類かもしれないけど、偉大なる円谷英二御大と比較するのは無礼というモノです。身の程を弁えなさい!
6点(2002-12-31 16:43:55)
1309.  スウィートホーム(1989)
 この大失敗も「CURE」の肥やし位にはなったんだろう、という意味で…5点!古舘も出演を悔いているに違いない。
5点(2002-12-31 16:23:06)
1310.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
 3もそうだが、蛇足!4年の歳月はマイケル・J・フォックスを老けさせ過ぎた。いくらトッチャン坊やでも、あの顔でハイスクールボーイはないだろう。前作の引用が多すぎて「一見さんお断り」になっているのも不快だナァ…!シリーズ続編としちゃマシな方ではあるけどサ。
6点(2002-12-31 16:04:32)(良:1票)
1311.  勝手にしやがれ
 所謂「ヌーヴェル・ヴァーグ」の嚆矢となったジャン・リュック・ゴダールの長編第1作。それまでの仏映画の文法を敢えて意図的に逸脱させまくった斬新な映像&ストーリーは今なお新鮮。アメリカン・ニューシネマへの影響も大いに感じさせるインパクト。と、マァその歴史的意義は充分評価しますが、個人的にどうもゴダールは…正直苦手なモンで。コレと次作「気狂いピエロ」までは何とか観たんですが…。このヒト、自分が撮りたいという欲望に忠実過ぎて、観客に見せられるクオリティに仕上げるプロ意識ってヤツを余り感じられず、その後は何か敬遠気味ですね。相性が悪いのかも…。
7点(2002-12-31 15:52:05)(良:2票)
1312.  リオ・ブラボー
 とにかく小難しい理屈は一切ナシ!「娯楽というのは…こういうモノだ~!!」というハワード・ホークス節全開の豪快な傑作西部劇。140分余りを全く退屈させない畳みかけるようなアクションに次ぐアクション!は圧巻の一語。御大ジョン・ウェイン扮する保安官チャンスのラストの台詞「君を逮捕する」は一度は好きな女性に言ってみたい殺し文句♪
8点(2002-12-31 15:12:56)
1313.  ベン・ハー(1959)
 19世紀末のベストセラー作家ルー・ウォレスの原作3度目の映画化だったことは殆ど知られていませんが、かく言う私も1907年版は未見。しかーし!1926年版(フレッド・ニブロ監督・ラモン・ナヴァロ主演)は観ましたよ!ワイラー版に優るとも決して劣らぬ、映画史上に残るべき傑作でした。ダイナミックな戦車競争シーンも26年版という格好のテキストがあればこそ、という感を強くしましたね。ワイラーのキャリアは1920年代からなので、26年版は絶対に当時観て影響受けまくったハズ!もしワイラー版が完全オリジナルだったのなら、オスカー最多11部門受賞も納得だったんですがネェ。原作付きな上に(サイレントとは言え)手本となる26年版の存在まで加味すると、評価もキッチリ割り引くのが妥当というものでしょう。よって9点。因みに26年版はオスカーを一つも受賞してません。当然です。だってアカデミー賞がスタートするのはその翌年(1927年)ですから。マァ、仮にスタートしてたとしても、まだ部門数も少なかったからワイラー版の最多受賞記録は揺るぎなかったでしょうが。興味のある方は是非26年版も一見することを強くオススメ致します!
9点(2002-12-31 14:40:21)(良:1票)
1314.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
 うわ、点数高っ!ま、確かにゼメキスの出世作だし、結構楽しめる良く出来たSF青春コメディの佳作だとは思うけど…。個人的にはマァ、こんなモンかね。でも80年代にバンドやってるギター少年はチャック・ベリーのコピーなんかしないと思うぞ。いくらオールディーズ好きだとしても、ダックウォークはチト古過ぎ!
7点(2002-12-31 05:16:53)(良:1票)
1315.  ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり
 原作はハワード・フィリプス・ラヴクラフトの短編「死体蘇生人:ハーバート・ウエスト」。ま、ラヴクラフト作品ではカスの部類に入るので、映画版の途轍もない暴走ぶりにも大して腹も立たないってトコですか。ヒル教授の「ブロッケン伯爵」風ゾンビが主役ウエストを食う怪演で、ここまでやられると何か「もっとやれ~!!」とか無責任に叫んでしまいそう(^^)。同スタッフで作った次作「フロム・ビヨンド」(これまたラヴクラフト作品「彼方より」の映画化)も完全にイッてしまってマス!
6点(2002-12-31 04:56:11)
1316.  スペースバンパイア
 やっぱり、このダサイ邦題(まぁ、コリン・ウィルソンの原作がコレなんだけど)がこの作品の価値を相当スポイルしてるってことでしょう。んっとに無神経な!それこそまんま片仮名で「ライフフォース」ってしてくれた方がナンボかマシだった…。マチルダ・メイの素っ裸エイリアンは凄いインパクトだし、何かピカードが医者になってるし、ロンドン中ゾンビだらけになるし、トビー・フーパーに過剰な期待さえしなけりゃ結構面白いと思いますが。アノ「悪魔のいけにえ」監督にしちゃ上出来の部類でしょ?
7点(2002-12-31 04:35:28)
1317.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
 ウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウェイが、実在のクライド・バロウ&ボニー・パーカーとイメージが(個人的に)全く合わないのが難。マイケル・J・ポラードとかエステル・パーソンズ(オスカー助演女優賞!)とか若きジーン・ハックマンとか脇は結構イイのに。アーサー・ペンは千載一遇のチャンスを見事モノにしたって感じで気合い入ってます!ラストの一斉射撃による”死の舞踏”のインパクトは確かに凄まじかったぁ!仮に今リメイクしたなら、タイトルは「ボニー&クライド」で決まり!…だろうなw。
7点(2002-12-31 04:14:06)(良:1票)
1318.  007/カジノ・ロワイヤル(1967)
 007シリーズ番外編。監督がジョン・ヒューストン単独ならば、もうちょっと面白くなったのかも。実際はヴァル・ゲスト、ケン・ヒューズ他総勢5名の共同監督なので、ストーリーの脈絡も滅茶苦茶なツギハギのフランケンシュタインのモンスター的怪作に成り果てている。スタッフは面白がって撮っているみたいだけど、こちらはシラケ気味で何か正月のオールスター隠し芸大会でも観てるかの如きチープさが全編に漂う。パロディってのは相当な技量を要するモノなんだと痛感。
4点(2002-12-31 03:51:15)
1319.  007は二度死ぬ
 皆さん、大らかデスな~。私ゃあんな出鱈目な日本描写にはトテモ付いて行けないッス。阿蘇の火口に基地って…いくら何でも無茶にも程があるっしょ!ホテルニューオータニも何か香港ロケみたいで変だし。あと、女優名はミス・マネペニーも確かに出てるかもしれないけど、ボンドガール女優にしましょうよ。コレだったら、若林映子か浜美枝でしょう?まあ、カリン・ドールでも可。ブロフェルド役は本作のD・プレズンスが一番似合ってる感じ。
5点(2002-12-31 03:34:36)
1320.  卒業(1967)
 こういう作り話の枝葉末節をあれこれ突くのもどうかと思うが…。一種の現代(70年代)のメルヘンとして、ニコルズ監督の鮮やかな演出テクニックとS&GのピタリとはまったBGMと名手ロバート・サーティスの絶妙なカメラ・アングルに酔いしれる映画デスよ、コレは。ベンジャミン役は当初ロバート・レッドフォードにオファーがあったとか。それはそれで見たい気もしないではないが、矢張りあの何とも言えないペーソスを醸し出せるのがホフマンの真骨頂なのでは?賛否両論の「花嫁掠奪」も、戦前からのアメリカ映画(特にミュージカルやサイレント喜劇)によく見られた一種のお約束みたいなモノ。なので、あんまり目くじら立てることもないんじゃ?だって…ミュージカル観てて「こんな風に突然街角で歌い踊り出す人間なんか現実には存在しない!」とか言わないよ、フツー。鑑賞の仕方を根本的に間違ってると思うけどナ。
8点(2002-12-31 03:13:14)(良:1票)
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