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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1301.  M:I-2 《ネタバレ》 
 これは面白いです。面白いですが『ミッション・インポッシブル』ではないですねー。前半、競馬場くらいまでは頑張ってスパイスパイしていましたが、後半からラストにかけてはもう『ミッション』なんてどうでもよくなっちゃうくらいのアクション押し。  ストーリーも『新型の細菌とワクチンの奪い合い』というのがメインのストーリーなんでしょうが、実際のところは『元カノをめぐる今カレと元カレの攻防』でしょう。  続編としてではなく、映画単体として見ればかなりの傑作。アクション映画として理屈抜きの面白さ。  ですが多くの人から批判を受けるのもよくわかります。  『なんちゃってミッション・インポッシブル』とか、『上手な彼氏の選び方。ミッション・インポッシブル風』とか、タイトルつけるとしたら、なんかそんな感じですもんね。ラストのカンフーにいたってはもう・・・ジャッキーやリー・リンチェイ出てくるかと思いました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-11-28 02:25:38)(笑:1票)
1302.  ブレイカウェイ 《ネタバレ》 
 裏家業で生計をたてる4人が、組織のお金をぱちってトンズラするストーリー。  マフィア、サスペンスものではよくありそうなプロットですが、普通と違うのが4人の過去のエピソードが挿入されること。何故4人がつるむようになり、今に至ったかがわかるわけです。  その過去のエピソードというのがまさかの『少年時代』。まるで『スタンド・バイ・ミー』のような雰囲気なのです。  一人一人のエピソードはかなり印象的です。はっきり言って、本筋のストーリーより少年時代のエピソードのほうが興味をそそられます。  4人は『ただの仲間』ではなく、もはや『友情』という固い絆で結ばれているというのがよくわかります。だから仲間がありえんことして仲間割れしても必ず仲直りしちゃうわけですね。確かに普通の『バイオレンスもの』にはない魅力が本作にはあります。  ただ映画としてのバランスは決して良いものではないでしょう。結果としてうまくいきはしましたが、4人は行き当たりばったりの無計画も良いとこだし、犯罪も犯すし、暴力もふるう。現在の4人がしていることに共感するのは難しいので、感情移入もしづらいです。  いい年して子供っぽい4人の友情物語として、暖かい目で見てあげる優しさが必要かもしれませんね。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-26 15:38:55)(良:1票)
1303.  プッシーキャッツ 《ネタバレ》 
 ちょっと中盤から後半にかけてはコメディ色が強くなりましたね。普通のサクセスストーリーで良かったのに。  オリコンチャートみたいな演出でサクセスを表現するシークエンスが中盤にあるんですが、そのシークエンスだけ抜群に良いです。質の高いミュージッククリップ、プロモを見ているようで凄く楽しい。テンションが上がります。  逆にそこが良すぎたせいで、それ以降がすべて蛇足に感じるほどです。  今作の一番の欠点は、本筋のストーリーがあまりに中途半端で魅力に欠けることでしょう。  音楽とキャストだけで『華』あるんですから、妙な味付けや変化球は邪魔なだけです。  サスペンス要素だけでもどうかと思うのに、ラスボス二人の恋愛エピソードなんてマジでいりません。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-25 06:31:02)
1304.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
 ちょっと話を整理します。  『教授の娘と言っていたクライマーの女性。実は村娘。シスターの娘。双子の片割れ。生まれたときに、本当の教授の娘とすり替えられていた。・・・。大学側。大きくなったら、別人なのに同じ顔だから、二人が双子なのがばれる。よし、母親のほうに残してきたほうを殺そう。』  これが動機?じゃあ学長こそまず殺されるべき。結局学長はどうなったんでしょうね。  どうしても気になる謎が。母親が機転を利かせて、娘の死を偽装したわけですが、では代わりに死ぬことになった事故写真の少女は誰?もしかして、すり替えられた本当の教授の娘を身代わりに殺させた?だとしたら罪もなく命を奪われたその少女が一番可哀想なんじゃ・・・。  点と点がつながって線になり、線と線がつながってひとつの画を描き出す。全体像がようやく見えてきたとき、感動と興奮同時に味わうことができる。これがサスペンスの醍醐味と思っているのですが、この作品、最後まで見ても感じづらいですよねー。難しいというよりただの説明不足、情報量の不足でしょう。  あまり考えすぎると悪い意味で深みにはまるサスペンス。きっと、下手な推理はやめて、過程だけを目で追って楽しむと、意外とすんなり物語にはいっていける気がします。つまりは期待しすぎたらだめだってことですね。そうすれば名作の部類に入れてしまいそうになるほど、不穏な空気を満喫できると思います。  猟奇サスペンスの攻防としては、かなり良いほうだと思いますけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-24 13:34:04)(良:1票)
1305.  ギャングスター・ナンバー1 《ネタバレ》 
 主人公が思っていたより大分いかれていました。  爽快なタイプのサクセスストーリーをイメージしていたので、あまりにキレている主人公に唖然。  ただそのぶれない『いかれ具合』が最高にかっこいい映画でもあります。  また、ストーリーテラーは普通まともなキャラの人がすることが多いのですが、よりにもよって一番頭がおかしい人を主人公に据え置き、さらにストーリーテラーまでさせちゃうもんだから、ストーリーそのものに狂気の雰囲気が漂っちゃっているのがまた良いんですよね。  残念なのは、主人公だけ30年後の役者が変わってしまうこと。  他のメンツが老けメイクをしているのに対し、主人公だけはポール・ベタニーからマルコム・マクドウェルにチェンジ。いや、悪くはないんですけど、ポール・ベタニーの狂気が滲み出るあの『目線』だけは彼にしか出せないので、役者が代わってしまうと最早別人。どうしてもマルコム・マクドウェルが演じるギャングスターは普通の人が無理している感じがして同じ人とは思えませんでした。  もうひとつ付け加えるなら、フレディ・メイズもギャングスターが憧れる対象としてはちょっとパンチが弱いというか、カリスマに欠ける気がします。なんかヴィジュアルが『東京03』の飯塚に似ているんですよね・・・
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-23 03:07:50)
1306.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 
 前半は誰が本当のことを言っているのか、誰が味方で誰が敵なのか全くわからなくて面白い。  後半、ある程度真相がわかってくると、オズ(マシュー・ペリー)がつっこみ役となり、コメディとして笑えるやりとりが増えてきます。今作のコメディ感覚は、日本のコントや漫才に通じるものがあると思います。それはずばり『ボケ』と『つっこみ』の温度差でしょう。  唯一まともな感覚のオズがマイノリティーで、裏社会に生きる人たちがマジョリティを占めているため、なぜかオズが浮いている感じになっているのが面白おかしい。なのになぜか、普通の人で一番本件と無関係で、唯一殺人願望がないオズが、気付けばマフィアからもジミーからも重要なポジションをおおせつかっているこのシュールさ。  『いったいこのストーリーでいったら、ラストはどーなんのさ?どーもなんなくね?もう無理じゃね?』と思っていたら、無理のない形でなぜか丸くおさまってしまってもうびっくり。とても上手い脚本でした。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-22 15:24:03)(良:1票)
1307.  コヨーテ・アグリー 《ネタバレ》 
 歌あり、ダンスあり、家族ドラマあり、恋愛ドラマありで、いたってわかり易いシンプルなストーリー。  ラストは夢を追う主人公が友人、父親に励まされながら成功するサクセスストーリー。  軽快なテンポだし、明るいし楽しいし、みんな良い人だし、気持ちよく見れるんですが、なんか物足りない気もします。  ああ、そうか。きっと主人公の努力と才能にスポットがあたりきれないまま物語が終わってしまうからでしょう。  それに、『コヨーテ・アグリー』が舞台及びタイトルとなることの必然性が弱いのが何よりの問題。  お店のトラブルを、主人公のヴァイオレットが歌を歌って場を収めるシーンがありましたが、そこだけなんですよね。あとはどちらかというと、お店の存在自体が主人公の邪魔をすることが多く、テーマのぶれを感じます。  特に、事前に連絡していたにも関わらず、『今お店を抜け出されたら困る。』っていう女主人。何だそれって感じです。そこは夢を追う主人公を応援してほしいです。そんで主人公も店に残って、チャンスをふいにするし。極めつけは、『彼氏が店に乱入したことによる規則違反でクビ』って。それで普通に辞めちゃうし。リアルかもしんないけど、これじゃあただのバイトです。  面白い題材ですし、見ていて飽きないからエンターテイメントとしては成功している作品だと思います。  ただ映画としては中途半端な印象が拭えない、もったいない出来。  ラストの曲も、屋上で歌っていた弾き語りのバラードなんかをやってほしかったな。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-11-21 14:57:37)(良:1票)
1308.  ブラック・ナイト(2001) 《ネタバレ》 
 吹き替えで観たのが良くなかったのか、演技がわざとらしすぎてしょぼい。コメディを見るとき多少のことは気にせず見るようにしているのだが、その肝心のコメディが面白くないです。コメディもアクションもはっきり言って中途半端。平均点以下の出来。  その一方で、反乱軍の人が首をはねられるようなやたら血生臭いシーンもあり、バランスが悪い。  それに、敵も味方もしょぼすぎるので、こーゆー作品ではぜひ味わいたいラストのカタルシスも全然味わうことができないのが痛いです。  マーティンがブラックナイトに扮するようなアイデアを出しておきながら、なんの役にも立たないまますぐに正体がばれたりして、全然アイデアが役に立っていないのが面白くありません。そこはコメディにする必要はないと思います。  アメフトやバスケ、プロレス、ゴルフや野球といった現代のスポーツをバトルに取り入れるアイデアだけが面白かったです。  ただそれ以外は見所もないし、バランスも悪いし、ひさしぶりにダメな映画を見ました。
[DVD(吹替)] 4点(2015-11-19 14:04:05)
1309.  WHO AM I? 《ネタバレ》 
 前半、アフリカ部族とのからみ、結構な尺をとっているため、いきなり少々だれます。  しかも言葉がわからないからイライラします。  あとはいつもどおりのジャッキー映画で、良くも悪くもお決まりのエンターテイメントを約束してくれます。ジャッキーらしいアクション、コメディがいっぱいです。  今作では魅力的な女性キャラが二人出てくるんですが、一人はただ巻き込まれただけで、ラストステージの直前で離脱。もう一人の白人のおねーさんも、正体がばれてからは傍観者に徹しちゃうので、ラストはほとんど出てきません。ラストのラストでちょっとだけアクションしてくれるんですけど、本当にちょっとしかしてくれません。  なんかこの女性キャラ二人の使い方が中途半端でもったいない感じがしました。それくらい良いキャラしてたってことなんですが。  中盤のカーチェイス、車を使ったアクションシーンはなかなか独特で奇抜。ラスト直前の、二人の手練れとのタイマンアクションも、ジャッキー映画ならではで凄く良い。この二箇所が、個人的に本作の見所ポイントです。  最後がいくらなんでもの大所帯だったので減点。と、頻繁に出てくるスローモーションでの再現があまり好きではないので、そこも減点です。でも多分誰が観ても楽しめる良作ですね。  
[DVD(吹替)] 6点(2015-11-19 04:14:10)
1310.  シックス・デイ
 前半が何が起きているのかわかりづらくて退屈です。  普通は『謎』に対して『知りたい。』『解明したい』『推理したい』などの気持ちがわくんですが、この作品にいたってはそういった気持ちがおきません。人に興味をひかせるような求心力に欠けるんでしょうか。  それでも前半飽きずに見続けられたのは、頻繁にでてくる近未来ネタが面白かったからです。  近未来ものが楽しいのは、人の想像力、夢の世界が感じられる瞬間です。それがわかりやすく具現化されていればいるほど楽しくてわくわくしますね。ただ女の子の人形だけは不気味でしたけど・・あれが売れるとは思えないんですけどね。  後半は人々の思惑がはっきりしてきて、わりとあっさり謎だった部分が明らかにされていくので、メインのストーリーも面白くなります。  クライマックスはあまり盛り上がりませんし、サスペンスアクションならではのハラハラドキドキも足りませんが、暇つぶし程度には楽しめます。ただ少なくとも期待して見るレベルの作品でないことは確かですね。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-17 13:49:12)(良:1票)
1311.  BULLY ブリー 《ネタバレ》 
 10代の少年、少女にはたらく集団心理の威力と恐ろしさ。  今作では、事件の因果関係の基礎となるはずの動機の描写が足りない気がします。ブリー(いじめっ子)のボビーが周囲の人間、とりわけマーティに対してどれだけの過酷な暴力行為を繰り返してきたのか、その説明・描写が足りない気がするのです。  つまりは、ボビーの悪行のエピソードが少ないうえに中途半端すぎるのではないかと。これではボビーは理不尽な暴君というよりかは、ただの嫌なやつにしか見えません。  リサやマーティーを演じている役者さんが、その演技力でどれだけ憤りを表現しようとしても、これでは限界があるように感じます。  もし劇中で紹介されたようなエピソードしかないのであれば、『殺すほどのことか?』とも思えるし。  そうではなく、意図的に事実をはっきり伝えていないのであれば、実話ベースの作品としては問題があると思います。  フィクションであれば問題はないのですが、観る人が被害者、もしくは加害者のどちらかに偏った見方をしてしまいかねない、そのような情報操作、もしくは心理的な誘導をするノンフィクション作品は危険だと思います。  ただ映画作品としての面白さは間違いなく高い水準にあると断言できます。  観賞中はいらいらしながらもずっと物語にひきこまれていましたから。そういった意味では文句なしの映像作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-15 23:51:27)
1312.  フリーク・ハウス
 こーゆー作品に、変に教訓めいた訓示みたいなものを入れ込むだけで、何でもかんでも『世にも奇妙な物語』風になってしまいますね。  まあですが、これぞ愛すべきB級映画と言えましょう。いや、もうC級映画かもしれません。  ですが面白い。『C級』としての面白さをすべて兼ね備えていると言っても過言ではありません。  気持ち悪さ、ストーリーの単純さ、尺の長さ、ヴィジュアル、演技、演出、すべてがC級。きれいにC級です。  したがいまして、映画としてのバランスは驚くほど良いです。  気になる点と言えば、やたら画像が粗くなるシーンがいくつかあることくらい。  オチのシュールさ、脱力加減は何とも言えません。  
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-15 06:41:46)
1313.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 
 理解するのが難しい映画を『難解』とするのであれば、この作品は難解ですらない。  何故なら不確定なまま鑑賞者任せに映画を終了させてしまうからです。  『難解』な作品は嫌いではありませんが、これは不親切かつアンフェアなだけでしょう。まさに作成者の『自己満足』『自己陶酔』の世界だと思います。  正直、バーチャルゲームの世界観を体験できると思って楽しみにしていたのに、バーチャルゲームならではの良さってのが微塵も感じられません。そもそも『バーチャルゲーム』の設定にも関わらず眠気を誘ってしまうようなゲーム内容で、こんなゲームに世界中の若者が熱中しているというのが最早謎。  『ゲームをクリアしていけばリアルマネーを手に入れられる』とか、『それぞれの職業に特性がある』とか、すごくわくわくしますが、そういった様々な設定がほとんど劇中で活かされません。  そもそも戦争ゲームみたいなジャンルにも関わらず、『戦士』だの『盗賊』だの『ビショップ』だの、職業はファンタジー路線。そんで『ウィザード』は主人公がもといたパーティ名だったりして、紛らわしすぎます。  『SA』というステージにたどりつき、突然フルカラーの世界になったので、『もしやマトリックスのようなオチか?』と思いきや、撃たれたマーフィーが普通に消えちゃって、もう理解不能。結局この映画の見所って何なんでしょう?
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-11-15 01:56:06)(良:1票)
1314.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 
 前作より起承転結がはっきりしているプロットが好きです。  ただドタバタしている感の強かった前作と比べると、より目的意識がはっきりしているように感じられます。  それにメッセージ性もある。しかもわかりやすく。  ランドールの変化を見ていると、環境が人を創るというのがよくわかります。  サリーを見ていると、うまくいっていそうな人にだって、人知れず抱えている悩みがあるっていうのがよくわかります。  そしてマイク。今回はかなりオイシイやつ。  前作はサリーの好感度が抜群に高く、どちらかと言えばサリー中心のストーリー構成であったのに対し、今作の主人公は完全にマイク。一心不乱に目的達成のために頑張ることがいかに格好良いかってことを、小さい体でこれでもかっていうくらい見せつけてくれます。  ラストなんて感動もの。  大学を追われた二人が郵便係からスタートし、驚かせ係になるまでをダイジェスト形式で紹介してくれるシークエンス。しかもロッカーに貼る写真を使いながらってセンスが素晴らしい。  今作は、前向きに、当たり前のように未来を信じて頑張れば、どんな夢でも叶うという力強い応援ソング。  そういえば、最近惰性で仕事をして、知らず知らずのうちに不平不満が多くなっていたかもしれません。これを観て、もう一度初心に還ろうと思います。  ただ今作を子供に見せるのは、考えものかもしれません。ともすると、真っ向から学歴を批判しかねないオチのつけ方なんですよね。  とは言え、もし次回作ができるとしたら、次は二人が驚かせ係になるまでを見てみたいものですね。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-11-13 15:08:18)(良:2票)
1315.  VERSUS/ヴァーサス 《ネタバレ》 
 撃たれたヤクザ?がよみがえる。  最初のつかみはいいけれど、それだけを2時間近くもやられると、そりゃ飽きます。  ただの巻き込まれ型理不尽ホラーアクションにしてしまえば良かったのに、なまじ因縁みたいなストーリー性を持たせるから余計につまらなくなっています。  ラストのオチも意味不明。『あなたのほうがマシだったわ。』って。2時間近くも付き合わせておいてそりゃないっす。  刑事二人も要らないでしょう。  とにかく、内容に対して上映時間が長すぎます。前半だけ見れば十分な作品。  こーゆー作品は、観ている側が慣れてしまう前に映画を終わらせてしまえば、きっと高い評価を受けるに違いない。
[DVD(邦画)] 5点(2015-11-12 04:13:40)(良:1票)
1316.  アラビアン・ナイト(1999) 《ネタバレ》 
 5つのストーリーをオムニバス形式で語っていくシステム。ということを知らなかったので、2つ目のバクバクとかいうのが死んじゃうストーリーに変わっても、物語が変わったということに気付きませんでした。  どのストーリーもそれなりに面白いのですが、メインのストーリーでいかれたサルタン王子がひたすらヒロインを殺そうとする前半が、ハラハラして一番面白いかも。  そんで5つのストーリーの中では、一番好きなのは4つめ。物乞いのアミンとイタズラ好きの王子が入れ替わる話。単純ながらも普通にありそうで楽しいです。  『アリババと40人の盗賊』や、『アラジンと魔法のランプ』、『魔法の絨毯』など、知っている話を映像で見られるのは嬉しいものですね。ただ物語そのものはどれも『絵本レベル』なので刺激が少ないのは確か。  どちらかと言えば、子供向けファミリー映画にカテゴライズされそうですね。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-11 04:35:43)
1317.  エネミー・オブ・アメリカ 《ネタバレ》 
 『1つの殺人の証拠隠滅のために、大量に人員を投与したり新たな犯罪を犯したりしては意味がないじゃないか』という指摘はこういった作品にはありがちで、それを言い出すときりがないからあえてつっこみません。  スパイもので、登場人物も多そうで、ついていけるか不安でした。ですが蓋を開けてみると、メインはひたすら鬼ごっこ。めちゃめちゃわかりやすいストーリー展開で大変良かったです。  しかもこんなに手に汗握る鬼ごっこはなかなかありません。  否定的な意見も多いオチも、個人的には大満足。懸念材料をまとめて一網打尽にするラストは最高のカタルシスを得られます。  それにラスト直前のレイノルズとピンテーロの噛み合わないやり取りも面白い。  ラストのラストで、『監視社会は必要だが、監視する人間を監視する人間も必要だ』というコメントがテレビで流れ、それに対して妻のカーラが一言。『じゃあその人は誰が監視するの?』。核心をつきつつも、ユーモアを感じさせて良いですね。  緊張感のあるサスペンスに時折はさまれるユーモアのセンスが光る作品。  大変クオリティの高いエンターテイメントです。  ハイテクを駆使するシーンは映像面でも見ごたえ抜群。衛星が動くシーンは格好良くて好きです。  超ハイテク技術を駆使して、やっていることはグーグルアース。このギャップがたまらないです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-09 12:35:35)
1318.  4thフロアー 《ネタバレ》 
 限定された空間の中で次々と出てくる登場人物がみんな怪しすぎて、最後まで目が離せません。  最も犯人っぽい人が一番の協力者で、最も親密で親切な人間が実は黒幕というのはこの手のサスペンスにはありがち。  ありがちにも関わらず、ものの見事にミスリードされてしまいまして、犯人がわかったとき『おまえかよ』って単純に驚きました。  演出、構成が上手なんでしょうね。  とにかく、四面楚歌的雰囲気と、その雰囲気を煽る音楽がマッチしていて、不安感が絶妙でたまりません。  ①おばの遺体写真 ②向かいの人は実は絵を描いていただけで、殺人はしていない。 ③4Fの死体はおそらくアリス。虫の原因。⇒以前侵入したときに何故気付かなかったのかは謎。  以上3点において非常にわかりにくかったのは映画としてマイナス。  オチはわかりやすく、単純なうえ、サプライズとしてきまっていて完璧。  よく考えると伏線はちゃんと張ってあったのに、ものの見事に忘れていました。  最後に、ジュリエット・ルイス、最高です。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-06 14:09:21)
1319.  スポット 《ネタバレ》 
 デヴィッド・アークエット演じるスミス・ゴードン。いいんですけど、何回もうんこふんづけたり、ペットショップでいつの間にかすごいことになっていたりと、一人コントの無理矢理感が半端ないです。  まあ子供と犬がそろってしまうと、何でも面白く見れてしまいますので、この作品も例にもれず終始暖かい笑いにつつまれながら鑑賞しました。  この作品って、ハチャメチャなようでいて、意外とドラマとコメディのバランスが絶妙だと思います。そのためか、ぬるいストーリーのわりには最後まで面白く見れますね。  それぞれ笑いのつぼは違うのでしょうが、個人的にはマイケル・クラーク・ダンカン演じるマードッグの、11号への溺愛ぶりが笑えて仕方が無かったです。ですから、最後11号が主人公たちを選んじゃったのがちょっと安易でもあり、意外でもありました。個人的にはそこはやはりFBI捜査犬として、もといた場所にもどる選択をしてほしかったですね。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-05 01:04:46)
1320.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
 思っていたよりお子様向けアニメですね。  個人的には『トイ・ストーリー』のほうが好きです。ですが、この作品にはこの作品の面白さ、趣きがあるものですね。  『子供を怖がらせて悲鳴を電気エネルギーに変換する。』というアイデアは、単純ながら斬新ですごく面白いです。お化けやモンスターといった類のものが、むやみやたらに人に害をなすという既視感を打ち砕く目からうろこ的なアイデア。いや、むしろ『コロンブスの卵』でしょうか。  『行為』に対し、ある種の理由を付加するだけで、そこに必然性が生まれ、途端にストーリーが面白く感じる不思議。ただ中盤以降はひたすら鬼ごっこに集中してしまうため、ストーリーが限定された枠の中で進行してしまい盛り上がりきれなかったのは残念ですね。  とは言え、社長とランドールが手を組んでいたいたというのはなかなかのサプライズですし、子供の笑い声はより効率的で効果的なエネルギー源となるというオチは、序盤からの伏線とつながっていてなかなか良いです。  この2点において、ややストーリーは広がりを見せるものの、残念ながらお話はここでおしまい。  まあ、小さい子供を対象にした作品という前提があるとすれば、これくらいのわかりやすさ、毒のなさがベストでしょう。  この辺が日本のジブリとの決定的な違いかもしれませんね。  『人を見た目で判断してはいけない。』という子供の情操教育にはうってつけの作品だと思います。  それにしてもこの作品、序盤でエース級のモンスターたちが、子供を脅かしに行く準備をしているシーンが今作一番の見所ではないかと思っています。こんときはこの作品に対する期待値が最高でしたね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-10-24 06:54:08)(良:2票)
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