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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1301.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3 《ネタバレ》 
 1作目の続編。1作目を見ていないと主人公に感情移入しづらいであろう内容。  サスペンス映画としての出来は悪くないと思います。  ですが、アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのシリーズとしては不満が残ります。  今までとは違い、他の被害者のためにレイプ犯たちを血祭りに上げていくジェニファー。それはまるで自粛警察気取り。他の被害者達の被害映像が少しでも流れればまだ良かったかもしれない。せめて仲良くしていた友人の変わり果てた姿。無罪になって喜ぶ加害者の様子ぐらいは映しても良かったんじゃないでしょうか。  動機がいつもに比べるとちょっと弱い気がしたのですが、それでもジェニファーに正義を感じる中盤くらいまではまだ許せました。問題は終盤。もう頭がイッちゃって、狩りにもイっちゃうジェニファー。しかもその相手は無実の人間。  もちろん、シリーズものでなければ、過去のトラウマから精神が崩壊した悲劇として受け入れられたかもしれないです。実際妄想シーンで描き出されるジェニファーの暴力性。  ですが、この映画に求めるのはそれじゃない。  あくまで『やられたらやり返す。倍返しだ!』を地で行くストーリーにカタルシスを得たいのです。  う~ん。残念。  
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-10 12:38:32)(良:1票)
1302.  THE LAST MESSAGE 海猿 《ネタバレ》 
 毒にも薬にもならない作品とはまさにこういう映画。  2作目が個人的には傑作だったもので、正直この作品にはがっかりした。  もちろんそれなりのキャストを揃えて予算もかけているみたいですから、面白くないわけがありません。それなりの映画には仕上がっています。  ただあまりにも前作通りのパターンすぎて、もはや興醒めするレベルです。2匹目のどじょう狙いなのがミエミエです。  脚本や演出にまるで工夫がないものですから、とにかくクサイ台詞で無理矢理感動させようとする演出のごり押し。ワンパターンのピンチとクサイ台詞の連続。過去シーンの挿入は少々クドイ。この辺も、脚本やストーリーが全然面白くできなかったので、過去のヒット作にすがっているようにしか見えません。  好きなシリーズなんですけどね。この作品に関してはいまいちと言わざるをえません。  役者さんたちの演技はとても良いです。相変わらず加藤あいはかわいい。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-02 03:51:03)
1303.  ゾンビ大陸 アフリカン 《ネタバレ》 
 かなり真面目に作られたB級ゾンビ映画。  ゾンビは『のろのろタイプ』。私の好きなタイプです。  緊張感あります。緊張感の作り方はややずるい。  画面を暗くする。視野を狭くする。アップを多用する。突然目の前にゾンビが出てくる。  手法として否定はしませんが、それに頼りすぎるのはどうかと思います。そればっかりだとお化け屋敷です。  登場人物は少ない。  モブキャラはいっぱい出てきますが、メインは2人だけ。  ゾンビ映画では『サバイバル』『人間ドラマ』の2つをいつも楽しみに見ています。  ですので、私にとって登場人物の人数ってのは極めて大事。  やはり5人以上は欲しいところですね。  まったく立場も違えば国も違う2人が協力していくっていうシチュエーションは嫌いではないです。  ですが1人が退場すればあっという間に1人ぼっち。しかもその退場の仕方が寝込みを襲われるっていうのはどーなんでしょう。ってゆーか普通あの環境下で2人共寝ますか?交代で見張りにつくでしょう。  最後が八方塞がりのバッドエンドで終わっちゃうってのは終末感が出て良かったのですが、後味はよくありません。  サバイバル系のカタルシスはぎりぎりの状況下をくぐりぬけて最後は助かるというその1点のみ。  実はロメロ作品ではその終わり方が非常に多いのです。  ただゾンビ映画としてのクオリティは守っているし、この映画の雰囲気は大好きです。  時間は長すぎ。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-29 16:59:08)
1304.  ドリーム・ホーム 《ネタバレ》 
 あるマンションで起きた連続殺人事件。まさかの動機に唖然とする戦慄のサスペンス。  物件の価値を落とすためだけにあれだけの事件を起こしちゃうとはぶっ飛んでいます。  主人公の女はなぜあれほどまでにあのマンションの海が見える部屋に固執したのでしょう。過去のエピソードにその答えがあるのでしょうか。  幼い頃に祖父に言われたから?  母を新しいマンションに住まわせてあげたかったから?  どれも決定打と言うには弱い気がします。  それに家族は弟以外全員他界。ある意味自由になれた今、もはやあのマンションに固執する理由はあまりないような気もしますが・・・。いや、理由なんてもはや無いのかもしれない。それが人生の目的になってしまっている感じです。  ストーリーだけを見てみれば普通のサスペンススリラー。ですが過激なグロ描写がこの映画を普通のサスペンスとは一線を画すものにしています。  これだけの犠牲者を出し、自身も大怪我をし、やっとマンションの価値を下げることに成功。  その翌年、サブプライムローンの不良債権化問題で勝手に下落する住宅価格。  恐ろしいほどに皮肉の効いたストーリーですが、むやみに時系列がいったりきたりするのと、悪趣味の粋を超えるスプラッタに多少辟易したので、やや減点。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-29 14:24:15)
1305.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
 とてもこじんまりとまとまってしまった感はありますが、ハウルやポニョのようなぶっとんだ展開よりかは好きです。  とても狭い世界のストーリー。なのでそこで描かれる人間関係なんかがストーリーの主軸になっていくのでしょう。  ですがこの作品で描かれる人間関係って結構希薄。病弱の男の子。小人のアリエッティ。アリエッティの家族。小人を捕まえようとするハルさん。おまけで猫。基本はこの人たちだけのストーリーなんですけど、登場人物が少ないわりに、心の交流みたいなもんが後半僅かにしか描かれません。  そもそもアリエッティたちが引越しを余儀なくされたのは、翔のエゴが原因。なのにわずかな交流で、まるで旧知の間柄のようにアリエッティと翔が別れの挨拶を交わすラストシーンには若干の違和感を感じます。  また、翔がなぜアリエッティ達が住んでいる場所をいとも容易く見つけられたのか、説明不足な部分も多い。  とは言え、アニメ映画として非常に完成度が高いのも確か。  小人目線の世界の再構築はとてもわくわくして面白い。  また、ハルさんがからみはじめてからはちょっとサスペンスフルな展開が面白い。ハルさんがアリエッティの母を見つけちゃうシーンはもはやホラー。『みぃ~つけた~』は怖すぎるでしょう。  翔の部屋に鍵をかけちゃうハルさん。クビにされたっておかしくないでしょうにそこはスルー。  ハルさんがこの作品を盛り上げてくれたのは間違いないですが、なぜハルさんが小人の捕獲にそこまで情熱を燃やすのかは謎のまま。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-03-24 13:43:02)(良:3票)
1306.  彼岸島 《ネタバレ》 
 アクションは地味。ホラーなのに怖くない。そして中だるみしがち。  ですが、私は原作が結構好き。なので結構楽しめました。  おそらく原作を知らない人にはただつまらない映画。  原作ファンだったら原作を全然反映していないことに怒り出すでしょう。  私のように『10年くらい前に一度読んだことある』ってくらいの人にちょうど良い映画。  原作がそもそもありえない展開の連続なので、この作品がありえない展開になっていても原作のせい。  ただ、そんな中にも、オープニングやポンの吸血鬼化など、ひきこまれるエピソードが確かに存在します。  オニもちゃんと出て来るし、頑張っていると思います。  こーゆー映画、嫌いじゃないです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-03-23 04:15:35)(良:1票)
1307.  エール! 《ネタバレ》 
 家族がみんな自分の事しか考えていなくて、主人公の女の子に頼りきっている感じが好きになれなかったです。  特に母親の娘に対する態度、扱いが酷い。  障害者かもしれませんが、母親です。娘に夢が見つかったのであれば、親として応援してあげてほしいものです。  映画としては、主人公の女友達と、弟の情事が不要。要らないでしょ。あのエピソード。  とゆーわけで中盤からまあ後半くらいまでこの映画に対する印象はあまり良く無かったです。  転機が訪れたのはデュオで完全無音になるシーン。ちょっと驚きましたね。思い切った演出です。なんて説得力があるんでしょう。批判的な目で見ていたぶん、軽く怒られた気分です。いっきに目が覚めましたね。  そしてクライマックスがオーディション。とゆーか入学試験?手話を交えた歌に心の底から感動。  試験管の『良い選曲だ。』に激しく同意。  歌詞とメロディーと手話が完璧にマッチした最高のシーンでした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-03-21 18:14:37)
1308.  武士道シックスティーン 《ネタバレ》 
 ごくごく普通の青春部活動ストーリー。  『剣道をする美少女達』というテイストのみでおしきる2時間弱。  ぱっと見どんくさい女の子、西荻(北乃きい)が実は剣道の才覚があるっていうのはマンガチックで好き。  そんな西荻にまさかの敗北を喫した全中チャンピオンが、西荻の高校に入学してくるっていう展開もマンガチックで好き。  メインの2人以外にも、村山主将のような強キャラがいる人物配置も好き。  ただ、キャラの配置、状況設定、役者の演技も悪くないのに、いまいち盛り上がりに欠けるのはなぜでしょう。  ああ、そうか、ライバル校がいないからか。共通の宿敵の不在。立ちはだかる高い壁を、いがみ合っていたチームメイトが協力して倒す。そんな少年漫画あるあるの王道ストーリーではなく、終始メインの2人の人間関係と心の成長だけを追っていく。それだけで2時間弱だから、要らないシーンも増えるし、間延びもする。西荻の父親や岡君のような中途半端なキャラも出てくる。どうりで見ていて中だるみしたわけだ。  北乃きいはかわいい。成海璃子演じる磯山のキャラが面白い。そして剣道の練習や試合での気迫のこもった声出しが良い。だから最後までなんとなく見ていられるのですが、映画としての面白みは大分薄味かもしれないですね。
[DVD(邦画)] 6点(2021-02-25 14:46:06)
1309.  レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 《ネタバレ》 
 ドニー・イェンのキレッキレのカンフーアクションが見られるのが良い。  マスクをつけて正体を隠すっていう一昔前のセンスが好き。こーゆーのを相変わらずかっこいいと思ってしまいます。  オープニングから圧倒的な強さを見せるドニー。もはやある種ヒーロー映画を見ているような高揚感があります。  ただ、そんなテイストを戒めるかのごとく、ストーリーは暗い。  戦友、盟友、同胞、ヒロイン、みーんな殺されます。妹はレイプされます。  日本軍は徹底的に悪役であり侵略者。中国は正義。そして中国は日本軍に敗け、どんどん侵略されるのでした。  もちろん私は日本人ですが、ここまではっきり日本人を極悪人に描かれるともはや清々しささえ感じます。それはもうドニーたちの応援をするわけです。  ですので、ドニーと刑事以外はみーんな不幸になっちゃうわけで、たとえ敵を殲滅しても、ハッピーエンドは望むべくもなく。アクション映画特有のカタルシスも弱ければ、ハッピーエンドで感じられる多幸感とは無縁の作品なのです。
[DVD(吹替)] 6点(2021-02-18 05:55:11)
1310.  ミニオンズ 《ネタバレ》 
 『月泥棒』と『危機一発』ですっかりミニオンのファンになり、期待していた3作目。  遂にミニオンズ、主役の座へ。  ですが期待値が高かったせいか、何か見たかったものとは若干ずれたものを見せられているような感覚が。  おそらく、『使命感』とかそーゆーものがミニオンズとは相性が悪いのかもしれません。ミニオンズはもっとあっぱっぱーな感じで、良いんじゃないでしょうか。スチュアートとボブはまだ良いのですが、ケヴィンがちょっと真面目すぎるかな。  ラストでケヴィンが巨大化して逆転、ってのも何か違う気がします。せっかくなら仲間と合流して、数で圧倒してほしかったですね。ミニオンズは個々人の能力ではなく、何と言ってもそのチームワーク、チームプレーが最大の魅力なのだから。  とは言え、ミニオンズの楽しさやおかしさがいっぱいつまった映画ということに変わりはありません。少なくとも見ている間は何も考えずにただ楽しい時間を過ごせます。  ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのロゴが出るオープニングをなぜかミニオンズが歌う演出。つかみはばっちり。  ミニオンズが仕えた歴代のボスたちが、ミニオンズたちのせいでその命を散らしていくのはブラックだけどユーモアに溢れていて面白い。なんといっても『仕えるボスがいないと生きる気力が湧かない』というミニオンズが愛らしくて良いじゃないですか。  映画としては少々いまいちではありましたが、ミニオンズの良さは随所に感じられる作品です。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2021-01-21 13:04:17)
1311.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
 その臨場感、緊迫感。映画としては最高の出来なのでしょう。ただ好きか嫌いかと問われれば、間違いないく嫌いなジャンル。やはり戦争映画とは相性が悪いと再認識しました。  特に、少年の足や頭をドリルで貫くシーンは一瞬ではありましたが吐き気がしました。『目を背けてはいけない。』というクリント・イーストウッドのメッセージなのかもしれませんが、不特定多数の人間が見るコンテンツにおいてここまで過激な描写が本当に必要だったのでしょうか。  戦友たちは次々とその命を散らし、最後まで救いの無い結末で物語りは幕を閉じます。実話みたいなので仕方がないのかもしれませんが・・・。どうにも気が滅入りましたね。  ただこの映画を見て、一人でも多くのアメリカ人やテロリストが、『戦争はいかん』『人の命を奪ってはいかん』と思えば、反戦映画としての価値はおおいにあるかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-12-29 12:51:24)
1312.  必死剣 鳥刺し 《ネタバレ》 
 誰か上様を切ってください。胸糞悪くて仕方ないです。  『上様』『家老』『側室』の三大悪。この3人にそれ相応の報いを受けさせてこそ溜飲も下がるというもの。  連子を切り捨てるシーンも冒頭ではなく中盤くらいのほうが良かったのでは。冒頭でいきなり切り伏せ、物語は『何故兼見は連子を切ったのか』のミステリー仕立てでスタート。当然鑑賞者の興味はそこに向きます。中盤、連子に仕えていた出家した女性が『兼見様にお会いしたら聞きたいことがございました。何故連子さまを殺められたのですか』と尋ねるシーンのおまけつき。そこを明らかにしないというのはミスリードというより反則ではないだろうか。  また、別家の帯屋と兼見が切りあうクライマックスは見応えはありますが、どちらも正義なので、どのような結末になっても悲劇。とゆーかこの二人が家老の手の平で踊らされていたかと思うと腹が立ちます。  私は小さい頃『暴れん坊将軍』やら『水戸黄門』やら『遠山の金さん』やらを見て育ったので、どうしても時代劇には勧善懲悪を求めてしまいます。そーゆーわかりやすいもの、爽快な結末を期待する人にははっきり向かない映画。  ただ映画としてはもはや完成されていて、キャストも演技も良く、所作は美しく見応えがあります。  連子の横暴ぶりを見せる前半、そして悲劇の終盤は盛り上がりますが、中盤がやや中だるみ。また、悲劇を強調したかったのでしょうけど、兼見と里尾の恋愛は不要。
[DVD(邦画)] 6点(2020-12-14 02:39:10)(良:1票)
1313.  ターゲット(2010) 《ネタバレ》 
 一流の殺し屋がターゲットと仲良くなっちゃうよくある話。  結構人が死んじゃうサスペンスコメディ。どちらかと言えばコメディ寄り。それもブラックユーモア満載のコメディといったところ。  ヒロインのローズはビジュアルは良いけれど、登場シーンからして軽犯罪やりまくりのとんでもない女。  ビクターは紳士的だけど、試着室に入っていた無関係な一般人を誤って殺しちゃったりしています。  とても共感できない2人ではありますが、なんか憎めない魅力もあります。  完全に無関係なトニーも良い味出しています。  ローズを殺すために殺し屋を雇ったファーガソン。その部下。ファーガソンに雇われたディクソン。それぞれ個性的な悪役。と言いたいところですが、実際は悪役ではない。ファーガソンはローズに大金を騙し取られた被害者。なのにディクソンたちは殺され、ファーガソンとその部下は重傷を負って入院。騙し取られた大金も戻ってこない。冷静に考えればとんでもない話。  ビクターとローズはその後結婚して子供ができたようでして。トニーも仲良く一緒に暮らしています。トニーはともかく、とんでもない犯罪を犯してきた主人公2人が幸せそうに過ごすハッピーエンドで終わるような映画。これを割り切って楽しめるかどうかで評価が変わりそうですね。  ちなみにビクターの母親が最高に良いアクセントになっています。
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-11 14:32:26)
1314.  義兄弟 SECRET REUNION 《ネタバレ》 
 韓国のスパイものにしてはマイルドな作品。シリアスなサスペンスを基調としながらも、ゆるいコメディも差し挟む。そのバランス感覚は結構良い感じです。  ただ映画としてきれいにまとまりすぎて、これといった『ウリ』がなく、パンチに欠ける作品になっちゃっているかもしれません。  イ・ハンギュがソン・ジウォンに、北朝鮮のスパイだと知っていることを告げるシーン、『影』と呼ばれる暗殺者が出てくるシーンなんかは緊迫感があります。それ以外のシーンのゆるさが良くも悪くも作品全体を弛緩させてしまっているのでしょう。  個人的にはバディものとして面白くなりそうだったのに、バディものならではの爽快感をあまり見せてくれなかったのが物足りない。ソン・ジウォンと組んでからのイ・ハンギュが完全にコメディ要員と化してしまい、無能な人間に描かれてしまっているのが良くない。そうではなくて、ソン・ジウォンとは違うタイプの辣腕ぶりを見せて欲しいものです。  ちなみに私はカン・ドンウォンが出演する作品を見るのはこれが初めて。ソン・ガンホはもちろん知っていますし、上手い役者さんなのは知っていますが、カン・ドンウォンがこんなに上手い役者さんんとは知りませんでした。体捌きもきれいです。そして陰のあるイケメンっぷりがかっこいい。  ラストはまさかの超ハッピーエンドで意外。韓国映画もなんかテイストが変わってきた頃なのでしょうか。今までだったら絶対切ないエンディングになる流れだったのに。
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-10 14:35:34)
1315.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 
 ニコラス・ケイジが出るアクションやサスペンスはだいたい見るようにしているので。  普通のバイオレンスアクション。かと思いきや、なんか人外のものが暴れまわる話。  ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は何故死んだのか。どうやって現世に復活できたのか。神殺しの銃とは何なのか。監査役とは何者なのか。一切の説明がなし。すべてご想像にお任せします状態。ここまで開き直りまくりのまる投げ状態だと逆に清々しいというかなんというか。まあ、ザ・バカ映画って感じで。  ただB級グルメに位置する作品なんでしょうが、そこまでおバカに徹する気もないみたいでして。  復讐劇であり、救出劇。そしてニコラス・ケイジの要所要所での迫真の演技。ミルトンの過去の独白なんか、どーゆー気持ちで見ればよいのか。おそらく、ストーリーに深みを持たせようとか、そーゆー気持ちは製作側にあるんじゃないだろーかとも思われるわけです。ですが演出やCG、展開はバカ映画そのものでして。なんともちぐはぐな作品になっています。  ですので、復讐劇ならではのカタルシス、救出劇ならではの爽快感、そんなものとは無縁の作品となっております。  ミルトンを追っかけていたマッド・ポリスの方々が最後まで絡んできて、三つ巴戦とかにしちゃえば、もうちょっと盛り上がったかもしれないですね。それからジョナ・キングでしたっけ?ミルトンの相手をするには、ラスボスとして小物すぎた印象。悪役にもそれなりのカリスマが必要ということでしょう。  最高に良かったのは監査役。ヒロインはいまいち。
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-06 13:38:20)(良:1票)
1316.  洋菓子店コアンドル 《ネタバレ》 
 お仕事ドラマが好きなので、そういった意味ではまあまあ楽しく見られました。  海君との別れ。シェフのケガ。十村の過去。ちょっといっぱい詰め込みすぎちゃって、1つ1つのエピソードや人物造形は薄味に仕上がってしまった印象。いや、十村の娘のエピソードは辛すぎて逆に印象が強すぎますね。  先輩マリコとの確執や衝突は良いんですが、最後までそれでいってしまうのはいかがなものかと。めっちゃあたりのきつい先輩が、なつめの頑張りや、なつめのケーキを認めるようになるエピソードがあれば、もっと心情的に盛り上がったかもしれない。  諍いからの歩み寄り。和解。承認。現実世界ではなかなかそーゆーことが起きないから、フィクションの世界に夢や理想を見たいと思うんですけどね。なつめはいつまでたっても半人前扱い。マリコは最後まで嫌な先輩のまま。もう少しサクセス要素を入れてくれても良かったんじゃないでしょうか。リアルをリアルに見せられてもなぁ。  十村がいずれ合流するであろうことは想像に難くありません。オーナーシェフとなつめが信頼を築き始めていただけに、終盤オーナーシェフが戦線離脱したまま終劇ってのは、ちょっと寂しいものがあります。
[DVD(邦画)] 6点(2020-10-13 08:37:15)(良:1票)
1317.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 
 初期の作品だけあって刺激は少なめ。ホラーというよりサスペンス。  こーゆー映画でも十分怖かったのは自分が子供だったからか。だとしたら今の時代、ホラーやバイオレンスの類が軒並みR指定になるのもわかる気がしますね。子供には刺激が強すぎます。子供にホラー映画を見せたかったら、まずはこれくらいので慣らしたほうが良いかもしれませんね。だとしたら古きよき時代のホラー映画の需要ってのもまだまだありそうです。  まだ世界がこーゆーホラー映画に慣れていない時代、この作品が大ヒットして世界中の人がキャーキャー言っていたかと思うと感慨深いものがあります。  CGなんてものが無かった時代、全部手作りってのはさぞかし大変だったでしょう。恐怖を演出するのにもいろいろと工夫が必要だったと思います。殺される瞬間のシーンがほとんどなく、殺された後の死体ばかり映すのはそのためでしょうか。  ただスプラッタ描写が控えめでも、惨劇が起る前の雰囲気作りはなかなかです。殺人鬼がどこに潜んでいて、いつ襲い掛かってくるのか、そのハラハラがたまりません。  一方、殺人鬼が正体を現してしまうと怖さは半減。なにせおばちゃん。しかも今まで瞬殺だったのに、急に肉弾戦。ビンタは笑ってしまいます。本当にケビン・ベーコンの首を貫いた人ですか?同一人物とは思えないんですけど。  どっかに行ったと見せかけて、ゆっくり回るドアノブ。助かったと見せかけての驚愕のラスト。今見ても怖さを感じさせるシーンがあるのはさすがです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-10-08 02:39:16)(良:1票)
1318.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
 悪くはないけど物足りない。まあまあ怖いけど物足りない。良い雰囲気出せているけど、舞台や設定が怖さや面白さに結びついていない感じです。  恐怖演出がワンパターンになっているのもよくない。『何か物音がする。』⇒『近づいてみる。』⇒『なんだ、違った』⇒『ジェイソンが後ろに立っている』やたらこの繰り返し。  個人的に良かったのはボート。ボートを運転している男の頭を矢で射抜く。それを知らない彼女は、近づいてくるボートと接触してしまう。そして桟橋からの脳天串刺し。これくらいバラエティに富んだ描写がもっとあれば良かったです。  夜のシーン、アップ、せわしなく動くカメラ、これが多用されていて画面が見づらいのも難点。確かに画面を暗くするのは恐怖心を助長させる効果がありますが、そればかりに頼るのはあまりに工夫がありません。  子供の頃から親しんできたスラッシャーホラーなのでそれなりに楽しめた部分がある一方、こんなものかと満足しきれなかった自分も確かにいて・・・。ただこれを見ると、『1』からもう一回見直してみたくなりますね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-09-30 02:17:18)
1319.  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 《ネタバレ》 
 思っていたより重く暗い話でした。ですがぱっと見明るくポップなテイスト。なんとも変わった味わいの作品です。  邦画ならではの雰囲気と言えなくもないです。(嘘だけど)こーゆー雰囲気は洋画では決して味わうことができない。(嘘だけど)もちろんドラマでもこーゆーのは撮れない。(嘘だけど)  ですので、こーゆー作品は貴重だと思います。(嘘だけど)良い、悪いは別にして。面白い、面白くないは別にして。  この作品は、大政絢のファンあれば問題なく楽しめてしまうのがある意味問題かもしれません。(嘘だけど)  大政絢がかなりかわいいので、プロモーションビデオとして楽しめてしまう。(嘘だけど)  ラブストーリーとして、みーくんを羨ましいとさえ思ってしまう。(嘘だけど)  まあ、実際はみーくんではなかったわけですが。まーちゃんにとっては自分ひとり逃げた道真より、最後まで一緒にいてくれた主人公のほうがみーくんなのでしょう。  それにしても大政絢が出演している映画を初めて見たのですが、演技が上手でびっくりです。(嘘だけど)  まーちゃんの壊れっぷりを見事に表現出来ていたと思います。(嘘だけど)
[DVD(邦画)] 6点(2020-09-22 03:41:02)
1320.  ゾンビハーレム 《ネタバレ》 
 ゾンビものは好きなのでとりあえず鑑賞。とは言え、駄作オーラ全開のタイトルに、期待は全くしていませんでした。  で、思っていたよりかは力作。というか意欲作。一風変わったゾンビ映画を、わりと真剣に作ってみた感じです。  ゴア描写もB級作品にしては力が入っています。  玩具、アパレル、精肉、民家、教会、様々な建物に侵入するのがちょっと面白い。どの場所においても惨劇の残り香を漂わせる風景が用意されていて、こんな映画にもイギリス人のきまじめさが反映されている気がします。  ただ、ゾンビものとしては結構中途半端な出来なのは否めません。  指を切り落とすデブ女ゾンビに捕まるシーンや、精肉店ゾンビなど、怖さを感じさせるインパクトはところどころにあり。ですがそういった恐怖演出的見所がすべて単発。ホラーとしてはやや失敗。  かと言って笑いのセンスが良いとは言い難く、コメディはすべり気味。  登場人物が悪い意味で馬鹿すぎるのもマイナス。  何をしたいのかわからないシーンが多いうえ、ミスや油断も多く、反撃のカタルシスなんてものは得られません。  また、ゆきさんの意見に同意見で、こーゆー映画だからこそマットやパトリック、バンクシーを殺すべきではなかった。  最初から最期まで突っ走る感じのノリは嫌いではないです。
[DVD(字幕)] 6点(2020-09-17 13:32:15)(良:1票)
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