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映画小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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121.  逃亡者(1993) 《ネタバレ》 
逃亡劇という割には、追い掛ける方に主軸が置かれている気がして、映画というよりもシミュレーションを体験している感じです。ハリソン・フォードは嫌いな俳優ではありませんが、いくら必死な形相をしても、その気持ちがこちらに伝わってこず。トミー・リー・ジョーンズの優秀さだけが印象に残ります。こうした映画は「どうする?どうする?」といった次へのつなぎ方が大切なのですが、やはり2時間の間では難しいようです。緊張感の持続が肝の内容だけに、演出は平凡すぎたような。ダムから飛び下りるシーンも興奮はしませんでした。
4点(2004-03-27 10:42:16)
122.  キューティ・ブロンド
主演女優はキュート!です。本当にこんなフレーズの似合う女優さんです。ことこの映画の主人公にはうってつけという気がします。また、この人でないと魅力的には映らないでしょう。久しぶりに女優で観たくなった映画でした。アメリカ特有のポジティブな精神が堪能できます。
7点(2004-03-27 10:04:57)
123.  ショーシャンクの空に
物凄い数のレビューにびっくり。そして高い評価にも。自分も好きです、この作品。目にはみえない、形のない「希望」というものをしっかり見せてくれる点が、非常に分かりやすく素直な感動となります。あきらめないで続けること。努力という言葉では簡単に済ませられない行為が実を結ぶラストは清々しく、まるで夢のようです。あの海岸のシーンは忘れられません。
8点(2004-03-27 09:49:02)
124.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
切なくつらくやりきれない。映画として、アニメとして、観る者に「戦争」の悲惨さをいやというほど見せつける作品です。知人に、毎年夏になるとこの映画を思い出すわ、と目を潤ませる人がいて、その影響力の凄さに驚きます。戦争による哀しみ、その哀しみに耐えながら必死に生きていく兄妹の姿は、単なる批判よりも「生へのしがみつき」に思えて、「生きる」ことの大切さも教わったような気がします。節子が池のほとりで、1人水面に映る自分とジャンケンするシーンは何度みても泣けます。誰がこんな風にしたのか。声を荒げる「反対」の言葉よりも、自分にはこの1シーンがとても痛く、多くを物語っている気がしてなりません。
8点(2004-03-27 09:42:47)
125.  メラニーは行く! 《ネタバレ》 
この女優で見せ切るには、線が細いような。可愛くもあり、たくましくもあり、したたかでもあり、といった見せ方に、感情移入すべきところが、元旦那の方にいってしまった時点で、主人公のわがままぶりのみが目立つ形に。田舎を抜け出すこと、都会で一旗あげること、その野心も独立心もわかりますが、自分ならあんなにいい所なのにと思ってしまい(女性とはちがうので)、動機が伝わりにくいです。雷のエピソードは好きですがラストが読めてしまう描写になってしまうのが惜しかったです。それにしてもキャンデス・バーゲンってきれいですね。なんか昔のまんま。好きな女優さんなので、この再会はうれしいものがあります。
5点(2004-03-26 17:26:04)
126.  夜霧のマンハッタン
都会派のラブロマンス+サスペンス+コメディ映画とでも表現すればいいでしょうか。非常に軽いタッチで明るい印象のある内容です。ですからハラハラドキドキなどは、ほんのスパイス程度で2人の絡みが見せ所となります。重たいテーマや主人公が必死の形相でアクションする映画などに少し疲れたなという人には、いい作品ですね。永遠のハンサム、レッドフォードならではの味が出ています。自分は「ホット・ロック」のノリみたいなものを感じました。
7点(2004-03-26 17:13:13)
127.  ナチュラル 《ネタバレ》 
伝説なんて、それを語る人によって多少の味付け、脚色が成されているもの。面白可笑しく伝え残すための工夫は、決して悪い事ではないと思います。その根底に流れるものさえ崩さなければ。映画「ナチュラル」は、野球が好きな人間をうまくおとぎ話として伝え切れている点で非常に好感の持てる映画です。ノスタルジーいっぱいのつくりですが、おじいちゃんから「昔々、こんな選手がいての、目のさめるような花火のようなホームランを打ったんじゃ」なんて聞かされてるような、そんな印象があります。 また、撮影の力でしょうが、全編おだやかなムードの画面づくりで、気持ちの方も落ち着く、不思議な佇まいを見せる作品でもありました。ラスト、夕景の中、キャッチボールをするレッドフォードの笑顔がたまりません。うらやましくなるくらいの幸せな笑顔です。野球っていいなあ。単純にそう思いました。
8点(2004-03-26 17:01:50)(良:2票)
128.  候補者ビル・マッケイ 《ネタバレ》 
アメリカの選挙戦がどのようなものなのかがよく分ります。(ある程度の誇張はありますが)政治の、選挙の、そして候補者のそれぞれの模様をビジュアライズ化した作品としては、非常に見やすい点、そしてロバート・レッドフォードそのものが一立候補者としてオーバーラップして見える点でも面白い映画です。祭り挙げられ、側近達の戦略どおりに当選するも、実感のない成功にとまどうラスト。「俺はこれからどうしたらいい」そのつぶやきは 選挙が大きなからくり事でしかなく、実体(候補者はあくまでも人形)を伴わない空しいものとして描かれるあたり、なかなか見応えのある作品です。
7点(2004-03-26 16:46:42)
129.  ピンク・パンサー2(1975) 《ネタバレ》 
アニメーションによるお洒落なオープニング。そしてあの音楽。ピーター・セラーズのひょうひょうとした演技に腹を抱えて大笑い。初見の頃は中学生。でも、分らないギャグなど全くなくて、自然に笑えたのは(映画のパロディも入っている事は入っているのですが)やはり笑いの表現に丁寧な描き方があったのかも知れません。特に、犯人を追うクルーゾー警部がタクシーに乗り「奴を追ってくれ」と頼むと、運転手が車をおり走って追いかけるシーンは涙がこぼれる程おかしかった。馬鹿馬鹿しいと言えばそれまでですが、クルーゾーのキャラの立て方がしっかり出来ているので、真面目になればなるほど面白いのです。それを表情でしっかり見せるあたりに、ピーター・セラーズの達者な演技が光っていると思います。今の笑い、「フライング・ハイ」や「ホット・ショット」のようなテンポと急激な展開はありませんが、それがない分、お客さんが置いていかれることなく、しっかりついていって笑える良さがいっぱいあります。自分は大好きです。
7点(2004-03-26 12:55:50)
130.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
大衆娯楽大作としてよく出来ています。海賊映画をエンターテイメントにして見せた点で、子供も大人も楽しめます。特に情けない、だらしない、ふがいない船長役のジョニー・ディップの怪演を見ているだけでも面白い。(キメルところはキメてくれますが)賑やかで、絢爛で、剣劇の良さもよく出ております。ディズニーのアトラクションが元ネタらしいのですが(自分は未体験です)それを知らなくても楽しめます。何より、出演者達がうれしそうに演じているのが感じられて、漫画のような、絵本のような そんな出逢いが満ちあふれている映画です。
8点(2004-03-26 12:41:54)(良:1票)
131.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
この映画を初めて観た時は、とても辛かったのを覚えています。体調ではなく、故淀川長治先生の本の中で「チャップリンが命をかけた映画」という内容のものがあって、観るべきか、果して観たとしても冷静でいられるものだろうかと。非常に悩み苦しんだ思い出が「辛い」ものとして残っているんですね。しかし、再見すると、中学生に観た頃とは違って、誤解を承知で言うなら清々しいものが自分に残ったのです。あのパントマイムで人を笑わせ、泣かせ、感動を与えてきたチャップリンがどうしても伝えなければならないことを、ラストの演説でしゃべります。これでもかというくらいにしゃべります。あのチャップリンが。初見の時はこのシーンが長く、重く、戦争批判の最たるものとしか映らなくて辛かったのです。しかし今では、いや、チャップリンは希望を持っている。このメッセージを託すべき人間になんら失望もしていないし、人をあきらめたわけじゃない。人を信じているからこそ、伝えようとしているんだ、と理解できて。うれしかったです。戦争はいけないことだ、と台詞に込めるのではなく、人が人として生きていける世界をつくろうみたいな、そんな素敵なメッセージに聞こえてくるのです。やはり偉大な人です。
10点(2004-03-25 17:47:01)(良:2票)
132.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
執念、執念、男の執念ですね。「自由」をもとめる執念が観る者を圧倒します。脱走に賭けることで何とか自分を鼓舞し、精神を保っている、そのギリギリの状態をマックイーンが熱演しています。舞台劇を観ているかのような、そんな生々しささえ伝わってきます。最後の最後、脱走は成功します。青い青い海に浮かびながら、男はやっと成功を味わうのですが、そこには達成感よりも 目的を成し遂げて、さて、これからどうしたらいいんだろうみたいな一抹の寂しさも感じられます。喜ばしくもあり、哀れでもある男の生き様が見事に描かれています。息を詰めて観てしまいます。
8点(2004-03-25 16:30:22)
133.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
親父が1人で観に行ってゴキゲンになって帰って来た映画です。「くやしい」気持ちで自分も劇場に行くと、まず、お客さんの層の広いことにびっくり。親父の年代はもちろん、その上をいく人も、おっと若い人も交じってるやないの。と横を見れば小さな子供がちょこんと席についてて。お客さんの顔を眺めているだけで、上映前にもかかわらずこの映画の良さが伝わってくるようなそんな気がしました。さて、本編。「雨に唄えば」や「巨星ジーグフェルド」「オズの魔法使」「風と共に去りぬ」など、MGM映画の名場面が続くこと続くこと。G・ケリー、F・アステア、J・ガーランドなどの名優達の踊りと歌のうまいことといったら。ああ、リアルタイムで観られるわけもなく、噂とスチール写真でしか拝見出来なかったものが、今目の前で「動いている」幸せ。なんなんでしよう。この至福は。圧巻なのは水着の女王、E・ウィリアムズ。ため息というか、何と言うか。スペクタクルの極みといった印象を受けました。1場面でこんなんだから、本編なんか観たら気絶するんちゃうかな。これはもう文化遺産です。古いとか新しいとか関係なく、映画が成し得た、また映画でしか成し得なかった貴重な貴重な記録の産物です。良いものは良い。劇場を出た後、パンフレットを擦り切れるほど読みました。眺めました。大画面で観れて本当に幸せでした。
9点(2004-03-25 16:17:04)(良:2票)
134.  チャンス(1979) 《ネタバレ》 
人がいかに先入観で物をみているか、肩書きだけで判別をつけるかを猛烈に皮肉り風刺した見事な作品。ただの庭師の言葉に、それも単純な言葉に、影響を受けありがたいアドバイスだと本気で思う人間のなんと愚かなこと。「冬は必ず春になる」なんて、誰もが知っている事実。改めて格式のある人物(だと思い込んでいる)から発せられると何とも含蓄のある台詞にきこえる不思議。純粋で世間のことを何もしらない庭師をピーター・セラーズが好演。見るとはまってしまういい映画です。
9点(2004-03-25 13:18:21)
135.  新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
何かと話題の作品で、自分はTVシリーズなど全く観ていません。作画のクオリティが映画並みとか、一種の哲学がこの作品にはあるとか、色々な情報こそ耳に入りましたが、さあ腰を上げて劇場にとはいきませんでした。観賞後の感想は「ビデオで大正解」。劇場で見たならばきっと、いやおそらく、うんにゃ確かに暴れていたかもしれません。分かりにくい。一言でいうと分る人だけの(分かっているつもりの人だけの)悦楽映画。世におたくと呼ばれる人の格好の対象となる作品なのでは。自分なりの知識で、背伸びした言葉や得た情報で語るには申し分のない内容だとは思います。「まっ、簡単に分かってもらっちゃ困るんだけどね。フッフッ」なんて、台詞のひとつも聞こえんでもないですが。いかんせん、映画としての説明不足にはついていけず、万人の対象とならぬ存在でいることを肯定するのは、いかがなものかと。
2点(2004-03-25 12:57:56)
136.  スピード2 《ネタバレ》 
これは「スピード」ではありません。別物です。でなければ、観ていられません。船の設定では疾走感などはるかに乏しく、設定にも無理がかかってきます。主人公にも魅力を感じず。ラストの街に突っ込むシーンなどは蛇足です。あの場面のためにこの映画があるならば、あまりにも馬鹿馬鹿しい出来です。破壊を楽しむより食い止める為に頑張るのが普通じゃないのか?疑問と怒りにも似た感情が起こりますね。
3点(2004-03-25 12:46:48)
137.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
親父と観に行きました。懐かしい場面の連続で、終始にこやかな顔で画面を見つめていました。自分には全てが新しく、「PART1」と同じく、昔の華やかな作りに驚きの声とため息が交互に出てくるばかり。今作の特筆すべきところは、何といってもタイトルロール。様々な俳優の名前が、様々なアイテム、景色などの中に自然と出てくるのです。その粋で、スマートで、お洒落なことと言ったら。親父の青春がいきいきと躍動するのと同時に、自分が年とった際にこうして振り返ることのできる映画が果して何本あるのやら、そして、こんなにも楽しい思い出としてスクリーンに映し出されるのかしら、としばし考える事も。でも、フィルムに残った映画と自分との思い出。それは、かけがえのないもの。懐かしい時間に迷い込む幸せを、この作品は教えてくれました。
10点(2004-03-25 12:37:47)(良:1票)
138.  ローマの休日
「永遠」というフレーズがこの1作で全世界が認めるものとなったオードリーの大名作。TVで初めて観た時は、子供心にキュートな笑顔にやられました。白黒なのに黄金色に輝くその女性の存在に見事にノックダウンなのです。年を重ねて、再見するもその魅力はフィルムに閉じ込められたまま。一切の輝きを失わず、変わりない美しさを観ている者にふりまきます。女優として、物凄く幸せなことですし、幸せな作品です。そして、映画っていうのは決して年をとらない好きな人を、そのまま出逢わせてくれる素敵な物だということを改めて認識させてくれます。
10点(2004-03-25 12:24:10)
139.  GODZILLA ゴジラ(1998)
普通の怪獣映画。ゴジラでも何でもない。あっさりとした映画です。気を持たせるマスコミの宣伝の仕方、露出の方法に問題あり。ゴジラにこだわる必要性など皆無の内容なのに。エメリッヒ監督は別にゴジラが好きな訳でもないんじゃないかな。街を闊歩する怪獣の姿は大画面の効果もあり見応えあります。でもそれだけ。本当に普通の怪獣映画になっています。期待せずに観たらそこそこ楽しめるのでは。
5点(2004-03-25 12:16:46)
140.  エアポート’77/バミューダからの脱出
空でのパニックシチュエーションが底をついたので、海底にしようか、なんてことはないのでしょうが、エアポートシリーズの中では異彩を放っている作品です。海中からの脱出劇は見物ですが、オールスターの謳い文句に懐かしの名優ばかりが顔を揃えている時点で同窓会旅行の際におこった事故みたいな印象を受けてしまいます。いずれも一時代を築いた名優ばかり。救助しないと、そりゃいかんでしょ。そんな事を考えてしまうので、内容にはあまり感動せず。平凡な印象を持ってしまいます。
5点(2004-03-25 12:08:42)
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