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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 552

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121.  セント・エルモス・ファイアー
何か忘れかけた大切な事を思い起こさせてくれるような作品。誰でも通り過ぎる大人への曲がり角、そんな人生の通過点を群像ドラマにして鮮やかに描いている。デミ・ムーアの“私、22にして人生に疲れてしまったのよぉ~~”と嘆くシーンには、胸をうつものがあった。また音楽も印象的な逸品で物語を盛り上げ、ラストも感動的にしている。
9点(2001-08-21 16:09:33)
122.  カリートの道
(↓)そうそうこの映画のショーン・ペンは全然気づかないかも。「スカーフェイス」の姉妹編なんですが、正直言ってこっちの方がかなりマイルドになり、しかも切ないです。切なさが物語の全編に響き渡っていて、デ・パルマが「スカーフェイス」の時にホントにやりたかった事を描いているようで、いろんな意味で切なくなってきました。90年代のデ・パルマのベストだし、私の中では「アンタッチャブル」をも超えてます。
9点(2001-08-19 19:54:48)
123.  ライトスタッフ
この作品の奥深さは一言では語りきれない。正直言って、全員タイトルの“正しい素質”ではないのかもしれない。だってこの映画を見る限りでは、持ち前の才能や知識、運動能力を基準にして選考していたではないか。元々アメリカ政府がいわゆる“正しい素質”を選んでなかったのだと私は思う。しかしどうだろう? そんな“正しくない素質”の集まりが、自らの才能に過信した連中が、一番飛ぶということに関する想いが強かった者が、「音速」の壁を破り現代宇宙工学の基礎ともなる命懸けの有人飛行にトライし、基を築いたではないか。“正しくない素質”がライトスタッフなのだ。
9点(2001-08-16 21:46:42)
124.  ヒッチャー(1985)
これはある意味映画を観ることに対する勇気を試される映画です。衝撃的なシーンの数々、暗がりの序盤から物語は一気に加速していき一旦話しは終結するかのように見せます。しかしここでこのヒッチャーは終わらない。荒削りな演出、ルトガー・ハウアーのターミネーター的な怪演、これが全て構築した傑作がここにある。
9点(2001-08-15 21:33:02)
125.  ジョンとメリー
互いに名前を名乗らず、素性もわからない。生い立ちも、これまでの経歴も。そんな相手の事を何も知らないまま関係をズルズル、ズルズルと引きずってきた男と女。そんな現代にありがちな関係をユーモアやペーソスたっぷりにしっとりと描かれていて大変好感が持てる。ただ男女が出会いお互いの名前を名乗るまでをじっくりと描いているだけだが、ナレーションや時制の混同といった手法を次々と繰り出してきて、その演出はたいへん見事である。この2人がこの後、「クレイマー、クレイマー」予備軍にならない事を祈るばかりである。
9点(2001-08-14 12:14:33)
126.  ユージュアル・サスペクツ
スンゲェー!この映画のオチが判ったという人がいたとは結構オドロキ。それでも楽しめるでしょう。初めてにオチが判っても、この映画で重要なのは中盤なのだから。俺なんてしっかり騙されてしまったクチだから、エンディング観ても判らなかった(←鈍感)。でもエンディング5分くらいを2・3回観返してみると段々話しが見えてくる。アカデミー賞で受賞している部門も妥当な線ですね。いいトコ目につけてんじゃん、オスカーも。強いて言うなら、もう少しメリハリのある演出にして欲しかったかな。
9点(2001-08-09 22:00:58)
127.  クレイジー・イン・アラバマ
色々な意味で忘れ難い作品になりそうだ。スペイン人俳優アントニオ・バンデラスはまた、初メガホン作品にしては大変難しい題材を見事なまでにこなしていたと思う。従来の束縛かつ夫の暴力を耐えかね、亭主を殺害し彼の生首をケースに入れながらハリウッドを目指す女性と、その女性を伯母に持つ少年、また彼らを取り巻く人間関係を公民権訴訟問題や現代社会の不毛を織り交ぜながら描いた、一種の群像ドラマであり、少年の成長をを描いた青春映画にもなっている。主演のメラニー・グリフィスも結構いい演技してたと思うし、デビッド・モースもなかなか良かったと思う。久しぶりにいい映画を観たような気がした。
9点(2001-08-07 23:26:10)(良:1票)
128.  セイ・エニシング
青春映画の秀作の部類に入ると思う。アイオン・スカイが初々しく、観ていて気持ちいいくらいだが、それ以上に中身が清々しくかつ時にはシニカルで面白かった。この映画でも描かれているけど、どうしようもない10代の感情の行き場は不安要素でもある将来なのでしょうね。主演のジョン・キューザックも爽やかでなかなか好印象。
9点(2001-08-07 11:15:04)
129.  危険な動物たち
公開当時酷評されたらしいけど、個人的にはパイソンズ・ギャグは大好きなもので。それでも関連性のない前作「ワンダとダイヤと優しい奴ら」よりも少しギャグがマイルドになってしまったのが、マイナス材料。ケビン・クラインも前作でオスカー獲ったから、もう辞めたのかと思ってたのにも関わらず頑張って今回は二役やってたし(でも二役は必要なかったのでは?父親役は誰か他の役者がやれば良かったのにとは思ったけれど)。それでも結構面白かった。
9点(2001-08-01 20:07:56)
130.  晩秋(1989)
いろんな意味で身につまされる話しでした。今は亡き名優ジャック・レモンの隠れた名作と言っても過言ではないでしょう。未見の時点である程度判ってはいましたが、やはり感動してしまいます。現代の医療体制に不満を抱いたウォール街で働く忙しいビジネスマンが献身的な介護に目覚め、父親を病院から抱きかかえて出させる。こんな事は暇人ではある私にもなかなかできないことでしょう。現実の自分と父親の関係をてらし合わせて観てしまい、感動せずにはいられませんでした。
9点(2001-07-15 18:29:00)
131.  女と男の名誉
私はレンタルで借りられましたよ、この作品。たいへん面白かったです。この邦題そのまんまみたいな作品で、珍しく邦題が巧い!と観た後に思ってしまいました。ジャック・ニコルソンもそつなく、いつものように“これ以外の役者であり得るか?”と思わせるくらいハマリ役で、近年でいうと「恋愛小説家」クラスのハマリ役ぶりが期待できる。「ゴッドファーザー」がダメだった方なら、マフィアものの入門編として取って置きの作品です。そして傑作です。
9点(2001-07-07 11:17:26)
132.  A.I.
本来映画っていうものはあまり期待をかけすぎるとコケるというのが私の持論でした。それで当然のようにこの作品はかなりの期待を数ヶ月前から抱いておりました。いつもだったら点数のところに、こういうサマームービーですから5点とか6点とか付けてた可能性が大きいんですが、この作品は私のそういう期待に見事なまでに応えてくれた。賛否両論だけど、一度は観ておくべき作品。最近のスピルバーグ作品の中では「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以降、私の中では一番の出来であると感じた。
9点(2001-07-01 22:06:29)
133.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
素晴らしい!これは1→3まで一気に観るべきお手本みたいな作品だと思いますが、この2は必見。地味に深いのです。ただ1はやはり私の中では越えていない、でもかなり高いレベルにある続編であることは事実。1を超えられない理由は、これだけ観ても理解できない可能性が高いという点。その点では不意に単独で観ても1とか3の方が楽しめる様な気がする。それでもこの映画は素晴らしい続編だ。
9点(2001-06-25 20:42:18)
134.  ホット・スポット
決して評判のいい作品ではないのだが、私はこの作品は傑作だと思う。というのも近年のフィルム・ノワール系作品はどうもインパクトや構成力が弱い。そんな中でも特筆すべき作品がコレである。ホット・スポットとは地学用語でもあるが、この作品の意図ではおそらくそのままの意味なのだろう(“熱い一帯”という意味)。監督のデニス・ホッパーは本作には出演していないものの、これだけのフィルム・ノワールを特徴的なタッチで見事に描けていてたいへんgood。またラストも、この手の映画としては一番の結末。この映画の場合、観てるこっちまで暑くなった。
9点(2001-06-22 23:16:20)
135.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 
正に前衛的なサイエンス・フィクションと言える作品だった。昨今テレビや新聞紙面上を激しく賑わすクローン技術や遺伝子組み換え食品といった話題を今から約25年前に先取りしていたこの作品は偉い。普通ただそれだけで終わってしまう映画が多い中、この作品はそれだけでは終わっていない。ヒトラー再生計画というユニークな発想をモチーフにし、全編スリリングにそして不気味に描かれる。また主演のグレゴリー・ペックにローレンス・オリビエもこういった作品での共演とは意外だが、両者の熱演がこの作品を盛り上げていると言っても過言ではないだろう。とにかく必見の作品である。
9点(2001-06-22 21:48:39)(良:2票)
136.  ギャラクシー・クエスト
面白すぎて死ぬかと思うほど笑ってしまった。主演のティム・アレンにシガニー・ウィーバー、それにアラン・リックマンはそれぞれの役どころをキッチリおさえた演技をしているので、好感が持てる。また脇で出てきたキャラもいい。未見の時点ではとりあえずSFテレビ・スターの珍冒険とだけ知っていればいいと思います。それ以上余計な知識を入れると、笑いが半減します。いやぁ、それにしても面白かった。
9点(2001-06-20 22:03:04)
137.  チャイナタウン
1930年代のあまり景気のよくないLAの風俗を見事なまでに再現している秀作と言えるだろう。この作品の意外な拾い物は、名監督ジョン・ヒューストンのふてぶてしいまでの演技でした。まぁ正直言って納得のいく演技ではなかったものの、欲の塊と化した大富豪の老人を見事に演じていたと思う。ロマン・ポランスキー監督の見事な手腕を発揮したベストワークとも言えるし、また主演のジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェーも良かったと思う。実はこの映画のニコルソン、どこにでも首を突っ込むしがない私立探偵を嫌味なく巧い具合に上品に演じていたと思う。またフェイ・ダナウェーは激しい台詞の応酬ではなく、30年代の貴婦人を気品高く演じていたと思う。ただこの映画に10点を挙げられないのは、ただ釈然としないラストのおかげである。
9点(2001-06-18 20:50:38)(良:1票)
138.  タイタニック(1997)
ホントにナンダカンダ言って凄い映画だと思う。アカデミー賞をこれだけ独占したのもうなづける。キャメロン監督のあの態度は許せなかったが......個人的にはディカプリオよりウィンスレットはよく頑張ったと思った(←何様?)。確かに賛否両論なのはわかるけど、一度はしっかり観ておくべき映画だと思う。
9点(2001-06-17 22:57:41)
139.  タワーリング・インフェルノ
これはつまらないという意見が多いですが、私は決してつまらない映画とすることはできない。ポール・ニューマン&スチーブ・マックイーンという世紀の共演に負けないくらい、ストーリーにもメリハリがあるし、模型と判っていても塔の全体像を映した時のスリリング感はたまらないものがある。語り継ぐべきクラシック大作だと思う。
9点(2001-06-17 13:53:10)
140.  カジュアリティーズ
ここ近年のデ・パルマ作品で一番クオリティが高いんじゃないでしょうか?別に激しい長回しがあるわけじゃないし、デ・パルマらしさをあまり感じさせません。でもベトナム戦争のアメリカにとっての恥部をしっかり批判し、さらけ出してるし、ラストも非常に余韻が残って良かった。あと私にとっての収穫は、マイケル・J・フォックスが意外にも良かったこと。てっきりミスキャストと予想してたんですが、そんなことなかったと思い、いい意味で裏切られた。
9点(2001-06-13 22:28:20)
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