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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

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121.  殺しの分け前/ポイント・ブランク
リー・マーピンの情け容赦ないバイオレントな行動をジョン・ブアマン独特のテイストで迫っていくフィルム・ノワール。しつこいまでのフラッシュ・バック効果によって、不思議な感覚を得るという一種の“体験”映画になっている。だがブアマンの映画は個人的に好きにはなれないので、この点数が限度(ちなみに近作「テイラー・オブ・パナマ」は彼らしくない良作です)。
8点(2002-02-15 22:36:15)
122.  カタクリ家の幸福
今日の日本映画界には無い新風を入れつつある三池監督による異色ホラー・コメディー。出演者は豪華ですが、丹波哲郎の存在感がもの凄く大きい。要所でトボけた味を出していて、たっぷり笑わせてくれる。一方で忌野清志郎は狙いすぎかなと私的な意見ですが思いました。意味不明なシーンもありますが、「皆さんも歌って踊って人生楽しく過ごしましょう」ということで頭を空っぽにして楽しみましょう。
8点(2002-02-15 00:54:25)
123.  目撃(1997)
地味ながらも手際のいい仕事っぷりでした。素晴らしいです、イーストウッド。派手さは一切抑えて、出るとこキッチリ出して、抑えるとこキッチリ抑える。そんなタイトな演出をよそに、長年映画業界に携わってきただけのことはある円熟味溢れる演出を披露しています。ですが、スケールが小さすぎるのが難点。
7点(2002-02-15 00:49:00)
124.  風花(2000)
少し平均点を上げましょう。この映画は一つ一つのシーンを大切にしていて、なかなか好感が持てます。今の日本映画界には無いと言ってもいいくらい、「正に映画」というくらい1シーンごとの演出がもの凄く丁寧です。確かにストーリー自体は、さほど面白いものではなく全体的に間延びはしているけど、今の映画界の中ではこんなシンプルな映画は貴重だと思う。それだけに監督の急死が惜しまれる。
8点(2002-02-11 14:08:47)(良:1票)
125.  俺たちは天使じゃない(1955)
色々とご都合主義な展開だけれども、そのご都合主義ゆえ成り立つ、クラシック映画ならではの愉快な一作。主演3人の魅力はもとより、オールセットによる雑貨屋の撮影は秀逸。残念ながらこの時代を代表する作品というわけではないが、終始話しのテンポが良く、それに加えてボギー渾身の芝居ではないだろうか。
8点(2002-02-11 12:53:54)
126.  ゲット・ア・チャンス!
粗はたくさんある作品で、これといったヒネリもないけど、なんだか憎めない映画。いやポール・ニューマン自体が“憎めない爺さん”みたいなキャラに見えたから、憎めないという印象を受けたのかもしれない。終始テンポのいい(決して早いわけではないが)展開で、88分という短さにこの映画の面白さが詰まっている。この映画をご都合主義と言うのは野暮だぜ。
8点(2002-02-08 10:14:38)
127.  スターリングラード(2001)
確かに冒頭は良い。明らかに「プライベート・ライアン」は戦争映画の歴史を変えたようだ。音響によって戦場を体感させる。これは良い手法だと思う。だが映画自体は三流。中途半端という印象がどうしても拭えない。別に戦争映画に恋愛があってもいいのだが、残念ながら描き方が散漫。後半、戦地でのシーンも三角関係も、今一つ盛り上がりに欠ける描写でポイントが定まっていない。そもそも全編を英語で押し通したこと自体、リアリズムなんて観念から外れてる。
5点(2002-02-07 18:49:34)
128.  グッドモーニング,ベトナム
酷評するほどは悪くない作品。やはり同時期の「レインマン」もそうだが明らかにバリー・レビンソンはこの時期が一番ノッていたと思う。R・ウィリアムスもナンダカンダ言って、この映画での熱演は心に直接的に訴えてくるものがあると思う。だが話しの中身そのものは、重箱の隅をつつくようなマネをして申し訳ないのだが、何故使用禁止のレコードがDJの目の前にあるのかという疑問が数多くある。しかしこの映画に関しては、そんなことよりも“勢い”を楽しむべき作品かと。
8点(2002-02-06 20:53:32)
129.  魅せられて(1996)
ベルトルッチの美しいまでの映像マジックというわけなんですが、残念ながら今一つの出来だと思う。リブ・タイラーはなかなかの健闘で、思わぬとこまで見せてくれる。役者陣とカメラは良いのだが、残念ながら物語が悪い。一歩間違えれば、ヤバいメッセージにもなりかねない。
4点(2002-02-05 19:20:35)
130.  フルメタル・ジャケット
凄まじいまでのリアリズムに基づいた作品。時に人は、目の前にある現実を目の当たりにすると恐怖をおぼえる時があると言うが、正にこの映画が表現したのはそういうコト。ただ前半の執拗な軍部での演出に比べ、後半の戦地での演出が弱い。残念ながら戦地での演出にかけては、キューブリック以上のものを演出できるディレクターがいるので、前半の訓練のシーンで全編押し通してしまえば良かったのにという口惜しさを感じている。
8点(2002-02-05 19:18:27)
131.  ショーシャンクの空に
オーソドックスな映画が減りゆく90年代に生まれた正に奇跡的な名作。脚本、カメラ、演技、音楽と申し分なく、観ていて飽きさせない。太平洋の美しさ、T・ロビンスの繊細な演技、M・フリーマンの圧倒的な存在感。M・フリーマンのナレーションに頼りすぎなければ、完璧だと思う。
10点(2002-01-30 20:00:13)
132.  ファイト・クラブ
たいへんよく出来た映画だとは思うけれども、この手の映画としては、あまりに遊びすぎてテーマが散漫になってしまい、残念ながら革命的な映画にはなっていないと思う。B・ピット、E・ノートン、H・ボナム・カーターの3人は申し分の無いキレっぷりで、特に終盤の芝居は目を見張るものがあった。だが、どうでもいいんだが少し中盤が冗長。
8点(2002-01-29 21:15:05)
133.  ジェヴォーダンの獣
正直言って、私は面白くなかったです。お話し自体はともかく、肝心かなめの“獣”のデザインも、あれでは納得がいきません。残りは衝撃音一つ一つを大音響でごまかしてるという感じがして、あまり感心しませんでしたね。結構血生臭い描写や、ヨーロッパ映画界特有の大らかな描写が日本人である私たちに一般ウケするとは考えにくく、子供と一緒に観に行くこともお薦めしません。何と言っても見どころは、モニカ・ベルッチの・・・ですから(苦笑)。
3点(2002-01-28 21:53:27)
134.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
個人的に不愉快な映画だったといえば、確かにそれは否定できないが、てんでダメな映画でもなければ、駄作というわけではなく、むしろ映画としては優れていると感じたのでこれくらいの点数を付けざるを得ない映画。『奇跡の海』が素晴らしかったラース・フォン・トリアーだったが、いささかこの映画ではやり過ぎの感も。ビョークの大熱演があまり称えられなかったのは、残念。
8点(2002-01-27 14:53:20)
135.  恋人よ帰れ!わが胸に
確かにワイルダーらしい映画なんだけど、今一つの出来だと思う。小粋な恋愛を描かせたら巧いワイルダーの映画なのに、この映画は恋愛よりも、騙し合いがテーマになっている。J・レモンも車椅子の男という設定なので、残念ながらあまり彼らしい“動き”が無く、おそらくワイルダーもJ・レモンをこの役柄に置いたことは後悔していると思う。であるがゆえ、ラストに楽しそうに動き回るシーンが何とも爽快で、「やっぱりレモンはこうでなくっちゃ」と思った。ただ今回は、あまりに毒々しいキャラクターでアカデミー助演男優賞まで獲得したW・マッソーの存在感が大きい。彼自身、撮影前に心臓発作を起こしたりして、大変なスケジュールで撮影されたらしいが、ヤキモキさせられただけあって彼が一番光っている。
7点(2002-01-23 18:25:08)
136.  ゴッド・アンド・モンスター
ちょっとこの手の映画の真髄って今一つ見えてこない面が正直言ってあるんだけど、この映画はよく出来ていると思う。実生活でもそうなためにイアン・マッケランの芝居が特に秀逸で、エネルギー溢れる青年をブレンダン・フレーザーが大熱演。この2人の演技合戦を観るだけでも価値があると思うし、第一、一つ一つのシーンがキレイだ。殊にラストシーン直前のプールのショットの美しさときたら、この上ない至福の瞬間です。
7点(2002-01-20 19:01:50)
137.  ジャッキー・ブラウン
面白いと言えば面白いのだが、ノレそうで今一つノリ切れない映画だった。出演者は皆、好演だと思うし、キャスティングも絶妙。音楽のセンスも良くて、よく考えられた脚本に撮影スタイル。でも、「レザボア・ドッグス」の頃から比べると、タランティーノが徐々に作家になりつつある。私はタランティーノにはいつまで経っても映画ジャンキーでいて欲しいから、もっと変なところにこだわって、荒削りな映画を撮って欲しい。この映画、少し凝り過ぎ。
5点(2002-01-19 10:30:39)
138.  追撃者(2000)
<ネタバレあり>1971年のM・ケイン主演「狙撃者」のリメークということもあり、少しだけ期待して観たのだけど、やっぱりスタローンの映画だったとしか印象に残らない。時として凝った“かのような”編集を施しているが、古臭くも渋い題材には不釣合いと断言できるほど映像的にうるさくて、正直終盤の方はこっちの方が疲れてしまって飽き飽きした。もっとオーソドックスなスタイルで情感たっぷりにやって欲しいところ。話しは大袈裟な展開にせず、変なドンデン返しを持ってこなかった点は良いと思う。
5点(2002-01-16 19:22:08)
139.  シングルス(1992)
確かに完成度が高い映画とは言えないけど、キャメロン・クロウの映画としてはこれが一番好きだ。等身大の若者たちを「結婚」という一つの壁に当たるというコトを通じて、瑞々しくも崩れ易い精神状態を上手く表現している。まっ、ヒロインがブリッジト・フォンダだから尚更のコトなのかもしれないが(笑)。確かに登場シーンは少ないですね、ブリジット。
8点(2002-01-15 18:21:08)
140.  デスペラード
期待してたほど面白くなかったかな(←どんな期待してたんだオレは)。まぁとにかくバンデラスがラテンの色気プンプン発しながら、歌って、走って...そして汗でギトギトっぽそうな髪を振り乱しながらマシンガンや拳銃でガンガン人を殺しまくる。中身はそれだけ。タランティーノも、ブシェミも、あっさり殺されるけど、何だか気になるキャラ。そんな事に構ってられないとばかりロドリゲスは、バンデラスとハエックのラテンカップルを映す。はっきり言って、この2人に尽きる映画です。
6点(2002-01-13 21:51:04)(良:1票)
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