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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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121.  夕凪の街 桜の国
この映画作品を鑑賞することはとても難しいことです。もし原作を先に読んでいれば嫌でも粗が目に付くし、先に映画を見ることは原作の詳細を知ってしまうことになる。僕は正直なところ、原作を先に読んでいてよかったと思いました。ただ原作の素晴らしさを再確認するのみでした。わかってはいましたが・・もうこの作品を映画化できるとすればそれはもう“こうの史代さん”自身なのかもしれません。
[DVD(邦画)] 5点(2008-08-30 03:22:45)(良:1票)
122.  明日、君がいない
大きな流れとしてまず結果を描き、それからそこに行き着くまでの経過を淡々と映してゆくという手法。一つのエピソードの中にも登場する人物ごとに視点を変え、同じエピソードを繰り返す。たしかに、そうすることで相関関係もよく判るし、共有している時間も認識し易い。でもこの作品のテーマに対する犯人探し的な見せ方はよく判らなかった。喪失を描くにしても互いの関係は薄く思えるし、斬新だからやってみたかっただけという気がしてならない。ただ一点、2:37分に起こる出来事を真正面から描ききったことは評価できる。これは描写も含め、演ずるという意味でも目を背けたくなるほどのリアルさがあった。邦題から受けるテーマ性と無機質な原題とのギャップはあるだろうが、全体としてはやっぱり若さが目立つ作品でした。
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-09 16:24:49)
123.  ゲド戦記
原作未読だが世界観はよかったと思う。質の悪い物や偽物が溢れ、人心は荒び、人が人を売り買いするという虚栄と背徳に満ち変形した社会。この現代をそのまま当てはめたような舞台は面白い。ある意味、製作者側も今の日本や世界の情勢を意識して作ったのではないだろうか。その荒廃した社会を「生と死」という普遍のテーマによって修復しようとする物語も素晴らしい。しかし、これを2時間弱の映画でどう表現しようというのだ?そう見ている途中から感じた。案の定、じっくり作れば面白そうなエピソードも次々に駆け足で通り過ぎてゆく。無理やり2時間に詰め込んでしまっていた。しかも今まで駿作品で見たシーンがあちこちで散見される。画がどうこういうつもりはない。ポートタウンの雰囲気などは好きなほうだ。でもそれは、スタッフが一緒だからというレベルを通り越してオマージュかと思えるほどだった。いくら吾朗作品とはいえ、スタッフは天下のジブリである。何か意図するものでもあるのだろうか・・。わからない。ロードオブザリングという先人があったのにもかかわらず、これだけのテーマ性をもった物語を何故こんなにも中途半端な作品にしてしまったのだろう。作る前にわかっていただろうに・・。次回があるならじっくりとエピソードを書き連ねていってほしいものです。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-23 21:55:18)
124.  田園に死す
イメージとしては面白いと思いましたが、自分探し的なものを延々と見せられただけのような気がしました。それは恐山やイタコといった東北独特な風景を背景にしてはいるが、僕がこの地に抱く恐れにも似た畏れをほとんど感じなかったせいかも知れない。期待していたが結局は何も感じぬまま終わってしまった。本も含め、寺山修二にはあまり縁がなさそうだな。音楽は良かったんだけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-23 01:21:12)
125.  ナンバー23
天下無双のコメディー俳優ジム・キャリーが笑いの無い役をやる以上、その笑い以上のものをどうしても求めてしまう。23という数字を妖しく使い、ショッキングな描写も迫力があったが、ストーリー自体が使い古された感がある。やっぱり、シリアスとコメディをほどよくまとめた「トゥルーマンショー」までが許容範囲か。
[映画館(字幕)] 5点(2007-11-24 21:56:06)
126.  地獄の変異
洞窟ものにして、この邦題。いや~そそられます。作品のレベル的には、もっと狭い場所で、濁った水の中、体がやっと通る穴かなんかを逃げ惑うのかなと思ってましたが、以外にスケールは大きかったです。BBC制作のような水中シーンも地底人の描写も見事なんですが変に綺麗すぎてて、もっとドロドロしたモノを期待していた僕としてはちょっと残念。あのウナギの化け物をもっと生かしてほしかったなあ。てっきり、それのでかいのが、電燈の光に照らされた透明な水中の奥から、ずぞぞぞぞ~と襲ってくるのかなと思っていましたが・・。結局は洞窟という設定を除くとラストまでお約束通りの話で、邦題から受ける胡散臭さはあまり感じられませんでした。でも、これだけの映像技術があるのにおしいな~。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-09 00:14:35)
127.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
イザリウオの呼名が変わる昨今、中々きついテーマやな。どぎつい描写やセリフの割りに掘り下げもせんとちょっとどうかなて思ったけど、まあ池脇千鶴には完敗や。ええ女優さんやな。5点やけど映画としてはおもろかったで。コメンタリーなんか最高や。でもな「こわれもん」はあかんで。
[DVD(字幕)] 5点(2007-04-22 23:36:40)
128.  愛を乞うひと 《ネタバレ》 
現在と過去を行き来するテーマ性のある話ではあるけれど、現在と過去とのギャップがありすぎて別の人物の物語を見ているようでした。これは幼少期が凄まじ過ぎるのもありますが、いかにも絵の具で書きましたという空に代表される背景セットの質感の違いも大きな要因になっているようです。現在の普通のロケーションに台湾の美しい街並みも織り交ぜるから余計にそう感じます。シリアスなドラマだけにもうちょっと何とかしてほしかったです。執拗な虐待シーンも目一杯暴れてはいるがプロレス的な甘さが目に付くし、どこかでアメとムチというか母の優しさが表現されていなければこのテーマが成立しません。髪をとかすシーンだけでは難しいと思いました。いきなり台湾へ飛んでたり、17才からが描けていなかったり、あげくは娘の忍者ばりの隠密行動といった演出には唖然とすると同時に、脚本にも疑問が残ります。それなりのテーマで望んではみたが、まとめきれずに全てが中途半端に終わったような、ただ原田美枝子だけが際立つ作品でした。
[ビデオ(邦画)] 4点(2008-03-01 00:46:48)
129.  大いなる休暇
カナダというよりはイギリス映画っぽいですね。再生をテーマに寒村にバーに教会と村人をワンセットとして、コミカルに仕上げる。もはや民話化してます。”ウェールズの山””ローカルヒーロー”などがピタリと当てはまります。かといって、この手のシュチュエーションは個人的に大好きで、寅さんと同じように飽きることはありません。本作も楽しめたのですが、上記2作品と比べると、なにかドタドタした感じで静と動のメリハリがなかった。笑いも少し強引で、ニンマリさせてくれる描写がほしかったです。
[DVD(字幕)] 4点(2007-10-18 02:11:18)
130.  エレファント・マン
僕はまた同じ過ちを犯してしまった。それは幼き頃、天神祭りでの出来事と同じ過ちを。その祭りは山の中腹にある神社へ登る道の両脇にたくさんの夜店が出て賑わうのだが、その中ほど辺りにはいつも、見世物小屋がいかがわしい看板と呼込みを餌に黒山の人だかりを作っていた。子供だった僕たちはその看板に驚き、いけないことだと薄々感じながらも興味津々で、いつか入ってやろうと強く思っていた。月日は経ち、中学生になった頃の天神祭りの日にとうとうその小屋に入った。・・・後悔した。猛烈に。八百円払ったのもある。騙されたという気持ちもあった。しかし、それ以上に年配のおじさん、おばさんたちが舞台上で不自由な体を使い、テキパキと芸をこなすその光景に押し潰されてしまった。想像をはるかに超え、それを生業とする人々の現実を叩きつけられた。なのに僕はまた、小屋に入る前と同じ動機で「エレファントマン」を見た。片目の部分に穴を開けた麻袋をかぶりヨロヨロと歩く象人間見たさに。案の定鑑賞後にへこみ、自分のあさましさに嫌気がさしたけど、でも、どんなにメリックという一人の人間の悲しい人生を描こうとも、あの強烈な予告CMやパッケージが物語るように、この作品も現実の、いや作中の見世物小屋の呼び込みと同じ手法を用いたのだ。僕をはじめ人は深海魚をみるように異質なものに興味を示すものではあるけれど、アンタッチャブルな世界を描くのなら、「イレイザーヘッド」のように突っ切るか、はじめからネタバレすべきだったのではないだろうか。ずるいよリンチ監督。
[ビデオ(字幕)] 2点(2008-01-14 14:47:11)
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