1401. 駆逐艦ベッドフォード作戦
《ネタバレ》 リチャード・ウィドマーク、シドニー・ポワチエ共演とくれば「復讐鬼」のような対決を大いに期待したのですが、共に灰汁に欠けて手に汗握れません。チープ感漂う映像でのメリハリない展開をボーッと観ていたせいかソ連船が核を搭載していたのが分からず(恥)、ラストショットで「あ~、そういう事か~」という体たらく。ミサイル発射ボタンを押しちゃったというのに、そんなアホな話があるかいな、いやしかし、ありえないとは言い切れない。思いがグルグル巡ったところに加点。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-18 19:53:50) |
1402. 新・猿の惑星
インパクトに欠けるありきたりなキャラクターが繰り広げるありきたりな展開ながら、まずまず楽しめました。 「いずれはと言いながら何もしない」台詞に+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-14 16:39:03) |
1403. 最後の谷
30年戦争時の寒村を舞台にした物語。拷問を悪魔払いと称するのを始めとした宗教家の傲慢さ以外に印象に残るものは無く、端正な台詞回しではあるものの、毒気が薄いマイケル・ケインもいまひとつ。ナイジェル・ダヴェンポートがもう少し話に絡んでくれれば盛り上がったのに。全編通して歯痒さがある惜しい作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-14 16:04:06) |
1404. オードリー・ヘップバーンの モンテカルロへ行こう
赤ちゃんをめぐるミュージカルドタバタコメディ。何処から見つけてきたのか可愛いにも程がある赤ちゃん、ナイスガイ揃いの楽団員の面々が奏でるご陽気な作品。詰め込み過ぎな話で終盤は何が何やら状態ではありましたが楽しめました。ヘプバーンはツンケンしたキャラで可もなく不可もなしで出番も僅かであり、盛った邦題であります。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-14 15:43:29) |
1405. 永遠の門 ゴッホの見た未来
凝ったカメラワークでの映像美に魅入っただけで終わってしまった作品。37歳ゴッホを違和感無く演ずる63歳ウィレム・デフォーには大拍手。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-06 23:22:21) |
1406. 七人の特命隊
欲どうしい男達(女性は一人も登場せず)の裏切りに溢れる物語。結構辛気くさい筋立てなのですが、アクションシーンの力の入り具合がなかなかのもので、工夫が無いにしても、キャストとスタッフの気合を感じる力作でした。 [DVD(字幕)] 6点(2022-02-27 21:58:32) |
1407. ジャン=ポール・ベルモンドの 道化師/ドロボー・ピエロ
詐欺師が国際的陰謀に巻き込まれるお話。あれもこれも詰め込みすぎで ??? 集中できませんでした。ジャン=ポール・ベルモンドのアクションシーンは通常運転。47歳にして割れた腹筋に「凄い~」リプレイタイムとなりました。結局そこしか印象に残らない作品でした。 [DVD(字幕)] 6点(2022-02-27 21:46:15) |
1408. 海の狼(1941)
「天国で仕えるより地獄で統治するほうがましだ」ねじくれ曲がった性根の船長演ずるエドワード・G・ロビンソン、通常運転のオレ様暴君ぶりに加えてやさぐれた風貌に凄みがありました。相対するヤンチャなジョン・ガーフィールドと理性的なアレクサンダー・ノックスとの絡みは見応えがあったのですが、アイダ・ルピノの大根芝居に都度テンションが下がったのが残念。 [映画館(字幕)] 6点(2022-02-27 21:08:22) |
1409. 家へ帰ろう
《ネタバレ》 老い先短いおじいちゃんの長年の思いを果たさんとするアルゼンチンからポーランドまでのロードムービー。ハッピーエンドで何よりだったのですが、それは見ず知らずの人の善意のアシストがあったればこそ。強がっても斜に構えてもどうにもならない事が印象深い作品です。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-26 01:09:20) |
1410. 深く静かに潜航せよ
WW2での豊後水道に於ける日米海戦が描かれています。クラーク・ゲイブルとバート・ランカスターの新旧オレ様男共演が興味深かったのですが、「戦艦バウンティ号の反乱」でのチャールズ・ロートンの足下にも及ばないクラーク・ゲイブルのアクの無さに肩透かしもいいところ。これではバート・ランカスターとの対峙も全く盛り上がりません。最初から分かっている結末に向けてオーソドックスにまとめ上げられている職人監督の手堅い佳作。 [DVD(字幕)] 6点(2021-12-29 00:27:00) |
1411. アマゾンの男
監督とジャン=ポール・ベルモンド36年ぶり同窓会として観るならば味わいもありますが、ファンタジー色が強いストーリーはイマイチでベルモンドの人物像は曖昧、けたたましいだけの女性に辟易という残念な作品。 [映画館(字幕)] 6点(2021-12-27 23:55:01) |
1412. カトマンズの男
ドタバタアクションコメディで躍動するジャン=ポール・ベルモンドの突き抜け感がアッパレ! なのですが、思い返してみてここぞというシーンが浮かんで来ないのはどうしたことかと困惑しています。 [映画館(字幕)] 6点(2021-12-27 01:26:59) |
1413. 異端の鳥
《ネタバレ》 戦時中の残酷さを示すシーンは僅かで大部分が村人個々人の残忍性を手を替え品を替え描き出しています。ほんの顔見せ程度であってもステラン・スカルスガルド、ハーヴェイ・カイテル、ウド・キア、バリー・ペッパー、ジュリアン・サンズが出演しているのに驚きます。少年の受難が極端過ぎてどことなく醒めた目で眺めていました。章毎に区切られた作りで分かりづらさは無かったものの、169分のダラダラ感にグッタリであります。 [DVD(字幕)] 6点(2021-12-22 15:12:27) |
1414. 白痴(1946)
1951年版と比較して ジェラール・フィリップ ≦ 森雅之 エドウィジュ・フィエール = 原節子 リュシアン・コエデル < 三船敏郎 日本版の圧倒される迫力には欠けるものの、洗練された作りで分かりやすく飽きる事無く楽しめました。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-14 14:39:44) |
1415. リリオム
シャルル・ボワイエ出演以外の知識無く鑑賞。オトコマエではあるものの画質のせいなのか匂い立つような美しさは感じられず、ザンパノが浮かんだ粗野な男振りにも何だかなぁと盛り上がりません。 他愛ない話が他愛なくお開きと思ったらまだ30分ある??? フリッツ・ラング作品とは思えない「素晴らしき哉、人生!」風の展開に10000へぇ。 ラストでのジュリーの台詞には「それは違うだろう」激しく異議あるところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-13 10:57:26) |
1416. ブルー・ガーディニア
《ネタバレ》 フラれたが為のやけっぱちで好色男の誘いに乗ってガブ飲み泥酔状態で男の住居に。何とか逃げ帰ったものの一切の記憶が無い。翌朝男の他殺体が発見される。「私が殺したの? 覚えてないのよ」 期待が高まったのですが、ヒリつく場面が皆無の監督らしさを感じないマッタリこじんまりした「酒は飲んでも飲まれるな」な作品で肩透かし。アンタ誰だっけ?なやっつけ仕事のような真相もギリギリ許容範囲。アン・サザーン>アン・バクスター>リチャード・コンテも作品に合わせたかのような手堅い演技でありました。ナット・キング・コールは艶のある歌声ではあるものの、そこまで響いてくるものは無かったのも歯痒いところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-12 18:44:51) |
1417. 007/消されたライセンス
見た目も企みも貧弱な所を残虐シーンで補っている悪役相手に私怨で暴れ回るボンドに全く興に乗れず。若きベニチオ・デル・トロのペラッペラなチンピラぶりに加点。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-09 16:31:06) |
1418. 007/黄金銃を持つ男
初見、だと思っていたら、車の運河越え錐揉みジャ~ンプは見覚えがありました。テイク1で成功させたというスタントマンに喝采の5点。よくこんな企画が通ったなぁと笑ってしまったスカラマンガという名の乳首3つ男役を引き受けたクリストファー・リーの妙に哀愁漂う姿に1点。脚本演出がマトモであれば名作になっただろうに。残念な迷作。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-05 01:43:42) |
1419. 007/サンダーボール作戦
《ネタバレ》 初見。舞台は海洋。制作費をたっぷりかけたアクション巨編という事ですが、手に汗握る場面が一度も無かったのはどういう事なのだろう。高価な器に入った味気ない料理を食しているかのような作品。ラストの大爆発も「あ、そういえば、原爆積んでたんだっけ」あとから気がついた次第です。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-16 01:57:16) |
1420. ライブ・ワイヤー
《ネタバレ》 飲んだら胃酸と反応して人間爆弾となり周りも巻き込む大爆発を起こす! 誰がこんな事思いついたのかビックリです。おめめが真っ赤になって溜に溜める演出が愛嬌たっぷりで笑えます。筋立ては他愛なく見応えありませんが、後にジェームズ・ボンド役をゲットするのも納得のピアーズ・ブロスナン若くピチピチした喜怒哀楽模様を堪能出来たので良しとします。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-06 18:27:38) |