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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1501.  バベル 失われた地図と魔法の水晶 《ネタバレ》 
 B級かと思ったら、まさかのC級くらいの出来です。ストーリー及び脚本にまるでついていけません。つまらない上にお粗末の一言。ストーリーがあまりに杜撰なので、出演者の演技まで、まるで学芸会を見ているかのような気分になってきます。  それぞれの登場人物の性格、目的、行動規範に一貫性がないのも問題です。言っていることとやっていることが支離滅裂すぎます。アリス先生が、そもそも何の目的で石探しに参加していたのかがわかりません。少年とアリス先生を殺すという極端な結論にはまったく必然性がありません。アリス先生を追っかけていた大男も、殺そうとしたり助けようとしたり、キャラがブレブレです。極めつけはラストのなんとかってやつが、実は4人いる、バベル人のトップの最後の一人だったっていうとんでもないオチ。  一番最後の締めくくりだけ、まるでさも良い映画だったと言わんばかりのきれいな終わり方で、逆にちょっと腹立ってきます。とてもオススメできるような作品ではありませんでした。  登録するんじゃなかったな。  時間を無駄にしました。
[DVD(字幕)] 3点(2014-06-16 13:57:34)
1502.  シリアル・ラヴァー 《ネタバレ》 
 思わぬ拾いもの。シュールでブラックなコメディ作品。本来最も苦手とするこのジャンルなのに、これは面白かったです。  このタイプの作品にしては、ストーリーが破綻しすぎていないところは評価に値します。妹とその他大勢の友人が押しかけるところからはほとんどカオス状態になっちゃうにも関わらず、姉の意思と目的がはっきりしているので大変見やすくなっております。つまり、シュールな作風に見せかけて、きちんと一本筋の通ったストーリーコメディであることが、自分の好みと合っているみたいです。  それに、登場人物が一癖も二癖もある変な人達のようでいて、それなりに常識は持ち合わせているのも良かったのかもしれません。こんなはちゃめちゃな内容にも関わらず、イライラすることが無かったのは、この作品には常識と良識がきちんと存在していたからだと思います。  笑いのセンスもなかなか良かった気がします。必死なお姉さんだけでもそれなりに笑えるのですが、強盗二人組みが出てきてからは笑いのレベルが上がります。ジュークボックスのくだりなんか爆笑です。  ラストに妹に電話するオチまで完璧。短い時間でテンポ良くまとめたのも良い。  安上がりで楽しめる、ちょっと高尚なドリフ映画ってことで、オススメできる作品ですね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-14 12:08:58)
1503.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 《ネタバレ》 
 ディカプリオの演じ分けが見事です。ルイ14世とフィリップがちゃんと別人に見えます。ルイ14世の冷たい目、フィリップの頼りなさげで泳ぎがちなまなざし、二人分のギャラをもらってもいいんじゃないかっていうくらい良かったです。  『三銃士』+ダルタニアンの作品は大好きです。残念ながら原作を読んだことはないのですが、今まで見た映画はどれも面白かったと記憶にあります。タレント揃いの勇者たちが再び力を合わせるっていうストーリーがとにかく好きなんです。  本作も例にもれず、いったんは現役を退いた三銃士の面々が、それぞれの理由で再び力を合わせようとするのがたまりません。幽閉されている王の双子の弟を救出して、新たな王にしようというストーリーが、わかりやすく気分を盛り上げてくれます。フィリップがわかりやすすぎるほど善人なのも良かったと思います。  そして、「仮面の男はあなただった。」の一言で、本作の真の主人公が実は誰だったのかがわかるラストは本当に良かった。  本作は、ラウルとクリスティーヌが悲惨すぎる上に、ふたりの無念を置いてけぼりにしちゃったような感があるのがマイナス。アトスが王を殺しちゃうような内容だったらまだ溜飲を下げることもできます。ラウルとクリスティーヌが王の暴君ぶりを印象づけるためだけの使い捨てのような描き方だったのが本当に残念です。一見ハッピーエンドのような終わり方ですけど、実は全然ハッピーじゃない人達がいるんですよね。  それと、超個人的な意見ですが、クリスティーヌに王をとりこにするほどの魅力を感じなかったのもまずかったです。 
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-13 14:47:32)
1504.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
 アイデアが天才的に面白いです。アイデアを活かす演出も職人技。ただ悲しいかな、ストーリーがいかんせんつまらないです。せっかくのアイデアと演出が活かされるようなストーリーじゃないのが残念すぎます。  そもそも、ロマンチックでドラマチックでファンタジーなアイデアなのに、健気な女性が報われないような、そんな現実的なドラマにするなんてもったいないです。このアイデアありきであれば、2パターンのハッピーエンドを用意しても良かったんじゃないかな。例えば、『電車に乗り遅れるかどうかで運命の相手が変わってくる』なんていうオチでも、十分趣旨はつかめていると思うんです。そのほうが見ている人もハッピーな気分で終われると思うんですけどね。  二つのストーリーが平行して進む様子をこれだけわかりやすく表現するのは凄いです。二つの世界がリンクしそうな雰囲気をところどころで醸し出しちゃっているのは感動的ですらあります。絆創膏で区別。ヘアスタイルで区別。ちょっとした工夫、その工夫を使うための動機付け、鑑賞者へのそーゆーちょっとした心遣いが嬉しいですよね。  特に、ラストで目を覚ましたほうのヘレンが、もう一人のヘレンの人生とシンクロするシークエンスと、エレベーターのオチは素晴らしい。だけど、二人がそれぞれ事故にあっちゃって、身体が傷ついたことを考えれば、やはりハッピーエンドとは思えず、満たされる気分になれないのが残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2014-06-12 14:39:57)(良:2票)
1505.  最後の賭け(1997) 《ネタバレ》 
 フランス映画特有のまったりした雰囲気と抑え目な演出により、まったく緊迫感も緊張感も何も無いまま物語は進みます。あまりにも淡々としたストーリーのため、心理トリックを利用したすり替えも、アイデアは良いのに全然盛り上がりません。してやったり感、全然ないです。残念ながら。  マフィアのボスらしき人に、ベティとヴィクトールが拉致られてからが面白いですね。この辺りからは、言葉の駆け引きが俄然面白くなります。  ですが結局はマフィアのボスが思ったよりあっさり引き下がったところでゲーム終了。最後二人が抱き合うシーン見ても、なんの感慨もわきません。  嫌いな雰囲気ではないですが、もう少しサスペンス色の強い映画を見たかった気分でしたので、随分と肩透かしをくらっちゃいました。わざわざ時間を割いてまで鑑賞する価値は無いと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2014-06-12 06:23:21)
1506.  エイミー(1997) 《ネタバレ》 
 シリアスで緊迫した雰囲気と、コメディタッチのやわらかいテイストの演出が、絶妙な匙加減で上手にバランスをとっている良作。とは言え、後半、アル中親父に追いかけられたときはそれまでの作風とのギャップにいささか戸惑ってしまいましたが。  今作は、どう頑張っても母親とエイミーが、父親にはもう会えないという辛い背景をしょっています。ですが、『歌でしかコミュニケーションをとれない』という設定が、この映画に爽やかで楽しくて幸せな雰囲気を作り出しています。これはもう脚本勝ちと言っても過言では無いかもしれません。融通の利かない受付が、トイレの案内を歌で返すシーンや、捜索隊が歌いながらエイミーを探すシーンは、人の心の温かさをダイレクトに感じることができる名シーンだと思います。  本筋は完璧に近いシナリオながら、ディテールには粗さが目立つ部分があります。  二人組みは何故エイミーを連れ去ったのか。  水をまくおばあさん、あれだけエイミー親子をわずらわしく思っていたのに、何故エイミー探しには突然協力的になったのか。  さらっと流してしまうには不自然すぎました。  とまあ残念な部分はありましたが、歌う人々に笑い、エイミーの健気で父親を求める姿に涙する作品であることは間違いありません。ラストのお祭り騒ぎはやりすぎのような気もしましたが、この作品にはぴったりのような気がしますね。  そう思えたのは、この映画を見て少しだけ心が優しくなれたからだ。   
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-10 13:58:04)
1507.  ボスニア戦線 《ネタバレ》 
 戦場に行ったことがないので、この作品がどれほどリアルなのかはわかりませんが、少なくとも私にはかなりリアルな戦場に映りました。  ドキュメンタリータッチではありますが、断片的な映像の中に確実にストーリーが存在する不思議な作品。過剰な演出を極力抑えながらも、映像だけで限りない情報をものすごく雄弁に語りかけてきます。映像の力というものを肌で感じることができる貴重な作品かもしれないです。  銃撃や地雷、迫撃砲で、日々無力で無関係な人々が死んでいく一方で、そこに住む人々は食事を作り仕事をし学校に行っているという現実があります。そこにいる人々にとっては日常なのでしょうが、戦争を知らない自分にとっては日常と非日常が混在する混沌とした世界に戸惑います。  そこで働く戦場カメラマン、報道陣は戦地に来るまでは戦争と無縁の人々。そのような人達が、戦地において自分たちの価値観や理性、モラルの狭間で揺れ動いている様子が感じ取れてしまうのも、本作の大きなポイントかもしれません。  そしてこの作品を見ると、もしかすると政治的な力が働いて私たちが目にすることができないだけで、実際の戦場の現実を映し出した資料というのは世の中に膨大な数眠っているのではと想像してしまう次第です。  きっと一般の人々に知られてしまうと極一握りの人達が困ってしまうような不都合な真実っていうのは数限りなくあって、そんな世の中だからこそ、この映画に出てくる人達のような存在は必要なのかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-09 05:39:17)
1508.  ブギーマン(1981) 《ネタバレ》 
 前作よりだいぶ良かったです。  前作の意味のない『待ち』みたいなのが減っただけでも幾分か良くなったんじゃないでしょーか。  恐怖演出に犠牲者の数だって、前作に比べるとそれぞれパワーアップしていて、これぞ正しい続編の在り方のよーな気がしました。  目に注射、ハンマー、点滴針使っての失血死に熱湯など、その手法もバラエティに富んでいて満足です。見ていて痛々しい感じが何とも・・・  ただやはりヒロイン?のローリーの行動が意味不明すぎて今回もその点だけはイライラしちゃったんですよね。特にラスト直前の『HELP』は酷い。完全に皆が病院内に入ってからでかい声を出すって。危機的状況をあからさまに作り出すってのは好きじゃないです。それを見ている人に気づかれないようにするのが映画人の仕事でしょう。クライマックス近辺で興醒めさせられちゃいましたが、なかなかの良作でした。  完全に前回の続きからってのも、なかなかありそうで無い展開で良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2014-06-09 05:08:53)
1509.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
 いわゆる『天才系ヒーローもの』みたいな作品かと思い、序盤からわくわくしながら鑑賞しました。そんで中盤くらいには、『頭良ければ何しても許されると思うなよ。』って憤りを感じ、終盤くらいになると、チャッキー(ベン・アフレック)やランボー教授(ステラン・ステルスガルド)やウィル(マット・デイモン)の本音が次々と明かされて、素直に感動しちゃうような作品でした。  また、本作ではとにかく背景が美しいのが印象に残っています。昔、現代文の講義で『背景や風景は人の心理描写である。』と言っていましたが、この作品を見るとそれがよくわかります。  ショーン教授とランボー教授という二人の教師がウィルを導くストーリーが大変素晴らしく、ラストの結末が意味していることに深い共感を覚えます。  ショーンはウィルを天才として世に送り出すのではなく、あくまで一人の人間として、人生の第一歩を踏み出す決意をさせようとします。ランボー教授はその対極に位置する人物。彼はウィル本人ではなく、その才能を愛します。本作がただのサクセスストーリーを本筋に置き、一人のスーパーマンを賛美するような作品であれば、終盤のストーリー展開は違うものになったのでしょう。ですが、ラストのウィルの選択から、本作は人間賛歌であり人生の応援ソングのような心地よさをもつ作品へと昇華されたのではないでしょうか。  ですがそれよりなにより素晴らしいのは、本作ではランボー教授を決して否定的には描いていないことでしょう。ウィルの才能を見出し、その才能を愛することだって、そしてその才能に嫉妬心や劣等感を抱くことだって、ある種素晴らしいことだと肯定的に捕らえているところに大変な魅力を感じます。  何にせよ心を打つ名作でした。  あまりに社会に迷惑かけすぎたため満点はつけられないんですけど、ヒューマンドラマとしては満点の作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-09 00:33:34)(良:2票)
1510.  カジノ・ヒート 《ネタバレ》 
 娯楽エンターテイメントに徹した犯罪アクション映画。  難しいことは抜きで、わかりやすく作られています。さくさく進むスピード感あふれるストーリー展開も、このような作品には大事な要素でしょう。  ただ、細かいことにこだわらないというスタンスがいきすぎて、主人公のレイが巻き込まれるのがいささか強引過ぎるようです。映画のためにわざと苦境に立たされてようとしてんじゃないの?って視点で見ちゃいます。どんなにレイが頑張っても、少々冷めた視点でしか見られなくなってしまったのが残念。  本作は、個性的な人物達が数多く登場します。メインのキャラだけでなく、どうでもいいような警備員の2人だったり、カジノの支配人の配下の眼帯野郎だったり、ちょっと軍隊チックな警官だったりが、予想外の働きを見せます。本来、この手の作品でそれぞれのキャラが個性を発揮するのは好きなのですが、本作においてはまさかのマイナスになっている気がします。短い時間に、あまりにそれぞれの人物が個性を発揮するものですから、やや映画全体が散漫な印象になってしまった感があります。  以上をふまえまして、超個人的な感想ですが、もう一歩なアクション映画でした。
[DVD(字幕)] 5点(2014-06-08 17:35:56)
1511.  シネマチックな恋人 《ネタバレ》 
 鑑賞後、爽やかな充足感に満たされる心地よい作品。  登場人物たちが、クセがある割りになんとなく和んでしまうような人達で、映画全体が優しいオーラに包まれているのが特徴です。  いわゆるサクセスストーリーとラブストーリーをミックスさせたよくあるパターンの映画ですが、『嘘』から始まっちゃっているため、べたべたな展開ながらも楽しめる程度にイライラハラハラさせるのがうまいです。  わかりやすく、深みはないですがエンターテイメントとしては完成形。恋敵として成立しているのかどーかもわからないリッキーや、読者モデルの友人など、脇役の活躍ぶりも適材適所でストーリーを盛り上げます。  ストーリーの中、自然に笑わせる展開も楽しい。『すげー、リッキーをぶっちぎった!』の少年の一言がお気に入りです。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-07 05:09:46)
1512.  187(ワン・エイト・セブン) 《ネタバレ》 
 主観的に見るか客観的に見るかで評価が変わりそうな作品ですね。  モラルや倫理観も問われそうです。  私はモラルや倫理観を捨て去ってしまい、見ている間、『ガーフィールド、やっておしまい!』とずっと思っていました。ですので、最初にガーフィールドを刺した人間がぬるい刑罰しか受けていないことや、新しい赴任先での悪ガキの中に罰を受けていない者がいることに、ものすごいフラストレーションを感じてしまった次第です。  校長にしろ、同僚にしろ、生徒の親にしろ、まともな人が少ないのもフラストレーションを助長します。  本作の唯一の救いは、女生徒と同僚の女教師の存在です。ですが女生徒は終盤で手のひらを返したようにガーフィールドに冷たくあたります。私の理解力の無さのゆえかもしれませんが、その辺りの心理面の機微がうまく読み取れません。  結局主人公と悪ガキの主犯格は死に、その女生徒が感動的な卒業のスピーチをし、女教師は教師をやめてしまうわけですが、なぜその結論に至ってしまったのかの心境がやはり理解しきれません。  不完全燃焼のまま、何かのメッセージを正確に受け取りきれずに終わってしまいました。ですが、少なくとも画面にはずっとひきつられるよくわからん迫力がありました。  『アメリカでは9人に1人の教師が襲われている。その犯行のほとんどが生徒によるものである。この作品の原案は現役の教師が執筆したものである。』って最後に流れるメッセージが一番心に残っています。  外国ってすげー。  先生するのが、戦争並みに命がけなんですね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-06-06 03:13:16)
1513.  ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 
 しょっぼいなぁー。  なんてしょぼいんだろう。  それにもったいつけるなー。  ぜんっぜんアクション起こさないなー。  『・・・・今いけるやん!』って思うけど・・・まだいかんのかい。・・・まだいかんのかい。・・・まーだいかんのかい。てのの繰り返し。  ようやく動き始めたと思ったら、殺し方が、・・・またしょぼい。  殺し方がしょぼいのか、殺され方がしょぼいのか。  そしてこーゆー映画でヒロインにつっこみを入れるのはご法度ですが、このヒロインはあほすぎます。行動と思考回路に一貫性がない。あんだけ『不審な男がいる』って言っていたくせに、少年が同じことを切に訴えても全く信じないって、どーいうことですか。直前まで自分が主張していたことを突然全否定って情緒不安定じゃないですか。  そしてこの映画に最も足りないもの。  B級映画にはB級映画の良さがあると思うんです。  B級映画の良さはそのはじけっぷり。  それがこの作品には決定的に足りないんですよね。  ・・・と、まあいろいろ文句を言ったわけですが、このしょぼさが結構好きだったりします。このしょぼさ加減がなかなか良いんです。  全っ然面白くないけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-06-04 04:14:26)
1514.  コンタクト 《ネタバレ》 
 『良い映画だとは思うが、面白い映画だとは思えない。』というのが正直な感想です。ストーリーやリアリティを重視するあまり、映画としての面白さやテンポが犠牲になっちゃっている気がします。  いくら何でも前半が退屈すぎです。もったいつけすぎだし、あんま好きになれない時間のかけ方です。  またエリー・アロウェイの勤勉で、仕事に対する熱意は尊敬に値しますが、あまりに独善的すぎると共感しづらいものがあります。  極めつけは、コンタクトに成功するまであれだけ物語をひっぱっておきながら、異星人の目的などが一切不明のまま終了しちゃって、大事な部分をうやむやにされてしまった感が強いのです。  個人的には電波の受信シーン、そこから国中が動き始めるのがこの作品のクライマックスであり、それ以外はすべて蛇足に感じました。  とは言え、地球上ではポッドが装置をすり抜けただけなのに、記録時間は18時間だったという真相や、装置のビジュアルに迫力、そして『父親を愛していたことの証明』を代表する名台詞の数々など、特筆すべき点が多いことも確かです。  やはり上映時間が長すぎたのが一番の原因でしょうか。そのため、せっかくの伏線が回収されているのに、鑑賞者はそれに気づかないまま終わっちゃう可能性大です。  好きなジャンルの作品だっただけに、今ひとつ、共感も感動も味わえないまま終わってしまったのが残念でした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-06-02 00:12:43)(良:1票)
1515.  裸足のトンカ 《ネタバレ》 
 スポーツメインなのか、恋愛メインなのか、軸がぶれすぎです。必ずしもどちらかをメインにしなければならないということではありませんが、今作の場合は、主人公にしろ、トンカにしろ、それぞれの行動規範というものがもともと見えづらいので、せめてメインテーマははっきりしてくれないとさっぱり共感できません。それ以前に物語に気持ちが入っていかないんです。  恋愛パートによってやたらとわき道にそれるのもマイナス。スポーツもの特有のテンポの良さ、リズム、爽快感といったものがすべて犠牲になっています。もちろんそこから生まれるはずの感動だってありません。『感動させようという意思が伝わってくる演出』は随所に見られますが、感動できるかいって感じです。  トンカがトレーニングを本格的に始めてからは、いよいよか、と気分が乗ってきたのですが、今度は唐突に訪れる決勝戦。そこに至るまでのプロセスがよくわかりません。それなのに『新星トンカ選手、優勝です!』って熱く実況されても、見ているほうはどうしたら良いのかわからないです。  そんでトンカの結末は唖然とします。ここまで頑張って見たのに、何ですかこの結末は。しかも、何しれっときれいな話で終わらそうとしているんですか。  作成者側の自己満足感漂う作品で、ひさしぶりに鑑賞者が置いてけぼりになっちゃう作品でした。途中でトンカを車に乗せた謎の女性も謎のまま。もうこの映画はわけがわからないことだらけです。フランス語特有の抑揚のない話し方とその雰囲気は大好きなんですが、この作品にいたっては、それも裏目っちゃっている気がします。
[DVD(字幕)] 3点(2014-05-30 12:23:33)
1516.  イベント・ホライゾン 《ネタバレ》 
 全体的に、雰囲気で押していくような作品で、このような抽象的なホラーは好みではありません。SF全開のスタートに期待が高まったのですが、物語が進むにつれて次第に興味が薄れてしまいました。  『2040年に消息を絶ったイベント・ホライゾン号。ブラックホールの向こう側へと行き、そこで闇を連れ帰ってしまう。その闇は人のトラウマや罪の意識を具現化させる能力をもつ』簡単にまとめるとこういう話なわけです。今作の場合、ミラー館長やウェアー博士、クレア、ジャスティンが標的となります。完全に闇に魅入られちゃったのはウェアー博士のみ。ほとんど人間をやめてしまいます。ただその状態までいっちゃったのがウェアー博士だけっていうのは、何とも物足りない話です。  これだったら、航海日誌の映像に残されていたイベント・ホライゾン号の惨劇のほうが、よっぽど興味をそそられます。  トラウマを完全に具現化させてしまうという素晴らしい発想が、思いのほか活かされきれずに終わってしまったのが残念。いくらでも怖く、スリリングな映画にできそうなのに、肝心の恐怖演出は効果音やBGMに頼りっぱなしになっている印象です。  期待が大きかっただけに、このストーリー展開は残念。悪くはないんですが良くもないって感じの作品ですね。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-29 01:34:07)(良:1票)
1517.  ひみつの花園 《ネタバレ》 
 浮世離れしたストーリーと主人公に、少々ついていきづらい作品でした。つまらないとまでは言いませんが、はっきり言って『合わない』作品です。  ただその内容は非常に興味深いものがあります。主人公の咲子にとって、お金が金銭欲の対象から、人生の目的にまで昇華されているのが大変面白いです。一般的に認識されているお金に対する価値観というものを変えられそうな説得力がこの物語にはあります。  お金の入ったスーツケースを回収するために、地質学の勉強から始めるという発想。そしてそのためにもう一度大学を受験するという決断。これはある意味最も理想的な人生のモデルケースかもしれません。ただ惰性でとりあえず大学に行っておくという大多数に比べれば、はるかに健全で正常だと言えそうです。  また、咲子がこれだけお金に執着しているにも関わらず、『守銭奴』ではないことも重要です。咲子は目的を達成するためには、お金を惜しみなく使います。何百万もする地質学の機材を買い込むし、大学の費用も出すし、スクールにも通うわけです。その一方でおごってもらうコーヒー代は、現金に換えようとするのです。つまり、必要性のある出費は彼女にとっては無駄ではなく、必要性のない出費はたとえコーヒー1杯の金額でさえ彼女にとっては無駄遣いなわけです。  お金に対する価値観や認識をもういちど俯瞰し客観視するという面においては、この作品は非常に存在価値の高い作品だと思えます。  ただ映画としての面白さは個人的にはいまいちです。
[DVD(邦画)] 5点(2014-05-27 15:03:55)(良:2票)
1518.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 
 長いです。長いことが苦にならない名作はたとえ2時間を超えても時間を気にすることはありませんが、残念ながら本作は、4回は時間を確認したかな・・・。さすがに中盤から後半にさしかかる辺り、つまりジャッキー・ブラウンが警察に取引をもちかけるあたりからは面白くなってきます。その辺りからは最後まで突っ走れますね。  『何も話すな』『わかった』バーン。で、メラニーが撃ち殺されるシーンや、ルイス(ロバート・デ・ニーロ)が撃ち殺されるシーンはなかなかの衝撃です。特にロバート・デ・ニーロがこんな扱い受けているのを見たことがなかったのでちょっとびっくりです。  まあそれもこれも散々時間をかけて、それぞれの人物をじっくり丁寧に見せてくれたことがこの衝撃を生み出しているのでしょう。ただ、映画ってのは限りある時間の中でドラマを見せてくれるから素晴らしいのであって、個人的には時間に頼った演出ってのはあんま好きじゃないです。  それから演出や脚本にちょっとした工夫があるのは面白いのですが、肝心のストーリーが結局のところ一本調子でひねりもサプライズもないんです。その分普通に最後まで、まあ多少はハラハラしながらストーリーを目で追って終わり、っていう安定感が感じられるのですが、こんな平凡なストーリーならやっぱこんなに時間は要らんでしょ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-05-26 02:15:36)
1519.  スイッチバック 《ネタバレ》 
 少しだけ意外性をもたせたサスペンス。まさかこの人がってゆう人を犯人に配置したのは面白い。プロローグで子供が誘拐されるエピソードが、犯人予想をミスリードさせるのに一役買っているのも良いと思います。  ただ中盤で早くも犯人がわかっちゃうのって、どう考えてももったいないです。犯人が誰かわかっちゃうと、本作の場合どうしても興味が削がれちゃうんですよね。  あとは『動機』とか『着地点』なんかが気になるわけですが、着地点はともかく動機はあってないようなもんなんです。  それに知人や友人をこのタイミングで殺しまくるっていうのは腑に落ちないです。ただの快楽殺人犯ってことなんでしょーけど。演じる役者がダニー・グローヴァーじゃどう頑張ってもそう見えないです。  犯人がわからないときはいろんな人が怪しく思えて面白かったんですけど。  とにもかくにも、とっても惜しい感じのするもう一歩な作品でしたね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-25 17:53:26)
1520.  大富豪、大貧民 《ネタバレ》 
 大富豪でありながら借金もある愛の冷めた夫婦が、部下の横領により脱税の罪を着せられて、アーミッシュの村で身分を偽りながら身を隠す物語。  コメディものとしては非常にオーソドックスなもので、そこに真新しさはまったくと言っていいほどありません。笑いの要素も薄く、爆笑できるようなコメディではありません。ひねりもなければサプライズもありません。  ・・・なのに、何故かなんとなく見れてしまうこの映画。そう、この映画にあるのはハートウォーミングな人間ドラマと、見ていればきっと良い結末が見れるんだろーなーという安心感です。  ささやかなサクセスと、控えめな人生修復ドラマ。  地味なストーリーの中に、『お金よりももっと良いものがあるんじゃない?』なんてことをさりげなく教えてくれる物語。まるで疲れた心に甘さ控えめのホットコーヒーでちょっとだけリラックスさせてくれるような、そんな作品でした。  そう言えば見終わったときに時間を確認したら、2時間近く経っていました。上映時間が事前の提示と違うのは、後から追加したシーンがあったりするからなのでしょうか?
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-23 07:22:57)
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