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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2272
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1541.  アライバル-侵略者- 《ネタバレ》 
 『ゼイリブ』に似ていますが、こちらのほうがサスペンス色が強く、ハラハラします。あちらはサングラスでの殴りあいばかりが印象に残っています(笑)  手堅く作ったストーリーながら、多岐にわたる暗殺とテンポの良い展開、ほど良いミステリーによって飽きることなく見ていられます。惜しむらくは、その手口が非常に人間臭くて、せっかくの『宇宙人モノ』という設定が存分に活かされていないことでしょうか。その辺りは手堅すぎましたね。  後半になると、地下基地や宇宙人の造形も明らかになるため、視覚効果でも楽しむことができます。が、やはりSF好きの人達がSFを見る意識で本作を鑑賞した場合、さすがにこれだけでは物足りなさを感じてしまうのもやむを得ないかもしれないですね。  ただ本作は非常にバランスの良い作品であり、誰が見ても楽しめるエンターテイメント作品として、まずまずの出来であることは疑いようがないと思います。それなりにサプライズも用意されていますしね。  ということで、あまり色眼鏡をかけずに観てもらえれば、思いの外楽しめるんじゃないでしょーか。個人的にはオススメの1本です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-05 09:42:40)
1542.  クエスト 《ネタバレ》 
 ドラゴンボールの天下一武道会。  バキのトーナメント編。修羅の門。  各種格ゲー。  そういったものが好きな人達だったらそれなりに楽しめると思います。  この作品の良いところは、脇役たちの戦いも全部見せてくれることです。  それぞれの個性、キャラを大切にしているところです。  映画が始まったら50分くらい早送りして、そこから30分くらい見たら十分です。ラストの決勝戦は、漫画と同じでそんなに面白くないんで。そもそも『外に出て来い』ってお前がゆーな。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 22:20:02)
1543.  訣別の街 《ネタバレ》 
 すっきりしない作品でした。  6歳の少年が死に、正義の警官が死に、その警官の無念をはらそうと協力しようとしていたビニーが殺され、やはり協力しようとしていたスチュワーツも殺され、自業自得ではありますがアンセルモは自殺を強要され、これだけ一般人が死んでいるのに、終始ポリティカル・サスペンスの枠内に収めようとしていたことに違和感を感じます。  何より、元凶の一人であるマフィアのボスは劇中なんの天誅も下りません。パパスにいたっては、一見良い話っぽくまとめましたが、ケヴィンが情に流され彼に社会的な責任をとらさずに表舞台から退かせるに留めた結論には大変不満が残ります。  第一、物語を少しでもわかりやすく伝えようとする気持ちがこの作品からは伝わりません。やや複雑な話を、難解なまま伝えるだけでは芸がなさすぎます。もっと面白く、もっとわかりやすく、もっと落としどころを明確にした作品にだってできたのではないかと思います。私は個人的に、こういう作り手達の自己陶酔型の作品は好きではありません。
[DVD(字幕)] 4点(2014-05-04 22:07:44)
1544.  ベスト・フレンズ・ウェディング 《ネタバレ》 
 オープニングの歌で観るのやめようかと思った(笑)  オープニングを男一人で見ているのを、もし誰かに見られていたらと思うとぞっとします(笑)  いきなりどうでもいい話をしてしまいすいません。  では感想です。  ジュリアン・ポッター(ジュリア・ロバーツ)、途中までは良かったのですが、中盤から後半にかけてさすがにしつこい。辟易します。非常に主観的な感想を述べるなら、彼女はやりすぎです。(もちろん脚本のせいですけど)  私はストーリーを先読みする悪い癖がありまして、今回もキミー(キャメロン・ディアス)とマイケルの婚約が破談しそうになったら、結局親友の幸せのために、二人の仲が修復するように、ジュリアンが奮闘し始めるんじゃないかと、勝手な予測をたててしまったのです。だってタイトル、『ベスト・フレンズ・ウェディング』ですよ?どこがベスト・フレンズやねん。本当の親友であれば、親友の幸せぶち壊すようなことするんじゃねーと思います。  キミーがダメ人間であれば、ジュリアンの行動も理解できたのですが、キミーと結婚すれば高い確率で幸せになれるんだから、もう少し早いタイミングで応援してほしかったです。  ですから、普通だったら、1点とか、2点とか・・・  ただ今回は、映画の出来が個人的な好みを上回ってしまい、観ているときも観たあとも、それなりに面白かったんです。それに、ジョージの存在は、この作品の嫌な面を緩和するのに、非常に良いアクセントになっていると思います。  で、最終的には6点くらいかと。このストーリー、脚本に共感できる人であれば、この映画はその人にとって最高の1本になるかと思われます。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 14:50:53)
1545.  ぼくのプレミアライフ 《ネタバレ》 
 てっきりですね、もう少し軽いタッチのコメディを予想していたんですよね。  ところが本作、さすがイギリス映画だけあって、コメディなんですけど、ちょっと真面目なんですよ。主人公のポールのダメ人間っぷりが、ちょっとリアルな感じで、これじゃあ笑うに笑えません。  もちろん、面白いシーンや演出はそれなりに用意されているのですが、それ以上に不快感やじれったさが物語りの大半を占めていて、観ていてストレスが溜まります。  『こんな映画には2点、いや1点か、ってゆーかもう観るのやめたい。』と思っていた矢先、85分くらい我慢して見続けた頃だったでしょーか、ラストのほんのわずかなシークエンスで評価が大きく変わりました。  いやー、こんなことってあるんですね。なんか今までいろいろ気に入らなかった部分を、ノリと勢いだけで帳消しにされちゃった感覚。  これはもう7点くらいか、と思ったんですけど、ラストのラストで結局結婚することにしたのか、それともそのままなのか、肝心なところをはっきりさせてくれないんですね。最後の最後で、またちょっとイラっとしちゃいました。  でも個人的には二人はそのままやっぱ結婚することにしたと思いたいです。  ・・・でもそうなったらそうなったで、・・結婚生活大変でしょーね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 06:25:43)(良:1票)
1546.  ジャングル2ジャングル 《ネタバレ》 
 この作品は、よく言えばバランスが良く無難、悪く言えば『ウリがない映画』です。  この手のタイプは、何より文化の違い、生活習慣の違い、そういったものをクローズアップすることがまず大事なんだと思います。そこで重要になってくるのは、それぞれの文化の長所と短所をバランス良く表現することでしょう。そこに笑いや感動、様々なドラマが生まれるのだと思うんです。  本作では、サム・ハンティントン演じるミミ・シクが、例にもれず未開の地からニューヨークへと旅立ちます。お約束の展開ですが、わくわくします。ところが、ミミ・シクは、文化の違いから失敗ばかりします。それはまだ良いんです。その失敗をうまく笑いや感動、ドラマへと昇華しきれていないのがじれったいんです。  また、ミミ・シクはその戦闘能力の高さから、マフィアとの対決(ほんの7,8分くらい)だけは活躍します。ですがそれ以外のシーンではただの困ったちゃん扱いばかりなんですよ。  つまり、個人的には一番見たかったミミ・シクの活躍が圧倒的に足りないがために、爽快感が足りないんです。父親との絆も観る人の共感を得られるほどうまく描けているとは思えません。  更にはラスト、父親は結局元妻とどうなったのか、はっきりしないところでジ・エンドです。  ミミ・シクやそのガールフレンド役の子は人から愛されそうなキャラクターだっただけに、もっともっと楽しく、納得のいく映画にしてほしかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 05:57:59)
1547.  スクリーマーズ 《ネタバレ》 
 これってやはり『B級』になっちゃうんですね。個人的には『A級』レベルの魅力を放つ作品でした。  この世界観、臨場感。娯楽作品でありながら、SFでありながら、この世界と真剣に向き合えるだけのクオリティが備わっていることが素晴らしいじゃありませんか。  近代的かつ退廃的。絶望的な世界の中に存在する、まるで明るい未来を予感させてくれるような脱出用シャトルの造形美。こういうコントラストの効いた作品ってかなり好きです。  アクション・ホラー・SFの良い点をバランス良くミックスさせたような作品で、個人的には『ブレードランナー』や『エイリアン』よりかはこちらのほうが好きです。  お約束ながら、自分の留守中に基地が全滅させられるっていうのは、この手のタイプのホラーでは一番アツイ展開ですね!  この作品ってシリーズ化はされていないんですか?だとしたらもったいないなー。  私の一番好きなスクリーマーは、タイプ1でもなければ、2でも3でも4でもない、地面の中を突き進むやつです。あいつは最高です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-03 21:45:42)
1548.  N.Y.少女異常誘拐
 『N.Y.少女異常誘拐』というタイトルは、本作において事件の表面的な過程をなぞっているだけでして、大切なテーマは原題の『MERCY』=『慈悲』にあります。  本作はサスペンスの様相を呈していますが、実際のところ隠れたドラマ性の部分がメインになります。ネタバレするほどのミステリーはありませんが、それでも何も知らずに見たほうが良いでしょう。  一言だけ言えるのは、小粒ながら、真面目でかなりよくできた作品だということです。  結構オススメです。時間も短めなので、お暇な方はぜひ!  一般のレンタル店にはまずないと思いますが、ゲ○の宅配レンタルでレンタル可能でございます。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 07:25:15)
1549.  グリマーマン 《ネタバレ》 
 『なぜ君と別れた?』  『コール(セガール)は84年に隊をクビになった。東洋思想に傾倒し、自分の罪を悔いた。』  まじで?  『しばし姿を消し、タイに流れ着き、寺院で修行した。僧侶に救われた。』  まじで?  自分の罪を悔いて、寺院で修行して、僧侶に救われたの?まじ?本気?  きっと、自分の罪を悔い、寺院で尊い教えを受け、ありがたい僧侶さまと過ごしたかげがえのない時間が、あらためてセガールに暴力の尊さを気付かせてくれたのですね。  きっと神の啓示を受けているうちに、自分が神だと錯覚してしまったのでしょう。  あるある、そーゆーこと。間違ってないよ、セガール。あんたは神です。世界を救えると思います。   
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 07:11:31)
1550.  ラストマン・スタンディング 《ネタバレ》 
 評価ひっっく!まじですか。  ・・・と思ったら、なるほど、これはリメイク作品なのですね。完全にオリジナルだと思って見ていました。  だからなのかはわかりませんが、私は凄く面白かったです。ブルース・ウィルスのお手本のような、それでいてちょい悪風なヒーローっぷりが最高にかっこいいです。こーゆーキャラ大好きなんですよね!  そんで、無敵に見せかけておいて、中盤でぼこぼこにされるとか、実は腹に1発くらっていたとか、適度なピンチっぷりが雰囲気を盛り上げてくれるじゃないですか。  ジョン・スミス(ブルース・ウィリス)と酒場の店員と、保安官と女性三人、これ以外の登場人物をきれいさっぱり消しちゃったのもすっきりしていて爽快です。ちょっとずつ街から人がいなくなっていく様子も良い。車の修理屋がいなくなり、最後は棺桶屋っていうのがほんとに良い。祭の終わりって感じですね。  オリジナルを知らないがゆえ、私にとっては今作がオリジナルとなりました。ですので、あくまで今作を観た感想のみでのレビューです。面白かったですか、って聞かれたら、間違いなく面白かったです。久しぶりに期待を超えてくれた作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-05-02 10:14:15)(良:2票)
1551.  フラバー 《ネタバレ》 
 こーゆー夢のある作品は大好きです。何より、映像が楽しい。ディズニー映画は映像で楽しませてくれるものがとても多いと思います。  今作においても、フラバー、ウィーボ、ウィーバーという本来無機物である存在を有機的に表現し、その存在感を美しい映像で様々なアングルから見せてくれるから理屈抜きに楽しいんです。  また、フラバーを使ってバスケのシューズに応用したり、車のエンジンに搭載してみたり、このあたりの脚本と演出はかなり気に入っています。これを観ることで、子供たちは化学、ひいては学問というものが実生活において役に立つというものを実感してくれるかもしれません。知的好奇心、知的探究心を育む良い教材になりそうですよ。  まあ悪役の登場や、その懲らしめ方につきましては、あくまでファンタジーの範囲内ですから子供に悪影響を及ぼすほどのものではないでしょう。これと同じレベルの映像作品っていうのは、戦隊物にしろアニメにしろ広く出回っていますからね。  ちょっと横道にそれてしまいましたが、夢があり観ていて楽しいオススメの作品です。登場人物達がみんな、車が空を飛んでいることに驚いていましたが、それ以前に、人と同じ思考回路を搭載するロボットが、自由に空を飛んじゃっていますが(笑)そこはひたすらスルーなんですね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-02 05:52:35)
1552.  ダウンタウン・シャドー 《ネタバレ》 
 いわゆる「スパイもの」の映画ですね。これが大変よく出来ていて面白かったです。確かにミッションインポッシブルを連想させますが、こういった作品の雰囲気が似てくるのはまあ仕方がないですね。それに、チームのメンバーがそれぞれの特技を活かし、時間制限の中、数々の難所を突破するっていうのは、たとえお約束であっても楽しいもんです。  本作は、前半がスパイ的な要素が強く、後半になるにつれアクションが増えてきます。個人的な一番の見所は、ジャッカル、キャッシュ、サム(本当は違うけど)、タイタン、フェニックスの5人が協力して、偽札の型番を奪還するまでのシークエンス。ここではスパイらしからぬアクションも結構見せてくれるのが嬉しいです。それに、楽しそうに作戦を遂行するフェニックスが可愛いのです。でも残念ながらフェニックスが登場するのはここまで。ラストまでフェニックスを活躍させてくれたなら、もっと高い評価になったと思います。  後半は、わりと普通のアクション映画と変わらなくなってしまいましたが、それでも十分に楽しめる内容でした。オススメの1本です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-02 01:48:58)
1553.  コーカサスの虜 《ネタバレ》 
 娯楽性を一切排除した真面目一色の反戦映画です。そこにはドラマチックな展開もなければ、サスペンスもミステリーもない、事実の連続を淡々と切り取っては画面に映し出していくだけの作品です。  食器を洗うところや郵便事情、家の中の様子や子供たちの遊びなど、普通はそれほどクローズアップされない戦時下にある人々の様子を映し出しているところは大変に興味深かったです。ただ逆に言えばそういった真面目さが仇となり、映画を観ることへの満足感が得られにくかったのも事実です。  逃亡を企ててからラストまではストーリーが大きく動きますので、そこは良かったのです。ただそれまでがはっきり言ってしまえば工夫がなさすぎる展開と演出。それに、長い時間をかけた割には、言うほど捕虜の二人と村の人達に十分な心の交流がなされているように感じられなかったんです。だから、ラストで見逃してもらうのにも、どちらかというと若干の違和感を感じます。ヘリを見送るシーンでもこれから起こることの予想はつくものの、その不条理さがいまひとつ伝わりきれてこないんです。  よく出来ている作品ではありますが、物足りない作品でもあります。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-01 20:52:00)(良:1票)
1554.  バウンド(1996) 《ネタバレ》 
 久しぶりに本格的なサスペンスを鑑賞できて大満足です。ストーリー、脚本、カメラワーク、スローモーション、全てが効果的に働くとここまで緊張感あふれる作品ができるものかと感動です。そして何より各役者陣の目の演技、表情の演技が素晴らしいのです。まさに演技に見えない演技の世界。目と表情だけで、これだけの緊迫感を伝えられるのはもう見事としか言いようがありません。  あえてこの作品に難を述べるとしたら、最後にまさかのどんでん返しがないという、鑑賞者にとってのある意味どんでん返し。そのまま終わるんかいという、突然の軽いタッチに少々脱力。ハッピーエンドは好きなんですが、本作にいたってはこの終わり方がなんとももったいなく、味気なく感じてしまったのは私だけでしょうか。と思ったら、やはり同じように感じている方がいらっしゃるようで。ですよね。  個人的には絶対ヴァイオレット(ジェニファー・ティリー)が裏切ると予想していました。でもヴァイオレットは最後までコーキーを裏切ることはなかった。その代わり私の予想を大きく裏切ってくれました。・・・なんてね。全然うまくないね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-01 06:22:09)(良:1票)
1555.  ロング・キス・グッドナイト 《ネタバレ》 
 設定・ストーリーは凄く好き。記憶を失った良き母親が、実は政府直属の凄腕のスパイであり殺し屋っていうのは、よくある話かもしれませんが、わくわくしちゃいますよね。事故で頭を打ったことで、少しだけ記憶が蘇ったのか、包丁さばきが突然すごいことになるのが最高です。  ですが、このシーン以降、思いの外このおいしい設定が活かされていない気がするんです。サマンサからチャーリーに入れ替わることでの戦闘能力にもう少し差をつけてほしいです。サマンサとチャーリーという二人の人格による心の葛藤がいまいち描ききれていません。せっかくの家族持ちという背景がほとんど効果的に働いていません。ドラマとアクションがうまく融合しているとは思えず、ひとつひとつのシーンの完成度に対して爽快感が薄いんです。  俯瞰して観れば、娯楽作品として充実した内容になっているのかもしれません。にも関わらず、なんか思ったより楽しめなかった本作。観る前の期待値や、ジーナ・デイビスに対する好みの問題をふまえても、意外にいまひとつな作品でした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-05-01 00:38:14)(良:1票)
1556.  真夏の出来事 《ネタバレ》 
 本格的なサスペンスかと思って構えて観ていたのですが、思いの外コメディ色が強く、良い意味で肩の力を抜いて鑑賞することができました。サスペンス+コメディというのは苦手なんですが、本作にいたってはシュールさを極力控え、見事なバランスで面白い作品に仕上げていると思います。もちろん、キャメロンディアスやハーヴェイ・カイテルといった役者さんの力も大きいと思います。  全編にわたってピタゴラ・スイッチのような作品でして、タイミングのずれや、不測の事態をうまく使って現状を打開させないストーリー運びは、結構楽しいんじゃないでしょうか。ラストなんてまんまピタゴラ・スイッチで、ちょっと感心します。  おそらくは殺人者なんて最初から一人もいなくて、間の悪い偶然が重ねることで、追い詰められたジョージ(ハーヴェイ・カイテル)が本当に殺人者になっていくっていうのが面白いんです。ジョージが作っといた、多量の精神安定剤入りドリンクをラストのオチにもっていく運びなんかかなり良い感じです。  平均点を見る限りでは、もしかすると観る人によって評価が割れやすい映画かもしれませんが、個人的にはオススメですね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-30 20:16:26)
1557.  ロザンナのために 《ネタバレ》 
 予告編とのギャップにまず驚きます。感動のごり押しでくるのかと思いきや、意表をつくコメディタッチ。  心臓病で、余命いくばくもない妻のため、小さい頃に亡くなった娘の隣の墓を確保する。ある意味人生のラストをテーマにしているにも関わらず、映画そのものはドラマチックに、エネルギッシュに、未来への希望さえ感じさせるように展開していきます。このギャップと絶妙なバランスが非凡な面白さを生み出しているのでしょうか。  ただ、触れられている方もいらっしゃいますが、隠し身代金をめぐる一連のどたばたで人が死んじゃったり、マルチェロが死体遺棄及び隠蔽及び横領という犯罪に手を染めちゃうってのは、この作風には合ってなかったかもしれません。  コメディ要素はこの作品の場合大きくプラスに働いていますが、それは交通整理だったり、生命維持装置だったり、倫理的・道徳的に許せる範囲内に留めておいて欲しいものです。それくらい、この作品は楽しい雰囲気の中に、夫婦愛や家族愛といった美しいテーマを表現することに成功しているのです。中盤から後半直前までのブラック・ユーモアに、何か雰囲気壊されちゃって残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-30 09:19:40)
1558.  ジャングル・ジョージ 《ネタバレ》 
 ディズニー映画は好きなんですが、これはやりすぎ感が強すぎてついていけませんでした。また、ナレーションがちょっと多すぎるのも好きになれません。『この映画では人は死にません。』とか、ナレーション使っての小細工も1回くらいならいいんですが、何回も使われるとうっとうしい。ナレーションと喧嘩をするっていうアイデアは漫画チックで良かったんですけど、その1回くらいに留めて欲しかった。  あくまでファンタジー+コメディですから、気楽に観たつもりなんです。それでも、シリアスにしてほしいシーンであってもひたすら茶化されるとなんか残念です。婚約者のライルと密猟者の二人くらいは極悪にしてもらって、そこはびしっと子供が見ても楽しめるアクションでしめたほうが良かったんじゃないでしょーか。  真面目なストーリーの中だからこそ光るコメディだと思います。コメディばっっっっかりだと、楽しいというより適当に誤魔化されている感じがして逆に楽しめません。
[DVD(字幕)] 4点(2014-04-30 01:42:10)
1559.  スウィンガーズ 《ネタバレ》 
 コメディだからと思って我慢しながら見ていたんですが、30分くらいまでに何回か観るのやめようと思ったくらい、つまらなかったし、イライラしました。群像劇ではないですが、群像劇っぽい雰囲気になっているのがあまり好きじゃないです。ストーリーなんかあってないようなもんです。  ただ、しばらくするとこの雰囲気やキャラになれてきたのか、不快な気分がやや収まり、割と冷静に観られるようになりました。そうすると不思議なもんで、割と面白いシーンやトークが楽しめるようになってきます。とは言え、人に薦められるレベルではありませんが。  これって所謂「あるあるネタ」を楽しむよーな作品なのかもしれないです。それこそアメリカで生きている人には「わかるわかる」みたいな。だから観る人を選ぶ作品だとは思うんですよねー。  友人達がなんせ友だち思いなので、その辺りの押し付けがましくない友情は見ていて清々しいものがあります。ですがそれ以外には映画としてそんなに魅力は感じません。  マイクが情けない雰囲気を漂わせながらも、大事なところ(主にナンパ)は自分の力でしようとする姿勢は好きでしたけどね。  ラストの小ネタも爆笑です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-04-30 01:17:44)
1560.  スティーヴン・キング/痩せゆく男 《ネタバレ》 
 ジプシーから呪いを受ける3名が、もともと社会的地位が強い立場であり、人として同情しづらい人間であることがまず致命的ですね。3名が極悪人であればまだ良いのですが、微妙な立ち位置なので、同情もできないし、かといって3人がやられちゃうことに対するカタルシスだって感じないわけです。  更にはジプシー側の人間性にも問題あり。  結局、どちらにも肩入れできないまま、成り行きだけを目で追っていくばかりでした。登場人物たちのキャラもいささか不愉快です。行動には一貫性がなく、方向性がはっきりしない部分も気になります。呪いをかけた本人には報復行動を起こさず、嫁と友人への報復を優先するラスト。全く理解できません。それがゆえの、あの救いがないくせに皮肉だけは残すようなオチ。途中からは映画の着地点だけが気になって観続けましたが、正直最後まで観る必要は無かったです。  ジプシー側も共倒れになるような、まさに「人を呪わば穴二つ」みたいな締めくくりにしてくれれば、ありきたりかもしれませんがもう少し評価も変わったかもしれません。
[DVD(字幕)] 4点(2014-04-30 00:29:42)
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