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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1541.  バリー・シール/アメリカをはめた男 《ネタバレ》 
実在したトンデモ男のびっくり話。へえ、こんなことが、と多少は驚いたけれど出来事羅列の単調ぶりで引きが弱いです。主人公がやらかしたネタ一つ一つにドラマの肉付けは大変かもだけど、ディカプリオの同種「Catch Me If You Can」なんかは大成功してるのですから、トムに背景を喋らせるばかりでなくて見せ方の工夫がほしいところです。 あとねえ、Catch Me~は天才詐欺師の話だったからコミカルなテイストでいけたけど、バリー・シールはCIAのコントラ作戦絡みでその上麻薬組織にも関わっているのだからかなりシャレにならないブラック案件ですよね。終始軽い空気感の演出に、へらへら気楽なトム・クルーズって、撮り方やっぱり間違ったんじゃないかなあ。実際バリーの顛末は結局ああでしょ。いきなりのスカーフェイスでしょ。国家に使い捨てにされた男の哀れなお話にこの副題も大嘘。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-26 16:54:47)
1542.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 
ep1はとてもつまらなかった。そして2、これもまた欠伸が出てしまった。なんでこんなにつまんないのかな。元老院だ共和国だ評議会だ通商連合だ、でまるで中東情勢のように勢力構図が分かりづらい。そしてだらだらと展開する暗殺者追跡とお花畑恋愛劇の二本立て。 アナキンといちゃつくのに飽きたのか、ピンチに陥ったジェダイを助けに行くわ!と果敢な元女王様。敵陣に乗り込んだはいいけど、要塞の裏口みたいなところからあっさり入って突然展開するSASUKEワールド。一体いつスターウォーズになるんだよう。 アナキンとパドメの2ショットは絵に描いたような美男美女でスクリーンがキラキラしいったらない。だけど、庶民顔のレイア姫と武骨なハン・ソロが話を回していた旧作の方が映画としてはずっと見ごたえがあったよ。 本作の良いところを挙げるなら、R2-D2の使い方。活躍がいっぱい見られて(宙に浮くこともできるのよ笑)、彼(?)のファンとしては今作の使われ方はとても嬉しかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2020-03-04 18:23:20)
1543.  ミステリー・トレイン
この監督の作品には起承転結が無い。人と人との「間」を噛みしめるのが、ジャームッシュ節を味わうコツ。相変わらずへんてこな風合いですが、メンフィスの鄙びた感じも彼独自のスタイルを貫くのに一役買っていますね。かつて一世を風靡したプレスリー一色の都市。でもそのポスターもわびしく色褪せていて、ジャームッシュ作品の他都市同様、寡黙な街です。 で、その静かな土地に生きる人たちのキャラ濃いこと、このギャップ。安ホテルのフロント2人もちょっと意味不明なほどにインパクトが強いコンビ。場の切り替えポイントとしてちょくちょく並んで登場。仏頂面なのに引きが強い強い。街と仏頂面とブシェーミ、私的にこれはジャームッシュ3点セット。ああこれこれ、とうれしい。 ところが、私は日本人なので一話めから突き刺さるような日本人女優のハイボイスが、どうしてもジャームッシュの世界に浸るのを邪魔してきました。母国語だとお芝居の上手い下手に より敏感になるので、外国人ペアで撮ってほしかったと心から思いました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-19 16:27:19)
1544.  ニューヨーク 冬物語 《ネタバレ》 
原作は長大で「アメリカ文学史に残る傑作」であるらしい(未読です)のだが、映画はこぢんまりしたファンタジー凡作です。うん、あんまり面白くなかったですね。ベースがファンタジーであるぞ、と心得て観れば、赤ん坊を命の危険にさらす無茶も、馬に羽が生えるのもまあ許容できるのですが、現実世界にファンタジック要素を落とし込むその匙加減がうまくいってないことが悪評ふんぷんの原因なのじゃないですかね。ああも堂々と街中を5mジャンプする馬で疾走するとか、ギャングの親玉ラッセルが宝石でホログラムを立ち上げるとかされると「?」ってなりますね。私は結核患者の彼女が妹をしょっちゅう抱擁するたびに、止めに入りたくなりました。 サタンだ悪魔だ堕天使だ、とファンタジー名鑑の常連はとりあえず出てきますがキャラが凡庸すぎる。そのうえ「善側」も個性に乏しいことに関してはいい勝負ときたもんです。最初の赤毛を間違ったのは、あの馬にも責任大あり。なんであのタイミングでやって来るのだ。誰でも間違うわ。 「使命を果たす」ために100年生かされました、とのこと。助ける相手が可愛い女子でなにより。むさくるしいホームレスのオジサンとかが対象ではないのだね決して。 救われた女の子、夜空へ駆ける白馬、輝く星々、ともうベタすぎのエンディングはひたすら安値更新するばかり。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-09 00:14:32)
1545.  アメリカン・ギャングスター
個人的にマフィアものに欲する要素が色々欠けているように感じて物足りなかったです。「物語」が足りない。裏社会でのし上がろうという気迫も少ない。闇社会で生きる哀切もなければ必然も感じられない。まるでビジネスマンかのような風体のD・ワシントンの役作り上の責任は大きいと思うな。汚職警官に腹は立てていたようだけど、その怒りすら伝わってこないよ。ラッセル・クロウも取りたてて見るべき仕事はしていないけど、組織のボス感がはなはだしく薄いデンゼルには違和感しかなかった。この人はやっぱり優等生に(だけ)向いているのでは。 それに60~70年代が舞台にしては明るくこざっぱりで、画がどうしたって2000年代の作品なんですよ。クルマはちゃんと昔の型を走らせてるけど、街の空気感とか街角の汚れ具合がリアルに70年代に撮った作品群とは全然違う。そこまで映画に要求するのは無理なのかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-01-06 17:15:21)(良:1票)
1546.  クリミナル 2人の記憶を持つ男
自意識=人格が取って代わられる、って深淵な哲学を含んでいる命題だと思うのだけど、終始一貫予定調和なB級サスペンスな筆致。誰も悩んでませんでした。まあ娯楽作なんだから、と思いつつもいちいち腑に落ちず引っかかってしまったのは私だけか。まず奥さんさあ、いくら記憶を持っているといってもその人ダンナじゃないでしょ?顔も体型も違いすぎる。本物の夫が気の毒じゃない?あ、そこは「脳」が元夫だから夫的には良いのか?えそしたらコスナーはどうなんの。他人の人格が定着してしまうことに抵抗感はないのか?それって自死でしょ。などと考えちゃって、テロリストとオールドマンらがわあわあドンパチやってても入ってこなかったなあ。 ラストは更に評価を下げるだけの鼻白む大団円だしT・L・ジョーンズの老け具合は衝撃だしで、あまり取るとこない映画でしたが、かつての大怪我から立ち直るべく奮闘中のK・コスナーが良いです。スターの雰囲気は健在ですしもっと上等の脚本を与えてあげてほしい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-25 20:23:45)
1547.  Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 
いやー、この男ね、マット?失礼でしょ。地下鉄でナンパしといてしかもあの程度の容姿でユマみたいなモデル型美人に惚れてもらっといて「他に好きな女がいる」って、そんなんGのつくガールじゃなくたってキレるわ。 ジェラシーが凄いって言うけどあのくらいのことは普通の範囲でしょ。ジェニー可愛いと思うけどな私は。こんな失礼な奴ブラック・ホールまで飛ばしちまえば良かったのに。 つまるところ終始一貫男目線のコミック・ムービー。目くじら立てることもないんだけどさ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-26 23:59:52)(良:1票)
1548.  クライシス・オブ・アメリカ 《ネタバレ》 
遠い戦地で果たして何があったんだろう?と大いに期待を持たせる導入部です。ダークでミステリアス、ここらへんはかの「羊たち」を手がけた手腕を彷彿とさせます。 だけど、ふたが開いてみるとちょっと苦しい。複数の人間の記憶を同じように改ざんするなんて、いくらなんでもそんなこと可能かい? ブルーノ・ガンツをもうちょっと上手く使えば、ドイツ系重厚感効果で話の信憑性も数パーセント上がったかと思われるけど彼わりと早く退場してしまうし。 観終わってみるとやたら強く印象に残るのがメリル・ストリープの怪演のみ、というしょうもなさ。メリル、怖いですよー。息子溺愛の毒親ぶりが上手すぎて気持ち悪いったらない。顔中に刺青が入ったアラブの女より怖かった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-22 00:08:50)
1549.  三人の女性への招待状 《ネタバレ》 
この手のサスペンスものの先駆け的な作品なのだろうから、敬意は払いたいとは思うけど・・。やっぱり古いです。舞台ならいざしらず、要らない台詞が多くてダラつく。真相がついに明らかに!と客の期待が盛り上がる場面の締まりの悪さ。クライマックスだというのにこんな平坦な演出ではなんだか肩透かしです。マギー・スミスのちゃっかり漁夫の利も、描き方軽くていかにもオマケな感じ。贈り物の砂時計はフェイクでした、というネタ要りますかね?そんなことに時間と場面を割かなくていいから、偽富豪男の企みの暴露にもっと驚きを持たせてほしい。重厚サスペンス好きとしてはどうもいろいろと不満が残りました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-27 23:43:33)
1550.  ハングリー・ラビット
導入部はとてもスリリング。仕掛けが大掛かり「ぽくて」、勿体つけた合言葉とかいかにもヤバそうな秘密結社「ぽくて」、事件の闇が「深そう」。だけどこれが意外としょぼい素人集団で、オチもおそまつ。甚だしくがっかりです。四番バッターのキャッチャーフライみたいな。 フタを開ければB級作だったわけですが、鑑賞中はそれなりに集中して観られたのはどんな駄作でもとりあえず熱演するN・ケイジの真面目効果でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-12 23:45:53)(良:1票)
1551.  鋼の錬金術師
私は原作の愛読者であるので、この映画への酷評をたくさん耳にしたうえで、心してハードルを下げて観賞しました。 やっぱり「漫画を実写にする」ことの難しさ、を克服できていないです。そもそも二次元の紙の上で紡がれる物語世界にはそこでのみ了とされる様式があり、読者は暗黙のうちにそれを理解して世界観を受け入れます。しかし、漫画のコマをそのまま生身の人間が絵のとおり再現しようとすると強烈な違和感が生じます。語尾を「~じゃ」で終わらせる博士や「ざます」オバサンが現実世界ではほぼお目にかからないように。そのキャラクターのエッセンスのみを生かすべく、一旦三次元向けに変換が必要かと思うのですが、それができていない。アジア人の顔に乗っかる金髪は目にうるさいだけだし、台詞回しに至ってはギザギザ吹きだしのままデカイ声を出すのみのアイドルの大根ぶりはちょっと見ていられません。 原作は全27巻に及び、土地や民族の歴史を織り込んだ深みのあるお話です。そもそも2時間に収めるのは無理なのです。映画「ハリー・ポッター」は各巻ごとの制作だし、「ロード・オブ・ザ・リング」だって三部作なのです。そこをなんとかやれと言われれば、最初と最後を無理やりくっつける、こういうやり方しかないのかもな、とも思います。脚本はむしろすごく頑張ったのでは。 ファンを納得させる出来ではないにしろ、でもこの映画わりと「まじめに」作られた感があり、キャスティングなどは原作のイメージを損なわない役者を揃えています。辛口ファンも認める松雪泰子はもとより、タッカー役に大泉洋とはナイスな起用でした。こんなにハマるとは。マスタング大佐にディーン・フジオカも私的にはアリなのですが。あの年齢で前髪ありの髪型が様になる役者が他にいるとは思えない。 それに映像技術のレベルの高さも良かったな。架空のヨーロッパぽい土地の風俗は漫画のままだし、ダーク・ファンタジーの雰囲気を損なわないようにグロテスクな怖さも綺麗めに描写していますし。アルの動きはまったく滑らかで、”そこにいる”かのように感じながら観られたのは素晴らしかった。かつて「REX」が「ジュラシック・パーク」と同時期に公開され、わが国の映像技術レベルの哀しさをひしひしと噛みしめた頃を思うと隔世の感があります。 ということで、いろいろ引いたり足したりで5点。甘いかな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-07-23 00:41:16)
1552.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
ストーリーは特にヒネリの無い密室ホラーでした。いわくつきの魔力を帯びた死体(元魔女?)が原因で皆死んじゃう、となかなか凡庸であります。ほぼわーとかぎゃーとか叫んで逃げてるシーンばかりに感じられ、ちょっとあくびも出ました。 けれども評価できる点もちゃんとありまして、雰囲気先行型の映画だけあって「死体」がとにかく怖い。やけに白い肌とか何も見てない青い目とか。これは女優さんの演技力?の賜物というわけじゃないんだろうが、彼女が横たわる解剖室の怖さはただならぬモノがありました。信じられないことに、解剖医親子は何度か解剖室に戻るんです。えっ、よく戻れるなああとワタシは本気でイヤでした。 あとラストにラジオがさらっと「これで4日連続の晴天です」って言ってたのも、オマケ的に不気味ではありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-01 23:57:01)
1553.  コロニア 《ネタバレ》 
実話だというから文句も言わず我慢して観ましたけれども。エマ演じるレナの向こう見ずすぎる行動の数々には疑問だらけでありました。いくら恋愛絶頂期といえど、単身危険なカルト団体に飛び込むというのは軽率に過ぎませんかね。二度と戻れない状態になることも充分考えられるのに、万一に備えて母国ドイツの担当機関なり友人なりに行き先を残しておくこともしてないでしょう?彼女。 同室の女の子が酷い目に遭わされたことを知っていながら、自ら男の集会に呼び出されるよう仕組むのも、意味わかんなかった。結果彼氏はいない上、半殺しになるところじゃないですか。一体何をやってるんだ。たとえそこに彼氏がいたところで、あの場ではどうしようもないじゃないか。 エマの演技はやや棒だし中盤まではなんだかなあと思ってましたが、終盤の逃走劇のサスペンスフルなことはなかなか。ウルセラのエプロンのひもが引っかかったりと、手に汗でした。 でもなあーラストがまたちょっとね。半年近く無断欠勤してたCAを社員待遇であっさり機内に受け入れるなんてあるのかしら。自国の大使館に敵方に売られそうになるし。ほんとなの?実話なんですよね?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-15 23:44:52)
1554.  地下に潜む怪人 《ネタバレ》 
閉所恐怖症なら10分と見ていられない極狭空間の中をPOV形式で進むもんだから、今何が起きているのかわからない、ということが多々あります。でも大局的には問題ありません。なんか気味悪いことがあったんだろうなーぐらいに押さえて進まないと置き去りにされてしまうし。そんなとこでそんなのやだし。 なかなかセンスのある監督で、密室空間に潜む邪悪な気配を演出するのに効果的なアイデアを使います。地下に鳴り響く電話の音があんなにぎょっとするものだとは。あからさまに怪しい死んだはずの友人登場(しかも幽霊だろどうせという前提を壊すレベルの長さで普通にいる)やら地下空間に炎上する車やら、独特のホラー感性を感じます。 B級ホラーではあるけれど、イベント会場でオバケ屋敷に入るくらいのノリでいけば料金分は楽しめると思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-04-18 23:46:05)
1555.  二ツ星の料理人 《ネタバレ》 
コメディなのか人間ドラマなのか軸足がはっきりしないために、なんだかすっきりしませんでした。 B・クーパーの誇張した横暴さ、ヒステリックぶりは喜劇みたいですが、周囲の人間がまともに傷ついているので笑えたものではありません。かといってドラマとして見ようにも、アダムその人の人間性の描写が暴れん坊の部分が強調されるばかりで浅いのです。友人の台詞で「アイツは家族がいなくて一人で苦労してきた」と言い捨て、だから彼の過去については忖度しろよと客に想像させるのは映画のやり方ではありません。人物像がぐっとこちらに迫り、その人に興味を持てなければドラマは成立しないのです。  最終的には「仲間を信じよう」といった青春モノみたいなオチで締めるのも凡庸な脚本に感じました。 B・クーパーは頑張ってますけど不必要についてる筋肉のせいもあって料理人には見えないし、何に苦悩してんのか私にはついに不明でした。やたらとキレて皿や食材を破壊するヤバイ奴、という印象だけが残る作品でありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-04-17 19:39:30)(良:1票)
1556.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
盲目の老人の家に盗みに入ろう、という時点で客を味方にできない若者どもなんですが、これがその後いろんな方向に予想を裏切ってくるのがこの映画のミソ。まず被害者の老人がモンスター。サイコっぽくもある。危な。あまりに思考がぶっとんでいる元軍人のじーさんを「被害者」と呼んでいいのか、こちらの判断も怪しくなってきます。居心地悪いです。作品中唯一といっていい「被害者」の女の子は助からないし。大金せしめて逃げおおせたと思われた強盗一味の彼女はラストに知ります。「逃げ切れていない」と。こういった一連の斜め上の脚本力はなかなか、と思いましたが、ホラーとしてはいまいちかなあ。ちょっとね、逃げる、追うの繰り返しで長く感じちゃうんですね。一軒家なんだからこんなに広いわけない、とか細かいこと気になったり。冒頭の寂れに寂れたラストベルトの街並は、やばそうな雰囲気満点だったんですけども、そこが作品のピークかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-10 14:49:32)
1557.  特捜部Q キジ殺し 《ネタバレ》 
二作目ということでスタッフ張り切りすぎたような。猟奇な描写も悲劇のほとばしりかたも、ちょっと手を入れすぎであざとく感じます。品格がシネマレベルではなくテレビに近いのです。 例えば冒頭、被害者姉弟の父ちゃんがなんで風呂場を真っ赤に染めて自死せにゃならんのか。真相の際までたどり着いた、その時期に。ヒロインも所在を隠すためとはいえ、あんなに身を落とす必要あるのかしら。実家は裕福なのに。演出のためのホームレス設定としか。 相変わらず北欧の強みで画は重厚で、森といい建物といい、深遠な雰囲気はふんだんに醸します。レイプシーンや暴力が多いので陰惨さは前作の二割増、でも話の面白味は三割減といったところでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-19 14:54:31)
1558.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
スター・ウォーズの魅力って(特に4,5,6は)「活劇」だと思うんですよね。旧作はそれこそどきどきはらはらさせてくれたものでした。でも画力が格段にアップしたこの外伝はというと、なんかちっともわくわくしないのでした。 ヒロインのF・ジョーンズは終始一本調子の仏頂面で表情筋をほとんど使ってないですし、他の人物らの魅力も乏しいこともあって気持ちが入っていきません。 メカによるものも、人間同士のも、戦闘シーンはいつかどこかで見たような演出だし、「○○するには××しなければならない」という障害が多くて、またかよ、と飽きました。 元連合軍側のドロイドが一人で健闘するも、作品全体にユーモアが乏しく、スター・ウォーズを観ている気分になりませんでしたねえ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-14 16:41:09)(良:1票)
1559.  スリ(1959) 《ネタバレ》 
スリであってもプロ(?)の仕事は見事。特に連係プレーに見る手際の流麗なこと、この映像はもはや伝説だけあって目が釘付けになりますね。滑らかで鮮やかでカメラの存在が消えていて。 逆を言うとそれだけが見どころといいますか、主人公が青臭く非労働論を吐いたところで共感なんかできやしない。というか、ラストに自分で言っちゃってるけど、恋愛を成就するためになんだってこんなに沢山の理屈や遠回りが必要なわけ? モノクロのフランス映画、というバイアスがかかってるせいで何やら芸術深そうな空気が漂ってますが実は大したこと言ってないのではと思っちゃった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-31 00:18:11)
1560.  スラップ・ショット
けっこうお下品な描写やハダカが多いんですね。家族そろって観るには不向きですね。 そもそも乱闘沙汰で客を呼ぼうという発想が無茶に感じる。マイナーアイスホッケーってプロレス的な位置付けだったの? 氷上の選手としては老け過ぎ感のあるP・ニューマン、粗野でがさつなコーチも兼任。こんな役もできるんですね。 スピードにのったプレー中のカメラなんかは迫力があってすごいなあとは思いましたが、リンク上での男性ストリップとかは笑えるツボとまではいかなかったのでこの点数で。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-11 00:28:36)
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