141. 疑惑の影(1943)
先日のアカデミー賞授賞式でテレサ・ライトが出席していました。すっかりおばあちゃんになってしまいましたが、この作品では生き生きとした清潔感のある娘役がピッタリで、陰のあるチャーリー叔父さんとの関係がとてもうまくドラマに生かされていたと思う。無邪気な妹、弟や、何も知らない人のいい両親や父親の友人など、人物像や会話にもヒッチコック特有のブラックユーモアというべき皮肉な会話やシーンが盛り込まれていて、素晴らしい。何度でも見たくなるヒッチ作品の一つ。 9点(2003-05-25 22:23:18) |
142. 何がジェーンに起ったか?
ベティ・デイヴィスの演技は本当にアカデミー賞を超えたようなものがあると思う。古い映画ですが、今見ても全然古さを感じさせない心理劇。下手なホラーよりよっぽど恐い。 8点(2003-05-25 22:11:48)(良:1票) |
143. エクソシスト
首がぐるっと回転したり、(骨はどうなってんのか)緑色のゲロを吐いたり、とにかくすごいけど、終盤の方の悪魔の影がぼんやり浮き出るところで心からゾーッとした。 8点(2003-05-16 23:39:25) |
144. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
実話の映画化ということでどこまでが本当の話かわからないけど、確かにこの映画ではディカプリオの魅力がとても生かされていたと思う。高校生というのはちょっとムリがあったような気がするけど、あの屈託のない口八丁の明るくて知的な感じのハンサムぶりが、誰でもコロッとだまされてしまうというのに妙にナットク。人はやっぱりどうしても外見でその人のレベルをまず判断してしまう事が多いと思う。父親のヤンキースが何故強いかという話から、その極意を超一流の詐欺に使った彼の能力はある意味尊敬。すごく心に残る作品ではないけど、平均点以上の映画という感じです。 8点(2003-05-15 23:11:08) |
145. マルホランド・ドライブ
ナオミ・ワッツの清楚な感じの美しさ故、サスペンスとしての謎解きにきっと答えがわかると思ってしまい、見終わってからいろいろ考えるけど、やっぱりよくわからず。リンチ・ワールドは本当にもつれた糸が絡み合った世界。 8点(2003-05-04 23:40:49)(良:1票) |
146. 断崖
ちょっとバカップルって感じの映画。最初の方はクラシカルなロマコメの雰囲気がなかなか良かったんだけど、やっぱりストーリーに無理がありすぎると思う。ケーリー・グラントの人物像が中途半端。 6点(2003-04-30 00:00:25) |
147. 私は告白する
(ネタばれあります!)なんであの女性は結婚したのかひたすら疑問。旦那さんにあっさり、前の恋人への気持ちを告白してるのにも疑問。裁判で無実になったのもそれでいいんだけど、なんか疑問。そもそもの犯人の動機自体が疑問だし、懺悔しに行くならするな!って感じの?映画。モンティは素敵。 5点(2003-04-25 22:46:18) |
148. アラビアのロレンス
音楽も良いし、なんか名画!って感じですがはっきりいって面白くないよね~。 7点(2003-04-25 22:37:20) |