141. JSA
テーマ曲が「同期の桜」だったら10点満点だった。ところで、38度線で唾かけゴッコのくだりにはビビった。アレは韓国・北朝鮮ではジョークで済ませられるのだろうか。確か韓国側のグラサン男は唾を靴にかけられた際にぴくぴくしてたような気がするが、結局じゃれ合いで済ませて楽しそうだったし。日本だと恐らく、マジゲンカになるのではないか。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 03:12:50) |
142. 2010年
ど文系SFの「2001年」より面白かった。なぜツァラトゥラストラなのかも,ちょっと分かった気がする。気がするだけ。2061年を省いて,3001年を映画化して欲しい。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 03:11:03) |
143. ドニー・ダーコ
《ネタバレ》 何度も鑑賞して初めて色々わかってきた気がする映画です。 [映画館(字幕)] 5点(2005-06-12 03:10:42) |
144. 太陽を盗んだ男
デタントの時代に、よくここまで政治的主張を排した映画を作られたものだと感心しました。もし脅迫文句が「安保やめれ」とか「世界平和」とかだったら、死ぬほど萎えたと思われます。猫が放射能のために死んでも、それゆえに「原爆ダメだ」とか思わないで(というかケロッと忘れて)、黙々と日常的な望みを叶えていく姿は、雄々しい庶民を思わせました。ラストは好き嫌いの分かれるところですが…。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 03:09:22) |
145. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
この映画の特色のひとつは、解釈の多様性といわれていますが、多様すぎるためやや何でも有りの感もあります。そういう人はぜひとも解説を聞いてみてください。本作の解説者はたくさんの論点を指摘してくれるし、同時に妥当かつ無難な解釈も教えてくれます。この解釈はDVDの市販版には収録されているようです。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 03:05:58) |
146. スモーク(1995)
「間」をもたせるために吸うタバコの描写が絶妙だと思いました。例えば、ラシードは最初こそ非喫煙者で、「間」をもたせるのが苦手そうな若者でしたが、ポールの家でタバコを吸うようになったり喫煙者のオーギーに絡むようになってから、ようやく「間」のもたせかたが巧くなってくるという具合です。ラシードの追跡者2人も死んだし、彼はこの町でうまいことやっていくんだろうな、と思わせます。ラストのモノクロについては、バックの音楽&老女がオーギーに抱きついた後の表情にホロリときました。ただ、このシーンには客への妥協も感じられるので微妙かもしれません。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-12 03:04:39) |
147. フェノミナン
《ネタバレ》 恋愛の要素はいやらしさが無く、さわやかで好印象です。主人公を生き返らせるといった裏技を利用せずに綺麗に締めくくっている点も素晴らしい。SFかと思わせて現実的に締めている点も見事でした。それなりにどんでん返しもありますし。31番のレビューでまさるす12さんが仰っているように、ラストシーンでクラプトンのチェンジザワールドのサビの部分が映像とマッチしているところも凄く良かったです。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-12 03:03:15) |
148. ラン・ローラ・ラン
映画というよりPVとして見ました。ふらんかぽてんてがカワイイです。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-12 03:01:07) |
149. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
大袈裟な女性記者がウザイが、これを差し引いても十分9点に値する傑作だと思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-12 02:59:22) |
150. フェリスはある朝突然に
本作は、高校時代に英語の授業で米国人教師に見せられました。見た当時は、主役の人格にイライラしました。そこで私は、なぜ敢えてこんなボンクラの主役が立ち回る映画を見せたのか、しかもなぜ日本の高校生に、その意図は?と彼に問うたのです。期待していた答えは「日本の高校生よ、もっと方の力を抜いて気楽に生きよ」といったものでした。しかし、現に返って来た答えは「凡人がセコセコ努力しても、絶対に超えられない壁がある。どのような状況になっても、なぜか成功する人。いわゆる勝ち組。それは先天的なものだ。キャメロン、スローアンをはじめとする君等凡人は、絶対に天才フェリスを超えることが出来ない。否、理解することすら出来ないだろう。君等に出来ることは、フェリスを崇めるか、軽蔑するか、無視か、どれかひとつしかできない。しかし凡人諸君よ、絶望するな、堅実に生きなさい」というものでした。もちろんこの捻くれた解釈に対しては非難轟々でありました。こんなくだらねえ映画にそこまで無理して意味を見出したいか、云々。しかし今になると、やっぱあの米国人教師の言っていたことは真実だな、と思うに至ります。やはり超えられない壁ってのはあるのだな、と歳をとるにつれ次第に確信するのです。嫌~な映画です。 [映画館(字幕)] 4点(2005-06-12 02:57:06)(笑:1票) (良:3票) |
151. ブレインストーム
《ネタバレ》 発想が斬新で,感心しました。ぜひともリメイクしてほしいのですが,1983年版でも十分視覚的に楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-10 19:13:23) |
152. キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
最近ディープスロートの正体が明らかになったため,旬の映画と言うことで見てみました。一般に海外政治モノは若干の前提知識がなければ消化不良になりがちですが,この映画はウォーターゲート事件についてテレビや学校で知れる程度の常識があれば十分ニヤリとできる内容だと思います。また,海外政治モノのもう一つの特徴として,雰囲気や台詞が,リベラルまたは保守かのどちらかに偏りがちになるのですが,この点でもバランスが取れていて無駄にイライラすることもありません。主役の女の子二人も可愛いので,おすすめです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-10 19:06:18) |
153. ボンベイtoナゴヤ
色物映画としてはまあまあ面白かった。 4点(2005-02-11 18:43:35) |
154. スパイ・ゾルゲ
緻密な時代考証が本作の売りであろう。本作では,1931年のソ連で情報将校がZIPPOライターを使用しているが,これは初めて知った事実なので驚いた。自分の記憶によれば,確かZIPPOは翌年アメリカの田舎で発売され始めたはずだ。さすが共産主義,「空想から科学へ」という理念は,不可能を可能にするわけである。また,近年では稀なくらい質の低いCGにも恐れ入った。これも昭和初期のテクノロジーに少し配慮したからだろうか。締めのイマジンは「imagine no possessions」と言いたかっただけだろう。ただ,あの人はIRAシンパであって共産主義者ではないから,ちょっと違う気がする。ていうかこの映画嫌いです。 2点(2005-02-11 18:36:19) |
155. ビルマの竪琴(1985)
菅原文太が役柄にハマりすぎてて,確かに無茶苦茶カッコイイんだけど,ちょっと笑えた。肝心の内容については,竪琴と合唱が大変美しかった。話の筋もさることながら,こちらでも泣けた。脚本より強く五感に訴える。これぞ映画の醍醐味ですなあ。 9点(2004-07-30 06:20:27) |
156. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 ラストで善玉の日本人少年(坊主頭のパイロット見習い)が狙撃されて,目が真中に寄って死ぬところが怖かった。あの表情は今でも忘れられない。 8点(2004-07-29 20:05:04) |
157. プラトーン
ベトナム戦争ものの中では最高傑作のひとつだと思う。ウィリアムデフォーはやっぱ善玉役者です。 7点(2004-07-29 20:00:29) |
158. タイガーランド
DVDのおまけの中で見るべきものはコリンファレルのオーディション風景くらいしか無い,という点からわかるように,この映画はコリンファレルのプロモ。兵役の訓練所の実体を知るには,フルメタルジャケットで十分。 5点(2004-07-29 19:27:19) |
159. 地獄の黙示録
川の遡行途上で、基地がだんだんすさんでゆくのが印象的だった。そして辿り着いた先がアレだもんね。巧いことできてると思います。 6点(2004-07-26 17:59:39) |
160. ディープ・コア2000
2002は見たくなるかも 6点(2004-07-26 17:17:35) |