141. 激動の昭和史 軍閥
《ネタバレ》 東宝8・15シリーズで、私が二番目に好きな作品。(一番は『日本の一番長い日』) ▼とにかく秀逸なのは、名優・小林桂樹演ずる東条英機。そして、今じゃバラエティで好々爺然としている若きアブラギッシュな黒沢年男の熱演も光ります。 ▼ただ、特撮シーンがね… 過去の戦争映画の編集ばかりで新作カットはほとんどないんじゃなかろーか? ▼マスコミに対する批判もありますから、なかなか放送できないだろうな、今では… [地上波(邦画)] 6点(2012-03-25 06:40:20) |
142. 鬼戦車T-34
《ネタバレ》 戦争映画ファンというより、WW2兵器マニアには溜まらない作品。 ▼内容は… ソ連兵捕虜が戦車で、敵陣を走る! 走る! 走る! 走る! 走る! 走り続けて全員死亡。「祖国は英雄を忘れない」チャンチャン♪←マジだぜw ▼見所は実物兵器の数々。それらを楽しめる人なら最高!…かもしれない。ソ連のプロパガンダ映画なので、ストーリーの細かいことにこだわらに人なら楽しいですよ。 ▼それにしても、なんで、こんな邦題なんだろう? [ビデオ(字幕)] 6点(2012-03-25 06:17:00) |
143. 超能力者 未知への旅人
《ネタバレ》 '90年代、一世を風靡した超能力者・高塚光氏の実話を映画化。 ▼主人公タカツカは普通のサラリーマンだったがヒーリング能力に目覚める。超能力をもった「普通の男」は、どんな思いで、どうやって生きていくのか、というストーリー。 ▼超能力といっても、派手なシーンは一切ありません。超能力に目覚めてからは、酷い目にあってばかりで可哀想なストーリー展開。主人公の「なんで、俺が…」っていう混乱や不安を、三浦友和が実に自然に演じています。今までに観た、どの作品よりも良い演技の三浦友和。あれ? 三浦友和って、こんなに芝居上手かったっけ? これがハンド・ヒーリングの力?(その後の作品では元のレベルに戻っていますがw) ▼映画のラスト4分は高塚光氏本人によってヒーリング・パワーが注入されているとのこと。映画館で観た私には、よくわかりませんでしたけれどw ▼2011年4月にDVD化されて本気でビックリ! 高塚光氏も活動復活されていて、これまたビックリ! ▼「存命中の人物、それも超自然な力を持つ」をモデルとした映画は、邦画ではひじょうに珍しいと思います(皆無では?)。高塚光氏の信者(?)ではない私としましては、その効能を宣伝するつもりはさらさらありませんが、珍しい作品ですので映画ファンならば一度ぐらい観ても宜しいのでは? [映画館(邦画)] 6点(2012-02-27 03:39:30) |
144. マイティ・ソー
《ネタバレ》 映画館3D字幕の後、レンタルDVD2D吹き替えにて鑑賞。 ▼一言でいえば『アベンジャーズ』予告編シリーズ第?弾 ▼シナリオは凡庸だが、映像の作り込みは丁寧なので退屈しない。 ▼鑑賞後の感想…「子育てって難しいんだねえ」 [映画館(字幕)] 6点(2011-12-02 04:50:43) |
145. ひとごろし
《ネタバレ》 個人的には、丹波哲郎大先生と松田優作の競演だけでも観る価値あり。派手な立ち回りやカタルシスを望まなければ、なかなか愉しい一品。ペキンパーの『ケーブルホーグのバラード』に通ずるテイスト。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-10 04:28:50) |
146. ザ・クラフト
《ネタバレ》 観終わった後、 「邦画『エコエコアザラク』って、すっごく頑張ってたんだなぁ」 と、正直に思った。 ▼全体的に暗さはないし、シナリオもまあまあ。ただし、途中から先が見える展開。 ▼前半の願望(呪い?)が叶っていくシーンは軽くてもいいんだけど、後半からが甘い。【3倍返し】については、ナメてるとしか思えなかった。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-03 03:37:13) |
147. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009)
《ネタバレ》 ゾンビ映画というジャンルで観てしまうと、最近流行の刺激的なゾンビを見慣れた方には物足りないでしょう。しかし、ロメロ監督のLiving Deadモノという括りで観ると、なかなか興味深い作品だな、と。 ▼ロメロ監督は、ゾンビと共に人間のエゴを描き続けていますが、前々作「Land…」ではかなり大きな舞台にて描いたにもかかわらず、前作(Diary)と本作で随分と舞台を小さくしちゃいましたね。これがガッカリ感を醸し出しているんでしょうねえ。 ▼本作の舞台である島というのは、ゾンビが蔓延する世界ではかなり理想的な環境なんですが… エゴVSエゴによって、都会と変わらぬ生き地獄というのが悲しいですねえ。「イナカモンの偏狭さ」がイヤーな感じでよく描かれています。 ▼本来であれば5点が精一杯なんですが、ラストカットで+1点します。ロメロさん、70歳を過ぎてるんですよねえ。まだまだ撮れますよ、頑張ってください。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-23 02:59:54) |
148. 劇場版 仮面ライダーW ビギンズ・ナイト
《ネタバレ》 『ディケイド』のスーパー死神博士でマリアナ海溝の奥底まで叩き落とされた身としては、意外に面白くて楽しめました。スカルをメインにしたエピソードを、東映セントラルで松田優作と一緒に育ったスタッフに造らせたら…なんて妄想してしまいました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-02-27 02:15:40) |
149. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 ラーメンでたとえれば… 第1作でラーメン界に旋風を巻き起こし、第2作で贅沢ラーメンつくって一部に顰蹙を買い、第3作で常連が離れ… そして、心機一転、第1作の頃の心意気を取り戻そうとしたのが本作。まあ、第3作であそこまでスケールアップしてしまった以上は、今更になってビルの中には閉じこもれず、空港もやっちゃったので、市ひとつどころか州をまたいで活躍しちゃうところは正にシリーズものの末期的症状ともいえますが… それでも、私が愛してやまぬシーンがひとつだけあります。それはマクレーン本人が自動車運転中に語る【ヒーローの末路】です。ってか、この作品はこのセリフをマクレーンに語らせるためだけに存在していると断言します。ちなみにこのシーンだけについていえば、野沢那智吹き替えバージョンの方が、原語よりも素晴らしかったと個人的には思います… [映画館(字幕)] 6点(2011-02-12 02:27:55) |
150. プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
《ネタバレ》 これだけ【6点】にふさわしい作品も珍しいw 過大な期待や深読みをしなければ、十分に楽しめる。ファミレスのハンバーグ定食的な、大きな弱点のない作品。シナリオ的には、ファミリー向け以上の期待はしない方がいいですね。ちょっと考えると、中盤から最後までが全部わかってしまいますw ■ ただ、どうしても「おまえら、ラブ・シーンやるにしても、時と場合を考えろ」とツッコミ入れたくなりますがねw ■ 主人公がパルクールをバンバンかましてくれるおかげで、軽快なアクションの連続が楽しい。そして、ペルシャが舞台と言うことで、やっぱり出てきたか謎の暗殺者集団! でも、肝心の主人公VS暗殺者集団の舞台がパルクール向きじゃないところは惜しいなあ。 ■ エンディングにもう一工夫欲しい。特にシーク・アマールとンバカの戦士。エンドロールが終わったところで、谷にダスタンが訪れ、「税金免除にするよ」と一言。アマールたちが「なんか知らんが、おまえは良いペルシャ人だ!」って終わりが良かったなぁw [DVD(字幕)] 6点(2011-02-12 01:28:02)(良:1票) |
151. トロン:レガシー
《ネタバレ》 一言でいって【3D体験をするためのイベント】、または【前作ファンへのサービス】。シナリオ的に優れたモノは全くない▼見所は、主人公が電脳世界に行ってすぐのバトル。問題は、以後、これを超えるバトルはない▼なぜ、敵であるクルーが現実世界を目指すのかもわからない。せめて、クルーの軍団の一部が現実世界に現れ、現実世界にどんな影響を及ぼすかも描くべきだった▼前作トロンを観ていれば、あの敵戦闘員はトロンなんだろうな…と薄々はわかるものの、トロン自身の苦悩や活躍が少なすぎる。もっと早くトロンに自覚をさせ主人公と共闘させたり、トロンとクオラに交流させてクオラに影響を及ぼすなど、活躍を増やすべきだ▼久々にアメリカ映画にありがちな【ビミョーな禅思想への誤解】を劇場で観たw [映画館(字幕)] 6点(2011-01-29 14:22:27)(良:1票) |
152. 魁!!クロマティ高校 THE MOVIE
《ネタバレ》 原作のバカバカしさに負けないよう、頑張っているとは思う。が… 原作に忠実なアニメ版の出来が良過ぎた。でも、この映画のスタッフは、原作を愛して、本当に楽しみながら頑張ってると思うよ。マンガ実写化の場合の限界かな… [映画館(邦画)] 6点(2010-07-04 18:42:57) |
153. アイアンマン
《ネタバレ》 アメコミ原作ですから、堅いこと言わないで肩の力を抜いて楽しみましょうって映画。でも、主役にもうちょっと毒があっても面白いんだけどなぁ。そもそもちょっと壊れた理系ヲタクが主人公なんだから、もうひとひねり欲しいところです。 [映画館(字幕)] 6点(2010-07-04 17:35:01) |
154. ダイアリー・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 この映画は、観る側の「心構え」によって評価が変わります。 ■主観キャメラワーク映画として観た場合⇒4点以下になっても仕方がないでしょう。映画として親切すぎて、映画としての不親切さがリアリティになる主観キャメラ映画としては、今一つのめり込めません。 ■ゾンビ映画として観た場合⇒ゾンビの数、ゾンビとの戦いが少ないため、ちょっと期待外れな感じが否めません。問答無用の銃撃シーンの少なさに淋しさを感じるかも。 ■ロメロ監督ファンとして観た場合⇒ミスター・ゾンビのロメロが、また新機軸のゾンビ映画を撮っていることを嬉しく思います。相変わらずの人間社会批判をしっかり語っているところも懐かしく嬉しい。 ■個人的には、モブのゾンビたちの顔色が良すぎるのが気になります。ロメロのゾンビは「水色の肌に真っ赤な口」がいいんですw [DVD(吹替)] 6点(2010-06-12 02:36:05) |
155. アバター(2009)
《ネタバレ》 惑星パンドラに人工衛星まで周回させて監視できてるなら、衛星データをつかっての長距離ミサイルで攻撃しないのはなぜ? また地球人が襲来しないという保証がないんだよなぁ… 大佐が悪役として弱い。もっと兇悪じゃないと、最後の戦いでの「ナヴィになったつもりか」の台詞が生きてこない。以上、大ヒット映画だからこそ、ちょっと厳しい視点になりました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-07 05:20:55) |
156. 28週後...
《ネタバレ》 この映画のテーマは「人は集団生活をするうえで、ルールをきちんと守らなければいけません」。ルールを破るとどんな目に遭うかを描いてます。28週って約4カ月弱だよね? もう少し、様子見しようぜ? 続編2年8カ月後…に期待します。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 19:30:16)(笑:2票) |
157. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 走るゾンビも食傷気味だなぁ… と思う今日この頃。本作では、壁を這うゾンビです。全編、暗さ皆無! 実に清々しくゾンビをブッ殺します。たとえ、ゾンビ化した母親を軍用車ハンヴィーでドーンと跳ね飛ばしても、後悔も悲しみもないヒロイン。弟の友人がゾンビ化して襲ってきますが、ヒロインは冷静に銃殺。それを見て弟も大したショックは受けていません。正に冷血姉弟… 個人的には、恋するゾンビと、兵隊ゾンビが銃を乱射するシーンが好きかな。 [DVD(吹替)] 6点(2010-04-27 19:16:12)(笑:1票) |
158. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 シンプルにも楽しめるし、深読みも出来るし… で、結局は中途半端な仕上がり。 子供を楽しませるなら、変な深海魚とかトンネルなどの「死のアイコン」は全く不要だし、 深読みさせたいなら、「命の水」などの正体にもっと迫るべき。 どれもこれも、途中で放り投げているのが残念。 とはいえ、現在の日本アニメーションの技術力の集大成であることは確かです。 [映画館(邦画)] 6点(2010-01-10 19:04:42) |
159. ロッキー・ザ・ファイナル
《ネタバレ》 第1作に思い入れを持っていないと、前半の展開が苦しい。逆にいえば、第1作に思い入れがある人には「これぞロッキー」といったテイストに仕上がってます。個人的には、現チャンピオンが、ロッキーと戦うことによって得た「変化」をもっと描き込んで欲しかった。点数は第1作を未見の人へ、です。(第1作に思い入れがあるなら、7-8点になるかな?) [映画館(字幕)] 6点(2008-05-27 02:37:33) |
160. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 このシナリオのままでいいから、監督をジョナサン・デミでやらせればよかった。もったいないなぁ… [映画館(吹替)] 6点(2008-05-23 16:04:02) |