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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 552

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141.  隣のヒットマン
一風変わったサスペンス・コメディーといったあたりでしょうか。(↓)の方にありましたが歯科医を演じたマシュー・ペリーは今後、このような役柄を定番化させていくんでしょうが、チョットこれは狙い過ぎかも。ただこの演技を否定してしまえば、彼の芸風の否定につながりますな。何とも中身自体も言い難い内容で、感想も言いづらい。いろんな美女が拝めただけでも善しとするか。
7点(2002-01-12 19:29:06)
142.  心の指紋
ウディ・ハレルソンとジョン・セダは熱演しているが、観終わった後は今一つといった感じだった。題材は良く、脚本もしっかりしている感じがして良い。だが結局言いたいことが西洋医学に対する批判ということで、あまり一方的な主張に感じられたので一概に支持できる内容でなかったのが残念。だが一人一人の死生観について考えさせられる良い機会だったかも。
6点(2002-01-12 00:05:03)
143.  ミッシング(1982)
コスタ・ガブラス監督らしい誠実な語り口でビシビシ攻めてくる秀作ドラマ。自らの父親をイメージして演じたというJ・レモンの説得力ある演技と、あてもない焦燥感にかられながらわずかに残された希望に向かって進み、行方不明[ミッシング]となった夫を探し続けるS・スペイセクの存在感ある演技。主演2人による力が大きい作品なのだが、オープニングのオレンジ色の不気味な雰囲気から内政不安定な南米の市街地描写へ昇華させるという何とも巧い演出。以降、一人の青年を数少ない情報から探していく過程を決して欲張らずに誠実に描いたこの映画は正しく傑作だ。
9点(2002-01-10 15:36:30)
144.  ジュエルに気をつけろ!
「メリーに首ったけ」あたりを強く意識したブラック・コメディー。主演のリブ・タイラーの体を張った演技というわけなんですが、いささか“やり過ぎ”といったイメージも。証言者によって場面情景や話しの中身が微妙に異なるという芸の細かい演出は良い。時おり姿を見せるマイケル・ダグラスのリーゼントは爆笑ものかもしれない。ただ女性が見て、嫌悪感を抱く可能性もあるかな。
6点(2002-01-09 17:16:11)
145.  ザ・コンテンダー
まぁ悪くはないのだが、何だか今一つという感も確かにある。だが割りと脚本がしっかりとしているせいか、観ていて安心できる話しの作りになっていてJ・アレン、G・オールドマン、J・ブリッジス、C・スレーターの演技も大変見応えがある。“結局アメリカ万歳みたいなラストが嫌”という意見も見かけるが、このような形で終わらせるのはあくまでアメリカで作られた映画なので、当たり前と言われれば当たり前であり、妥当な終わり方だと思った。ただ少し点数は高めに設定しました。それは今どき、こんな硬派な政治映画で勝負してきた新進気鋭の監督への期待を込めてということで。
8点(2002-01-08 17:15:11)
146.  白い刻印
派手さは無く、地味ィ~な風格で引っ張り続ける作品だが、巧みに構成されたシナリオと着想点の良い題材、それに役者陣の熱演が何とも素晴らしい。「タクシー・ドライバー」のポール・シュレイダーの数少ない監督作だが、基本的にP・シュレイダーの映画は人間のエゴを描くものが多く、この作品も例外になることなく、雪原の田舎町に渦巻く人間関係を見事に描ききっている。あまり注目されなかったけど、傑作です。まぁラストは賛否両論になるとは思うが、、、。
8点(2002-01-06 23:31:59)
147.  奇跡の海
最初に言うと、私は登場人物の行動に共感なんて、これっぽっちもしてません。でも何故だろう、胸に熱いものが込み上げてきた。トリアー監督独特の毒はあるけど、こんなに素晴らしい映画を手持ちカメラとデシタル処理された美しい風景描写で綴るなんて、トリアー監督にしかできない芸当だ。確かにヒロインの行動は不快に映るかもしれない。でもどうなのかな、序盤の遅れたヘリコプターから降りてくるヤンを待つ、ウェディングドレス姿のベスは瑞々しい魅力を持つ純真な女性だった。けど病床のヤンが言ったように「愛の力は偉大だ」によく表れる、やがてはベスは様々な男たちを誘惑し、関係を持つ。このヒロインにとってヤンとの愛が神様の実像だと思ってたんじゃないかな。当然、「愛人を作れ」と言ったヤンだって苦渋の選択だった。ツラい、本当に愛する女性にあんな事を言うなんて・・・。でもベスへの愛が強いゆえ、あんな事を言えたんだと思うな。ヤンとベスの愛の強さを神の存在の強さに象徴させて描いたトリアー監督の傑作だと思います、私は。
10点(2002-01-05 22:37:38)
148.  ハンニバル(2001)
まぁ極端に悪くないんたけど、良くも悪くもリドリー・スコットの映画といった具合でしょうか。ラストの晩餐のシーンは噂通り凄惨だが、一方ではフィレンツェでロケするなど何とも格調高い演出。このアンバランスさがどうにも気になってしまって前作で出たような“荒削りなサスペンスの面白さ”が全くと言っていい程、出ていない。もっとも、この映画はもはやサイコ・サスペンスではなく、サイコ・ホラーといった具合なのだが...。ただそれ以上に納得がいかなかったのが、レクター博士の描き方の方で、前作で作り上げられたレクター像から言えば、あんなに自由気ままにあっちこっち動き回って、リスクの高いところで堂々と殺人は犯すし、随分とレクターの凶行が大っぴらになり過ぎてるのが気になった。これはパッツィ刑事とのエピソードも同様。本来ならクラリスがどうこう言うはずだったのに、やっぱり主役はあくまでレクターでしたね。そのレクターの描き方に不満が出れば、この映画の賛成派にはならないことでしょう。
5点(2002-01-04 10:45:39)
149.  コットンクラブ
コッポラによる“ギャングもどき映画”だと思った。一応それらしくは作られているのだが、名作「ゴッドファーザー」のような組織の広がりというものが感じられず、見事なタップダンスのシーンに目が行ったりして完全に話しの焦点ボケ。R・ギアもD・レインも何だか中途半端な役どころといった感じでした。
5点(2002-01-01 14:26:16)
150.  スネーク・アイズ(1998)
この映画、結構よく出来てる。確かにミステリー・サスペンス系統の作品で、謎解きを要するような作品を期待してると、冒頭から意味ありげなシークエンスの連続で真犯人が判ってしまい、つまらなく思えるかもしれないが、私はデ・パルマはそんな事を狙って製作した作品とは思えない。この映画はデ・パルマがマジシャンのように手の内を明かして、順を追って一つの国防長官暗殺事件の経過と結末を見せていったにすぎない。ほとんど謎解きなどする必要も無く、ニコジーが事件を解明していってくれるし、確かにインパクトに欠ける作品かもしれないが、ある意味あまり話しをドンデン返しにさせないで正攻法で勝負してきた作品と言えるでしょう。冒頭の長回しも驚異的だが、シニーズがケージをボードウォークまで追いつめていくシーンあたりまでは傑作の風格すら感じさせられた。でも…オチが...やはりこの映画のそれまでのよく出来ていたプロットを台無しにしたと言っても過言じゃない気がしますが...まっ、これがデ・パルマなのでしょう。
8点(2001-12-30 13:02:05)
151.  フローレス
なかなかよく出来た映画だったように思う。やはりデ・ニーロにP・S・ホフマンは好演で、観ていて見応えがある。ベッドでのデ・ニーロと恋人とのやり取りで「あら、そんなコト言ってくれるなんて、よっぽど素敵な女性ね」(恋人)、「何で女性とわかった?」(デ・ニーロ)、「あら女性じゃないの? 男性?」(恋人)という会話があったように、所々にニヤリとさせられる演出が巧さを感じた。ただ、少しだけ物語の焦点ボケは否めないが...。
8点(2001-12-28 14:34:34)
152.  ブラック・サンデー
J・フランケンハイマー監督の力強い演出に引っ張られること2時間20分。前半は「ジャッカルの日」のようにテロリストの綿密な下準備を描き、後半では一気に迫力のアクション描写へと転化させるという極上のエンターテイメント。イスラエルの部隊の隊長を演じたロバート・ショーの熱演もさることながら、米軍退役軍人を演じたブルース・ダーンの狂気の演技はハマリ役中のハマリ役。それと同時に徹底したドキュメンタリー・タッチという手法を貫き、それでいて極上のエンターテイメント映画へと昇華させたJ・フランケンハイマーも称えられるべきだ。日本劇場未公開作とはまったくもって残念な力作だ。
9点(2001-12-27 17:53:41)
153.  イングリッシュ・ペイシェント
意外にこちらでの評判が良くないことに驚いてます。私的には、アカデミー賞独占ってのも判らなくもないです(「ザ・エージェント」がこれに負けたってのはどうかと思うけど^^;)。確かに判りづらいストーリー構成に、共感しづらいテーマかもしれないですが「アフリカ」+「飛行機」+「不倫」=という図式が成り立つ映画としては、85年に製作された某映画よりもずっと良いと思った。ただ物語の主眼をレイフ・ファインズの方の恋愛なのか、ジュリエット・ビノシュの方の恋愛なのか、どっちに置いてるのかよく判らなかった。でも完成度は高く、なかなか良い映画だと思いますよ。
9点(2001-12-25 13:41:31)
154.  グリーン・デスティニー
まっ、これはこれで良しとするべきなのでしょうね。ただ、確かに期待が大きすぎたせいか、案外、フツーの映画に観えてしまい自分の心構えに問題もあったように思う。でも違う監督にやり直して欲しいともチョットだけ思ってる。このアン・リーの“小慣れた”演出がこの映画にはあまり合っていない気がする。だってキレイにキレイにまとめようとし過ぎてるんだもん。チャン・ツィイーがいなかったら、見所がどこにあるのか判らない映画になっちゃうよぉ。
7点(2001-12-21 19:01:01)
155.  ハイヤー・ラーニング
高等学問[=ハイヤー・ラーニング]を売りとしている名門大学を舞台に起きた銃乱射事件。この事件の発端と、発展していく過程、そして事件がもたらす波紋を人種問題、同性愛などの若者に存在する様々な社会問題を絡めて描く強烈な問題提起性を持つ90年代の青春映画としては出色の出来。決して観た後の後味がイイ作品とは口が裂けても言えないが、これ一本でジョン・シングルトン監督が底知れぬ力量があることが判る。
9点(2001-12-20 22:25:34)
156.  ボディ・ターゲット
ヴァン・ダムが出演したアクション映画の中では比較的、肌色合いの異なる作風で、ジョー・エスターハスが担当したという脚本もそう悪いものではない。正に現代版「シェーン」といった感じで、ラストの演出は少しあざとさを感じることは否めないが、ヴァン・ダムが出演した映画の中では高く評価できる作品。
7点(2001-12-20 22:19:23)
157.  ハイ・フィデリティ
ごめんなさい私はロック好きなので、この点数を付けざるを得ないです。だって、序盤でエルトン・ジョンの「Crocodile Rock」を聞いた時点で、この映画の中身に乗らないわけがない。エルトンと言えば「Your Song」や「Goodbye Yellow Brick Road」あたりが挙がってきそうだけど、「Crocodile Rock」を使ってくれるとは色々な意味で感激。またグリーン・デイについて店員が語る影響されたバンドについての仮説など洋楽ファンなら聞き捨てならないエピソードがゴロゴロと転がっている。ディランにしたって「Tonight I'll be staying here」とか何ともツボを抑えた選曲だろうか。ただ、洋楽に興味ない立場で考えると、面白さが半減してしまうかもしれない。
10点(2001-12-16 23:32:49)
158.  評決のとき
陪審員制度の盲点を鋭く突いてきた映画。私は同時に日本の裁判制度の盲点についても深く考えさせられたような気がする。この映画で称えられるべきは、やはりデビュー作となったマシュー・マコノヒーの驚くべき演技力と存在感で、特にラストの弁論にはやはり素晴らしい。それとジョエル・シューマカーの芸域の広さには脱帽です、よくぞここまで見せてくれました。
8点(2001-12-15 00:10:51)
159.  リプリー
近年増えてるリメーク(名匠は色々ありますが、敢えてコレで統一)の中では出色の出来ではないでしょうか? 確かにアンソニー・ミンゲラの映画にしては珍しく脚本に甘さが目立ち、判りづらいプロットがあったり、説明不足だったり、それでいて説明し過ぎの感もありといった感じでしたが、オリジナル版の『太陽がいっぱい』と見比べても、そう悪くはないと思います。意外や意外、マット・デイモンのある意味サイコな演技は必見でマジ怖ッ。
8点(2001-12-13 22:51:02)
160.  太陽がいっぱい
確かに秀でた作品であるコトは認めるけど、名作と謳われる割りには、私の中ではそれほどの作品とはならなかった。役者陣は全員ホントに輝いていて、「美しい」の一言に尽きる。殊にアラン・ドロンの若き野心溢れる感情表現には驚かさせられるもので、見事なまでのハマリ役。そしてラストの在り方があまりにも素晴らしい。
8点(2001-12-12 21:14:11)
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