141. インセプション
なんという入り組んだ映画だろう。他人の夢に侵入できるという設定が、既に前提に過ぎないというすさまじさ。インセプションというアイディアを人間ドラマと絡ませたC・ノーランの手腕に脱帽。但し、それでもまだアイディアが先にいきすぎて物語が追いつききれてないという印象も否めない。しかし、個人的にはまさにあれしかないという終わり方だった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-17 23:17:32)(良:1票) |
142. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
完成された王道冒険モノとしか言いようのない第一作。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-17 22:11:25) |
143. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 第五章できっちりと分けた潔さは評価できるし、150分という長さも感じさせなかった。ただし、同じパターンばかりだという印象。タラちゃんはだいぶ丸くなった。ナチス軍人の非情さ、いやらしさを体現したC・ヴォルツの名演に+1点。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-17 22:08:24) |
144. 依頼人(1994)
孤独な弁護士と孤独な子供。この組み合わせが良く描けていて、人間ドラマ、サスペンス共に申し分ない良作。子供が弁護士にまでつい嘘をついてしまうというのは面白い。 [地上波(吹替)] 7点(2010-08-17 22:05:19) |
145. いま、会いにゆきます
みんな良いと言いますが、やっぱり良いですねぇ。 [地上波(邦画)] 7点(2010-08-17 22:04:55) |
146. いぬのえいが
《ネタバレ》 良質な小品が詰まったオムニバス。ラストでいきなり泣かせるのはずるい。 [地上波(邦画)] 7点(2010-08-17 22:04:21) |
147. 犬神家の一族(1976)
殺人シーン、名探偵の造詣など、現在のサスペンスドラマのプロトタイプばかりで驚かされる。テンポはややきついものがあるが、それでもバッサリ切りまくったカットが所々に見られて心地よい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 22:03:54) |
148. 1941
《ネタバレ》 駄作と言われることが多いが、くだらなさに振り切れていて充分に面白い。観覧車が転がり出す突拍子さ、セルフパロディやミフネなどいちいちツボ。バカ真面目にやってつまらない作品なんて、スピルバーグ作品でも他にいっぱいある。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 22:01:01) |
149. イースタン・プロミス
《ネタバレ》 マフィアの抗争における人種・国籍を超えた絆と友情。それをソリッドに描き出した快作。全編を通して「黒」を強調した演出で、そこにひとつの光が差し込むかのようなクライマックスが印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:59:57) |
150. E.T.
全世界に夢を与え続けている作品。自転車で空飛びたい。J・ウィリアムスのスコアは言わずもがな、映画史上に燦然と輝き続ける超名曲。 [地上波(吹替)] 7点(2010-08-17 21:58:50) |
151. イーグル・アイ
《ネタバレ》 大好きなコンピューター陰謀モノ。アイディアを詰め込みまくったアクションシーン、その見せ場の迫力はさすがスピルバーグ。しかし、ラストの暗殺シーンまでさらりと流しすぎたのはいただけない。充分に楽しめるが、全然印象に残らない作品。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:56:35) |
152. アルカトラズからの脱出
硬派な脱獄モノだが、ノンフィクションならではのリアリティがしっかりと感じられて良い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:51:53) |
153. アラバマ物語
いわゆる“イケメン”“良夫”というイデア。当時は存在自体がそれを体現していたグレゴリー・ペックだからこそ生まれた名作でしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:51:04) |
154. アラビアのロレンス
砂漠の持つピュアさと、人間の醜いエゴとの対比。そして主人公の数奇な運命。一度観ただけではとても呑み込みきれないような、そんな荘厳さを感じる歴史的名作。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:49:45) |
155. アマデウス
苦手な伝記モノだが、それでも充分楽しめた。アマデウスの奇天烈さと天才さを見事に描き出した演出が素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:43:57) |
156. アバウト・シュミット
「シャイニング」のJ・ニコルソンと「ミザリー」のK・ベイツ、夢の共演!! いつキレ出すかハラハラする恐怖映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:43:28) |
157. 穴(1960)
《ネタバレ》 脱走映画の歴史的名作とされる。確かにこれほど徹底的に、リアルに描いた脱走作品はそうはないだろう。ただし、この時代のフランス映画の名作=バッドエンドという図式が既に上がってしまっているため、そのために結末が予想できてしまったのはちょっと残念。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 20:53:40) |
158. アザーズ
《ネタバレ》 見せ方が非常に巧い良質ホラー映画。しかもグロくないので安心して観れる。シックスセンスの前に公開していたら神映画だったのだろうが、この映画自体シックスセンスに着想を得ている可能性は高く、この仮定は全くの無意味であろう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 13:52:29) |
159. 悪魔のいけにえ2
前作と全くの方向転換。舞台を地獄の遊園地のような住居に移し、露骨なコミカル路線で新たな怪作が誕生した! ありえねー!と連続で叫びたくなるような人物造形といい、ぶっ飛び方はお墨付き。前作のパロディの如き幕切れに大爆笑!B級の楽しみ方が分かっている人はぜひ。 [DVD(吹替)] 7点(2010-08-17 13:49:05) |
160. 青の炎
邦画ならではの“暗さ”“黒さ”を最後まで貫いた脚本・演出の手腕を評価。そしてその雰囲気に完璧に溶け込んでいる、二宮の常に暗い光の宿った眼が素晴らしい。この時点で他の若手に圧倒的な差をつけていた。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-17 13:45:56) |