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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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141.  gifted/ギフテッド 《ネタバレ》 
 予備知識無しで鑑賞。  ドラマなんですが、ダラダラした感じはなく。  テンポ良し。人物良し。雰囲気良し。風景良し。音楽良し。  前半が特に好きです。天才少女がわくわくさせてくれます。小さな盛りあがりがたくさんあって、ずっとわくわくできちゃいます。  先生と計算のやりとりをするシーン。祖母が数学の難しい本を持ってきたら、『その本好き』って言って、『もう読んだの?』って祖母イヴリンが目を丸くするシーン。そのどれもがお気に入り。  ただ祖母イヴリンの登場から、物語は次第に親権をめぐる裁判沙汰へと方向転換していきます。  この前半からの大きな転換を受け入れられるかどうかで、評価が分かれそうな気がしますね。  てっきり天才少女のサクセスストーリーが始まるのかなぁって思っていたので、後半は期待とは違うものを見せられた気分になってしまった・・・。  とはいえ、後半の裁判、それはそれで見ごたえがあります。メアリーを里親に引き渡すシーンでは不覚にも涙してしまいました。  叔父と祖母の親権で争っていたのに、折衷案として里親が出てくるのには面喰いましたが、実はそこには祖母イブリンの陰謀が・・・。なるほどね・・・。  猫を勝手に処分しようとしたり、イヴリンがあまりに腹黒いので、逆にフランクが吹っ切れて行動を起こすきっかけとなりました。結果オーライです。娘アマンダの遺したナントカの方程式の完全証明が手に入るやいなや、すっと身を引くイヴリン。そりゃそうか、孫娘だって7年ほったらかしだったわけだし。結局娘や孫を愛していたわけではなく、その才能を愛していただけなんですねー。  ・・・・・・まあ人類の発展のためには、イヴリンのような人間も必要だとは思います。共感はできませんが・・・。  フランクはフランクでやや極端な教育方針。  でもその背景には姉の自殺があるのかな・・。同じような道をメアリーに歩ませちゃうと、どーしても姉の死がちらついちゃって、違う道を歩ませたくなるのは心情としては理解できます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-12 15:01:20)
142.  デトロイト 《ネタバレ》 
 また胸糞悪い映画を見てしまった・・・。  一見当時の差別意識からくる警官の横暴を描いているように見えます。  そしてそれは成功しています。サイコパスなデトロイト市警の三人組に、最大限の嫌悪感を抱かせる構成になっています。  裁判も、殺人どころか暴行まで無罪。実話だから仕方ありませんが、本当にイライラします。事実を知ることは大事ですが、こんな嫌な気分になるために映画を見ているわけではないので、点数は厳しめ。  さて、『一見当時の…』と前置きしましたが、当時の白人警官たちだけを悪者にするのであれば、オープニングの暴動をここまで念入りに描く必要もないわけです。  なのにあえて、ここまで暴動の様子を描いたのは、『責任の一端は黒人の側にもある』という製作サイドのメッセージなのかもしれません。実際に手を汚したのは白人警官ですが、何が白人警官たちをそこまで狂わせてしまったのか、そこにも目を向けてほしいのかもしれません。  なんにせよ、感情の赴くままに暴動を起こす人々。それに便乗して好き放題に略奪をする人々。そして過酷で劣悪で死と隣り合わせの環境のなか、狂っていく警官。そのすべての犠牲となるのは、善良なる一般市民。  ・・・・・まあ、外の様子を見ただけで、狙撃手と間違われて軍から砲撃される女の子のシーンを見て、嫌な予感はしていたのですが・・・。  正直見ていて気持ちの良い映画ではなかったので、映画の良し悪しではなく、個人的な好みから点数は辛めです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-10 08:59:00)
143.  偽りなき者 《ネタバレ》 
 映画として非常に完成度が高く、見ごたえがあります。  相手が児童であれば、男女問わず誰にでも起こりうる事案。とても強いメッセージ性をはらむ作品。  犯罪というものは、たとえ無罪と司法が結論づけても、容疑をかけられただけで世間とは切り離されてしまうものなのですね。  しかも、いつ、どこで、自分に容疑がかかるのか。この映画を見る限り、交通事故より予測が難しいと思いました。  自然災害であれば、みんな人生が一変してしまいますが、冤罪は自分ひとりだけが人生を狂わされます。比較できるものではありませんが、よほど辛いかもしれません。  最後まで目が釘付けになったのは久しぶりです。本来であれば9点、もしくは10点の価値のある映画かもしれません。  ですが、私にとって映画は娯楽であり、エンターテイメント。やはり映画という媒体を使う以上、あやふやな結末はちょっと受け入れがたいものがあります。  ラスト10分、場面が切り替わり、突然の祝賀ムード。祝ってもらっているのはルーカスの息子ですが、ルーカスが住民から受け入れらているのが伝わってきます。あれ?容疑は晴れたのか?でもテオの奥さんはいないし。しかもあろうことか銃で狙撃されるルーカス。  ・・・・・もしかして住民たちのルーカスへの疑惑は晴れていないんじゃ・・・。月日が経ったようだから、そろそろ許してやるかみたいな?う~ん、わからん。その結論を見ている私たちのご想像にお任せしちゃっているのだとしたら、そーゆースタンスは好きじゃない。  事の発端となったクララ。先入観で住民を扇動した園長。誘導尋問をした園長の知人。おそらくクララの狂言であろうことに最後気付いたにもかかわらず、それを住民たちに打ち明けてはいないであろうテオ。その妻。犬を殺し、窓に石を投げた人間。スーパーの店長。スーパーでルーカスを蹴り、缶をぶつけルーカスに怪我をさせた若いにーちゃん。  このひとたちみーんなに、罰を与えるか、涙ながらの謝罪をさせないと、私のような人間は全然すっきりできないのです。  ルーカス、あんたも最初から全力で否定しなさいよ。  なにかってーと、『あなたはどう思う?』のスタンス。それやってる人のスタンスだから!自分から疑われるよーなことしなさんな。
[DVD(字幕)] 6点(2023-06-08 04:14:26)
144.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 
 『プロメテウス』とはうってかわって、本来のエイリアンらしさを取り戻した本作。このシリーズならではの不気味さや恐ろしさ、緊張感を堪能できました。  エイリアンシリーズはいつもコールドスリープから目覚めるところから始まりますね。芸がないなぁって思っていたのですが、冒頭、コールドスリープの中でいきなり船長が丸焦げに。そこは芸があるなぁって思いました。  遠い予定地。突然湧いて出た、近くの掘り出し物。究極の二択。これ、日本の船だったら迷わず予定地に向かうんだろーなー。さすがアメリカ。自由の国。フロンティアスピリッツが違いますね。  エイリアンはすぐ登場するし。あっちこっちで惨劇が起きるし。前作に比べるとかなりエンターテイメント。  前作がマニア向けなら、今作は完全に大衆向け。  私は今作、結構好きですねー。  ただ宇宙船のクルーたちがいくらなんでもパニック起こしすぎで、正直イライラしたことは否めない。予定にない未知の惑星に不時着しようってんだから、ある程度の危険は覚悟しとかないと。もう始めから遠足気分じゃないですか。だから何か起こったときにワーワーキャーキャー。心構えがあれば、そうはならんでしょ。けが人、病人出ても落ち着いて対処せんかい。  特に、小型の探査船に残っていた整備士の女性は最悪。あんたのせーで母船に帰れなくなってしまいましたやん。  母船に残っていた整備士の女性の旦那も最悪。自分の妻の安否を知りたいがためだけに、2000人の命を危険にさらす。言語道断。開いた口が塞がりません。  本作は『1』への架け橋的作品なので仕方ないことではありますが、あまりにもあまりすぎるバッドエンド。  同じ顔のアンドロイドなんだから、コールドスリープに入る前に、もう少し疑ってほしかったかな。  自分達で生み出したアンドロイドが生み出したエイリアンに滅ぼされる人間たち・・・。  人間ってほんと愚か・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-06 01:12:44)
145.  ビザンチウム 《ネタバレ》 
 最初は退屈そうだなぁ・・・って思っていたのですが、美少女がいきなり血を吸ったり、追っかけてきた男の首をチョンパしちゃったり、突然のグロ展開。全く予備知識なしで見たものですから、唖然としちゃいました。  こいつは面白くなりそうだと思ったのですが、こっからまたのんびりダラダラ・・・。  良く言えば丁寧、悪く言えば退屈。  いや、最近のテンポの速い映画に慣れすぎている自分がいけないんだろーな。・・・とはいえ、なかなか話が進まないものですから・・・。  こんなこと言うのはあれなんですけど、200年も生きてきて、まだ大学に通いますか?危険を冒してまで?あの母親がなぜそれを許すの?う~ん。  ちなみにクララのキャラクターは、エレノアと同じくらい良かったと思います。最初は毒親かと思ったのですが、エレノアに対する母の愛は本物だったのがぐっときました。特に終盤ですね。エレノアも、反発しつつも、やはりクララのことを母親として愛しているのが伝わってきて、そーゆードラマが描けているのが殊の外良かったです。  こーゆー映画って、最後はみんな滅んじゃうんだろーな。少なくとも母娘は滅んじゃうんだろーな。なーんて、固定観念があったのですが、真逆の結末。考えうる限り、エレノアとクララにとって最高の結末だったのではないでしょうか。  エレベーターに墜落死しちゃった親切な男性。エレノアのことを本気で心配してくれた大学の先生たち。みんな良い人たちだったのに、死んじゃって、殺されちゃって可哀そう。そこはなんとかならなかったのかな。  ちなみに、誰も触れていませんが、エレノアがヴァンパイアなのに吸血鬼の映画をTⅤで見ていたのが、超シュールで私にはたまらなく面白かった。
[DVD(字幕)] 7点(2023-06-05 02:09:25)
146.  プロメテウス 《ネタバレ》 
 エリザベス・ショウとチャーリーはエンジニアに会いたい。  社長は長生きしたい。  他の人はお金欲しい。友達は要らない。  社長の娘は何考えているかわからん。  ロボットも何考えているかわからん。  人類の祖先も何考えているかわからん。  なんとも感情移入しづらい作品です。  もちろん、何も考えずにただモンスターパニックを楽しめばいいんでしょうけどね。  その肝心のモンスターが、冒頭1時間くらい出てこんのですわ。オタクな会話を延々と聞かされ続ける前半。思っていた以上にマニア向けの仕上がりになっちゃってます。後半はそれなりに手に汗握り楽しめましたが・・・  早い段階で、イケメン担当のチャーリー・ホロウェイやられちゃって・・・てっきり主役なのかと・・・  そっからはエリザベス・ショウが四面楚歌状態で孤軍奮闘。なんだかもうバッド・エンドへ一直線って感じが痛々しくて・・・。  どうにもこの映画、自分が見たかったものとは違うような・・・。  『力を合わせてエイリアンを倒そう』とか、『何とかしてこの惑星から脱出しよう』とか、単純明快なものを求めていた自分が悪いんでしょうねぇ。  チャーリーに、エイリアンの幼生らしきものをカクテルに混ぜて飲ませちゃうロボット。なにゆえそんなことをしたのか・・・。  そんな事実があるとはつゆ知らず、言われるがままにロボットを助けちゃうエリザベス・ショウ。私たちにも、ロボットが何を考えていたのかは教えてもらえぬまま・・・。見終わっても、何だか心はもやもやしたまま・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-05 01:26:29)(良:2票)
147.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 
 これはまんまと騙されました。  幽霊なのか?それとも実はマイカは生きているというサスペンスなのか?  選択肢が2つあると、人ってそれ以外の可能性を疑わないものなんですね~。まさかあそことあそこがグルだったとは・・・!  で、まあアレックスが一応本作の主人公でいいのかな?その主人公があの結末。普通に考えればバッドエンドなんですが、アレックスもマイカもなかなかのクソなんで、同情の余地はありません。因果応報。なので、まあ気持ちよく騙されたって感じです。  自業自得とはいえ、アレックスがどんどん追い詰められていく様子はこっちもハラハラ。警察にいつ犯行がばれちゃうのか、そこもヒヤヒヤ。この辺の演出がとてもうまい。ワイングラスや手紙、ビンなどの小道具の使い方も巧みでしたね~。  まあ復讐のためとはいえ、体を許しちゃうっていうのは理解に苦しみますが・・・  オトンもそれで良いのか?  ただこーゆー考え方もできます。  娘は本当にアレックスのことを好きになってしまった!!  だから母を殺したのはアレックスではないという証拠をつかみたかったのです。  ですが遂にアレックスから過去の罪を告白されてしまう・・・。  階段での涙は、信じたくはなかったという涙、そしてアレックスとの決別を決意した涙だったのでは?
[DVD(字幕)] 7点(2023-06-03 01:22:28)(良:1票)
148.  プレーンズ2/ファイアー&レスキュー 《ネタバレ》 
 1作目に比べると、ダスティがやや困ったちゃんな2作目。致命的なトラブルが2つ。どちらもダスティの身勝手さが招いたもの。なのでどーにも気分的に盛り上がりづらいのです。  まあ、1つ目のトラブルは、レースに出られないっていう現実を認めたくない気持ちから生じたものですから、同情の余地はありますが・・・。2つめのトラブルは許せないですね。  火災現場で上司の指示を聞いていない。そのうえ上司の命令を悉く無視して勝手な行動ばかりとる。消防の現場どころか、どの現場においても許されない行為です。その結果、どちらも取り返しのつかない惨事を招いてしまって・・・。  この映画の冒頭で、『消防士たちにこの映画を捧げる』みたいなテロップが出るんですが、消防士がこの映画見たら怒るんじゃないかなぁ。  今回はライバルのような存在もいませんので、そっち方面の盛りあがりにも欠けます。  唯一の悪役の所長が、とんでもないやつすぎて、アニメなのにイライラしちゃいます。  やりたい放題やって、大勢が所長のせいで危険な目に遭ったのに、『クビになりました』の一言で終わり。いやいや、それじゃ溜飲は下がりませんぜ。  アニメーションは抜群のクオリティ。特に終盤の火災大パニックの救助アクションは圧巻。それだけでも見る価値がありました。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-06-01 14:49:24)
149.  ホラー・ストーリーズ 《ネタバレ》 
 幽霊、殺人鬼、カニバリズム、ゾンビ。  一応、ホラーの王道を並べ、ジャンルに富んでいるように見えますが・・・・。  4作中3作に夢オチありってどうなんでしょ。  ノゾキアナから目をぶすっていう演出、4作中2作に出てくるってどうなんでしょ。(ま、一つは未遂ですが・・・)  そもそも、殺人鬼が女子高生をさらって怖い話を強要するわけですが、この殺人鬼がどーにもカニバリズムっぽい。そう、第3話『秘密のレシピ』とかぶっちゃるのです。それってどうなんでしょ。  つまり、演出やネタがかぶりまくっていてい、似たり寄ったり。特に夢オチの多用はうっとうしいのでやめてほしかったです。ただでさえ安っぽいオムニバスものが、更に安っぽくなっちゃうし。  1つ1つの話は、飽きさせない程度に刺激的でグログロで、まあまあ面白かったと思います。  でもオチは雑。どの話もオチは全部いまいち。センスの無さを感じます。  それに第一話は説明不足じゃない?焼身自殺をした姉。その原因となった企業。その企業の役員?に復讐するため子供を狙ったみたいですが・・・。姉弟から一人っ子に変わったのなんで?あれどーゆー意味?  そして第4話のゾンビもさ。そこから話がつながって、実は女子高生も感染していたら面白かったのに。で、殺人鬼が襲われちゃうの。でも実際は全然違う結末。もう普通も普通。いや、普通で良いんだけどサ。せっかくラストに『救急車』をもってきたんだったら、その話と現実をリンクさせたら良かったのになぁって思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-31 02:32:37)
150.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
 人多い~。情報多い~。相関図わからん~。今何が起こってんの~。  これが冒頭30分の感想。  正直難しすぎて、見るのやめようかと迷うレベルです。  ですが見続けて正解。あれよあれよという間に話が整理され始めて、急に見やすく、そして面白くなっていきます。  具体的にはNYT紙に機密文書が掲載されはじめたあたりから。  最初は『NYT紙 VS Wポスト紙』の構図。そして大統領側がNYT紙を告発したあたりから、『メディアVS国家権力』へと対立構図が変化していきます。  もし国が裁判に勝っちゃったらどーなるのか。まずWポスト紙と株主、投資家たちとの契約事項『緊急事態』に該当し、投資家たちはWポストから手を引いてしまう=会社経営破綻→会社の消滅。更に掲載に携わった経営陣及び現場責任者は、法廷侮辱罪に問われ投獄されてしまうらしい・・・。ひゃあー、人生終わりじゃないですか~。命がけじゃないですか~。  今まで何かと主義主張を異にしてきたベンとケイ、ここに来て初めて手を取り合います。そして、遂に決断。  いったい、ど~なっちゃうの~。  って、現在NYTもWポストも健在ですから。結果は火を見るより明らかなわけで・・・。  それでも最後までハラハラドキドキ。目が離せません。  国民の利益を第一に考えて情報を発信するって、命がけだったんですねぇ・・・。  昨今のSNSとかYahooニュースとか、ほんと良くないですよねぇ。  全部が全部とは言いませんが・・。結局見ちゃうし・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-05-30 02:25:39)
151.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 
 あれ?気のせいか、前回もこんな話だったような・・・?相変わらずヒーローでいることを隠さないといけないような世の中でしたっけ?前回その問題は解決しちゃったものだと記憶違いしてました・・・。  さて、大好きだった前作の続編。期待を裏切らない完成度。でも爽快感は前回に負けるか?良くも悪くもジャックジャックにふりまわされた内容となっております。まあ、そのジャックジャックとイラスティガールの大活躍にはテンションMaxになっちゃうわけですが・・・。フロゾンも脇役ながら、イラスティガールに次ぐ出番の多さで、準主役級の働きっぷり。更には他のヒーローたちも多数登場し、ヒーロー対ヒーローの大乱闘。そのなかでも時空に穴を開けちゃうヴォイドは個性爆発!ヴァイオレットとのバトルは最高でした。  割を食ったのはインクレディブルとダッシュ。ダッシュは活躍の場をがっつり削られちゃって、今作では賑やかし担当。インクレディブルは結構出番あるんですけど、力仕事なのでなにせ地味。しかも圧倒的なスーパーパワーならまだしも、今作ではどのシーンもやや苦戦気味。イラスティガールの活躍に嫉妬しちゃってるところなんて痛々しくて見ていられません。  でも、途中で気持ちを切り替えて、家族のために頑張るお父さんがすごく伝わってきて、それはちょっと良かったです。  ・・・・と同時に、すごく時代を反映してるな~って思いました。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2023-05-29 01:06:00)(良:1票)
152.  プレーンズ 《ネタバレ》 
 やっていることはカーズとほぼ同じ。  レースに憧れる農薬散布用の飛行機が、本当に世界一周レースに出ちゃって、優勝しちゃうお話。  仲間がいて、師匠がいて、ヒロインがいて、ライバルがいる。  何から何までカーズと同じ。特訓するノリまですべて同じ。  ・・・・でもなんだろう、ダスティのキャラが個人的にかなり気に入ってしまった・・・。素直で正直で、そして善人。とにかく見ていてホッとします。あまりに毒が無さすぎて、つまらないと感じる人もいるでしょうが、なんだかダスティが愛らしすぎて癒されてしまいました。どちらかというと、カーズよりも、よりストレートな作風のこちらのほうが自分の好みには合っていたようです。  それに、車もいいんですが、どうやら私は空を飛ぶシチュエーションが好きみたいです。  アニメーション、ばっちり。本当に自分が飛んでいるかのように錯覚する画作り。トンネルや荒れ狂う大海原のシーンはスリル満点。特に、海のシーン。高波にのまれちゃうところは本当に怖かった。ディズニーのアニメーションは本当にレベルが高い。  レースに勝ちたい。決められたこと以外のことも自分はできるんだと証明したい。そんな誰よりもレースにこだわるダスティが、困っている飛行機がいると迷わず助けにいってしまう。自分の事より人のことを考え、周りの人たちの手助けをし、仲間が増えていく。最後はその仲間たちに助けられ、遂に優勝してしまう。  ありきたりで王道。安直なサクセスストーリーだっていいじゃない。アニメなんだから。  傑作とまでは言えないかもしれません。ですが間違いなく良作アニメーションだと言えます。ってゆーかこーゆーの好き。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2023-05-27 01:57:17)
153.  女神は二度微笑む 《ネタバレ》 
 踊らないインド映画。ある意味貴重。  妊婦が主人公というのも珍しい。  インドになじみが無さすぎて、きれいなところと汚いところの落差がすごいなぁと、変なところに感心してしまいます。  どちらかというと、『汚さ』やや優勢。  妊婦と新人警官が、妊婦の夫を見つけるため奔走するストーリー。  陰謀あり。黒幕あり。殺し屋あり。  あまりにも全容がつかめなさすぎて、途中疲れてややダレます。  正直、殺し屋の存在がなければ、かなり退屈な映画になっていただろうと思われます。  最後真相までたどりつけば、確かに脚本の面白さも感じますが・・・・。そこにたどりつくまでが長すぎんだよなぁ・・・。  もしかするともう一回見直してみると、より面白く感じるのかもしれません。  でも残念ながらもう一度見る気にはなれないなぁ。  劇中で、ミダン・ダムジがいかに危険人物で傑出した人物かってのを、みんなが口々に語るわけですが、なにしろ全然出番のないミランさん。どーみても殺し屋のほうが存在感ありありで、危険で脅威に感じます。やっと最後にちょろっと出てきたミランさんも、やっと出てきた割には不意をつかれてあっさりやられちゃうし・・・。  新人警官のラナや子供たち、殺し屋のひとは良い味出ていたと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-26 02:05:49)
154.  サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース 《ネタバレ》 
 B級ホラーの企画もの。と思いきや、バカにできないクオリティ。グロ描写、なかなか気合入ってます。ってゆーか、痛そう。  スタートから丁寧な作り。結構有名な役者さんもありをりはべり。  決して怖すぎない、ほどよいお化け屋敷感。ホラー苦手な方でも見れそう。ただ少々悪趣味とも言えるスプラッタシーンはあるので、グロいのや痛いのが苦手な人は辛いかも。  ストーリーはもうB級ホラーにありがちで、つっこみどころ満載。犯人でもない人間が、まるで犯人かのようなセリフを吐いたり、無駄に逃げたりする、乱暴すぎるミスリード。身に覚えがないなら逃げるなよ。  名優マルコム・マクドウェルが演じる所長は絵に描いたようなバカ所長。  主人公のオーブリーも、『○○が犯人です!』って言いきって、捕まえては、『○○が犯人なのは不自然です・・・』って。  いやいや、○○が犯人って言いだしたのはあなたですからΣ( ̄□ ̄|||)  結局主人公が犯人だの怪しいだの言っていた二人は事件とは無関係。  そして殺人鬼。なんだか殺す人とそうでない人の境界がすごく曖昧。  風紀を乱す人や、ちょっと悪いことしている人がターゲットなのかな~って思いきや、じゃあ町長はどうして殺されちゃったのさ~。おし~えて~、おじい~さん~♪。  ・・・まあ、母親に対してめっちゃ悪い態度を取る女の子を躊躇なく殺しちゃうのは、思い切ってて感心しましたが・・・。  そしてこの映画何が良いかって、女優陣のレベルが何気に高い。目の保養になるシーンもちゃんとある。  終盤グダグダで、ラストはいまいち。  ですが全体的には王道で手堅くまとまっているんじゃないでしょうか。  スプラッタホラー作品としては、正統派で好きな部類です。
[DVD(字幕)] 7点(2023-05-22 04:30:29)
155.  ファインド・アウト 《ネタバレ》 
 警察があまりに無能すぎて、『ドキドキ』『ハラハラ』より『イライラ』が勝っちゃう映画。  当時、ジルがどーゆー状況で発見されたかはわからない。  ですが誘拐された本人が、命からがら逃げだして、被害を訴えているにも関わらず、虚言扱いして強制的に精神病院送り。いやいや、いったいいつの時代の話ですか。だから途中までは、犯人どころか、妹モリーの存在さえ主人公ジルの妄想だと思っていましたよ。  でも、ジルの言っていることは正しかった・・・・。ええ~(-_-;)。じゃあ警察がダメすぎでしょう。小娘一人が警察に追われながら四面楚歌状態で、それでも突き止められる犯人を見つけられない。いや、それどころか、事件の存在すら気付かないなんて。ポンコツにも程があります。  ・・・・・・・とまあ、散々悪く言いましたが、映画そのものはとても面白い。  警察に捕まるんじゃないかというスリル。いつ犯人に襲われるかわからないスリル。どちらも丁寧に描かれていて、なかなかの緊張感を堪能できます。  欲を言えば、ラストはもう少しだけ溜飲が下がる何かが欲しかったかな。  後になって写真を送り付けるぐらいなら、家に戻ってきたときに刑事たちに写真をたたきつけてほしかった。そこで何も言えない刑事諸君に、『犯人なんていないわ。全部私の妄想だから』って言えば、より一層皮肉が効いたのに。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-05-22 03:52:03)(良:1票)
156.  ラストスタンド 《ネタバレ》 
 ひさしぶりのシュワちゃん映画。最高です。歳を取ってもこの貫禄と安定感。安心して見ていられます。  そしてなんだろう、なんか期待しちゃうんです。なんかワクワクしちゃうんです。これが『華がある』ってことなのかなぁ。  もちろん映画自体もとっても面白い。FBIでさえ手玉に取る麻薬王を、田舎の保安官たちが返り討ちにしちゃうっていうのが痛快で良いじゃないですか。え?ありきたり?あきりたりでも面白いんだからいーじゃないか。  みんなが戦う覚悟を決める動機付けとなった若き保安官ジェリーの犠牲は可哀そうでしたけどねー。  そのぶん、みんなの心がひとつになって、弔い合戦へと突入してゆく。こーゆーわかりやすくもアツい展開が最高。  映画は、これで良いんですよ。  斜に構えたり、奇をてらったりする映画が氾濫する昨今、気持ちよいくらいのド直球。1周まわって面白い。  ストーリーがストレートなぶん、アクションには随所に工夫が。武器が多彩。キャラも多彩。戦う場所も多彩。もうずっと楽しいのです。稲穂レースはちょいダルカッタケド・・・。  ご都合主義と非難されるかもしれませんが、ジェリー以外に犠牲者が出なかったのも良かったな。  でもけが人をいっぱい出すことで、それなりのリアリティもあって、すごく映画としてのバランスが良い気がします。  個性あふれるメンバー構成、良かったなぁ・・・。銃器マニアの人、最高です。  私にとっては、こーゆー映画こそが至高のアクションエンターテイメントです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-05-20 23:00:53)
157.  共謀者 《ネタバレ》 
 後味の悪い映画を撮らせたら韓国の右に出るものはいないんじゃないだろうか。  ヒロインが2人いるんですが、2人とも死んじゃうってなかなかである。  『共謀者』っていうぐらいだから、誰と誰が共謀しているんだろうと注意深く見ていたのですが、主人公のヨンギュ以外はほぼ全員共謀者だったっていうね…。一番イカれていると思われたドクターが唯一の味方だったとは。まあ、この展開は読めないです。ですから評価は若干高め。でも後味悪すぎて満点はつけられないなぁ。  せめてチェヒの夫は良い人でいてほしかった。チェヒが悲惨すぎます。  唯一の救いは主人公が心まで悪魔に売り渡していなかったところ。だから最後はずっと主人公を応援していました。どーにかチェヒを助けてあげてと・・・。でも善人にはバッドエンドを、そして悪人はのさばらせておくのが韓国映画。やだねぇ、ほんとに。  ちなみにこの映画、脚本は穴だらけ。  夫が船内でリスクを冒して妻を探すのは変な話。  そして主人公ヨンギュの行動にもおかしな点が。チェヒを助けるつもりなら、自分がドクターとサウナに残って、子分の二人を見張りだのなんだの役目を与えて外に出さないと。  ずるいのが、見ている側はこのとき真相を知らないから、何も不自然に感じることなく見ちゃってるんですよねー。ずるいやり方だけど、うまいなぁ。  ゾンビ映画なんかより、よほど精神的にグロいんで、耐性が無い人は見ないほうが良いかもです。  それにしても韓国の女優さんは、こんなきれいな人でも体はってんなぁ・・・・
[DVD(吹替)] 8点(2023-05-20 01:22:03)
158.  ホビット/決戦のゆくえ 《ネタバレ》 
 3作の中では一番面白い。そりゃそうです。きっちり決着をつけたわけですから。  もちろん、言いたいことは山ほどあります。  前作からさんざんひっぱってきたのに、竜スマウグの最期あっけなさすぎない?  お化けミミズは穴ほるだけ?サウロンの出番それだけなら出てこなくていーよ。  ラストは最終決戦みたいな感じで始まったのに、気付けばトーリンたちの戦いばっかりだよ。他の人たちの戦いはどーなったの?あれだけいたオークやトロールはやっつけたの?退散したの?  財宝は結局どーなったの?エルフの王は欲しかった宝はもらったの?港町の再建はどーなったの?  助けに来てくれたラダガストや獣の人はほったらかしなの?  ドワーフの王国エレボールは結局どーなったの?次の王は誰がなるの?  これだけの長尺にも関わらず、そーいった大事なことは何一つ教えてくれない。  気づいたら、ビルボとガンダルフはホビット庄に着いちゃってる。  で、ビルボは死んだことにされてて、家の家具が競売に・・・って、そんなどーでもいいことに尺を使うんだったら、もっと大事なことに・・・まあ、いいや、どーでも。  それにしても闇の軍勢は騎士道精神にあふれていましたねー。  人間とエルフとドワーフが同士討ちするのを待ってから叩けば絶対勝てたのに。わざわざみんなが集まっているところに正面から正々堂々と戦いを挑んで・・・。ドワーフとエルフと人間の諍いを止めたのは他ならぬオークたち。感謝せなあかんで、ほんま・・・
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-05-18 15:26:32)
159.  ゾンビ・ハイスクール(2012) 《ネタバレ》 
 ゆるゆる系ゾンビ映画。ほどほどにグロく、ほどほどにおふざけ。  ちなみにホラーとなっていますが、ホラー要素はほぼ皆無ですのでお気をつけください。  個人的にはもう少しサバイバル感の感じられるゴリゴリのゾンビものが好きなんですが、これはこれでアリ。  実は主人公は感染していて、最後のキスシーンで女の子の舌をかみちぎるものだとばかり思っていたのですが、全然違いました。もっとベタで安直でした。  いよいよ追い込まれたら、突然強くなっちゃうメガネ男子。いいぞ、そのご都合主義!好きですよ~。  登場人物はみんなおばかだけど、許せるタイプのおばかさん。バカはバカなりに、生き残ろうとひたむきなのは好感がもてます。  図書室でのまったりダラダラはちょっと長すぎて、ダレちゃうのがもったいない。  みんながふっきれて、ゾンビ相手にバトルをしかけるような、爽快なシーンがあっても良かったかもしれない。  てきぱきとメガネを修理する、良い伏線を用意して、一応その伏線が活かされてはいるんですが、ちょっと弱いか。  ネズミゾンビはいくらなんでもチャチすぎ。あれだったら出さないほうが良いです。  ウケ狙い?だとしても出さないほうがウケます。  まあでもネズミゾンビも含めて、この映画の妙に素人っぽい、絶妙にダサい感じの作りが、何やら懐かしさを感じさせて嫌いではないなぁ。。。。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-18 03:14:27)
160.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 
 おいおい、まじかよ。すげー途中で終わるじゃん。ここまで当然のように途中で切り上げられると、逆にすがすがしいと言えなくもない。  樽に乗っての急流下りバトル。ラストのVSドラゴンバトル。この2か所は見所と言っていいと思います。蜘蛛とのバトルも悪くはなかったですね。  要所要所は面白いんですが、やはり1本の映画としては盛り上がりに欠けます。「ドキドキ」も「ハラハラ」も「ワクワク」もしない。  登場人物たちの感情が見えてこないのも、没入感を阻害している一因かも。  まず、旅に出るのを一番渋っていたビルボに、最も重要で危険な任務をまるなげし、ビルボもそれをすんなり受け入れるっていうのがよくわかりません。  終盤、アーロン石をめぐってトーリンとビルボに確執みたいなものが生まれるシーンがあるんですが、それは放置のまま映画が終わっちゃう。そりゃ竜に襲われていたらそれどころじゃないのかもしれないけどサ。せめてこの映画の中で、その確執に一応の決着はつけましょうよ。こんだけ尺長くとってんだからさ・・・。  ガンダルフは時間守らないし。トーリンはガンダルフとの約束守らないし。  なんか中心人物のトーリンがどーにもいけ好かないやつなのが問題なんだろーなー。  そしてガンダルフ。原作を知らないから仕方ないのかもしれませんが、今回のガンダルフはいったい何がしたかったのかまったくわからなかった。いったい、どーなっていたら正解だったの?おしーえてー、おじいーさんー。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-05-16 14:56:14)
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