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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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161.  トム・ソーヤーの冒険
子供向けの映画としてはそこそこ良い出来だと思います。時々挿入されるミュージカル調の歌には辟易させられましたが、原作をうまい具合に90分近くの尺に収められていましたし、何よりもジョディ・フォスターが可愛い。ラストの変更からあからさまにハックよりもベッキーとのつながりを強調しているのがわかります。また、この映画を通じて当時のアメリカの時代背景を知ることが出来るでしょう。ただ残念なのはポリー叔母さんがハックを嫌っていたことと裁判のシーンがややコミカルすぎた事です。 
[CS・衛星(吹替)] 7点(2005-04-28 17:30:42)
162.  マスク(1994)
マスクって「アラジン」のジーニーとキャラが変わらない気がするが・・・まぁ、それなりに面白かったです。観る人は選びますが。
[地上波(吹替)] 7点(2005-04-25 17:12:06)
163.  さすらいのカウボーイ
尊敬するヴェンダース監督の「パリ、テキサス」に相通じるものがあった。本作も中年のダメ男のロード・ムービーとしてみることが可能だろう。美しいシーンの数々と随所に挿入されるスローモーション、ギターの音色が監督の演出の冴えを感じさせる。結局主人公は帰りたくても帰れなかったという事になるのだろう。しかし、娘との関係が中途半端なまま終わり(娘は最後まで「パパ」と呼ばなかった)、その点が残念だった。娘が登場する必要はなかったのではないか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-24 22:15:40)
164.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
久々に中国でしか絶対に作れない映画を見た感じでした。前半部はカルチャーショックみたいなものを見せられて少しだれますが、後半がすごい。畳み掛けるようなワイヤーアクションで圧倒されっぱなしでした。これを見るとカット割りがいかにもったいない事かわかります。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-24 16:03:54)
165.  グラディエーター
リドリー・スコット監督の実力を再確認した映画。実際、脚本の出来はそれほど良くない。家族愛というテーマをあまり活かせておらず、ラストも多少強引ではある。しかし、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックスの熱演と監督のまさにダイナミックという言葉がふさわしい演出でみごとに「ベン・ハー」以来のスペクタクル・ロマンに仕上げている。とくに荘厳なコロッセオと回想シーンなどの美しさには目を見張るものがある。次回作「キングダム・オブ・ヘブン」にも期待したくなった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-21 23:41:09)
166.  ザ・ウォッチャー
個人的にはスペイダーとキアヌの役柄が逆だった方がまだマシだったと思う。スペイダーが憔悴しかけた刑事をうまく演じていたのに対し、キアヌは連続殺人犯としての存在感が感じられない。それは良しとしてもやはりラストがあっさり過ぎる。ラストのセリフである意味納得させられたが、ドジな捜査官が運よく犯人に勝つ過程を見せられたところで映画として面白いわけがない。
[地上波(吹替)] 3点(2005-04-21 23:21:20)
167.  オーシャンズ11
職人ソダーバーグの腕前が中途半端にしか発揮されなかった作品。「トラフィック」と比べてもキャラの書き分けはお粗末そのものです。だいたい、ドキュメンタリー色の濃いソダーバーグにハリウッド娯楽映画を撮らせるのは辛かったのではないでしょうか。たしかに豪華スターのいかにも楽しそうに演技している様子は「パルプ・フィクション」や「スナッチ」のそれを見ているようで心地いいですし、演出もいかにも芸術作家ソダーバーグ、といった感じで小粋なつくりには感心させますが、11人の個性をきちんと描けていないためキャラの半数が存在感もないまま終わってしまいます。さらにオーシャンもベネディクトもとても大物には見えないのは脚本の問題ではないでしょうか。ミスしたときもカジノを相手取っているとは思えないほどマイペースなテンポでこれはどうも題材を間違えたな、と何度も思いました。これなら人数もスケールもずっと小さい「ジャッキー・ブラウン」の横領シーンの方が緊張感があります。カジノではなく銀行ならこの雰囲気にもある程度は納得いったのかもしれません。チームの描写にいたっても半数のメンバーは完全な裏方扱いだったのも痛かったです。豪華キャストを安いギャラでそろえたのはジョージ・クルーニーだそうですが(ジュリア・ロバーツとの駆け引きは有名)、「パルプ・フィクション」が監督の信頼から豪華キャストを集め、見事に個性の活きた作品になったのとは対照的でした。「オーシャンズ12」はもっとひどかったですが、ソダーバーグはこのままハリウッドでやっていけるのでしょうか・・・
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-10 17:28:38)
168.  2001年宇宙の旅
SF映画好きの私にとってはまさにバイブルのような作品!・・・と言いたいところですが、まとめ方に疑問を感じるところが多々ありました。一応ストーリーは人類の発展とHALLの反乱とスターチャイルドの誕生を3部構成で展開させているわけですが(昔の映画だからか、休憩時間まである!)、冒頭の宇宙船内の説明シーンが長すぎます。キューブリックは直前にナレーションをカットしたという噂ですが、それが納得できるほど退屈でした(「エイリアン」は船員たちの行動を追うだけで近未来の説明を終わらせる事に成功している)。普通、ただカットするだけじゃなくて、ちょうどいい尺に収めなおすのがプロでしょう。さらに、ラストの20分はもうちょっと詳しく説明する必要があったと思います。そのせいで内容は人類の発展がテーマである哲学的な映画でもあるのに、見るものに映像だけに集中させるような終わり方になってしまっていました。「2010年」が撮影されたのは正解だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-08 15:41:18)
169.  大人は判ってくれない 《ネタバレ》 
アントワーヌの姿に自分を置き換えて見ることができました。この映画は反抗期を迎えた少年とその少年の行動を理解しきれない大人たちの姿をどことなく曖昧なリアリティをもたせて描いた作品だと思います。題名とあらすじからもうちょっと極端な話かと思えば、実際にはドキュメンタリーとしても見られる作風でした。主人公のアントワーヌは中高生の不良少年の典型と比べてもそれほど悪い少年ではありません。家に帰れば、食事の準備もし、宿題もやろうとはします。友人と学校をサボった後も、「次の日は学校に行く」と言うほどの真面目な面も残っています。ただ、周りの大人が彼を悪い見方でしか捉えないだけなのです。学校の先生は彼がイタズラをしてもただ体罰を与えるだけです。アントワーヌが完全にすくいようのない子供でなかったのと同様に、周囲の大人も父親など悪い人ばかりではないのですが、彼を理解しようとする一方で分かり合おうとする時間が取れないのです。そんな彼を理解するのはやはりルネや感化院の子どもたちだけでした。彼はそんな世界から何とか抜け出そうと何度も家出を試み、最後に成功したとき彼は憧れの海辺を前にわずかな希望を得る、と言う見方ができると思います。母親の中盤での豹変振りは理解に苦しむところでしたが、感化院での様子を見て彼女はやさしく接していれば問題は起こらないだろうという安直な考えを持っていたのだろうと思いました。それと見ている最中に当時のフランスの色々な事がわかりました。それにしても感化院まで少年に体罰を与えるなんて・・・ 再犯に走る少年はどれくらいいたのでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-08 13:17:03)(良:2票)
170.  バーディ
全体的に陰鬱になりがちなストーリーを全体的にバランスよい雰囲気でまとめられていたのが好印象でした。前半部では病院での出来事と青春時代を織り交ぜ、そして重苦しいシーンが続いたあとあえてあのシーンで終わらせる。こういった演出が映画として観ていられる要因となっているのでしょう。バーディとアルの対照的な二人のエピソードから炙り出されるテーマは現実と幻想、そして戦争と平和。アルは違う世界の住人と化しているバーディと親友になります。恋に奔放に生きるアルと違い、バーディは女性にはまるで不器用な青年。しかし、やがて膨らむ彼の妄想についていけず、アルは彼の元を去ってしまいます。やがてバーディは鳥の視覚を手に入れるものの、戦場でも鳥になって惨劇を目の当たりにする事になってしまい、心を閉ざし、羽ばたく事のないかごの中の鳥になってしまいます。しかし、アル自身も彼の境遇に理解を示した事で彼は救われ、再びとぶ事ができました。どういったジャンルのドラマなのかハッキリしませんが、青春映画としては秀逸だと思いました。凝ったカメラワークにも注目しましたが、ニコラス・ケイジとマシュー・モディーンの演技も素晴らしいです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-05 20:59:46)
171.  ブロウ
この映画は裏社会物として見るべきではないだろう。というのも、やはりこの映画の魅力は父親との交流に尽きると思うからだ。最後のテープレコーダーのやり取りでは不覚にも泣きそうになった。「金は幻だ」という教訓を生かせなかったことが彼の人生最大の悲劇だろう。ジョニー・デップの演技もユングの話し方やタバコをすう仕草をうまく真似ていて素晴らしかった(インタビューを見ればわかる)。話の展開としてはおそらくユングにとって一番幸せだっただろうバーバラとの結婚生活までがよく、その後は少々中だるみしてしまっていたが、ジョージが足を洗うあたりから勢いを取り戻した感じ。監督は家族問題をテーマにしたかったみたいだが、残念ながら両親の態度がどのようにユングの人生に影響したか、その点がイマイチ描けていなかった気がする。 
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-05 20:49:06)
172.  A.I.
個人的にはキューブリックには苦手意識があるので「キューブリックが撮っていたなら・・・」などということは考えなかった。むしろ、この映画の問題点は中盤から挿入されるロボット狩りとジゴロロボットの不要なエピソードにもあると思うのだが、それはスピルバーグがファミリー映画を作ろうとした過程でシニカルなキューブリックの爪痕が残ってしまった結果なのだと思う(「時計じかけのオレンジ」などからわかる)。細かな突っ込みどころを良しとすると、前者のエピソードとラストをカットするだけでもこの映画はもっといい作品になったはずだ。理想とする子どもを手に入れるために機械に感情を持たせてしまう身勝手な人間というテーマは手塚治虫の時代から用いられてきた。スピルバーグは因縁からか宇宙人に助けを求めてしまったようだが、そういった意味でラストはデイビッドが海底でひたすら祈るシーンで終わるバッドエンドにしておくべきだったと思う。
[ビデオ(吹替)] 4点(2005-04-04 00:59:55)
173.  ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM>
ひたすら追い詰められていくケインがとにかく悲惨で最後の最後まで彼に同情してしまいした。ほんの些細な出来事からアベルに憎まれ姉妹には彼のことを憎むようになっていく、ここら辺の描写が自然なのでラストで彼がアベルに卑怯な手を使っても素直な気持ちで見ていられ、頭取の席を立つときの後姿にも哀愁を感じました。逆にアベルの方は完全に悪役として見てしまいます。後半になってからの異常な執着ぶりは破局に対する彼への八つ当たりのような気がして全く同情できませんでした。しかしその分、ラストの彼のセリフには本当に泣きそうになりました。支援者の正体は古典的な小説から見るとややありきたりで前半で既にわかってしまったのですが、忘れかけた頃にきたので素直に彼に同情できました。「良き友人になれたはずなのに・・・」という彼の最後のセリフに全てが詰まっています。
[地上波(吹替)] 8点(2005-03-31 17:49:49)
174.  キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーよりもCGやワイヤーアクションに毒されていない生のジェット・リーのカンフーが見られたことが最大の収穫です。それ以上でもそれ以下でもありません(なにしろ脚本はリュック・ベッソンですからね)。とくにホテルと警察署での格闘シーンがすごい。アクロバティックなジャッキー・チェンと比べ、ジェット・リーはとにかく素早いです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-03-31 17:49:21)
175.  バートン・フィンク
ラストでチャーリーが炎の中を走ってくるシーンが忘れられません。とても衝撃的な映画でした。不条理劇といってしまえばそれまでですが、全編を通して小説家バートンの精神状態を表しているのでしょう。前半部のホテルの不快な描写はペンの進まない苦悩を、殺人事件は新境地に達した孤独感を、チャーリーの一件は作家には到底描けない悪夢を、浜辺の写真は彼が目指していた到達点だったのでしょう。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-31 17:48:54)
176.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
見終わって本当にさわやかな気分になれる映画。監督は何かしらの問題を抱える主人公が自分の居場所を見つける、というプロットの作品が多いが、それはこの映画にも当てはまる。ジュリエット・ルイスの登場から次第にギルバートが外の世界に関心を覚えていく描写がうまく、とくにケーキをアーニーに食べられてしまったときの彼の行動は、初めて行ったスーパーで買ったケーキが彼の外の世界への第一歩を象徴しているものだったからではないだろうか。他にも前半でいろんな事件が起きるが、後半の展開を見ているとそれらの「小道具」がうまく問題解決に使われていって本当に脚本に隙がない。強いて言えば、バーガー・チェーンのエピソードが不要だったぐらい。実際、不倫関係にあった女性との仲は解消され、母親もベッドで眠りに付く事ができ、ラストでアーニーとともに旅立っていった。ラストで家を燃やすシーンがあったが、ギルバートが自由になるためにはやはり邪魔だったのだろう(似たようなシーンが「シッピング・ニュース」にもある)。ラストの爽快感はこういった全てが片付いた状態によるものだろう。ハルストレム監督が毎回優れた脚本を選び出せるのはやはりすごいことだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-03-31 17:48:40)
177.  ザ・ワン
これは正直、苦笑モノでした。ストーリーらしいものがほとんどない上にラストのまとめ方も非常に強引。だいたい、「もし一人だけ残ったら宇宙が破壊されるかもしれない」なんて事言われてもわかるわけないし、ジェット・リーのためらいにもわざとらしさを感じてしまう。致命的なのはせっかくのジェット・リーのアクションがCGやワイヤーで完全に殺されてしまっているところ。ジェット・リーの実力はあんなモンじゃないですよ。というより最近、ジェット・リーはハリウッドではまるで出演作に恵まれていないようですが、大丈夫でしょうか(「マトリックス・リローデッド」に出てたほうがまだマシだったんじゃ)?
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-03-31 17:48:25)
178.  誘拐犯(2000)
凡作とはどんな映画なのか教えてくれた映画(もちろん感謝しているわけでもないです)。まず、登場人物に魅力がない。登場人物がやたら多いわりに誰も彼もストーリーを進めるための捨て駒のように扱われ、誘拐された女性はギャーギャーうるさいだけ。デル・トロはさすがにうまく役柄をこなしているものの、ライアン・フィリップのほうはやや貫禄不足。おまけにストーリーの焦点が散漫なため、ストーリーは「ユージュアル・サスペクツ」よりも単純であるにもかかわらず、非常にわかりづらい。ここら辺を見ると監督は「ユージュアル・サスペクツ」ではブライアン・シンガーの演出に頼っていたとも考えられる。そしてラストの銃撃戦の取り方も非常に下手。クリストファー・マッカリーにとことん脱力させられた1作でした。
[地上波(吹替)] 5点(2005-03-31 17:48:13)
179.  ボーン・アイデンティティー
う~ん、正直言ってかなり物足りなかった印象です。マット・デイモンの新境地作としては仕方がないのかもしれませんが、スパイ・アクション物としてはかなりアクションシーンが少なく地味な印象を受けました。確かにデイモンはカッコいいけれど、アクションシーンが少ないだけでなく、緊張感も持続しないという中途半端な映画です。スイス銀行のシーンといい、事件にあったときの解決策といいかなりご都合主義的な展開が続くので緊張感が場面場面でしか続かず、スパイ物としては成り立たないのではないでしょうか。ラストは綺麗に収まった感じですが、妙に終わるのが早く感じました。
[映画館(字幕)] 5点(2005-03-31 17:47:17)
180.  アンブレイカブル
非常に評価するのが難しい映画。この映画でやっていることは「バットマン」や「スパイダーマン」でやっていることをとことんリアルに描いた映画だと思う。もっともヒーロー物としてはイライジャがあの格好なのでラストはだいたい納得がいく。しかし、ヒーロー物と割り切って作っていないためか、娯楽色が薄くなってしまっている。デヴィッドの存在が曖昧なため、ジョセフとの銃のシーンなどで彼らがイライジャという異常な男に振り回されているだけのような印象すら受けてしまう。そういったわけでヒーロー物だという事に気付かなかった人からは酷評されても仕方ないとは思う。でも、プロット自体はしっかりしているのでその点を評価。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-03-31 17:44:33)
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