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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 552

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161.  十二夜(1996)
確かに秀作だとは思うけれども、個人的には今一つノリ切れなかった。もちろん自分の方に落ち度があるコトは認めるが、やはり少し冗長のような気がする。これでもっと物語がトントン拍子に進んでいってくれれば、より一層良く映ったと思う。ただシェイクスピアの原作を私みたいな人間にも判りやすく進めていってくれたこの映画は、称えられるべきなのだろう。それでも終盤はダラダラしている感が拭えない。こうやって時間的なものばかり気になってしまい、私はこの映画の本質がつかめていないのかもしれないですね。
7点(2001-12-11 23:50:48)
162.  バンディッツ(2001)
なんか穴馬的存在として2002年のお正月映画として公開されるようだが、ハッキリ言って、それは勿体ない。私はこの映画、素直に気に入った。バリー・レビンソン監督にしては、何ともスピーディーな演出で観ていて何だか微笑ましくさせられる。それでいて心地よい。このオチなんかは、嫌味がないオチで出色の落とし方だと思った(まぁ予想つく人もいるでしょうが、それくらいが丁度イイんです)。
9点(2001-12-10 21:36:46)
163.  サマー・オブ・サム
いや、悪かないと思いますよ。それどころかスパイク・リーの近作としては出色の出来だと思う。確かにサスペンス系統の作品を期待してしまっては裏切られるかもしれないが、いつも通りのスパイク・リーの映画というつもりで観れば、確かに冗長な感も拭えないが、スパイク・リーらしさが爆発している良作だと言えると思う。それでいて従来のスタイルに固執し過ぎていないというスパイク・リーのチャレンジ精神も伺えるエネルギッシュなドラマ。
9点(2001-12-09 22:46:00)
164.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
確かに凄い力作なコトは認めるが、セルジオ・レオーネの作品としては異質すぎて今一つといった印象を受けた。それから、いくらなんでも長過ぎ。時間的なセオリーだけで、一本の映画を判断したくはないけれども、最も自分的には良かったと思っている老年期の描写を増やして、通俗的になりすぎた青年期の描写を減らして、もっとコンパクトにやって欲しかった。あと確かに描写が過激です。
7点(2001-12-09 22:42:47)
165.  エクソシスト2
フッハハハハハ(爆)、なるほどこりゃ道理で不評なわけだ。でもジョン・ブアマンの映画としては、個人的には好きなほうだな。だってハッキリ言って「未来惑星ザルドス」の方がよっぽどワケの判らない映画ですよ(全然比較になってない)。この独特の民族楽器を応用したミュージック・スコアに、リチャード・バートンの怪演。このラストの力技はブアマンならではだし、シナリオライターが困った時に最近はこの手のオチをよく使うようになったものです。武骨で豪快な演出なんかも、いかにもジョン・ブアマンの映画って感じがする。従って、L・ブレアは今回ディレクターのアクの強さに屈したと見ています。
7点(2001-12-06 00:09:01)
166.  ブロンクス物語/愛につつまれた街
チャズ・パルミンテリが持ち寄ったシナリオを演技派俳優デ・ニーロが初めてメガホンを取ったという青春ドラマの秀作。厳格な親父のロレンツォを別に憎んでいるわけじゃない、だが街で怖れられているソニーは僕を信用してくれる。そんな多感な思春期に生きる青年の微妙な年頃を繊細なタッチで描いたデ・ニーロの初監督作とはとても思えないほど完成度が高い作品です。チャズ・パルミンテリ演じるソニーというキャラクターも“第二の父親”的な存在として象徴的に描くことによって、少しばかりいつもと違うダウンタウン・ストーリーとなっている。“良心的な「グッドフェローズ」”という位置付けが私は合っていると思う。
10点(2001-12-03 19:53:31)
167.  カンゾー先生
チョット僕には“開業医は足だ”というシークエンスが伝わったこなかった。おそらく役者陣がこの映画の特筆すべき事項になると思うが、もっともっと柄本明には走って欲しかった。そしてもっとダイナミックに荒々しくカンゾー先生が走る光景を撮影して欲しかった。ただ今村監督のエネルギッシュな語り口だけで十分魅力あふれる作品になっていることは事実のようだ。
8点(2001-12-03 19:16:25)
168.  僕たちのアナ・バナナ
E・ノートンの初監督作とは思えないくらい良く出来たロマンチック・コメディです。長さの割りに今一つ充実感を味わえないという面はあるが、脚本がしっかりしているせいか何故か最後まで惹きこまれた。どうせなら、もっとコメディ色豊かにしたら良かったのか。DVDの特典映像として盛り込まれていた“アナが池に落ちる”とか“アナとジェイクと携帯電話”といったエピソードは削るには勿体なさ過ぎる。まぁそれでも、E・ノートンがカットを判断したという理由も判らなくもない。とにかく良い映画です。
9点(2001-12-02 21:37:23)
169.  ヒート
(↓)の方にありましたけど、パチーノとデ・ニーロはそんなに仲悪くはないと思いますよ。もちろん“私生活”では。でもそれ程、二人は対決する運命にあったという説得力のある演技なんだと思います(いや、思いたい)。まぁこれは正しくマイケル・マンらしい力作ですよね。ただパチーノもデ・ニーロも無理矢理の競演って感じがしたし、挙句の果てには対決までさせなくても良かったんじゃ?と思った。ハッキリ言って、この映画に主役にあの2大スターを持ってきたからと言って、作品全体のクオリティの向上にはつながっていないと思う。ある意味「ディック・トレイシー」でのパチーノとD・ホフマンの共演(あの年功序列もへったくれもないという、パチーノがホフマンに自分の靴磨きをさせるシーン)みたく失笑をさそう共演にして欲しかった。まぁマイケル・マンの映画としては「インサイダー」の方が役者の使い方も、ストーリーも、女性キャラの使い方も上ですね、私の中では。
7点(2001-12-02 10:47:36)
170.  マクマレン兄弟
才人エドワード・バーンズが超低予算で仕上げた驚くべき傑作。この普通っぽさを演出できる才人はそうそうたくさんいるもんじゃない。確かにインディーズの色合いが強く、その低予算さからあまりキレイな映像ではなく観づらさを感じるかもしれないが、この映画に関しては是非とも雰囲気を味わって欲しい。あまり大きなスポットを当てられてはいないが、バーンズはディレクターとしての才をドンドン開花させていって欲しい。後作「彼女は最高」や「ノー・ルッキング・バック」を観てしまえば、尚更そう思えるはずだ。
9点(2001-11-28 23:44:10)
171.  ホーンティング
あまり一本の映画にこんなコト言いたくないのだが...かなり覚悟して観たつもりで、“えっ!? 意外と面白いじゃん”と思いたかったのだが、やはりつまらなかった。私なりに色々と見方を変えたり、工夫したつもりだったのだけど、やはりつまらない。僕なら同じ時期に公開された似て非なるものとして「TATARI」の方がお薦め。
3点(2001-11-27 21:55:29)
172.  13デイズ
数人の方が指摘されたようですが、この映画は“歯切れが悪い”。しかしそれでいて、この手の映画には必要不可欠な“重厚さ”も正直言って、あまり感じられなかったです。ただ出演者は別にミスキャストだとは思わないし、張り詰めた緊張感は十分伝わってくる。ドナルドソン監督の演出は、序盤はイマイチだと感じていたが、中盤以降から良くなっていった。
7点(2001-11-24 17:56:32)
173.  ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
確かに悪かないとは思いますが、一本の映画として観た時にイマイチ面白味が少ないと感じたんですが...。主演3人の演技合戦はさすがにお見事で、斬新な映像構成、よく練られた脚本があるんですが、いかんせん違う人が監督して欲しかった。あまり“オッ”と言わせてくれるような演出がない。後に「恋におちたシェイクスピア」の脚本を担当することになるトム・ストッパードがやるよりも、違うディレクターがやった方が面白くなったような気がする。ここが斬新な中世劇という点で「タイタス」あたりと決定的な差が生じている部分だと私は思う。
7点(2001-11-24 00:12:22)
174.  ジュリア
名匠フレッド・ジンネマンの珠玉の名作。メロドラマだと思われがちだが、ラストの思わぬ展開によってこの映画が一種のミステリーであったコトに気づかされた。列車に乗り込んでからの展開はなかなかスリリングで一見の価値があると思う。これこそ映画だ。
10点(2001-11-23 00:37:17)
175.  54 フィフティ★フォー
本当に点数付けるのは困りましたね、この映画は。何って言うんだろうか、自分的には少々物足りなさを感じた。正直言ってこの手の映画の傑作とされている「ブギーナイツ」も良さがあまり判っていないのだが、比べてみると明らかに「ブギーナイツ」の方が迫力もあったし、充実感もあったと思います。ただマイク・マイヤーズの徹底的な汚れ役の熱演は思わぬ収穫。
5点(2001-11-21 18:31:00)
176.  スパイキッズ
なんかこの映画に関してはいろんなコト言われそうだな(苦笑)。“子供向け映画”とか言われそうな勢いだけど、そ、それが...楽しくて、楽しくて私はしょうがなかったです。何よりあくまで子供たちが主役であって、それを支える大人たちの演技も良かったと思うし、それに何よりこの映画は間の取り方が巧い。ベタなギャグばかりなんだけど、何故か私の感覚が鈍いせいか、私の中では全然すべったギャグは無かった。自分はいつまで経っても、この映画を楽しめる心はとっておきたいと感じた。
8点(2001-11-21 00:21:48)
177.  恋はデジャ・ブ
あんまりだ、こんなに素晴らしい作品が“埋もれて”いるなんて。主演のビル・マレーっておっちゃん(?)はコメディアン出身ということもあり元々演技の上手い役者さんだと思うし、ラブ・コメというジャンルを撮らせるには安心して観ていられる感があるハロルド・ライミス。“サタデーナイト・ライブ”のメンバーが作り上げた傑作ラブ・コメディーです。デ・ジャブという不思議な現象を題材に、下手にドタバタさせずアイデア一杯って感じで、まったくもって見事に映像化しました。これは本当にお見事です。
9点(2001-11-19 20:41:15)
178.  ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦
僕はこれもペキンパーの美学なんだと思う。よく言われる“暴力美学”という概念は僕にはよく理解できないけれども、後作の「ガルシアの首」で最も顕著に表れたようにこれはペキンパーなりの“ダメ男の美学”なんだと思う。実はここで登場してくるボナー親子は比較的ダメ男に近く、ダメ男はいつまで経ってもダメ男であり、ダメ男に助けられ、ダメ男に愛されるというペキンパーなりのビジョンがしっかりと表現されたと思う。そしてラストのマックイーンの行動は、一人のダメ男の恩返しなのさ。
10点(2001-11-19 16:29:41)
179.  ディック・トレイシー
もう臭ッさい、臭ッさいファンタジー・アクションなんですが、私は実はとっても好きなんです。だいたいA・パチーノとD・ホフマンの対照的なキャラで、しかも“こんな”作品での競演は必見ですよ。ただD・ホフマンの出演シーンは少ないが...。限定された色彩感覚、定番化されたとても90年代の映画とは思えないストーリー。結構マッチしてて、メチャメチャ好きなんです。
10点(2001-11-18 09:53:59)
180.  ザ・セル
予想以上に皆さんが辛口で驚きました。斬新な映像センスで、大胆な演出を施した作品であり、もっともっと評価されても良かったと思っている。脳内世界の描写もなかなかのもので、美術的センスでは抜群の光を発している。ただ、確かに指摘されている通り、話し自体はそんなに面白くないかな。
8点(2001-11-17 16:51:58)
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