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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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161.  アラン・スミシー・フィルム
おやおや、私の採点が一番高い・・・(苦笑)バカ映画と割り切れるか割り切れないか、さらにはジョー・エスタハスがどう評価されているか知ってるか知らないかがポイントですね。インタビュー形式も評判悪いが、私はアレはまあまあよかったと思いますよ。そのおかげで女性評論家のセリフは笑えたし。「エスタハスの書いた部分を削れるのよ、評論家冥利に尽きるわ!」みたいなこと言ってましたっけ。でも後半入ってからがね、結局何を伝えたいのかも分からない。アレじゃあ主人公はただの変な人です。優れたバカ映画の「魅力的な変な人」ではない。カメオの3人に主役がすっかり負けてました。映画としてのまとまりはなく駄作と言えるでしょうが、私にはそこそこ楽しめる部分もあったので、4点くらいで許すことにしましょう。
4点(2004-06-08 23:13:28)
162.  シベリア超特急
甘く濃厚なラブシーンに、もし「電動こけし」が出てきたら、あなたはどう思うだろうか?恐らく多くの人は、生々しくも美しい愛のシーンがこけしによって壊されたことに落胆あるいは怒りを感じるだろうと思う。 晴郎には映画への愛は間違いなくあった。私の記憶が確かならば、映画の宣伝担当から始まり、映画評論家という売れなければ霞すら食えない稼業に足を突っ込んだ男。食えない仕事をあえてやるというのは、そこに並々ならぬ思い入れがあるからに他ならない。その「思い入れ」こそが、愛なのだ。過剰な愛は時に身を滅ぼすこともあるが、運良く晴郎は映画評論家としての名声を着々と積み上げていった。 そしてその愛が形になったのが、まさしく「シベ超」である。何を思ったか晴郎は、映画への愛を形に残そうとしてこのシベ超を作った。愛はあった。しかし晴郎には、大切なものが欠けていた。「女を満足させるテクニック」---観客を満足させるテクニックや演出、技術である。そこで愛を示すために晴郎は何をしたか?---電動こけしを惜しげもなく使ったのだ。愛する女を幸せの絶頂にしたくても、自らの体ではそれを示せないと知った時、男は電動こけしで幸せにしようと考えたのだ。私はそれを否定しない。例え電動こけしでも、その手段が「愛」から来るものであれば---全く揺れない列車、外人を出してゴージャスにしようとハリウッド俳優ではなくI事務所の外タレ起用。何の前触れもなく舞い降りるひらめき。そして強引なほど狂おしい戦争反対のメッセージ。愛はあっても、それを表現できない男のもどかしさが、これらに存分に溢れていた。繰り返すが、私はこれを否定しない。テクニックがあっても愛がないプレイボーイより、テクニックが偽物でも愛を感じる方を私は選ぶ。ここには三文ラブストーリーなんかより遥かに深い愛の真実がある。ああ・・・映画って本当に、素晴らしい・・・   追記:シベ超に関する怪奇現象が数々報告されているが、私の体験を紹介しよう。私のデッキは通常テープを入れると自動的に再生が始まるのだが、テープを入れても再生できずデッキから吐き出されてしまう。古めのテープで2、3回そういうことはあったが、シベ超の場合は覚えている限り20回トライし、その度吐き出された・・・それ以上の回数は分からない。やはりシベ超には私たちの知らない何かがあるのか?結果が分かり次第、追って報告する(嘘)
0点(2004-06-08 22:31:02)(笑:6票) (良:2票)
163.  インデペンデンス・デイ
この映画は長所も欠点も語り尽くされている感があるので、ちょっと違う視点であえて真面目に書いてみたい。間違いなく、アメリカ賛歌の映画である。黒人、白人、ユダヤ人それぞれが主人公的役割を担うのは多民族国家アメリカならではだろう。お約束の核も出てくるし、クライマックスの演説などは全ての世界の人々に呼びかけているようで実はアメリカ主導である。それが鼻につく人も少なくないであろうこの映画を、単なるアメリカ万歳映画と切り捨てられないのは、監督そして製作を担当したのが敗戦国の人間だからである。同じく敗戦国で生まれ育った私は、9.11の直後、星条旗の下に集まり、「God Bless America」を歌う彼らに、どこかうらやましさを感じていた。アメリカは好きとは言えないが、アメリカ人をうらやましいと思う。盲目的な人もいるが、イラク開戦の際少数派だった戦争反対の市民でさえ、アメリカを愛しているから反対するんだと言える。本当は生まれ育った国を素直に愛したい、しかし今は素直に愛せないひとりの日本人として、大統領の前で熱狂する戦士たちに対し、数年後に抱いたのと同じような感情を抱き、「ひとりの敗戦国民が見た戦勝国への憧憬」をそこに見出した。娯楽映画としては展開のツメの甘さもあるもののメリハリのある演出は秀逸で、思想を頭から追い出して空っぽにしたら非常に楽しめるものである。だが、一方で日本人としてのアイデンティティを考えさせられた映画だった。
8点(2004-06-08 20:00:59)(良:1票)
164.  サイン
話が進むのと反比例にしぼんでゆくスケール。最後は家族みんな無事でよかったねって、それだけ???宇宙人相手にそういうテーマってウソくさいから全然感動しない。それまでは「メルギブはハズレがない」と思っていたが、この映画と「インビンシブル(製作)」を見て以来「メルギブに気をつけろ!」になっちまった・・・故ジョン・キャンディじゃないんだからさあ←それは「おじさんに気をつけろ!」
3点(2004-06-08 00:34:10)
165.  インビンシブル<TVM>
アクション映画なのに説教臭い。しかも説教するのはタイタニックのやな感じのフィアンセ。お前が言っても説得力ないぞ。
1点(2004-06-07 21:56:29)
166.  ムトゥ/踊るマハラジャ
ちゃらっちゃっちゃっちゃちゃ~らら~ら~ら~♪世界の銀幕から~~~今日は、インド・カルカッタからお送りします(嘘)。富○通の提供でお送りいたします(嘘)。映画が始まると・・・インド独立の父・ガンジーに手を合わせるスーパースター。そして、スターウォーズの宇宙船のように、「RAJNI」の文字が、星と輝く「SUPER STAR」をバックに、画面から飛び出します。大仰なテーマソングとともに、スローモーションで駆け出すスーパースターが画面に現れると、館内はすでに熱狂の渦、盛り上がりは最高潮です。明日も、インド・カルカッタよりお送りします(嘘)。  ---ハナから日本の常識をあざ笑う、めまいがしそうな映像の連続。テーマソングは実はすごく哲学的なのに、バックの映像がマイケル・ジャクソンもどきのダンスで、一体何なんだこの映画はと思わせるパワーが満ち満ちている。画面に繰り広げられる全てが、映画の面白さをガラムマサラで味付けし最高潮に爆発させ、涅槃の境地へと導いた究極のエンターテインメント。よくマンガで頭をぶつけて頭の周りを鳥が回っている絵があるが、これを見た私は別に殴られてもいないのに頭の回りを曼荼羅がぐるぐる渦を巻いていた。ヤバい、ヤバい、私はドラッグはやってないぞ。ドラッグにはまる若者よ、ドラッグで人間やめちまう前に是非体には無害のこれを見て合法的にトリップしなさい。これを見ただけで印度、印度、印度へGo on a trip,頭の中もトリップ。これだけの映画、やはりこれは10点つけねば。素晴らしい。追記:私は映画館で見ることが出来、観客がこれだけ一体感を持って見られ、その時間を共有できたことを幸せに思いました。DVDやビデオで見る場合はノリの近い友人を集め(4人以上推奨)、仲間内で一番でかいテレビまたはスクリーンを持っている人の家で上映会方式で見ることをお勧めします。 
10点(2004-06-07 21:50:30)(笑:1票)
167.  ソード・オブ・ザ・ファンタジー 《ネタバレ》 
さすがテレビムービー、しょぼすぎる。夕日をバックに大行軍・・・のはずが横に20人くらい並んでるだけだし、湖のセットは水面に女神役の人が乗れるように板になってるし、ヒロインが村を離れるシーンはドラクエ4みたいだし、ヒロインの妹はなぜ無事だったのか&すぐにさらわれて単なる足手まといだし、クライマックスも伝説の剣を巡る激しいバトル・・・と思いきや、誘拐犯との交渉みたいでスケール小さ~(泣笑)でも、ヒロインは美しい。ビックリするほど美しい。ヒロインの美しさのおかげで最後まで見れました(笑)美しいレーニャに4点差し上げまする。
4点(2004-06-07 01:51:45)
168.  ソード・オブ・ザ・ファンタジー 勇者と聖なる剣
LOTR公開にかこつけて、日本未公開のファンタジーを強引にシリーズ化した作品集の第2弾。ヒロインが前作(と言っていいかどうか分からんが一応そうしとこう)に比べて数段落ちる・・・気だけは強そうなオバハンになってるよ・・・しかもそんなオバサンをルトガー・ハウアーも他の男も「美人だ」「きれいな肌だな」とか言うもんだからすっかり興ざめ~。しかもメインメンバーが中年女4人だから、アクションアドベンチャーと言うよりは一昔前の「ナイスミディパス」のCMを見ているみたい(笑)そしてサブタイ!こりゃ前作につけたほうがよかったよ~。聖なる剣は出てこないし・・・ファンタジー世界じゃなくて十字軍の時代だし・・・こうやってさんざん書いてますが、面白さは前作よりは数段上だと思います。セットは割とまともだし、やがて寝返ることになるキャラの人物描写は定番ですがなかなかのもの。何よりルトガー・ハウアーの存在感抜きには語れないです!「看板」には偽りがあると思って、最初っから余計なことを考えない方が楽しめます。ストーリー自体は面白いですから。
5点(2004-06-07 01:42:15)
169.  グッドマン・イン・アフリカ
お、ショーン・コネリー!と思って期待して借りた私がアホでした。そりゃないよ~と思ってしまうラストの直後にあちらのノリのカラカラに明るい音楽。すごく不思議な映画。でも、ばー様のお尻丸映しは、勘弁して~~(泣)
4点(2004-06-07 01:24:51)
170.  サラマンダー
マシュー・マコノヒーと私が大好きなクリスチャン・ベールを使って、これはないんじゃないか?クリスチャンの役どころは彼らしいと言えばらしいんだけど、頑固なくせに時にヘタレに見えてしまうのは演出がまずかったんだろう。マシューなんて最初マシューだと気付かなかったし、っつーかマシューでなきゃいけない理由が分からない。それにマシューの役ってどうも今の世界を考えると、まさにイラクに「攻め入った」アメリカそのものって感じで、ドラゴンにやられるのがアメリカではなくヨーロッパだし、崩壊後のヨーロッパをアメリカが支配しようとしているようにすら思えて「ついにハリウッドもここまで来てしまったか」と暗澹たる気持ちになって、ベール好きにもかかわらず途中で見るのやめようかと何度も思った。後半に風向きが変わるのが救いだけどね。それに、個人的にはコレ、パニック映画に分類して欲しくない気がする。パニック映画というのは見る側が目の前で起こる出来事を自分のことのように感じ、「こんな時私はどうするだろう?と思わせる映画こそパニックの傑作だと思う。責めて自分の身に迫るだけのものが欲しい。だが設定が近未来、しかもドラゴンという完全に伝説の世界を持ち出してしまったことで、まさに「コップの中の嵐」を見ているようで奇妙な違和感があった。いろんなところで消化不良は否めない。 マシューの役は定番すぎるけどやっぱブルース・ウィリスにやって欲しかったなあ・・・でもマシューと気付かないほどの役作りは買う。
3点(2004-06-06 21:27:47)
171.  リベリオン 《ネタバレ》 
クリスチャン・ベールが好きなので見たんですが、やっぱクリスチャンええわぁ~。正統派二枚目顔と(ガタイを除けば)イギリス俳優ならではの独特の陰があるのがいい。苦悩するヒーローをやらせれば右に出るものはイナイ。感情までもコントロールされている世界というのは、「華氏451」からさらに一歩進み、街の情景からも生活感や人間の営みといったものが排除されて不気味なほどの統一感。シンボルマークやヒンデンブルグっぽい飛行船が飛んでいるあたり、「マトリックス」よりはナチスドイツみたいですね。そんな世界で感情を揺さぶられるような出来事を体験し、トラウマとして抱えながらも感情を抹殺し、自らの任務を遂行する主人公。・・・もう、こういう設定、私めっちゃ弱いです~~。任務遂行の中でであった女性との、感情が禁止されている世界での感情の触れ合いの描写が痛いほどうまい。キスに頼らない演出、お見事。もうひとり特筆すべきはショーン・ビーンかな。悪役が多いけど、善悪問わず人間の弱さを演じさせたら、この人はほんとにうまい。最初の方でいなくなるけどどことなくLOTRのボロミアを髣髴とさせる役どころです。アクションだけでなく、設定やドラマ性もいいので本当は10点にしたいところだけど・・・ガン・カタ、あまりに強すぎて安心して見れちゃうのでそこは減点。アクションシーンで主人公がピンチになるところが全然ない。それでも、クリスチャンはかっこいいし、ガン・カタの決めは歌舞伎のようで日本的。主人公アメリカ人俳優じゃなくて正解!
8点(2004-06-06 20:44:16)
172.  ハイランダー/悪魔の戦士 《ネタバレ》 
私の人生を変えてしまった映画です。中学生の時にTVでやってたのを見てえらく感激。なんとなーく石森章太郎チックな設定(当時感じたのを言葉にするとこんな感じ)に取り付かれたもんだ。人には理解されない宿命を背負い、自分は変わることなく愛する者に先立たれて行く哀しみ、それが人を遠ざけようとする言動になり、目つきの悪いランバート(失礼!)と恐ろしくマッチした。ヘザーの死なんて、スローな中に魂の叫びが聞こえるようなロック(当時はクイーンを知らなかった)と相まって涙が出た。大画面で、ドルビーであのシーンを見たかった。こんな映画で泣くなんてと馬鹿にする向きもあろうが事実だ。長じて中古ビデオ店をしらみつぶしに回り何軒目かでようやくゲットできた時狂喜乱舞・・・こんな大人にしてくれてありがとう、ランバート。今見ると松田優作のごとく「何じゃあこりゃあぁぁぁああ!!!!」と言いたくなるところもたくさんあるが(愛刀が紀元前の日本で作られたとか、水中セットのちゃちさとか、特に最初でやられるヤツの殺陣がしょぼすぎとか)、こういう映画に感激して、今の私を創り上げてしまった。もしこの映画に出会っていたのが中学生という多感な時期でなければ、ここまで感激できなかったかもしれないけれど、そういう時期にこういう映画に出会ったことを私は幸せだと思っている。もうこれは出し惜しみなく10点献上。
10点(2004-06-06 13:58:32)
173.  交渉人(1998)
目が離せないし飽きさせない。だけどサミュエルとケビンの交渉シーンが思ったより少なくて(まあお互いネゴシエーターだし手の内知ってるから普通の犯人より交渉やりにくいんでしょうけど)、対話劇を期待していた私にはちょっと肩透かしかな。見応えあって面白いですが、期待していた内容とは若干違っていた、演技派二人を使ってもったいない内容だと思うので高評価にはしません。むしろ見所はサミュエルやJTウォルシュの追い詰められた人間の赤裸々な弱さや、誰が本当の悪党か分からない状況下での登場人物ウォッチング(笑)です。特に後者についてはサミュエルにノセられた部分が大有り(笑)私が怪しいと思っていた人は無関係だったのでちょっと驚きましたが。でも、JTウォルシュって亡くなってたんですね、まだ亡くなるような歳ではないのに。合掌。
7点(2004-06-06 12:00:08)
174.  トゥルーライズ
(7/21記)今回10点に格上げするにあたり、10点をつける自分なりの基準についてここで説明したいと思う。ここに登録してもうすぐ2ヶ月、だんだん自分なりの点数のつけ方が分かってきたのだが、「最高に面白い!ブラボー!!」という作品はあえて9点なのである。ではどんな作品に10点をつけるかというとそれプラスアルファが必要で、例えば自分の価値観に決定的な影響を与えたとか、コレだけは絶対に何があっても自分の手元に置いておきたいとか、何がしかのプラスの影響が強く出たものに10点をつけている。そういう意味ではこの作品はまさに私自身の映画の楽しみ方に決定的な影響を与えた作品であった。最初のシュワが女の手を取り「タンゴを?」と言った瞬間にフロアの音楽がタンゴ調に変わってしまう、この時点で私は「ああ、そういう映画なんだな」と理解した。そしてその瞬間、無意識のうちに「映画とは所詮スクリーンの中の虚構の世界、ありえない事を楽しみに変えるのが極意なり」と理解したのである。キャメロンがスクリーンで繰り広げる「ボケ」の数々に内心「ありえねぇぇ!!!」とツッコみながら、さあ何でもかかって来い、こっちはどんどん面白がってやる!と思っているうちに、全てがマンガのようなスコーーーンと突き抜けた馬鹿馬鹿しさがなんとも心地良くなってきた。映画なんだから、いくらありえなくたっていい。変にリアリティが追及されて現実を見ているような映画より、脳天突き抜けるほどのありえない世界に浸って目の前の不可思議を味わいたい。それまでどちらかというとスクエアだった私が、こうしておバカ映画を愛するようになってしまったのである。「常識破壊」というキャッチコピーのごとく、私はキャメロンに自分自身の常識を破壊された。もう、ことごとく湯水のごとく金を使いまくった超絶バカ映画(バカだとちゃんと自覚している映画)は、後にも先にもこれ以上のものはないと思うし、今でも仕事で心身疲れきったときはつい見てしまう。そして見るたびに、常識やこの世の仕組みやルールなんてモノは完璧に置き去りにして脳内旅行へ旅に出る。私にとっては、ある意味究極のファンタジーでもある。
10点(2004-06-05 09:50:58)(良:2票)
175.  セブン
前に劇場で見たときは嫌いだったけど、この前日曜洋画劇場でやってたのを見て思い直した。こういう終わり方しかなかったんだろうなあって。まあ、前に見て知っていたと言うのはあるだろうけど、嫌いだったエンディングが割と素直に受け入れられたなあ。私も大人になってしまったと言うことなのか。
6点(2004-06-05 09:36:05)
176.  妖星ゴラス
コレが7点で、私が考証無茶苦茶だと思っている「ザ・コア」が3点なのは、やっぱり時代。もしこの21世紀にハリウッドがリメイクしても、評論家からも観客からもブーイングだろう。そういう意味では私も「現代(韓国の財閥ではない、念のため)」という怪物に食われてしまった訳だけど、つくづくあの頃はイマジネーションが自由な時代だったんやねえ・・・ 今のパニック映画を笑い飛ばすようなあの有名なアイディアはさることながら、それが中学生のたわ言を科学者が大マジになってやってしまったものだからとんでもない。でもそれこそが面白かった、古きよき時代に思いを馳せて。宇宙飛行士訓練生たちがいきなり大空で歌いだしたり、意味もなく楽しいシーンも多いしね(笑) ただしアザラシ怪獣はいなくてもいいよね。
7点(2004-06-05 01:52:18)
177.  華氏451 《ネタバレ》 
特撮や合成がちゃちなのは昔の映画だから・・・ともあれ初期のウルトラシリーズ見てる気分だった。音楽の使い方とか(特に消防隊出動シーン、ウルトラ警備隊かよ(笑))、ジュリー・クリスティーの声の出し方とか、クラリスがだんだんヒューマノイドの宇宙人のような気もしたりして・・・まあそれはさておき、本を禁止することで考えることを奪う、考えることを止めてしまえば人間も社会も進歩できなくなる。そんな世の中の話でありながら署長が「よく考えろ、モンターグ」なんて言ったりしてコレって皮肉?なんて思ったりして。映画の中では確かに説明不足な部分もある(特になぜ本を読むようになったモンターグが出動の時ポールを使わなくなったかとか)けど全体的にはよくまとまっていると思います。でもこの映画のように、垂れ流しの情報しか与えられなくなったら・・・そのときは本当に怖いですね。人間考えることをやめちゃいけない。そしてラストは、自分が暗記した本を人々が口々に語りだして・・・心の中にある「本」は誰にも奪えない、だけどこんな形でしか愛する「モノ」を護れない。なんだか切ない理想郷ですね。余談ですがこれを見たきっかけはマイケル・ムーアがこの映画からタイトルを拝借したと言う話を聞いたから。華氏911が公開される前に見ようと思ったけど・・・ムーア、斬新なあのタイトルバックシーンをパクったりしないかな?実は半分それを期待している。
7点(2004-06-05 01:41:49)
178.  不夜城 SLEEPLESS TOWN
当時渋谷東急の最前列で見て、最初のシーンの画面ぶれに酔ってしまった(苦笑)夏美役は山本未来で正解。目の演技がすごいよ。 何て言うか、もし私が耳が聞こえなくてセリフは分からなかったとしても、その目で天涯孤独ゆえの生きようとする意志を感じた。山本未来は個人的に超10点なんだけど、金城の日本語演技はうーん・・・しゃべらないと雰囲気にはまるんだが。それと日本人キャストはせめて日常中国普通話くらいは勉強しておきましょう。ビジネスクラスじゃなくていいから。
7点(2004-06-05 01:24:57)
179.  RETURNER リターナー
金城武は大根とゆーわけではなく、シュワちゃんの英語がどうしてもブロークンなアメリカ英語に程遠いのと同じことだと思う。日本語しゃべらなければ、存在感はピカイチ。それよりも岸谷吾朗の演技が鼻についてどうも好きになれなかったな。って言うか何でそんなに宇宙人の力を欲しがるの?すごく謎。それとラスト引っ張りすぎ。ついでに皆さんがよくおっしゃる各映画からのパクリですが、金城主演の不夜城については誰も指摘してないな・・・まあ、今後の日本SFの発展を願って5点。
5点(2004-06-05 01:18:10)
180.  ドグマ
この映画の楽しみ方は、目の前で繰り広げられていることに突っ込みを入れるのではなく、某マンガの「ぴよ彦」のごとく頭の中で「ガビーン」といいながら見ることにある。「な、なぜカモノハシ・・・」ガビーン。「イエスがヒッピーだよ!!」ガビーン。「しゃ、しゃべってるよサイレントボブ!!」ガビーン。そして・・・「ベン・アフレック、これって地だろ?」(爆)
8点(2004-06-05 01:01:01)
083.94%
1167.88%
294.43%
3136.40%
4157.39%
52612.81%
62612.81%
72713.30%
82914.29%
92110.34%
10136.40%

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