161. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 見終わった時点(昨日)では6点にするつもりでしたが、翌朝目が覚めて3点にがた落ち。まさかこんなに金かけてCGに手間かけて、出来上がったのがドリフのコントとはねー。あの棺が落ちてくるシーンなんてほとんどタライ扱いじゃないですか。タライに失礼だろっっ!!(違)3点つけておいてなんですが、けっこう笑わせてもらいました。でもどのシーンで笑ったのか、棺のシーン以外思い出せない・・・昨日見たばっかりなのに。 以下、箇条書き。 ●人の死が軽すぎる。せめて図書館のボスは悼んで欲しかったなあ・・・ ●CGがCGと分かりすぎ。夜の市場は妙にセットくさい。 ●何より主演がミスキャスト。大根。無礼者なのに無礼者に見えない。こういう役こそ、ベン・ア○○ックが適役でしょう(笑)他の役者が割とよかっただけにねえ・・・ あ・・・思い出した。図書館ドミノ。何も映画の予算で「世界一ドミノ倒しに挑戦!」しなくてもいいじゃんねえ。大きさだけなら多分世界一だよね。 3点(2004-09-13 18:57:32)(笑:1票) |
162. ユージュアル・サスペクツ
ポスルスウェイトのオフィスの「成功 力 財産」が気になってしょうがない。ガラスに透かしまで入れてまるで何かのセミナーじゃんか。部屋の表札も日本人にしてみればすごく違和感あるしね。何で気になるかって?織り目の粗い布のほころびは見た目はそんなに気にならないけど、細かく織られた布のほころびは目に付きやすいってこと。いくら「小林さん」も作り話だったとしても、あんな怪しい日本語の使い方されちゃ作り手は日本人みんなオウムって思ってるんじゃないかって思うぞ。オウムも1995年だったしなあ・・・もうオチなんてどうでもいいや。すぐ分かるやん。結構いろんなところから「気付いて光線」発射されてるよ(苦笑)ついでに言うと、ケビン・スペイシーが助演男優賞なら、主演は誰なのよ??クレジットじゃマクナマス役の人がトップだったけど主演にしちゃガブリエル・バーンに負けてるし、出番の少ないポスルスウェイトよりインパクトないし。騙すことにばかりこだわってて細部はしょぼいところが多すぎてダメ。まさに3点、ショボ映画。 3点(2004-08-13 22:14:35) |
163. ツイスター
えっ、これにストーリーってあったんですか? 3点(2004-07-16 22:08:56) |
164. フェア・ゲーム(1995)
シンディ・クロフォードは今どうしてるんだろうね?スーパーモデル出身の彼女はミスター・ユニバース出身の現州知事と同じような感じだっただろうが、内容ははっきりいって「シンディ・ザ・グレート」にもなりえていない、彼女は結局「女シュワ」にはなれなかった。 3点(2004-07-03 06:27:23)(良:1票) |
165. ドラゴンハート 新たなる旅立ち<OV>
この映画が存在すること自体「ネタバレ」という気がしないでもないが・・・(苦笑)前作で(フツーの意味で)感動した人はたぶん見ないほうがいい。スケールは大幅にダウンしてるしセットはちゃちだしなぜかカンフーが出てくるし。このセンスの悪さはある意味格別です。最悪センスで突っ走るラウレンティスに3点(笑) 3点(2004-06-24 20:42:10)(良:1票) |
166. アベンジャーズ(1998)
実物を見て、この映画への期待は自動的に消滅しました。 3点(2004-06-12 20:12:25) |
167. ロミオ&ジュリエット
こーゆーセンスは好きじゃない。「桃尻語訳枕草子」読んでるような気分になった・・・はぁ。 3点(2004-06-09 20:10:54)(笑:1票) |
168. サイン
話が進むのと反比例にしぼんでゆくスケール。最後は家族みんな無事でよかったねって、それだけ???宇宙人相手にそういうテーマってウソくさいから全然感動しない。それまでは「メルギブはハズレがない」と思っていたが、この映画と「インビンシブル(製作)」を見て以来「メルギブに気をつけろ!」になっちまった・・・故ジョン・キャンディじゃないんだからさあ←それは「おじさんに気をつけろ!」 3点(2004-06-08 00:34:10) |
169. サラマンダー
マシュー・マコノヒーと私が大好きなクリスチャン・ベールを使って、これはないんじゃないか?クリスチャンの役どころは彼らしいと言えばらしいんだけど、頑固なくせに時にヘタレに見えてしまうのは演出がまずかったんだろう。マシューなんて最初マシューだと気付かなかったし、っつーかマシューでなきゃいけない理由が分からない。それにマシューの役ってどうも今の世界を考えると、まさにイラクに「攻め入った」アメリカそのものって感じで、ドラゴンにやられるのがアメリカではなくヨーロッパだし、崩壊後のヨーロッパをアメリカが支配しようとしているようにすら思えて「ついにハリウッドもここまで来てしまったか」と暗澹たる気持ちになって、ベール好きにもかかわらず途中で見るのやめようかと何度も思った。後半に風向きが変わるのが救いだけどね。それに、個人的にはコレ、パニック映画に分類して欲しくない気がする。パニック映画というのは見る側が目の前で起こる出来事を自分のことのように感じ、「こんな時私はどうするだろう?と思わせる映画こそパニックの傑作だと思う。責めて自分の身に迫るだけのものが欲しい。だが設定が近未来、しかもドラゴンという完全に伝説の世界を持ち出してしまったことで、まさに「コップの中の嵐」を見ているようで奇妙な違和感があった。いろんなところで消化不良は否めない。 マシューの役は定番すぎるけどやっぱブルース・ウィリスにやって欲しかったなあ・・・でもマシューと気付かないほどの役作りは買う。 3点(2004-06-06 21:27:47) |
170. ザ・コア
映画なんだから所詮絵空事、嘘と出鱈目の塊。学会発表じゃないんだから、科学的な辻褄合わせなんてどうでもいい。そんなのより果てしないイマジネーションとスピリットが見たいってのが私の娯楽映画観だけど、そんなわけでID4やアルマゲは高得点の私も、これはちょっとねえ・・・なおそまつ君な出来。ところで、この映画のテーマって何なんでしょうね?アメリカ万歳じゃないよなあ。どっちかっつーと「アメリカはバカだった」ってことですかねえ? 事の真相は、バカボンのパパレベルのことをマジ顔でやってるようなそんなもん。 「西からお日様が昇って東に沈んだ、さあ大変!バカボンがお日様を元に戻しに行ったけど、実はお日様を西から昇らせちゃったのはバカボンのパパでした」・・・そんな感じだもん。これでいいのだ?良くないってば。 3点(2004-06-04 20:03:48) |
171. ウォータームーン
これを登録したのは私です。去年登録して、ビデオ入手して、やっと最近全部見終わりました・・・だって、だって、見るたびに睡魔に襲われていつも半分くらいで寝ちゃってたもん。その後にオイシイ(?)ところがあるというのは話には聞いて知っていたんだけど、そこにたどり着くまでが至難の業だったんだってば。映像はそこそこきれいだし、「合掌」の使い方も伏線とまでは行かないながらも印象的だったりするんですけど、何でですかね。ま、長渕が禅僧って時点で根本的に間違ってると思うし、最終的には「無精ヒゲ生やしたおともだち」の映画になっちゃったからでしょうな。桑田佳祐の気持ちがよく分かります。すべての歌に感謝しろっつーか、すべての人にね。長渕くん、キミが悪いわけじゃないだろうけど、人のせいばっかりにしてちゃだめだよ。分かりましたか?そんなことより、私はシナリオの破綻よりも気になることがあります。幼い頃の竜雲役の子はあどけない感じでけっこう可愛いけど、そんな子がどう成長したら長渕になるんでしょうか。気になって夜も眠れません。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-09-24 18:56:12)(笑:2票) |
172. チアリーダー忍者
あははははは・・・・・21世紀になってもエドウッド魂は健在ですなあ・・・しかしこれは確信犯です。それもエドウッドのチープさが、「この映画は動物を虐待していません」21世紀の安全第一、動物愛護、環境保護的思想と理想的な結婚をして、すごくへっぽこな作品に仕上がりました。出てくる動物は全部着ぐるみかぬいぐるみ、激しいアクションシーンはダッチワイフにやらせて出演者の安全を確保。「爆発シーンはお金がかかるので資料映像をお楽しみください」と、戦争の爆撃映像でお茶を濁す。もう全編こんな調子だから、クライマックスで日本のスーパー戦隊物のようなロボットファイトのシーンになっても全然驚きません。チアのお姉ちゃんの忍者アクションは猫の声がかぶさるキャットファイト、アクションシーンは飾りにすらなっていませんし、映画を見終わって「こいつら何のために忍者修行したんだろう・・・」と思ってしまいます。その他パンチラのためにだけ振り出す雨、同じくパンチラのためにだけでてくるスカイホッピー(懐かしい!)など、チープとおバカとエロのためなら手段を選ばないことに秋の青空のようなすがすがしさを感じます。もっとも、今日の天気は雨なんですがね。 2点(2004-09-05 11:33:07)(笑:2票) |
173. シベリア超特急2
近所のツ○ヤは毎週木曜が旧作半額のサービスデイであり、大抵私は木曜に何本かまとめて借りる。普段は適当に選ぶが、気が向いた時はテーマを決めて関連作をまとめ借りしたりする。で、今回は「クソ映画に乾杯!ウィークエンド」である。ラインナップは「北斗の拳」「北京原人」そしてコレである。邦画の棚からまず「北京原人」、続いてコレを、初めてシベ超第1作を手にした時のように胸躍らせながら手に取り、喜び勇んでアクションコーナーに向かう。しかしこんな私でもいざレジに並ぶとなるとためらわれた。このクソ映画3本立て。サービスデイの大行列の中、このラインナップを奇異な目で見られるかと思うとさすがに気が引け、無意識にラベルを下に向けてしまう・・・意気地なし。いつもより長く感じられる行列がやっと終わり自分の番が来たが、レジのお姉さんはその前にいた「ファインディング・ニモ」の親子連れに対するのと変わらぬ笑顔で「全部1週間でよろしいですか?」・・・プロや。この人プロや!この最強ラインナップに一歩も引かず変わらぬ笑顔で応対するお姉さんに感激していると、お姉さんの胸のバッジにでかでかと「実習中」の文字が・・・そうか。知らないんだ。まだ駆け出しで、スレてないんだ・・・そんなお姉さんにささやかな感動を覚え家路についたのだった・・・さて北京と北斗の鑑賞を済ませようやく見たのだが・・・例によって「話さないでください」の字幕。しかし実を言うと、3度のどんでん返しの最後がどこなのか分からなかったのである。エンドロールの後のテロップではないようだ・・・じゃあどこに?!前作で観客を驚愕と不安と激昂と(心の中で)慟哭と、そして果てしない感動に陥れたあのエンディングが、今作のどんでん返しをどんでん返しと思わせなくなってしまったように思う。確かに映画としては前よりまとまっていたのだが、まさに「破壊神降臨!!」であった前作ほどのパワーはなかった・・・点数としてはこちらの方が高くなるが複雑な心境である。子供の成長を喜ぶ一方で、成長と引換えに穢れなき純真な瞳は失われてゆく・・・そして晴郎も成長し、知ってしまった。成長することで失われるものもある。どうか○タヤの新人のお姉さん、今の新鮮な気持ちを忘れずにこれからもレジで笑顔で頑張って欲しい。そしてこれを読んでもし「私のことかな?」と思ったら、この場を借りて言わせてね。ありがとう・・・ 2点(2004-07-31 11:46:53)(笑:2票) (良:1票) |
174. ドラえもん のび太の太陽王伝説
あの歌で100mくらいスクリーンから引いちゃったんですけど・・・作詞したF先生も草葉の陰で引いていると思う。 2点(2004-07-22 20:05:21) |
175. 13F
こういう素材は私にとってはど真ん中ストレート、のはずなんですが・・・すごく気になるんですけど、登場人物が憑依されていた間のことを随分すらすらと思い出してるような気がして違和感あるんですが、映画のつくりがハードな分余計に気になってしまいます。それで興ざめしたせいかな・・・娯楽映画なのに見た後すごく疲れました。話があっち行ったりこっち行ったりしていくうちに、見ているこっちの方がバーチャル空間から抜け出した登場人物のようにえらく体力使い切っちゃった感じですね。ラストはラストでまた謎が増えるし・・・っていうか、ああいうオチあり?矛盾してませんか?って気もします。ハッピーそうな画面を前にしてすごく混乱している自分がいます。もう一度見てみようと思うけど、もうちょっと時間置かないとまともに見れないと思う・・・こういう疲れる映画は私はダメですね。(04.07.18現在)最低点が5点で極端な低評価をする人がいない作品でも、自分が面白いと思うかどうかは別問題であることを思い知らされました。勇気を出して2点つけます。 2点(2004-07-18 20:55:06) |
176. トロン
《ネタバレ》 これ封切りされた当時私は小学生で、テレビや雑誌の記事を見て子供心に「すごい!」と思ってわくわくして・・・だけど親に連れて行ってもらうことはなく、その後もなかなかお目にかかれない映画として20年・・・ようやく近所のTSUTAYAで発見し、幼い日の念願はかなった。かなったのだが・・・小学生の当時見ていたらきっと感激していただろう映像も、今じゃチープなB級SFと大して変わらないように見える。古くて画面が暗い印象もあるせいだろうが、それはいい。だが肝心の話が全然ダメ、というか脚本が体を成してない。脚本の粗さには割と寛容な(って言うかあまり気付いてない)私でありますが、そんな私が「ダメ脚本!」と思うのだからかなりひどいものだと思います。タイトルにもなっているトロンの扱い方が雑すぎる。そもそもコンピュータ内の擬人化されたプログラムたちの顔の区別がつきにくくそれだけで分かりづらいのに、「トロン」と名前で呼ぶ場面が少なすぎて、後半になっていきなりトロンが現れたように思えるし、「トロンは死んだ」なんて言われてもそういう場面がばっさり抜け落ちているので私としては「えっっ?????」と画面の前で混乱するしかない。蛇足ですがあくまでもコンピュータ内のプログラムに過ぎない登場人物たちが水を飲んだりキスするのって・・・カナーリ違和感あります。高度にプログラムされたコンピュータが意志を持ち、人を支配しようとするというアイディアは嫌いじゃないけどどこかで見たような気もするし、それよりそんなコンピュータが内部の反乱分子に苦心しているようじゃアカンでしょ(笑)コンピュータ内部ではなくて猿の惑星みたくした方がこういうのは面白いと思う、個人的には。・・・ほんと、これは幼い日の美しい夢のままにしておいた方がよかったのかもしれない。 2点(2004-06-20 02:36:19) |
177. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
名作という世間の評価と、自分の見た感想の落差に驚く一本です。私には感動できなかったし面白いとも思えなかった。どうもマットとベンが自分たちを売り込むために脚本書いた、そんな雰囲気が鼻についてダメでした。恐ろしくテンポが悪い。マットたちの自堕落な生活を前半であんなに長くやる必要があるとは思えず、後に続く伏線があるわけでもない。彼らのダメ振りを強烈に印象付けるエピソードひとつと、ミニー・ドライバーとの馴れ初めに絞れば充分。なのに必要以上に堕落振りを見せつける映像は、私にはどうしても「僕達はこんな役者です、皆さん見て見て!」という幼稚なメッセージしか感じ取れませんでした。才能に恵まれているのにチンピラ同然の日々に流されることに疑問を感じない天才少年が持つ幼稚さの表現、ということはないですよね・・・?ロビンもベンも、本人が望んでいるのならほっときゃいいのに。どんなに落ちぶれた生活でも、人生を長い目で見れば意味があるのだと思う私としては、その押し付けがましい二人の主張も納得できませんでした。その2人の意見を蹴ったラストシーンにのみ2点。 2点(2004-06-05 00:44:52) |
178. ターミネーター3
《ネタバレ》 ジョン・コナーに涙・・・変わり果てた姿になっちまって(泣笑)お前は無事生き延びたが、サラ・コナーは草葉の陰で泣いてるぞ。たぶん。 2点(2004-06-04 22:34:20) |
179. ディープ・コア2002
《ネタバレ》 ルトガー・ハウアーが大統領だわ(現実ならありえない話だ、オランダ人だもの。しかも部下の言いなり)、主人公(ハリウッドの渡辺裕之?マーク・ダカスコス)はいきなり最低男ぶりを見せ付けるわ、そのマーク・ダカスコスの姉はモロに白人だわ(マーク・ダカスコスは日系3世)、ケラウェイもスキンヘッドも悪役どもは説得力なさ過ぎるわ(説得力ある背景や事情等のない悪役なんてただのカス)、銃撃戦も訳分らんわでめちゃくちゃ。それでも2点なのは、この手の映画にありがちな安易なキスシーンに走らなかったのと、ギムリじゃないジョン・リス・デイヴィスが見れたから。ギムリも出演作選べばいいのに・・・ 2点(2004-06-04 20:43:59) |
180. シービスケット
《ネタバレ》 思ったより感動しなかったというのもあるんだけど、これを見ても私やっぱり競馬を好きにはなれない。私がどうしても競馬を好きになれないのは、人間のエゴが垣間見えてしまうから。骨折した馬を安楽死処分、それで悲劇と書き立てるスポーツマスコミに虫酸が走る。それって稼げないのを飼っていてもカネが逃げるだけで仕方ないっていうことだろう?この映画にもそれは現れていた。シービスケットが荒馬になったのも人間のエゴ。もともとおとなしかったんだから、乗馬クラブとかもう少しまったりした環境の場所で過ごさせてやればよかったのに・・・荒れたシービスケットもストレスをためながら走らされていたんだと思うとやるせない。それで「人々に勇気を与える」?・・・あきれる。人間は幸せになったかもしれないが、彼自身はそれで本当に幸せだったのか?それを感動作品として公開した精神にも失望した。結局人間が幸せならそれでいいってことなのか?その怒りを込めて1点。 1点(2005-03-19 13:40:50) |