161. ベオウルフ(1999)
うはは、さすがランバート。ここでも死なない男という一世一代の当たり役をやってるよ! 5点(2004-06-20 02:49:20) |
162. トロン
《ネタバレ》 これ封切りされた当時私は小学生で、テレビや雑誌の記事を見て子供心に「すごい!」と思ってわくわくして・・・だけど親に連れて行ってもらうことはなく、その後もなかなかお目にかかれない映画として20年・・・ようやく近所のTSUTAYAで発見し、幼い日の念願はかなった。かなったのだが・・・小学生の当時見ていたらきっと感激していただろう映像も、今じゃチープなB級SFと大して変わらないように見える。古くて画面が暗い印象もあるせいだろうが、それはいい。だが肝心の話が全然ダメ、というか脚本が体を成してない。脚本の粗さには割と寛容な(って言うかあまり気付いてない)私でありますが、そんな私が「ダメ脚本!」と思うのだからかなりひどいものだと思います。タイトルにもなっているトロンの扱い方が雑すぎる。そもそもコンピュータ内の擬人化されたプログラムたちの顔の区別がつきにくくそれだけで分かりづらいのに、「トロン」と名前で呼ぶ場面が少なすぎて、後半になっていきなりトロンが現れたように思えるし、「トロンは死んだ」なんて言われてもそういう場面がばっさり抜け落ちているので私としては「えっっ?????」と画面の前で混乱するしかない。蛇足ですがあくまでもコンピュータ内のプログラムに過ぎない登場人物たちが水を飲んだりキスするのって・・・カナーリ違和感あります。高度にプログラムされたコンピュータが意志を持ち、人を支配しようとするというアイディアは嫌いじゃないけどどこかで見たような気もするし、それよりそんなコンピュータが内部の反乱分子に苦心しているようじゃアカンでしょ(笑)コンピュータ内部ではなくて猿の惑星みたくした方がこういうのは面白いと思う、個人的には。・・・ほんと、これは幼い日の美しい夢のままにしておいた方がよかったのかもしれない。 2点(2004-06-20 02:37:08) |
163. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
ふふふ。公開当時は、こういうのを待っていた!って感じだったんだよね~。そのころ某大統領の某スキャンダルがありましたからね~、グッドタイミングで作られた映画だったわけ。内容はブラックでシュール、エンディングも私としては納得できるものだった。国家が利用し、そして国家にとって都合が悪くなった存在の行く末は・・・それがダスティン・ホフマンなんだけど、その何日か前に「レインマン」をビデオで見てたから、映画の中でべらべら喋り捲るホフマンにものすごいギャップを感じ「うるせーよ!(笑)」ってくらいに笑わせてもらった(笑)これが製作された頃は、まだハリウッドも健全だったと言えるんだろうけど今はどうなんだろうね。今じゃ突っつく人がマイケル・ムーアしかいないからなあ(苦笑。あ、ムーアはハリウッドとは違うか)大量破壊兵器はなかったということで決着しそうな今だからこそレンタルででも見て欲しい映画。ニュースにしろどんな情報でも人の手を介して伝えられる以上、鵜呑みにしてはイケナイ。そしてこの映画も、鵜呑みにしてはイケナイ(笑) 追記:南浦和で笑う三波さんの締めのコメント見て、そう言えば今の大統領は「藪」だよなあ、とミョ~に納得してしまった私。全てはハイド・イン・ザ・ブッシュ。ザバダック。 9点(2004-06-20 02:01:34) |
164. フラッシュ・ゴードン
《ネタバレ》 いや、ね。ティモシーさんとフラッシュさんの決闘シーンがあるわけですよ。斜めになりながら回転する円盤、しかも油断してると飛び出した針にやられてしまうんだけど、その針が非常にうまい具合に、ティモシーさんやフラッシュさんを避けてくれるんですわ。出演者の安全に最大限に配慮した、当時としては先駆けの映画だったわけですね・・・な訳ないだろ(爆)まーこの針が避けてくれる決闘シーンはじめ、強引だったりこじつけが多いんですがね。まあそれを責めるのは野暮ってもんでしょう。「フレディの嵐」吹き荒れるクライマックスへの前座にすぎませんから。話は無茶苦茶でも頑張ってます、本筋以外のところで(笑)今見るとまるでドリフのコントみたいなセットを責めるのも酷でしょう。80億円(某資料による)の制作費の大半は衣装に消えたことでしょうし。「よ~く考えよ~、お金は大事だよ~」のCMソングを持ち出すまでもなくお金の使い方は間違ってます。とことんまでセンスのかけらもないですが、それで最後までブッちぎってしまったところが私には好感度大なのです。ラストシーンは意味ありげですが、まさか続編あったりして・・・コレにもし続編があったら頭が痛いです。いろんな意味で痛い映画です。でも一番痛いのは、この映画に8点つけてしまった私自身であります(自爆) 8点(2004-06-20 01:21:37)(笑:1票) |
165. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
当時渋谷東急の最前列で見て、最初のシーンの画面ぶれに酔ってしまった(苦笑)夏美役は山本未来で正解。目の演技がすごいよ。 何て言うか、もし私が耳が聞こえなくてセリフは分からなかったとしても、その目で天涯孤独ゆえの生きようとする意志を感じた。山本未来は個人的に超10点なんだけど、金城の日本語演技はうーん・・・しゃべらないと雰囲気にはまるんだが。それと日本人キャストはせめて日常中国普通話くらいは勉強しておきましょう。ビジネスクラスじゃなくていいから。 7点(2004-06-19 11:03:49) |
166. サイン
話が進むのと反比例にしぼんでゆくスケール。最後は家族みんな無事でよかったねって、それだけ???宇宙人相手にそういうテーマってウソくさいから全然感動しない。それまでは「メルギブはハズレがない」と思っていたが、この映画と「インビンシブル(製作)」を見て以来「メルギブに気をつけろ!」になっちまった・・・故ジョン・キャンディじゃないんだからさあ←それは「おじさんに気をつけろ!」 3点(2004-06-19 01:35:21) |
167. ネゴシエーター
思っていたよりは面白かったというのが正直なところ。交渉劇は二の次、カーチェイスは見応えありましたが、やはりネゴシエーターを使ってこれはないだろう、肝心のエディ・マーフィーはネゴシエーターとしては軽い、話し方が軽くてサミュエル・L・ジャクソンと比べるとどうしても落ちます。全体的に見たこの映画自体の俳優としては合格、ネゴシエーター役としては失格という微妙なところです。若さや勢いで演技をこなすことが難しくなると、演技派への転向を図る。またコメディ俳優としての固定されたイメージを打破しようとして、それまでとは違ったシリアス路線に転向する。多くの俳優が悩んできた問題で、エディもちょうどこの過渡期にいるところでこの映画に出演したというのが映画の随所に現れています。シリアス演技もこなしていますが、それ以外のコミカルに話すシーンとではイメージが統合できていません。演出の問題もあるでしょうが・・・今後のエディに期待します。 追記:原題の意味が未だに分かりません。地下鉄って出てこないと思うけど。 5点(2004-06-14 21:23:25) |
168. カラー・オブ・ハート
プレザントヴィルの人々がバッドやメアリー・スーの顔が変わっているのになぜ気付かないのかとか、物語の前半のほう、カラーの人が現れ始めた直後に白黒人とカラー人がなぜ平気で一緒にいられるのかとか(普通なら「何だお前その顔?!」ってなりそうなもんでしょ)、人がカラー化するのは心のもちようが外に出ているのだと思うから、例えグレーのファンデーションつけてもつけた瞬間にカラーになったりしないの?とか、メアリー・スーがなぜあのタイミングでカラー化したかとか、疑問点大有り。それにあの物語の世界はあの時代にそういうのが求められていたからだと思うし、それを変えてしまうのはいいことなんだろうか?いい映画だからこそあえて苦言。10点つけられそうな素材なのに。アイディアがいいだけにもっと説得力が欲しい。クライマックスはあっさりしすぎてるし・・・親子の絆、ぶきっちょそうなハンバーガー屋のおじさんはよかった。それと、ストライク決めた時の町長のガッツポーズは怖いくらい絵になってる!決まりすぎ! 7点(2004-06-14 15:48:36) |
169. フック
ジュリア・ロバーツはこの頃が一番可愛かったね。 5点(2004-06-13 23:16:29) |
170. ショウタイム
評価低いなあ。結構面白かったですよ。と言っておいて私も6点ですが(6点は私の場合及第点ギリギリってとこです)エディ・マーフィと皮膚の弛んだレネ・ルッソに減点。まあ最初のシーンは「何じゃあこりゃあぁああぁ」by松田優作って感じでしたけど、おかげでひとつのバカ映画として見る心構えが出来ました。「覗き見趣味」に走るテレビ番組を皮肉った映画、というよりはそういうシチュエーションを使ったドタバタ映画として見れば面白いですよ。ああいう設定だったからデニーロとエディのコンビも違和感なかった。もっともエディが若手の制服警官っていうのは年齢的に無理があると思いますが・・・ウィル・スミスが製作総指揮ということだけど、どうせだったらエディの役はウィル・スミスがやった方が違和感なかったと思いますけどね。 6点(2004-06-13 18:54:04) |
171. フィッシャー・キング
大人のためのお伽話です。ロビン・ウィリアムズとジェフ・ブリッジズ、2人のダメ男の友情と、人生を取り戻す物語。ギリアムらしくないという声もありますが、夢や妄想に囚われている、いつものギリアムらしい設定を、2人の友情に彩りを与えています。他の作品と違ってハッピーな妄想もありますしね。ラストではないですが不条理に思える展開も忘れていない。だけど見る者の気持ちをハッピーにしてくれる魔法のような映画です。人生うまくいかないことばかりと思っている人は男女問わず、是非見てはいかがでしょう。蛇足ですがロビンは、これでオスカー獲って欲しかった。 9点(2004-06-13 18:21:52) |
172. アベンジャーズ(1998)
実物を見て、この映画への期待は自動的に消滅しました。 3点(2004-06-12 20:12:25) |
173. スピード(1994)
「ちびるかと思った」ごめんなさい、見終った正直な感想です<(_ _)>アクション映画でこんなにはらはらしたのは初めて。 8点(2004-06-12 19:35:45) |
174. デス・トゥ・スムーチー
「フィッシャー・キング」をブラック風味でアレンジしたみたいな感じです。あっちは純粋な善人でこの映画は逆恨みで復讐しようとするわけだけど、妄想に突き動かされているあたりはかなり共通してます。落ちぶれてるのも同じだし(笑)このロビンは吹っ切れた感じで見てて気持ちいいです。ロビン嫌いの人にも、ブラック風味がいやじゃなければおすすめできるかも。ノートン君については、いつ化けの皮をはがしてくれるかなあ・・・なんて思ってたけどね。彼の笑顔(被り物なしの時)は何かをたくらんでいるようにも見えてつい「まだかまだか」なんて手に汗握って・・・はいないけど、目が離せませんでした。こういうのも演技力と言うのならノートン君はやはり天才的。もうちょっとノラについては人物像を深く描いて欲しかったですね。モープスを好きになっていく過程も、ランドルフとの過去についても、もうちょっと書き込んであれば納得できたかも。ハーベイ・フィアスティンが出てきたのにはついニヤリ。確か「ミセスダウト」の中でロビンに女装させたのもこの人だったなあ(笑)それと、「アメリカン・ヒストリーX」をこんな形でパロディにするとは、と思うシーンもあってまたニヤリ(笑) ラストはこんなうまくいく訳ないだろう、と思いつつも気分はいいので良しとしましょう。 7点(2004-06-12 18:21:53) |
175. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 いやー痛快。日本では「トゥシューズに画鋲」が定番だけど、この映画では「背骨矯正プレートにマグネット」!ポリシーのあるいじめられっ子だったから最後にヤな感じの女王様はパ・・を見せる破目になって笑いもの、これはもう痛快以外の何物でもない。自分を信じていれば、きっといつかはこの2人のようにみんなの視線を釘付けにしちゃう・・・まあ現実はこうはうまくいかないけどね。だけど言う。頑張れ、いじめられっ子。 9点(2004-06-11 18:35:13)(良:1票) |
176. パウダー
予告編を見て映画のイメージを勝手に頭の中で創り上げてしまったのが敗因。きっとパウダーもみんなに受け入れられていくんだろうなあと思ったら、結末は・・・(T-T)←予告編を信じてしまった自分に涙が出た(苦笑)それと、あの「ビショップ」が保安官っていうのは、やっぱり変だと思う。英語の発音堅いし(笑) 4点(2004-06-11 18:08:40) |
177. A.I.
この映画、私には無碍に切り捨てられないのだ。個人的なことだが、幼い頃映画の中のデイビッドと同じような経験をしたからかもしれない。「いい子になるから」、その叫びが届くことなく・・・ロボットであるデイビッドという存在を通して描き出されるのは、人間一人一人が持つエゴに他ならない。愛情を注ぐ対象が欲しいからロボットを買う。でもその目的とは違う方向にロボットが向かい始めると、人間はロボットを疎ましく思い疎外する。転じて現実はどうか。私はがもし母親になったら、悲しみのデイビッドを生み出すようなことだけはしたくないと節に思う。映画半ばのシーンであるが、自分自身の経験がオーバーラップした分感情移入も激しかった。「アンドリュー」ほど分かりやすくはないし終わり方も悲しい(私はあのラストでデイビッドは死んだと解釈している)が、この映画が投げかけているものはもっと注目、いや、振り返って考えられてもいいと思う。それだけでも価値はある映画だ。 8点(2004-06-11 00:25:12) |
178. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
女だけど、こういう熱い男ノリの映画って大好き。多くの人が書いてますが私もおっさん四銃士がカッコよかったに一票。これは本当に嬉しい誤算だった。ジェラール・ドパルデューがあの役なのは、フランス人だから??←フランス人を何だと思ってるんだ、私(爆)あと、ジョン・マルコビッチの薄くなった頭が息子に先立たれた父親の哀愁をそこはかとなくかもし出してます。演技派でもフサフサの人じゃあそこまで役にはまらないと思う。茶化してるんじゃなくてマジで。禿頭は偉大なり。 8点(2004-06-09 20:26:49) |
179. ロミオ&ジュリエット
こーゆーセンスは好きじゃない。「桃尻語訳枕草子」読んでるような気分になった・・・はぁ。 3点(2004-06-09 20:10:54)(笑:1票) |
180. ターミネーター3
《ネタバレ》 ジョン・コナーに涙・・・変わり果てた姿になっちまって(泣笑)お前は無事生き延びたが、サラ・コナーは草葉の陰で泣いてるぞ。たぶん。 2点(2004-06-09 19:50:23) |