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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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161.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
冒頭、ニコニコしながら仕込みしているから、この人は犯人じゃないんだろう、と勝手に思ってしまったら、思いっ切り犯人だった。70分強ということで短めだったせいか、アッと言う間に終わってしまった感あり。面白かったんだけど、どうも本筋と別のところに気が行ってしまった。あの金貨の謎解きとか、あのウエイトレスどっかで見た顔だとか、あのチャイコの曲何だっけとか、あのプレーヤーは後のカセットテープの頭出しと同じなのかなとか・・・。金貨の謎、そっか~、なるほど、カミさん、さすが。ジェイミー・リー・カーチスか、そうか! ええっとこれは「ロミジュリ」だ(よね?)、そうそう。やっぱ頭出しと同じだよな。・・・などと思っている間にラストシーンで犯人が自らトリック披露(しかも興奮して絶叫)していた、という次第。なんか味わい切れずじまい。もう一度DVDで見直した方が良さそう。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2009-12-04 15:45:30)
162.  あるスキャンダルの覚え書き
ジュディ・デンチがっ! すげぇーー! こぇーー!! でございますっ。・・・でも、実際います、こういう人。もの凄く世界の狭い人、恐ろしく対人関係構築がヘタな人。彼女、かなりの高確率でバージンだろうな。いえ、別にバージンが悪いのでなく、彼女がそのことに絶望的なコンプレックスを抱いちゃっているからヤバイんです。ちょっとレズっぽい描写がありますが、彼女は違います、多分。男を知らな過ぎる反動です、きっと。これは男性には分かりにくいかも。女子同士が手をつないでトイレに行くのと、感覚としては同じでしょう。男児にはありませんもんね、そういうの。オンナ特有のものだと思います。バーバラの人生の道幅は狭く、モテない我が身を片方の「男」という側から遠ざけることでずっと自己防衛してきたんだけど、それが反対側の「女」(しかも彼女の歪みに気付かない女限定)に極端に接近(つーか激突してますな)する結果となっただけ。彼女だから孤独なのか、孤独だから彼女なのか、ニワトリと卵だわ~。なかなか面白い作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-02 16:37:53)
163.  特別な一日
これは、奥の深い作品なんだと思う。ファシズム批判は特に描かれていないのだけれど、ガブリエレがゲイであることで、しかもそのゲイが異端であるとして連行までされてしまうという現実を描くことで、体制批判以上のマイノリティ排斥への憤りを表しているのでは。ともかく、『ひまわり』では感じなかったソフィア・ローレンの美しさと色気を堪能させていただきました。同じ主婦の不倫モノなんだけど、駄作『マディソン群の橋』の肉欲先行の陶酔不倫とは違って、こちらは現実逃避のヒリヒリするような切羽詰った痛みを分かち合う。これはキツイ。前半ガブリエレの電話のシーンが印象的。もちろん屋上のシーンも。「三銃士」の本と直ってしまった電灯が、切ない。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-30 15:50:23)(良:3票)
164.  ミルドレッド
見終わってしばらくしてからジンワリ来ます。「母であること」を自ら降りて、一人の人間として、女性として生き直そうとする彼女の潔さに胸を打たれます。JJとのお別れのシーンでついつい涙腺が緩んでしまいますが(やっぱり子どもは最強)、その他は全編爽やかで微笑ましい作風もイイです。ミルドレッドの家がまた素敵で内装にも目が行ってしまいます。ジーナ・ローランズがとにかく魅力的。こんなふうに歳を重ねられるなんて彼女の実人生が透けて見えるようで感嘆します。これからの自分の人生、どうありたいかを彼女の姿に垣間見た気がします。こういう出会いがあるから映画って素晴らしい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-30 13:55:40)
165.  刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 《ネタバレ》 
これは余韻というか、後を引く衝撃作品でした。ラストシーンが本当に呼吸も忘れそうなくらいの緊迫度。足をデスクにわざと乗せるのを見て、もう、警部がどれだけこの犯人を嫌いかというのが痛いほど分かります。被害者は犯人によって着替えさせられたことをこれでもかとクドく強調した後、着替えているのを知っていたのはお前だけだ! とたたみかけるのは、賛否両論あるようですが私は怖いほどに秀逸だと思いました。後半で一気に犯人と対決モードになるのですが、激昂して「アンタが犯人だとあたしも思ってる」と宣言する、この滅多に見られないコロンボの計算外(多分。これも計算のうちではあってほしくない・・・)の感情の発露がコロンボファンとしてはたまらないのです。最初のカミさんとの電話のシーンで「話しててもいいよ、こっちは切るけど」の台詞を言っているコロンボの表情が良く、コロンボ夫妻は本当に仲睦まじいのだということが察せられて嬉しくなります。刑事コロンボでなく「人間コロンボ」全開の素晴らしい作品。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-27 14:48:31)
166.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
普通だったら、人殺しの下準備の際に目撃したモノについては「見なかったこと」として決して口にしないのが鉄則だと思うのだが、この犯人の場合、その性格から言って「見なかったこと」に出来なかったのが致命傷になったという次第。ラストシーンで「後悔していると思ってくれるな。何度でもやった」と豪語する犯人は潔さを装っているけど、その実、年端も行かぬ生徒に濡れ衣着せようとしていたんだから、噴飯モノでイケ好かない。宿舎で生徒らと寝食を共にする警部のランニング姿がお茶目。 でも警部、スプリンガーと最初に会話したとき「だって不可能だ」と言った彼にその真意をねちっこく聞かなかったのは、少々疑問に思いましたぞ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-11-25 15:30:00)
167.  バウンド(1996)
ジェニファー・ティリーの甘ったるい絡みつくような喋りが実に効果的。彼女の存在(というか、喋り方と声)でこの映画は魅力2割増ってところじゃないかしらん。展開も二転三転、テンポも良く、引力大。ジーナ・ガーションは男気(と言っていいのか)溢れる気風の良い相棒ぶりで爽快。『マトリックス』より遥かに面白く出来がいいと思う。ハナからオンナを舐めている男どもが、彼女たちに見事に葬られ欺かれていく様は見ていて痛快そのもの。制約の多い中で娯楽要素も満載、映画創作の真髄を見た気がする作品。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-25 10:58:20)
168.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
名作の誉れ高い作品にイチャモンをつけるつもりは毛頭ないのだが、ものすご~く不思議なのが、結果的にスコティは「本物の」マデリンとは一度も心を通わせたことがない、という点。まあ、いずれにしてもマデリンの幻影を追い求めただけの恋なのだから、本物だろうか作り物だろうが、スコティにとっては「エルスターの妻マデリン」には違いないんだけれど。後半、ミッジが全く出てこないのが??であったが、療養所後のシーン以降は全てスコティの妄想だったという解釈を知って、なるほどと納得した気分。私は「鈍い」ので、トリックも見抜けず「ヒッチコックってこんなオカルト撮るん?」と非常に素直な観客だったのだけれど、そもそもジェームズ・スチュアートが全然カッコイイと思えないクチなんで、後半はただただ彼の変態チックなストーカー振りに鳥肌が立つ思いであった。後半が妄想だと仮定すれば、スコティは妄想の中で幻のマデリンを殺し、高所恐怖症を克服するのと同じく、マデリンの幻影をも克服したことになり、それはそれでまあよかったのかしらん、とも思う次第。妄想でないのであれば救いがたい悲惨極まりないオハナシ。しかし、これが50年以上も前に作られた映画なのだからスゴイと思う。後から評論するのは簡単だけれど、時代の半歩先を行くものを「予見し」「作る」ことが出来る才能はやっぱり素晴らしい。・・・けれども、あまり好きではないので点数は低めで。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-11-24 16:02:46)
169.  小間使の日記(1963)
解釈に迷います、セレスティーヌの人間性。シタタカ女の世渡り上手系、なのか、出たとこ勝負のおつむ弱い系、なのか。多分、前者だと思うんだけど、後者だと捉えてもおかしくないような。ジャンヌ・モローがピチピチじゃないところがミソですね。適度に世間ズレしたちょっと年増な感じが良いです。だからこそ、とらえどころのない、それでいてミステリアスな存在になっているのだと思います。ホントに必要なもの以外全て削ぎ落とされた作品なので、結構見る方もシンドイです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:49:02)
170.  クルーシブル 《ネタバレ》 
騒動の張本人アビゲイルが逃亡していなくなっちゃいました。で、最後までもう出て来ません。なんだかなぁ。・・・まあ、いわゆる集団ヒステリーってやつなんでしょうね、これが。一人じゃ相手にされませんが、集団になると厄介。でもこれって「危険な情事」と構造的には同じじゃない? 肉欲に溺れた男が相手の女の常軌を逸した行動によって過剰なほどに理不尽な目に遭わされるっていう・・・。ウィノナ・ライダーの迫真の演技には瞠目しました。ダニエル・デイ=ルイスは頬がこけ過ぎで、何だかヤバイ・・・。これを見たころは、まだあんまり好きじゃなかったんだ、この人。好きになった今見ても、同情できないだろうなぁ、プロクターには。しかし、何と言ってもあの裁判長の顔、これ以上ないってくらい醜悪です。何がイライラしたって、アビゲイルでもその周辺の女子たちでもありません、あの裁判長です。この爺さん、アビゲイルの言を胡散臭いと思っているのに、大量に死刑を出しちゃいます。あ、あんたねぇ・・・。こういう輩が権力握ってるってのが、集団ヒスより百倍怖いです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:23:39)
171.  エバースマイル、ニュージャージー 《ネタバレ》 
乾燥したパタゴニアの風景がイイです。使命感に燃え、何かっちゅーと「cavities」を連呼するファーガスは、最後に財団に裏切られちゃった上に妻にも愛想をつかされて絶望し、抜け殻の如くへたれこんでしまうけれど、エステラによって、心身ともに「立ち上がらせ」てもらう・・・。なんかイイんだよなぁ、こういうの。そうそう、案外そうやって立ち直っちゃったりするんだよね、みたいな感じ、誰にでもあるんじゃないかしら。なんというか、すごくチャーミングな映画です。手元にそっと大切に置いておいて、ときどきそっと開けて見たくなる、そんな作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-17 15:37:48)
172.  ムッシュ・カステラの恋
この作品、2度目でようやく味わえました。1度目は「むむむ?」と思っている間に終わってしまったので、もう1度見直してみたのです。するとどうでしょう。1度目では全く笑えなかったところが面白い! それも1ヶ所や2ヶ所ではありません、あちこちで。1度目では冗漫な描写に思えたシーンの数々も、全て意味があることが分かるのです。実によく考えられた構成で、目からウロコを体感できます。俗物社長カステラ氏は、教養はなく下品かもしれないけれど、素直に人に謝ることができ、好きなものを好きと正直に言える人間的には上等な人。クララが魅かれたのも分かる気がします。本作は、噛むほどに味わいの増す「スルメ映画」です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-17 15:14:59)
173.  トト・ザ・ヒーロー
もの凄く切なくなる映画。この作品は、生きていれば、誰もが一度は考えてしまうであろう「自分の人生って一体・・・。この取るに足りなさよ。なぜ生きているのか、自分!」という答えのない問いにまともに向き合っているのです。本作なりの答えはラストに集約されています。結局、この問いに対して自分なりに答えを見つけられるのは「死」を目前にした時でしかないのかも知れません。ヒッチハイクしたトラックの中から、追い抜かれたトラックの荷台で亡きお父さんと愛する姉アリスが陽気なシャンソン『ブン』を演奏する幻を見るシーンで涙がジワッと来ます。人生とは、愛するものとの別れの連続、虚無感との葛藤の日々・・・。でも、トマにアルフレッドに対する恨みというマグマがあったように、人は何かしら“マグマ”を皆持っているのでしょう。だからこそ過酷そのものの人生をどうにか生きていけるのかも知れません。とはいえトマのマグマは実は恨みというネガではなく、アリスへの愛というポジだった、というのがこの作品のキモです。これぞ映画にする意味のある素晴らしい作品。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-16 11:41:48)(良:3票)
174.  刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
エンディングがいいです。犯人の観念の仕方も味があります。相変わらず、シャーシャーとボケ振り全開の警部ですが、今回は、あの仕立て係のおばちゃんにさしもの警部も若干閉口気味で、見ていてオカシイ。それにしても、あんなに激しく燃えたのに、遺体は残留物が確認できる程度の損傷だったのでしょうか。かなり燃えてしまうのではないかと感じたのですけれど。それを見越して、薬で眠らせた、と勝手に思っていたので、薬が遺体から出てきたのは意外・・・。ま、もしかすると、これも警部のワナだったのかも知れませんが。なかなか味わいのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-13 16:25:39)
175.   《ネタバレ》 
最初、出てくる人が多くて、やや混乱気味。中盤からだんだん慣れてくると、話も一気に緊迫度を増す。予審判事が暗殺を疑い出してからが面白い。チョイチョイとしか出ないけれどイレーネ・パパスの存在感が凄い。時折はさまれるフラッシュバックが彼女の心情を物語る。勲章ジャラジャラの軍関係者が次々召喚され尋問を受け起訴を言い渡されるその帰りに、皆、同じ戸口から出ようとするシーンが滑稽で苦笑してしまう。そこからラストに至るナレーションが淡々としていて怖い。そうか、「Z」とはそういう意味があったのか! 言論統制ってやろうと思えば簡単なんだよな、きっと。こうしてくだらないレビューをネットに書けて、ありがたいことだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-12 13:25:36)
176.  不滅の恋/ベートーヴェン 《ネタバレ》 
久々の再見。少年ルードヴィヒが池に身を浮かべ、水面に映った満天の星に包まれ、果ては宇宙空間に浮かぶシーンのバックに流れるのは、あの第九。第九、別に好きでも嫌いでもないけど、凄く感動的なシーンでした。全編に流れるのはもちろんベートーヴェンの名曲ばかり。今は亡きショルティのベートーヴェンか・・・と、在りし日の7番を聴きに行ったことを思い出して少し感傷に浸る。ピアノ曲もやっぱりいいなぁ・・・。相当の変人だったというベートーヴェンの描写はなかなか素晴らしかったのだけれど、不滅の恋人が彼女というのは(途中でもしかして・・・、と思ってしまうが)悪くないんだけど、ちょっとウーンという感じもあり。甥っ子が実は彼の子、というのは・・・どうなんでしょうね。でも映画としてはなかなか見所の多い作品だと思います。ピアノに耳を当てて「月光」を試し弾きするシーンも印象的。思わず、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」を再読してしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-06 16:14:38)
177.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
この次長さん、アホですね。呆れるほどアホです。大体ヘリから殺人現場を目撃するのを自作自演なんて、やり過ぎ。解剖したら、死亡時刻、水質なんか分かるじゃん。警察の人なのにそんなことも考えないなんて、(何度も言いますが)アホ過ぎです。コロンボとの心理戦も、相手がアホ過ぎるので緊迫感に欠けイマイチ。でも、やっぱり最後まで食い入るように見てしまうんです、コロンボ。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2009-11-06 11:04:24)
178.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
この作品は、コロンボ自身の、あの癖のある愛すべきキャラをこれでもかと、あちこちのシーンで展開してくれているのが楽しいです。歯医者でのシーン、現場に駆けつけた時のシーン、初めて犯人とサシで対峙したときのシーン、仕立て屋でのシーン、ポンコツ車を警官に止められた際のシーン、スタンドでの店員とのシーン・・・。これだけ鋭いながらもボケまくりのシーンを並べておいて、あの緊迫感に満ちた鮮やかな幕切れのラストシーン。見事な対比が、後味の良さを演出してくれています。犯罪自体は動機もトリックもいささかお粗末だけれど、本作はコロンボの人となりを堪能する作品だと思います。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-06 10:56:50)
179.  肉体の冠 《ネタバレ》 
なんちゅう邦題だ。センス悪過ぎ。古い映画には結構多い「一目惚れ」、これもそう。一目惚れにしちゃあ、セルジュ・レジアニは本人も登場シーンも地味過ぎで説得力がイマイチ・・・。何で彼? と思わせるのが狙いなのかと思わせるほど、その後のマンダはカッコエエのです。惚れた女にゃ命を賭け、友情にゃ惚れた女を捨てでも命知らずの義理を通す、こんなオトコ、今時地球上を這いずり回って探してもせいぜい1人か2人(根拠はありません)見つかればいいとこでしょう。方やヤクザの情婦マリーも硬軟あわせ持つ気風が良くてカワイイ女。最後は悲惨な幕切れですが、人間ドラマに満ちたなかなかの逸品ではないでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-05 16:39:47)
180.  ガス燈(1944)
怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜作られる』では男気全開のシャルル・ボワイエが、こちらでは欲に支配された陰湿で頭の悪い夫役でしたが、この人は断然「悪役向き」の顔だと思います。バーグマンは美しいんだけれど、なんつーか、イライラさせられっぱなし。なので、夫の化けの皮が剥がれた後の凄みは、ギャップがあって少しだけ溜飲を下げてくれました。・・・とはいえ、まあ、私にとっては一度見れば十分、という作品です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-05 16:00:22)
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