161. ザ・マスター
「ブギーナイツ」「マグノリア」が好きです。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」も理解できます。しかし、この「ザ・マスター」は難しい。誰でもマスターは必要だし、それを求める人間、そこに救いを求める人間の心理も理解できます。けれど、それを素直に描いたら映画としてのエンタテイメントは無いですね。いい映画だけど、楽しめない、感動もできない、そういう映画です。ホアキン・フェニックスはものスゴい! [映画館(字幕)] 7点(2013-03-28 21:56:03)(良:1票) |
162. 幸せへのキセキ
安心して見られる作品。「動物園を買った」こと以外では、父子の関係がもうひとつののテーマかな。マット・デイモンの不器用な父親役は合ってましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 20:46:04) |
163. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 「誘拐犯」で監督デビューしたクリストファー・マックァリーですが、それ以来監督作がなく心配してました。「誘拐犯」はかなり楽しめるクライム・アクション映画でしたから。久しぶりの監督作もやはり同じ路線。ストーリーもしっかりして、良かったです。ただ、トム・クルーズはこの映画の主役としては少し合わなかったかな。不死身のヒーローすぎて、はみだし者感ゼロですから。 [映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 13:35:23) |
164. スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
ストーリー立てがしっかりしていて、キャストも豪華なので飽きることなく楽しめた。政治の裏側を語るには真っ当に描かれすぎていて、もっと皮肉を利かせてもよかったのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-28 14:12:25) |
165. 砂漠でサーモン・フィッシング
《ネタバレ》 砂漠でサケを泳がせるテーマだけでは映画として難しかったのか、物語の主軸は自分たちの人生を見直して惹かれあう男女です。そこにイエメンの大富豪や、英国の首相官邸が絡んで、コミカルな展開とシリアスな内容がうまく進んでいくラブコメ映画ですね。けれど、主演2人の自然な演技もあって、とても好感の持てる仕上がりです。題名に見合うところでは、信心を通して砂漠にサケを泳がせようとするイエメンの大富豪が主人公ですが。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-22 20:29:41) |
166. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 前半はとても楽しめたけど、後半はスパイ活動とは関係ない違う映画になったような。新体制でリスタートする次回作に期待させる作りですね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-16 14:38:22) |
167. アーティスト
映画の世界にどっぷり浸かれる映画ですね。最初はサイレントが物足りなかったけど、ペピーと逢って物語が進み始めてからはとても楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-16 14:35:19) |
168. デンジャラス・ラン
《ネタバレ》 主題の「Safe House」からは序盤で離れ、あとはスピーディーな逃走劇。実はCIA内に裏切りものがいたというオチや、それがブレンダン・グリーソンという設定にはヒネリがない。けれど、十分に2時間スクリーンで楽しめたのはデンゼル・ワシントンの作り上げたキャラクターの魅力ですね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-23 19:20:26) |
169. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 「ソウルメイト」をテーマにしたよくある恋愛群像劇ですが、キャラクターの描き方がうまいので楽しめます。脇役では、マリサ・トメイが主人公と関係をもつ大胆な女教師役で光ってます。なんでもできる女優さんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 16:39:12) |
170. カンパニー・メン
会社で働く人たちの現実を丁寧に突いた佳作です。リストラは日本でもアメリカでもそう変わらないんですね。日本だとハ○ーワークという存在が欠かせませんが…。ただし、ベン・アフレック演じる主人公が優秀な人材だと感じる部分がなくて共感し辛かったです。脇を固める俳優陣はしっかりしているのに、勿体にない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-06-11 21:19:06) |
171. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 少しずつ二重スパイの顔に迫っていく本格的なスパイ映画だと思います。ただ、ゲイリー・オールドマン演じる冷静かつ聡明な主人公や、ジョン・ハート演じる豪腕な元ボスに比べて、疑いの対象となる4人の幹部がどうも弱い。彼らが英国諜報部で幹部にまで上り詰めた要素が見当たらず、そりゃゲイリー・オールドマンがなんとかするよねと思って安心しちゃいます。 [映画館(字幕)] 7点(2012-05-21 09:23:41) |
172. 幸せのレシピ
意外にキャサリン・ゼタ=ジョーンズが良かった。艶やかで強気な役柄だけでなく、こういうしっとりした役も似合ってました。 全体的にほんわか映画で、落ち込んだ気分も明るくなります。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-02 21:23:25) |
173. マージン・コール
《ネタバレ》 リーマンショックの前夜を描いているのだが、経済用語に疎い自分にはそのへんは理解しきれなかった。しかし、アカデミー賞の脚本賞にノミネートされただけあって、キャラクター設定とセリフ回しがしっかりしているので引き込まれる。デミ・ムーア×サイモン・ベイカーやポール・ベタニー×スタンリー・トゥッチの対峙はもちろん、ケビン・スペイシー×ジェレミー・アイアンズのかけ合いなんて鳥肌もんですよ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-19 22:13:16)(良:1票) |
174. 復讐捜査線
《ネタバレ》 ハードボイルド映画かと思いきや、正統派の捜査もの。アクションは控えめですが、娘の殺人事件の謎の核心に迫っていく過程が丁寧に描かれていて飽きません。老けたメル・ギブソンも適役。レイ・ウィンストンの役どころがいまいち掴めず、彼がラストの行動を起こす必然性をもう少し時間かけて説明しても良かったのでは。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-13 09:17:32) |
175. ロード・オブ・ドッグタウン
《ネタバレ》 サーフィン仲間でスケボーチームを作り世間の注目を浴びていく前半のおもしろさに比べ、それぞれが自分の人生を歩んでいく後半はあっさりしすぎ。が、迫力あるスケボーシーンに、青春期を過ぎて大人になっていく少年たちのドラマは見ごたえありました。脇役ですが、ヒース・レジャーの存在感はかなりのものです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-13 09:11:35) |
176. 塔の上のラプンツェル
あまりアニメは見ないけど楽しめました。王道だけど、キャラクター、ストーリーがしっかりしている! [DVD(字幕)] 7点(2012-02-07 22:18:03) |
177. 幸福な食卓
唐突な部分もあるが、いい映画。青春や家族など、自分はどうだったろうか、どうだろうかと考え直すところもある。原作は未読だが、原作はどうなんだろうと気になるのは映画が原作に忠実すぎるのか。 [DVD(邦画)] 7点(2012-02-01 21:25:46) |
178. ラスト、コーション
長い映画なのに飽きることがない。いくつかの美しいシーンが印象に残り、音楽も耳に残る。ただ、映画好きな人意外には「良かったから是非見てみて」とは薦められません……。特に、知り合いの女性など。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-01 21:21:39) |
179. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 物語は、主人公が“SourceSode”のプロジェクトに選ばれたり、2ヶ月間の記憶がなかったりする理由が明かされないまま進む。しかし、これらの謎は映画中盤であっさりと明らかにされる。後半は、残された時間の中でどう父と和解するかなどに焦点が移り、肝心のテロ犯人は随分あっさり逮捕されてしまう。この辺りの話の転換があまりうまくいってない気がした。前半のアップテンポのサスペンス劇から急にドラマへと移るが、どうも自分にはこれが肩透かしに感じた。同監督の「月に囚われた男」でもサスペンスからドラマ部分へ話が転換していくが、この前作では映画の前半にしっかりと主人公の感情面が描かれていたため、ラストの感動へとつながっていた。今作の方が題材はおもしろかっただけに、少々残念。 [映画館(字幕)] 7点(2011-10-30 16:15:49)(良:1票) |
180. サンクタム
《ネタバレ》 楽しめました。洞窟という閉鎖空間を彷徨い歩く映画こそ、真っ暗な映画館の大スクリーンで見なきゃですね。ストーリーが弱いので、テレビだと面白さ半減かもしれません。スキューバで水の中を進むシーンなど、製作がキャメロンだけあってクオリティ高いです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-10-25 13:08:16) |