161. ヒトラーの贋札
今まで見たナチス政権下を描いた映画とは一味違うものがあった。善人でないユダヤ人の主人公が捕虜とナチスの間で葛藤し心理の変化を見せる。自分が彼らの立場ならどうするのか考えさせられた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-02 11:03:18)(良:1票) |
162. 秋のソナタ
親子の分かり合えない姿とそれでも繋がり合いたいと思う気持ち、どちらも偽りのないものであるからこそ苦しむのですね。ありのままの自分と期待のギャップに苦しむというのは共感しやすいし一連の事実に対しての娘の言い分は当然のものではあるが、母親の自分の感情の持ち方や良い母親になれない苦悩も十分に伝わってくるものがあり何とも言えない重い気分になりました。 あとこの作品に主演二人の好演は欠かせないものでした。二人にに拍手を送りたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-02 01:34:48) |
163. ヘヴン
《ネタバレ》 一連の事件について道徳的に許されることは無いですが、フィリッパは悪人ではなく罪悪の意識も痛いほど伝わってきました。そんな彼女が純粋な愛で救われる様子は自然で美しかったです。またこの作品は視覚的にも美しく、特にイタリアの田舎に入ってからはそれこそ天国に近づいたかのような不安感からの解放を味あわせてくれました。ただもう少し不幸な彼女を演出すれば道徳的に受け入れやすいものになったのかもしれないと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-29 00:01:17) |
164. ナイル殺人事件(1978)
このシリーズの中で一番面白かったし衝撃的な最後だった。エジプトもいいところだった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-23 17:59:16) |
165. 50回目のファースト・キス(2004)
記憶障害の知識が無いのでリアルさは分からないが、辛いことを自然な感じに明るく描いていて好感が持てる。爽やかで気持ちの良い映画です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-20 00:13:03) |
166. 折り梅
《ネタバレ》 痴呆の祖母が家にいた時を思い出しました。家族が痴呆を理解し受け入れるまでの様子は私の家で起こったことと近かったです。この映画のように介護する側もされる側も辛い気持ちになりました。家の外ではしっかりしたりお金無くなったと騒いだり、そして家の中が殺伐とした感じになったり…映画では状況の進展が速いですが実際は辛い時間は長いですし、家族が受け入れてからも厳しいことは続きますよね。今では懐かしいですが、もっと何かしてあげられたのではと思うこともあります。この映画を見たことでそういう思いを小さくすることがあれば良いなと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-17 23:43:32) |
167. スパルタンX
有名な最後の戦いは何度見てもスゴイ!!敵の軍団が休憩中に野球してるのが不思議で笑えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-08 15:45:10) |
168. 評決
《ネタバレ》 全体的に静かな雰囲気で進行していくので、人物の感情の起伏や心理の変化の演技が映えて見ごたえがありました。ダメ弁護士だったギャルビンの誇りと執念(一線を越えた行動もありましたが)で正義を勝ち取ったのは感動しましたし、ニューマンの落ち着いた演技がギャルビンを魅力あるものにしたと思います。 しかしコンキャノンは嫌な弁護士でした。ケイトリンコステロが責め立てられ真実を吐露したシーンには感情が高ぶりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-05 09:59:27) |
169. ダンボ(1941)
耳がダンボってこれだったのね。話のまとまりが良くキャラクターも愛嬌がありました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-03-30 15:58:43) |
170. 砂漠の流れ者
まさに映画まさにバラッド。教養はなくとも人間味に溢れているケーブルホーグのサクセスストーリーはあっけない形で終わりを迎える。愛すべき彼の死と車の登場に見る西部時代の終わりが重なり感傷的になる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-28 16:36:40) |
171. 怒りの葡萄
《ネタバレ》 見ていて凄く辛かった。家族は時代の波に押されてどんどん追い詰められていきます。しかし辛い出来事の連続の中で助け、助けられというシーンがあって、この映画で言う「民衆」の大きさを感じます。パンを買うシーンは端的にそれを表わしていて印象深いです。 資本主義に疑問を呈すというテーマは現代にも通じますし見ごたえがありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-28 01:19:10) |
172. 追想(1956)
《ネタバレ》 インパクトのある主演二人で面白いなーなんて思ってたら最後はあっさりしててちょっと残念。皇太后の対面シーンともうひと山欲しかったですね。しかしヘレンヘイズの皇太后は良い役でした。皇太后は将軍を気に入っていたか感謝していたんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-23 16:41:20) |
173. がんばっていきまっしょい(1998)
《ネタバレ》 最初はなんかダラダラした感じで大丈夫かよと思いましたが、だんだん必死になって頑張るようになる姿はまさに青春という感じでノスタルジックな気持ちになりました。最後のボートを漕ぐ絵はホントに良いシーンだったと思います。邦画であるがゆえの良さが出ている佳作です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 22:10:50) |
174. バタフライはフリー
《ネタバレ》 障害のこと親子関係のこと恋愛のことをうまく絡ませており、派手な展開は無いものの心に残る作品です。あのボロいアパートがまた良い雰囲気を出しています。主要人物の3人が互いに影響し合って変化していく様が見ものです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 19:12:37) |
175. あなたが寝てる間に・・・
勘違い系でおもしろい。悪い人が出てこないのでホッとする。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 15:39:48) |
176. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 言わずと知れた名作でありますが、南北戦争の時代の南部の貴族という題材が面白いです。混沌とした時代なので先が見えず色んなことが起こっても違和感が出ないし、貴族であるがゆえに生活の落差が激しく感情が溢れる様には引き込まれました。 印象に残ったのはクラークゲイブルでレットの役はハマっていました。自信家で強気で一人の女性を思い続けますが、時折見せる弱さや最後の心が折れたところには切なくなりました。 原作から差別的なところは抜いたようですが、それがあればもっと時代の生々しさを感じれたかもしれないと思うと少し残念です。1939年の映画だからこんなに素晴らしいし、逆に描ききれなかったこともあるというのは面白いですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-21 23:00:41) |
177. 巴里のアメリカ人
映画としてはそれほどではないが、ミュージカルの部分が楽しめるもので非常に良かった。とはいえ最後のダンスは長すぎましたね。少しクドイ気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-20 00:59:15) |
178. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 アントワーヌのように少年の心のまま過ごせられたらどんなに幸せだろう。なんて思ってたら…時間は止められない現実を突き付けられた思いだ。静かな空気感とシュールな笑いが楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-10 11:19:54) |
179. 愛情物語(1956)
《ネタバレ》 エディの激動の生涯は、映画化決定!となるのも頷ける。さらに個性的な主演の2人の演技とバラエティのある音楽が映画に彩を与え、美しいものにせしめた。 パーティに招待されたと思いきやピアノを弾かされてガックリするエディとそんな彼をを励ますマージョリーが印象に残っている。キムノヴァクが良いのか台詞が良いのか分からないが、凄く親身で説得力があって非常に感動した。そら嫁にしたいと思うわな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-05 23:23:24) |
180. カサブランカ
切ないストーリーに逼迫した時代背景が感情を膨らませる。戦時中にまさに作られたその時代のことを映画にしているので、他に無い滲み出る雰囲気があるし、後世に残る名作であり続けるだろう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-28 01:41:39)(良:1票) |