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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1901.  モータル・コンバット(1995) 《ネタバレ》 
 もう最高です。「ゲームの映画化」って聞いただけで楽しいです。このゲームやったことないけど・・。  きっと設定は支離滅裂なファンタジーだろうし、アクションもしょぼいんだろーけど、それでも見たくなってしまう魅力が「ゲームの映画化」にはあるんでございます。  手から変な生き物だすやつ。凍らせるやつ。腕が4本あるでかいやつ。いいですねー。  「10回優勝すると人間界を支配される。すでに9回優勝している。」わかりやすいほどチープな設定、たまらんですねー。ゲームの映画化はなんといってもこの安っぽさとばかっぽさ、それでいて変な力の入れ具合のアンバランス加減が絶妙で楽しいんですよ。そういった意味では、この作品は完璧です。パーフェクトです。しかも、ブルーレイで見たからめっちゃ画質きれいなんですよ。無駄にクオリティ高いんです。こんな作品にブルーレイ・・・笑いころげます。  この世界観に浸った瞬間テンション上がりまくりで、船の中の攻防で銃が凍らされた日にゃあ、気分はもう最高潮です。  そんで見始めて40分で、この世界に飽きました。でも結構長くもったほうかな。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-29 05:46:52)(笑:1票)
1902.  恋人たちの食卓 《ネタバレ》 
 父親が料理を作るシーンから映画が始まるんですが、かなりの種類の料理を本格的に作っているので見ていて楽しい。まさにつかみはOKって感じです。  そういえば、何かあるたびに、そして日曜日がくるたびに、料理が出てきます。お弁当や夕飯という形で料理がドラマ全体に行き届いているのです。ただし、映画内での料理の立ち位置はあくまで料理。それ以上でもそれ以下でもないところが良いですね。  そしてその料理をアクセントにして、人間ドラマを紡いでいくわけですが、この人間ドラマってのが、正直少々物足りないです。ひとりひとりのエピソードはそれなりに適度な時間を割き、同時進行でそれぞれの恋愛?をテンポ良く、でも丁寧に描写してくれるんです。なのに、な~んかいまいちピンとこない。ストーリーに入っていけないし、なんの共感もわかないんです。自分の映画の見かた、楽しみ方に問題があるのでしょうか。きっと良作の類ではあるんでしょうけど、「もう1回見たいですか?」と聞かれるともう1回見たいとは思わないもんなー。  そういえば、三女の女友達が「あんたまさか・・・」と振り返るシーンがホラーかと思うくらい怖かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-28 06:57:52)
1903.  星に想いを 《ネタバレ》 
 う~ん、どうも主人公が頑張っているように見えないドラマは感情移入できないようです。ティム・ロビンス演じるアンディは、結局のところ彼自身は何もしていないように見えちゃうんですよね。アインシュタインに気に入られ、そっから先はアインシュタインとその愉快な仲間たちが引いたレールの上にただ乗っているだけで、自分からはこれといったアクション起こさないんですよね。だから、全然応援する気持ちになれないし、正直ちょっと退屈でした。  それに、たとえおじいさん達の考えとはいえ、自分が書いた論文でもないものを、自分のものにしちゃうってのはあんま好きじゃないです。ラブコメで「相手に気に入られるために主人公が背伸びする」ってのはよくあるパターンだし、それ自体は好きなんです。要は背伸びの仕方です。人のふんどしで相撲をとるようなまねは嫌いなんです。だいたいそんなことして相手に気に入られてもそれは本当の自分じゃないじゃない。せっかくのラブコメなんだから、正直者のストーリーのほうが個人的には楽しめるんですけどねー。  少々期待しすぎちゃいまいしたね。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-19 01:29:12)
1904.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
 3D映画を初体験。IMAXではなかったのですが、その映像と臨場感に圧倒されました。今まで『めがねの上にめがねをかける』というのが何となく抵抗があって3Dを敬遠していました。ですが、実際映画が始まると全然気にならないものなんですね。  「みんなのシネマレビュー」で平均点8.9点!好きなジャンルのSF!そんなわけで、連れに「面白い映画があるから見に行こう」と行って一緒に見に行ったわけですが、感想は正直微妙です。  これほど凄い映像技術とリアリティで、なぜか終始第三者の視点で見てしまうんです。最後までいまいち映画に入りこめないのです。でも連れの感想を聞いて、その理由がわかりました。『U○Jのアトラクションみたい。』そうなんです。映画を見に行ったというより、アトラクションに行った感覚が強いんです。連れも自分も3Dが初体験で慣れていないということもあったでしょう。ですがそれより何より、ストーリーが足りないんです。映画としての面白さが足りないと言い換えてもいいかもしれません。  破片が来襲する場面では緊張しました。腰が浮きました。ライアンが宇宙空間に一人放り出されたときは、えもいわれぬ恐怖感を感じました。(正直ゆうと、序盤のこのシーンが一番怖かった。)マットが助けにきたかと思いきや、それが空想の産物だと知ったときには切なくなりました。ライアンが地上に降り立ったときには、もの凄い重力を感じました。一つ一つのシーンが素晴らしいんです。その臨場感だけでも、素晴らしい映画であることは間違いないのでしょう。だけど、人に薦められるほど自分自身が面白いと思えなかったのもまた事実。  映画が凄いということと、面白いということは、必ずしも一致しないようです。
[映画館(字幕)] 5点(2013-12-30 03:23:51)(良:5票)
1905.  新・少林寺伝説 《ネタバレ》 
 冒頭で清朝VS少林寺の説明から始まったので、かなりスケールのでかい話を想像したのですが、思いのほかスケールがちっちゃくて、逆にびっくりしました。なにしろ、おなかが空いて、頭の悪そうな金持ちの用心棒になってからが長い長い。「私がこの家にいる限り、盗みは許さない」って立派なことをおっしゃられていましたが、本来の目的ってそれだっけ?って感じで、早く当初の目標を思い出してほしかったです。どうでも良いようなエピソードが多すぎたんですね。  いろんな敵キャラが出てきたことや、仲間もみんな個性的で強かったことはエンターテイメント性が強くて大満足。ただ肝心のラスボスがゴレンジャーに出てくるような怪人レベルでなんとも興ざめ。面白いんですけど気持ちがどこか盛り上がりきれないまま終わっちゃいました。
[DVD(字幕)] 5点(2013-11-28 15:20:30)
1906.  ペリカン文書 《ネタバレ》 
 ややこしいストーリーをわかりやすく面白く、万人にも愛されるように見せられることは映画の大きな魅力のひとつと思っている私には、この映画は正直そういった配慮が足りないところに不満を感じます。  人物相関がわかりにくい上に、グレイ(デンゼル・ワシントン)とダービー・ショウ(ジュリア)以外の登場人物の描写が一人ひとり薄いので、それぞれの思惑がかなり先まで進まないと全然見えてこない。いや、見えてこなくても良いのですが、せめてこちらが推理して楽しめるくらいのヒントやわかりやすさは欲しい。ミステリーという要素を含んだサスペンスを楽しむ醍醐味があんまり感じられないのです。なんか作っている側の自己満足感が漂う映画でした。  ただそれでも、要所要所で緊迫感のある演出は楽しむことができました。  見る前にかなり期待していたせいもありますが、残念ながら真相も含め、あまりぱっとしないまま映画が終わっちゃいました。 
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-17 14:28:48)(良:1票)
1907.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
 原作未読です。予告も見ていません。予備知識ゼロで観賞しました。  だから、てっきり「桐島が部活をやめる理由」を推測して楽しむミステリーと勘違い。もうちょっとどんな映画か知ってから見るべきでした。  当然、見終わった後は???。そりゃそうです。ストーリーが始まらないうちに、映画が終わってしまうわけですから。いや、そうではなくて、桐島が部活をやめるという事実ひとつで波紋が広がりだす人間関係を楽しむものだとすれば、ストーリーはそこかしこに転がっていたわけですね。もう最初は何回も金曜日が来るからさっぱり意味がわからんかった。  ただ、そういう映画だと知ってから見ていれば、この映画はかなり興味深いかもです。  私が一つこの映画で深く感じたのは、ストーリーそのものとは関係ないのですが、日本の映画ってこれくらいのリアリティがあって良いのでは、ということです。  もちろん、すべての映画がそうあってほしいということでは全くないのですが、この映画のリアリズムって、日本人にしか感じることのできないリアリズムなんですよね。この映画から受けるノスタルジーやシンパシーやデジャヴ感ってのは、生粋の日本人だけが楽しめる特権だと思うのですよ。  自分ではない誰かの世界。誰かの人生。でも限りなく自分と近い世界で生きている人達の人生。そういった人達の人生を追体験できる、ある意味夢のような映画。  普通に考えれば、わざわざ映画にするような題材でもないものをあえて映画にしちゃったことで、逆にこの映画にしかない希少な価値が生まれているように感じるのです。  ぶっちゃけ、桐島君がなぜ部活やめちゃうのかわからなかったのが、心残りと言えば心残りです。それがこの映画のウリなんかもしれませんが、個人的にはそのせいで、見終わった後素直に面白いとは思えんかったです。   
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-11 03:58:27)
1908.  ホーカス ポーカス 《ネタバレ》 
 大好きなディズニー映画なので期待して見たのですが、ストーリー上追いかけっこがメインな上に、主人公達3人が目的も解決策もなく逃げ回るだけだったので、そもそもの設定に限界があったみたいです。  まあ、コメディ+ファンタジーみたいなもんですから、はじめから緊張感みたいなものは期待していませんでしたけどね。どちらかと言えば子供向けの映画ですし。  とは言え、ファンタジーならではのわくわく感やどきどき感はも~少しあっても良いんじゃないでしょうか。主人公たちがこれといった機転を利かせたりってのが少ないのもちょっと。  終始成り行き任せでストーリーが進んでいくものですから、途中で若干飽きちゃうんです。ただ、ものすごくつまらないとか、映画としてだめとか、全然そういうんじゃないんです。きれいにまとまってはいるんですよ。  つまり、一言で言うと、何か物足りないんです。  おいしいんだけど、ちょっと味薄いね、って感じなんです。  小学生くらいのときだったら楽しめたかもです。  
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-29 04:43:33)(良:1票)
1909.  ジェニファー・ロペスの救命看護 《ネタバレ》 
 あくまで「救命看護」というのがこの映画のポイントです。  がっつり医療系のドラマを想像しがちですが、どちらかというとサバイバルの要素が強いような気がします。  実際この作品、メキシコのジャングルの中に仲間の乗ったセスナが墜落し、そのセスナに積んであった医療用品のほとんどを現地の盗人たちに盗られてしまうものですから、「手も足も出ない状態」が多いのです。  優秀な医師が何もできずにイライラしている状況。そこで新米看護師達が、何もできないながらも、けが人のそばにいて励まし続ける。そう、これは「医療」ではなく、「看護」の物語なわけです。  で、医師たちは治療したくてもできないとなれば、あとはひたすら救援要請をし続けることになっていきます。ですがこの救援要請も、メキシコの内部情勢がいろいろ絡んできて全然うまくいきません。  リアルといえばリアルな内容なのかもしれませんが、知らず知らずのうちにフラストレーションがたまっちゃうんですよ。それに、中だるみになっちゃうようなシーンが割りとちょこちょこ挿入されて、緊迫感がその都度そがれてしまいます。その割に、医療ものの醍醐味みたいなシーンは少ないので、期待していたほどの充足感は得られないのです。  ・・・なんか残念!
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-15 10:10:30)
1910.  ハックフィンの大冒険 《ネタバレ》 
 アドベンチャーとしては、父からの虐待や奴隷制、人種差別に詐欺といった爽やかではない内容が続くので、はっきり言って爽快感や解放感は感じられないです。  つまり、アドベンチャーやファンタジーに求める要素がこの映画には正直少ないんです。かと言って、奴隷制や人種差別の話を掘り下げているかと言えば、そうでもない。要所要所では確かにまじめに奴隷制や人種差別の問題に対して強いメッセージを発信しようとしています。ただアドベンチャーやコメディといった、エンターテイメントの要素も入れて、楽しい作品にしようとしているため、当然ながら雰囲気が軽い。説得力もなくなっちゃっているんですよ。  エンターテイメントとしても、まじめな感動系のストーリーとしても、中途半端でどっちつかずな感じです。さらっと映画の表面だけを楽しんだ感じで、あまり物語りには入り込めなかったですね。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-07 15:02:32)
1911.  レッドロック/裏切りの銃弾
 主役のマイケル(ニコラス・ケイジ)ってなんとも言えない「なんとかなるんじゃね?」オーラが出ている気がするんです。その雰囲気が、作品全体に緩衝材となって影響しちゃっているようです。はっきり言えば、ちょっと緊張感に乏しいと思われます。  もちろん、その空気が好きな人向けにあえてそういう空気のサスペンスアクションを作ったのであれば、それはかなり成功していると言えるでしょう。  また、その空気感が醸し出すリアリティやドラマ性といったものが、大掛かりなアクション映画では感じられない独特の情緒を生み出している気もします。  特に後半はサスペンスとして見ればいまひとつかもしれませんが、人間ドラマとして見ると何気に怒涛の展開で、ラストは個人的にかなりしっくりきて満足でした。  かと言って、好きなタイプの映画かと言えばそうでもないので、点数つけるとしたらこれくらいになっちゃいますね。でもこの映画、好きな人は大好きでしょうね。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-02 17:52:37)
1912.  ハネムーンは命がけ
 冒頭からがんがん攻めてくる、アメリカンジョークなのかどうかもわからないギャグのオンパレードに、「うわぁー、これやっちまった系の借りちゃったかなー」と思いきや、ラストまで破綻することなく無難に楽しめるサスペンスコメディになっていました。  この作品、全然本格的なミステリーではないのですが、このミステリーが後半になって何気に良いスパイスになってくるんです。  コメディもミステリーもラブストーリーも、ひとつひとつはたいしたことないのですよ。ところが、この3つのバランスが意外に絶妙で、ちょっと面白い作品に仕上がっています。  まあ強くオススメできるような映画ではありませんが、たまに肩の力を抜いて気軽に観賞する分には、こんな映画も良いのかなって感じのテイストでございます。  興味のある方はどうぞ。 
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-01 23:22:42)
1913.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 
 「もしかしてマクレーン刑事ですか?」とみんながマクレーンのことをさりげなく知っている。シリーズならではの好演出。  「この後食事でもどうですか。」と誘う空港の案内の人に、薬指のリングを見せながら笑顔で「これだけもらっておくよ。」と言うマクレーン。  肝心なところで鳴るポケベル。  ベルトコンベアーを使って拳銃を手繰り寄せるシーン。  大掛かりなシーンだけでなく、ちょっとしたシーンにも工夫が随所に散りばめられていて、凄く良かったのです。  ひとつひとつのシーンは本当に良かったのです。  なのになぜかあんまり乗れない。  見ているときの精神状態の影響か。それとも期待値の大きさの裏返しなのか。  少なくとも、「ダイハード」として見るとそれほどまでには面白さを感じなかったんです。  じゃあ、ひとつの作品として見ると・・・?いや、シリーズものは続編として観賞するからこそ、その作品の価値があるのだと思います。ですからあくまでダイハードの続編としてそれほどには楽しめなかったというのが素直な感想です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-27 04:39:26)
1914.  ツイン・ドラゴン 《ネタバレ》 
 冒頭の双子が別れるモノクロシーンがよくできていて、ドラマ性の強い脚本を予感させてくれました。実際、アクションのクオリティは相変わらず高いものの、ドラマ、コメディ、アクションで映画が3分割されている印象が強く、いつもと比較するとアクションの相対的な量はやや少なめでしょうか。ばりばりのジャッキーアクションを期待しすぎると肩透かしを食らうかもしれません。  正直なところ、僕自身もタイトルとパッケージの絵から、勝手に、(いや、もうほんと勝手になんですけど・・・)双子が息ぴったりのアクションで圧倒するようなものを想像していたものですから。片方のジャッキーが武術ができないと告白したシーンではもうがっかり。「実はへたれインテリに見せて俺も強いんだぜ。」みたいなのが良かったな。  弱いくせに、ラストでは「俺も行く。きっと役に立つぜ。」っておいおい、よく言えたもんです。いやいや、待てよ、実は頭がすっごい良くてなんか秘策があるのでは・・・?最後の最後でこいつにも見せ場が?と最後の期待を持って観たのに、秘策どころか無策も良いところで、「おまえなんでついてきたんだよ」って感じでした。  と、ゆーわけで、設定、切り口、笑い、どれも良かったのですけど、残念ながら設定を活かしきれずに終わっちゃったね、っていう感じです。  とりあえず、シートベルトはちゃんと締めようという気持ちだけはものすごく伝わってきました。メッセージ性の高い啓発的作品なのかもしれないですね。んなわけないか。   
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-06 03:22:02)
1915.  ヘルレイザー3 《ネタバレ》 
 導入~序盤の雰囲気と演出は相変わらず素晴らしく、これから起きるであろう惨劇を予感させるのに十分な効果を発揮しています。正統な続編にも関わらず、1作目、2作目とは違う切り口で始めているため、最初の悲劇はどのような形で訪れるのか、期待せずにはいられません。まさに怖いもの見たさの欲求を満足させてくれる演出になっています。  ですが、前半の雰囲気や丁寧な作りが嘘のように、中盤から後半になるにつれ雑になっていく感じに、正直興ざめです。被害のスケール自体は大きくなったのですが、その分俗っぽさが増し、一番の見所であるはずの終盤がただのモンスターパニック映画と変わらない仕様に。これにはヘルレイザーのファンはがっかりでしょう。  セノバイト(魔導士)達は、ピンヘッドと同列の、神に近いような存在だったからこそ魅力があったわけで、ピンヘッドがお手軽に作り出して子分みたいに従えるのは、前2作への冒涜にすら感じられるわけです。  また、テリーやドクといった魅力的なサブキャラを出しておきながら、二人のラストは見せずに気づいたらピンヘッドの子分にされているってあんまりでしょう。  一番残念だったのは、パズルボックス。パズルボックスで扉を開けた瞬間、壁の隙間から光が差し込むあの緊張感こそ、ヘルレイザーの一番の見所なのに、それを無くしてしまうなんて・・・。  3作目だけを独立した映画として見れば、素直に面白い作品と言えなくもないですが、これはあくまでも1、2作目の続編。だとしたら、ヘルレイザーの魅力となっていた部分は素直に踏襲してほしかったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-01 14:34:00)(良:1票)
1916.  ヘルレイザー2 《ネタバレ》 
 前作に比べると、ずいぶんとSF色が強くなり、ホラー要素が弱くなってしまいました。  ホラー要素を損なってしまった最大の要因は、全体像を見せてしまったことでしょう。この映画の良さは、地獄?への扉が開いても、その地獄の奥行きは決して見せなかったところにあります。地獄の先は見えない、・・・が、目と鼻の先に地獄は確実に存在するということは認識できる状況、ここに恐怖心を煽られるのです。  未知なるものへの恐怖。いったん扉を開けてしまうと、もう抗うすべはないという絶望感。逃げ道はないという閉塞感。この2作目では、そのすべてを取り払ってしまって、もともとあった1作目の良さを損なってしまい、ただのよくあるスプラッター映画になりさがってしまいました。  また、魔導士(セノバイト)達も、1作目では不可侵の存在であったのに、2作目では早くも手の届く存在に。せっかくあった神秘性がなくなってしまい、彼らから発せられる恐怖や圧力というものが随分と色褪せてしまいました。挙句の果てには「よし、ファイトだ。」で戦い始めるし。  ホラー映画として面白い映画ではあると思いますが、ヘルレイザーに求めていたものはあまり見られませんでした。そこがただただ残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-28 22:59:50)(良:1票)
1917.  イントルーダー/怒りの翼 《ネタバレ》 
 トムキャットやイーグルといったいわゆる花形戦闘機ではなく、A6イントルーダーのような地味な攻撃機が好きな方にはきっと楽しめる映画。ずんぐりむっくりの鼻がいかす造形でたまらないです。  地上からの攻撃シーン、まるでゲームのように無数の弾やミサイルが地上から飛んでくる様子はなかなか迫力がありました。かなりきれいな映像で見やすかったのも良かったです。 A6の装備で最も驚いたのはレーダー。今、何から攻撃されているのかまでわかるあのレーダー。すごいです。「ミサイル」とか、「機銃」とか。  A6イントルーダーの魅力がつまったこの映画。ストーリーは確かに今ひとつな部分はありますが、兵器好きな人だったら見て損はないかもです。
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-25 17:07:48)
1918.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 
 む、難しくないですか?  映画の難しさにもいろいろあると思うのですが、今作のように「予備知識がなければ難しい」というタイプの難しさはやはり不親切だと思います。  映像がきれいだし、キャラクターも好きだし、車が走っているときのネオンの反射やアクションシーンのなめらかさなんか美しすぎて言葉も出ないくらいなので、ますますもったいないという気持ちが強くなります。これで設定の説明を序盤に5分だけでも良いので入れてくれれば万人に愛される映画になったのにと思います。  原作もテレビも全く知らないのですが、恐らく「ゴースト=魂?自我?」みたいなもので、「我思う故に我有り」といったところでしょうか。すごく興味深かったのは、サイボーグの9課の皆さんや、電子生命体である人形使いのゴーストと、清掃車の作業員のゴースト?との比較。所詮肉体は魂の器にすぎないというのは宗教や哲学でも論じられるテーマかもしれませんが、このような具体例を出してくれるとすごくわかりやすい。  生身の肉体を持つ清掃車の作業員。しかし、彼の記憶の大事な部分は外部から捏造されたもので、本当の記憶ではなかった。それに対してサイボーグや人形使いは明らかに「自分」という意識?自己?自我?をはっきりと持っている。  すなわちこの両者の対比によって、器の存在価値が随分と希薄なものになっちゃってます。  昔マイナーなギャグマンガで、ホットケーキが突然自我を持ち、「我思うゆえに我有り」と言い出したのを思い出しました。それを考えると、ほんと器なんて何でも良いじゃん、と思っちゃいましたが、やっぱりそれでも生身が一番でしょう。  また、本筋とは全く関係ないですが、パソコンを打つサイボーグのみなさんの「手」の造形、最高にいかしてます☆超きもちわるい☆
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-23 14:00:13)(良:1票)
1919.  ハード・トゥ・キル 《ネタバレ》 
 「セガールもの」って、「水戸黄門」を観賞するときの気分に近いものがあります。  いつもお決まりのセガール様の強さを堪能し、すかっとして終わる。これに尽きます。「セガールもの」に求めるものはいつも同じです。  ・・・だからさ、あんまりラブシーンとかは要らないわけですよ。黄門様や助さんがさ、何回もラブシーンやったら、「いや、そういうの求めてるんじゃないんだよねー」という気持ちになるはず。今作は、それさえなければもっと楽しめた気がします。・・・・看護婦のおねーさんはただの協力者にとどめておいてほしかったです。  「実は息子は、警察の友人がかくまってくれていて、生きていた。」とか、ストーリー的にすごく面白くなりそうなところはあったのに、そこの部分にはあまりウェイトを置いてないし、時間も割いてないんですよねー。うーん。おしい。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-04-20 01:00:28)
1920.  カーリー・スー 《ネタバレ》 
 カーリー・スーは可愛らしい演技を連発するし、ビルとのやりとりも最高に良いです。何より二人を見ているケリーの心情に少しずつ変化が見てとれるのが心地よい。  ただ、それでもなぜケリーがビルに惹かれていったのか、その根拠が正直全然つかめないまま物語だけが先に進んでいく感じです。もし小説であればその都度ケリーの心情が描写され、すんなりついていけるのでしょうが、これは映画。もう少し、ケリーがビルに心を寄せてしまうようなエピソードやビルのわかりやすい魅力が欲しかった。(個人的にはピアノくらいじゃ足りないと思います。)  また、カーリー・スーとビルがなぜ放浪を続け乞食同然の生活を強いられているのか、その背景についての説明がまったくないし、ビルの口からもその点に関してはなんの釈明もないので、気になって仕方がなかったです。  ということで、映画自体は面白かったのですが、いろいろ気になり、ひっかかりの部分が多く残ってしまいました。  ラストは大好きです。その後もみてみたいと思わせる余韻がありました。
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-15 16:52:14)
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