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1.  海街diary 《ネタバレ》 
半年前に70歳になった私にとって、こういう映画はもっとあって欲しいと思わせるものがあった。 若い人にとっては物足らないであろうストーリー展開や演技の単調さ。 でも私には監督が漕ぐ自転車の後ろに座って、溢れるばかりの物語と眩い演技のトンネルをくぐっているようで、幸福な時間を過ごすことができた。 演者のちょっとした仕草や台詞でその背景を見せる監督の力量は確かに伝わってきたからだ。 そのいちいちをここに記すのは厄介なので省略するが、他の方が触れていなかったシーンで一つだけ記すと、 千佳が竹輪カレーをもりもり食べる演技と、すずに「いつか聞かせてね、お父さんのこと」という台詞。それを聞くすずの表情と、その後のすずが口の中にカレーがいっぱいで聞とりづらいが「釣りが好きだった」という台詞・・・(カーット!と言ってテイク2を撮ることは簡単なのにそれを使った事によるリアリティ感、いいと思った)。 私には2時間ちょっとが短く感じられ、これで終わるなら続編も見たいと思いました。  ただ一つ違和感を感じたのは「海街diary」というタイトルかな。「海街」を感じさせたのは浜辺のシーンではなく、キーパーの子の家がしらす漁師の家だったことと、その新鮮なしらすのエピソードぐらいだったから。 題名が以前視聴した「海街チャチャチャ」という韓国ドラマを想起させ、あちらの方が「海街」として私にはすんなり入ってきた。 でも、「海町」ではなく「海街」にした意図はあったはずで、そこが鈍感な私には伝わってこなかったというだけのことかもしれない。 そしてdiaryという意味も。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-06-05 21:35:33)
2.  轢き逃げ 最高の最悪な日 《ネタバレ》 
列車に乗るまでの時間つぶしで、時間の合う映画ということで鑑賞したので全く期待しなかったのですが、意外と面白かったです。  ネタバレ・・・  色々突っ込みどころはあるのですがとても気になった2つ、  輝が秀一のために完璧な結婚式の司会をするというなら、祝電は全て目を通し、披露すべきものを選んで順番をつけていなければならないのに・・・輝が仕込んだという確信までには至らなかったけど、違和感がとても大きかったこと・・・  あと一つは時山光央が娘の初七日の夜に突然倒れていびきをかいていたが、あれは普通脳卒中を暗示する演出のはずだが・・・ なぜ妻や社長が笑顔でいられるのか、少し混乱させられたこと・・・  しかし全体としてはいい映画だったと思います。最後の秀一の手紙も良かったし、時山千鶴子が小林涼子の手をそっと握ったシーンなど、重い内容なのに後味が悪くならない配慮が感じられました。  輝の「犯罪」がどう裁かれるのかという興味と余韻を胸にホームに向かいました。
[映画館(邦画)] 7点(2019-05-18 22:00:43)(良:1票)
3.  クロワッサンで朝食を 《ネタバレ》 
 雪に埋もれたエストニアで静かに暮らしていたアンヌが、パリに気持ちが動く転換にカセットデッキから流れるジョー・ダッサンの「Si tu t'appelles mélancolie」で、観ている私の気持ちもパリに向かいました。  アンヌ、フリーダ、ステファンの心の動きが、それぞれの目の動きとちょっとした動作で示される・・・フランス映画っていいなあと改めて感じました。vousがtuになるところもフランス映画ならではですし。  結構複雑な人間関係があったのにそれをさらっと分からせてくれるテクニックは脚本の力なのでしょうか。  そしてもっとも心に残ったセリフはアンヌがステファンに別れを告げに行ったときの会話・・・  私は今90を過ぎた父親をほぼ毎日看ているのですが、いつまでも生きていて欲しいと思う心の裏側のどこかに・・・  参りました。シリアスです。  この会話の時の二人の位置が妙に近すぎると思ったら、フリーダが(香水で?)見抜いていたところも秀逸!    アンヌが飛行場に行く地下鉄に乗らなかった理由は分からなくもないけど、もう少しアンヌの心の葛藤が描かれていれば良かったのにと思いました。また、フリーダがアンヌに「ここがあなた(tu)の家よ」とまで言うには、やはりフリーダの心の描き方も少し足りないように感じました。   最後の最後、アンヌとステファンを見るフリーダの表情が喜びや安堵だけではなく、「赦し」の深さまで表現しており、ジャンヌ・モローが名優と言われる所以ではないでしょうか。   今まで気になっていた映画でしたが、観て良かったと思いました。  
[インターネット(字幕)] 9点(2018-10-17 23:19:41)
4.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 
ど派手なハリウッド映画に辟易していたところ、期待せずにたまたま観たのですがのめり込みました。 イタリアの美しい景色を見事に切り取った映像、もの悲しい音楽、ジョージ・クルーニーを初めとする役者の見事な演技、 どれをとっても満足のいく作品でした。 イタリアの小さな田舎町にも人それぞれの歴史があることを簡潔に描きながら(神父のエピソード)、 主人公の観察眼の鋭さを説明する巧さは監督の力量なのか原作のうまさなのか。  後半、私は結末が読めた(と思った)のですが見事に裏切られました。  マチルダ(テクラ・ルーテン)のターゲットが自分だと気付いたジャックは(ケースを開けて銃を取り出すシーンがありました)、照準をわざと狂わせた。そして「聖体行列」の観衆の中で抱き合うジャックにマチルダ照準を当て狙撃するが、その弾はファビオに命中するという悲しい結末・・・全く違いました^^  ファビオの許に急ぐジャックは早く着かなければ自分の意識が遠のきそうだと、もどかしさからハンドルを叩くシーンは胸にぐっときました。  CGは2回だけ、白い蝶だけだったので許しましょう。
[インターネット(字幕)] 8点(2016-10-08 16:27:13)
5.  母と暮せば 《ネタバレ》 
原作も「父と暮らせば」も未見の状態で映画館で観ました。 原作が舞台にために書かれたものだと聞いていたので、演劇的な脚色は受け入れられましたが、 そもそも幽霊が出てくる演劇は薄っぺらくなりがちなので監督は色々工夫をすべきだと思いましたが、 どうも逆に薄っぺらさを印象づけられた感があります。 ハタキの取り扱いはその典型だと思います。 しかし、原爆の炸裂シーンは見事でした。CGを使えばいくらでも大げさなスペクタル調の映像が作れたでしょうに、 小さなフレームだけで尋常ではない光と熱を感じさせ、それ故に計り知れない破壊力とその恐ろしさを伝えた演出はお見事でした。  この映画を観てすぐに「父と暮らせば」をDVDで鑑賞しましたが、優しく温厚な母親が自分の娘が死んだ後訪ねてくれた友人に、 「なぜわたしの娘が死んだのにあんたは生きているんだ!」と形相を変えたエピソードがありましたが、そのエピソードが本作では2つのパターンで使われていました。そう、2つめに吉永小百合にそれをさせたことで戦争のむごたらしさが迫ってきたように思います。  吉永小百合については、職業柄大切なガーゼのたたみ方や、ラスト近くで布団を敷くときの敷布の扱いが雑に見えたのが残念でした。こう言うことの身のこなしが病弱とは言え、ちんとこなすはずの女性として描いて欲しかったと思いました。
[映画館(邦画)] 6点(2016-02-03 16:55:55)
6.  LUCY ルーシー
皆さんの評判があまり良くなかったのですが、今日からやっと当地でも公開となりましたのでさっそく観に行きました。ヨハンソンのフアンなんです^^   見た感想は、あり得ないとか言わないでとにかく荒唐無稽のSF映画だと想ってみると、おもしろかったですよ!   意外と宗教的な余韻も持たせてあり、見終わった後も心が高ぶっているという、正しい映画の見方をした満足感に浸れました^^   気になったのはモーガン・フリーマンの顔のどアップ。嫌いな俳優さんじゃないですが。あそこまで見せられると・・・。それと、カーチェイスはLUCYの意志ですからもっとスマートにした方がそれらしかったと思いました。  やっぱり「真珠の耳飾りの少女 」のヨハンソンが一番良かったかな^^
[映画館(字幕)] 7点(2014-10-18 21:17:46)
7.  舞妓はレディ 《ネタバレ》 
日本映画は平成になって見たこともなく、ましてや日本人が歌うミュージカルには全く興味が湧かなかったのですが、なぜかこの映画を観てしまいました。  そしてなぜが、春子が置屋で正座をして舞妓になりたい気持ちを初めて歌い出したとき、はからずも涙腺が緩んでしまいました。  後はもう孫娘の成長を見る思いで映画を観ていました。作品中に使われる楽曲のクオリティの高さはさほどでもないと思うのですが、京都の町と文化の中で歌われる曲はあまり違和感もなく入って来ました。  春子が京野に恋心を抱く伏線が丁寧に描かれていないところが唯一の不満でしたが、総じて満足する映画でした。テレビの小さい画面ではなく、映画館でまた観たいです^^   結局富司純子の存在がこの映画にメリハリを与えていたように思います。
[映画館(邦画)] 8点(2014-10-08 15:43:23)
8.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 
 地下鉄の駅で見かけた少女を助けるために、なぜ全力で戦うのかという伏線に欠けるものの、全体的に見ていて楽しい作品でした。  少女の天才的なところをもう少し披露してもらいたかったというのが個人的な感想です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-16 21:54:15)
9.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 
 予告編で分析官ジャックが急にエージェントになってアクションシーン!  あり得ないと思っていたらジャックは元海兵隊員ということで納得。  しかし博士論文作成途中で海兵隊に入る動機が取って付けたよう・・・と言うようなことは置いといて、素直に楽しめる映画でした。  クリス・パインもケヴィンも!そしてケネス・ブラナーも最高に良かった!  スパイものとしてアクションシーンや謎解きなどのテンポがほどよく、またパトリック・ドイルの音楽も適度な興奮と緊張感を与えてくれてました。見終わったあとの控えめな爽快感も心地よかったです。  最後に、経済テロという世界経済の複雑な側面を何となくわかったような気にさせてくれたのは、字幕監修の池上彰さんのおかげだったかも知れません。
[映画館(字幕)] 8点(2014-02-14 17:03:03)
10.  エリジウム 《ネタバレ》 
PG12のSFおとぎ話 と言うことで割り切るとそこそこ面白い映画です。 超富裕層に徹底的に搾取されている庶民が立ち上がるという健全さがいいです。いや、一般民衆の力と言うよりヒーローの活躍と言うことなので、あまり健全ではないかも知れませんが^^ おとぎ話であることを置いて一言だけ言わせて頂けば、ジェシカ長官は医療カプセルで若さと美貌を保っているべきだ!
[映画館(字幕)] 7点(2013-10-09 23:04:42)
11.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 
緩急のバランスがあまり洗練されていないがそこそこおもしろい映画でした。 カーアクション(飛行機の前)は私が今まで観た映画(少ないですが)の中でトップクラスです!  いろいろ突っ込みどころはあるのですが、 一つだけあげると、  滑走路長すぎだろう! につきます^^
[映画館(字幕)] 7点(2013-07-11 21:37:30)
12.  アフター・アース 《ネタバレ》 
突っ込みどころがたくさんあるのはこの手の映画としてはあたりまえ。 それを承知でこちらは観ているのだが、 キタイが、(恐らくスーツの力で)空を飛ぶシーンで、 崖から飛び出すならもっと前に、 飛翔に対する逡巡が、伏線としてなければおかしいだろう。  
[映画館(字幕)] 6点(2013-07-11 20:24:12)
13.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
そこそこ楽しめました。情景が美しくCGのデザインが好きです。 アンドレア・ライズブロー、いい女だし! しかし、頭が混乱してしまって良くわからないところが多々あり、それがすっきりしてから投稿すべきとは思うのですが、それがいつになるかわからないので取りあえず投稿しました。 No.52はそもそもどの時点でビーチの仲間達と一緒になったのか、ジュリアの記憶はどのタイミングで甦り湖の家に会いに行きたいと思うようになったのか、 ジュリアは死んだと思っていたジャックが奇跡的に生還したと捉えたのか、それともコピーと知ってて・・・え?あの笑顔か。混乱してしまいます。 とにかく、子供のDNAは何番だろうと変わりがないのだけは理解できました。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-23 16:12:08)
14.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 
8点をつけたのは、まさに素直におもしろかったからです。 ジェラルド・バトラーの活躍とメリッサ・レオの迫真の演技に感動しました。 ただ、失礼な話ですが、映画を観ながら「ジャック・バウアー」ならこう動くだろうと、余計な思考が常に脳裏に浮かび難儀しました。ところで最初の交通事故(先頭車のフロントガラスに何かが激しくぶつかる)は単なる「事故」だったのでしょうか。まるでテロ攻撃のような始まり方だったのでずうっとそのことの「種明かし」を待ちながら映画を観ていましたが、まったくなかったので。
[映画館(字幕)] 8点(2013-06-08 21:45:09)
15.  ラストスタンド 《ネタバレ》 
久しぶりのシュワルツェネッガー、年齢にふさわしい無理をしない演技で好感が持て、この老保安官役でさらに何作か観たい気がしました。もっとも田舎の町に頻繁に大事件が起こることはないので無理かも知れませんが。作品のテンポは適度なゆったりさ(緩さ)があり、わたしには許容範囲でした。CGを駆使しアップテンポで作り上げていく映画も良いのですが、たまにはこういう作品も観たいものです。ただ気になったのは、主人公がかつて麻薬組織の捜査で仲間を多数失い、激戦区から田舎に退いたという説明があるなら、若い男女の部下が敵組織の作業場所に近づいたとき、引き返すようにもっと必至になる演技が欲しかったことです。あとのことは笑って許せるんですがね。ガスマンがいい味を出していました^^
[映画館(字幕)] 8点(2013-04-30 17:39:50)(良:1票)
16.  ツレがうつになりまして。 《ネタバレ》 
「篤姫」での夫婦役とはまったく違う夫婦役を演じきっていました。ベースはあんまり変わらなかったけど^^ 丁寧な作りの映画って、見ていて安心できますね。 ただ、あの若さでそこそこの広さの一軒家、しかも数十年住んでいたかのような生活感のある家は作りすぎかなとも思いました。でも、あれはあれで作品全体の雰囲気をしっかり作っていましたから良かったのかも知れません。 照明もカメラいい感じでした。淡々とした撮り方をしている中で、ツレが都心の職場に向かう不安感を広角レンズを使って表現するところなど、好きなカットも多々あって満足です。 最後、イラストが動画となって浮いていくシーンは、あれ、こんどはあおいちゃんがDIDの発病?なんてまじめの思ってしまいましたが、どうやらそうではないようだと気づきホッとしました。 堺雅人さん、この映画でイグアナ好きになり「イグアナの娘」と結婚することになったわけではないですよね^^
[DVD(邦画)] 8点(2013-04-04 14:42:40)
17.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
タイムマシンもののSF映画は、どうも子供向けと言う先入観があったが、この映画は大人の映画だと思う。 わりと良くできたシナリオと丁寧な作り方は、登場人物の内面を良く表現していた。 CGを駆使した薄っぺらなSFものとは大違いだ。 しかし、 ラストでシドが救われる(多くの殺人も未然に防げた)というある意味ハッピーエンドなのだろうが、 映画と云えども子供を撃ち殺すと言うエピソードが残像として残り、後味が悪かった。 オールド・ジョーの葛藤はそれなりに見せていたのだが・・・。 クスリとさせられたのはウエイトレスの名前の長さ。 あの状況でのアメリカン・ジョークはお見事だった。 
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-23 16:49:06)
18.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
まず原作を読みましたが、訳し方もあるのでしょうか、あまりしっくりきませんでした。ストーリーがすーっと入ってこなかったという個人的な感想です。 映画の方はというと・・・やはりストーリーがしっくりきませんでした。見ていて退屈したと言うわけではありませんが、この映画はストーリーよりもCGを楽しむ映画かなと思います。CGのできは素晴らしい!
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-04 22:22:15)
19.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
とりあえずトムクルーズの新作と言うことで、何の予備知識もなく見てきました。 古典的なとても地味な展開の謎解きに驚きましたが、それでも飽きさせなかったのは制作の勝利でしょう。 トムクルーズで見せる映画ではなかったのは、やや残念ではありましたが、それなりに楽しめたので結果としては満足です。それにしても、『ミッション:インポッシブル』のなん分の1の制作費なのでしょう。廉価(?)でもこんなすてきな映画が作れるんですね。あ、でもやっぱり、トムクルーズの魅力ということですね^^  黒人の警官が悪に手を染めた理由が明かされずに終わったのが唯一不満でした。
[映画館(字幕)] 8点(2013-02-01 20:57:46)
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