Menu
 > レビュワー
 > かちょりき さんの口コミ一覧
かちょりきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 38
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 
誰もが正しい。だからこそ難しいんですね。どんなに不変で純粋だとしても「愛」だけでこの先ずっと暮らしてはいけないし、かといって素晴らしい里親をあてがってもどこかにひずみが出てくるものだし…。結局サム一人では不十分ということで、いろいろなサポートを得ながらルーシーを抱き上げ無邪気に駆け回るあのラストは、行きつくべくして辿り着いた最高のハッピーエンドなのでしょう。しかしながら一抹の妥協色もまた拭いきれない…真に美しいものは「悲しい味」がする、と説いたのは小澤征爾でしたが、まさにハッピーエンドでありながらいくばくかの悲しさや淋しさを想起させる、真に美しい物語ではなかったかと個人的には評価しています。親子関係・愛情といった人間の内面的な問題を、法とか秩序によって人為的に整理つけることへの是非、その判断を観客に委ねる手法はニクイばかり。これ以上望めない理想の里親としてローラ・ダーンを持ってきたり、一見冷徹に見えてその実この上なく思慮深い現実的な愛情でルーシーの未来を憂れう検事役にリチャード・シフを持って来たり、配役もすべてビタッと決まってました。そして何と言ってもWキャストの(敢えてそう言わせてもらいます)サムとルーシー!そしてサムの四人の仲間たち!演技でありながらそれを感じさせない自然な愛情や友情が感じられて、まさに反則モノの素晴らしさでした。文句ナシに10点献上です。
10点(2003-09-17 14:23:54)
2.  街の灯(1931)
古今東西いろいろな映画が生まれ、それぞれにさまざまな感動があると思います。けど、これほどまでに美しく、そして切ない感情に揺り動かされたことはありません。あの山高帽の紳士の、何が彼をそうさせるのでしょう?全編を通じて彼が繰り広げる笑い・涙・不安・焦り、たくさんの、本当にたくさんの感情の源は、そのすべてが彼女への無垢なる“愛”ゆえのことだったのです。人を愛するということの素晴らしさ、そして切なさを強烈に目の当たりにし、そしていくばくかの悲しさをたたえながら、それでもなお“見えている”ことの喜びを知って浮かべるラストのあの微笑み・・・・・・・・。その時の彼に寄せる私の思いは、憐れみでもなければ同情でもない。それに近い感情であることは確かだけれど、もっと崇高でむしろ憧憬にも似た懐かしさすら感じさせるものでした。…彼の心を知るのに、言葉はいらない。
10点(2002-09-14 14:27:37)(良:2票)
3.  ショーシャンクの空に
(ネタバレあり)当然10点です。皆さんご指摘の通り、さわやかな気分ももちろんそうなんですが、鑑賞後の感情がこれほど心地よい作品は稀でしょう。ある日突然所内に響いた“フィガロ”のアリアにつかの間の自由を見た囚人たちの姿、ドア越しに厳しく諌める所長の言葉を聞く耳持たず至福の笑みを返しながらボリュームを上げたアンディの表情、あのシーンが焼きついて離れません。二ヶ月間の独房生活の後、壁際でアンディとレッドが語るシーンでその後の展開が一部垣間見えてしまったりもするのですが、その他にも随所に散りばめられた伏線が効果的な繋がり感を演出してて、上映時間の長さを感じさせない仕上がりになっていたと思います。…とにかく最高の「映画作品」でした。
10点(2002-09-05 01:45:45)
4.  天空の城ラピュタ
当然10点満点です。夢があります。ロマンがあふれます。パズーの境遇と運命、時代背景の設定、スクリーンに映し出されるこの映画の全てに僕は強烈に憧れます。大掛かりなSFXでもなければ巨額の制作費でもない。2次元的表現としてのアニメーションの奥行きの広がりが存分に発揮された秀作です。世界に誇れる日本映画の一つだと信じてやみません。
10点(2002-08-07 09:28:23)
5.  ブレイブハート
生まれてこのかた感じたことのない感動でした。魂とか、人間の根底にある感情に、ストレートに響いてくる感動。もちろん元には、より感動的な実話のドラマがあったのでしょうが、あらためて「映画」ってスゴイなと。もとから肩入れしていたメルを、再度見直した作品でもあります。システム上10点が最高評価ではありますが、それ以上の点数をつけたくなる唯一の作品です。
10点(2002-07-03 08:55:16)
6.  マーヴェリック
いろんな仕掛けが丁寧に施されてて、かつ複雑でもなく、ホントに楽しい超一級の娯楽作品だと思います。俳優陣の個性溢れる演技も秀逸で、スクリーン上での存在感がありました。「楽しい」方向にベクトルの向いた作品の中では、けっこう好きな部類です。
10点(2002-06-04 12:11:56)
7.  三銃士(1993)
文句なしにオモシロイです。「痛快」という言葉を、久々に思い出しました。配役もまさに適材適所でしたね。
10点(2002-06-04 11:58:34)
8.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
ラブストーリーだからこそ、単純で軽いタッチが適していると思います。未だにファミレスに行くと、塩のビン取って後ろにふりかけてます。本作とは関係ないんですが「顔のない天使」「パトリオット」も含めて、メルは子役との絡み方が巧いですね。
10点(2002-06-04 11:38:20)
9.  コレリ大尉のマンドリン
よくできた映画だと思います。実話を元にしていることが、数々の「なんでやねん?」を解消してくれてますし。原作は知りませんが、ここは映画の論評をする場ですので、知る必要もないでしょう。映画として、純粋に楽しめました。
10点(2002-06-04 11:26:43)
10.  ロッキー2
シリーズものとは、1作目で評価が高かったから作る場合がほとんどですよね。その高評価の1作目との比較において、どうしても2作目以降は駄作のレッテルを貼られることが多いようです。これはある意味シリーズものの宿命かもしれません。もちろん例外も多々ありますけどね。私は映画を評価する際、「原作に比べて…」とか「日本映画にしては…」とか「シリーズ何作目だから…」とかいう色眼鏡を極力排して、純粋にその映画そのものの価値を見定めようとします。「ロッキー2」についてもその姿勢で望んだのですが、随所で1作目と密接に関連する場面が出てきて、完全に切り離すことができませんでした。それなのに、1作目と比較してもなお「ロッキー2」はやはり素晴らしい作品に仕上がっていると思います。どなたかが指摘されてましたが、病院のベッドでエイドリアンがつぶやく「勝って」のセリフを境にして、本作は急激に空気の流れを変えます。前半の流れでは、1作目を踏まえた主人公とその周囲の人々の人間ドラマが散りばめられていて、共感を呼びました。スーパーヒーローでない、等身大の人間としてのロッキーが延々描かれていきます。新婚生活に無邪気に浮かれる姿、職を求めど社会の冷たい現実に苦悩する姿、ボクシングから足を洗うべきか否かの選択に答えを出しきれない優柔不断な姿、病床の妻に向けたたどたどしい朗読と夜を通しての祈り、そして新しく授かった命への祝福…。そして例のあの一言です。タイミング的にも場面的にも、最高のシチュエーションで発せられる一言でした。直後のミッキーの台詞がさらに効いてましたね。迷いも何もフッ切れた上に、最愛の妻から何物にも変え難い励ましを受けて、後はお決まりの大円団に向かういます。ここまでの流れを踏まえて、最後にチャンピオンベルトを奪うことを期待しない観客はいなかったと思います。1作目と根本的に違うのはココでしょう。ストーリー展開から考えても、本作ではロッキーは勝たなければいけない。そういう意味で、お決まりながらもキチンと観客の要求にこたえたところに、この映画の後味のよさを感じます。ストーリーの明快さが大きく貢献していて、素直に感動できる映画という意味で、10点満点献上です。
10点(2002-06-04 11:07:57)(良:1票)
11.  海の上のピアニスト
キャスト・スタッフ・ストーリー・シーンについての寸評は、個人的主観のお仕着せになりがちなので、あえて避けます。ただ言えるのは、映画全体を包む「空気」がズバ抜けてよい。…コレわかる人は、本当の映画好きだと思う。作品に対する評価はいろいろあって当然と思うし、自分の主観を押しつける気もないので、ヒトにはすすめたことはありませんが。私はこのテの映画を観る時は、決まって心をからっぽにすることにしてます。からっぽの心で、映画の語る世界を素直に受け止めて、純粋に感動できた、数少ない映画のひとつでした。
10点(2002-05-31 08:15:14)
12.  スティング
詐欺師ものの中では、抜けてイチバンの秀作でしょう。仕掛けが多ければ多いほど面白くなると同時に、複雑で難解になりがちだというこのテの映画の宿命を、ある種開き直ったかのように“テロップで細分化する”という手法で見事に解決しているなと感じました。それと同時に小気味いいテンポ感も生まれたりして、時間を感じさせない…ウマイ!と思います。マーヴェリックやバンディッツの元祖ともいえるあの最後のドンデン返し、今観ても十分緻密でお見事です。最高の2時間を堪能できました。アカデミーの評価と私個人の評価が珍しく一致した、ホントに楽しい娯楽作品です。
9点(2002-10-07 00:46:07)(良:1票)
13.  明日に向って撃て!
ラストシーンでようやく気づくんです。…この二人は実は、いわゆる“悪党”だったんだと。でも、せつないんです。すごく、ものすごく胸がつまるのです。二人が座ったテーブルに最初の銃弾が打ちこまれたその瞬間から・・・・・・・・。「オーストラリアへ行こう」そんなブッチの言葉に、またいつもの憎まれ口を叩きながら「まんざらでもないな」といった表情を浮かべるキッド。…あのセリフが最高にせつなかった。
9点(2002-09-14 14:42:08)
14.  ライムライト
私が生まれる遥か昔の古い映画なんですけど、幸運にもレンタルでなく、地元の小さな劇場で観ました。けど、その時の私は、最後の最後までブツブツ文句言いながら「いつ席を立とうかな?」それだけを考えていたものです。…だから、だから私はラストシーンに息が詰まった。声が出ませんでした。席を立つことが出来ずに、しばらくぼう然とその場に座り込んでいたのです。このシーンが撮りたかったのか?チャップリン・・・・・・・・。
9点(2002-09-13 04:12:58)
15.  60セカンズ
ニコラスケイジ、ハマってますね…ちょっと弱々しいキレ者の役柄。こういうの演らせたらピカイチじゃないでしょうか。エレノア欲しくなりましたよ。最後のクルマ・シーン最高でした!映画には芸術タイプと大衆迎合タイプがあると思ってるんですけど、後者の中では上位にランクしてもいい作品だと思います。
9点(2002-07-02 12:22:21)
16.  火垂るの墓(1988)
作品の中に込められたメッセージ性の強烈さ、そしてそれとは対照的な映像美と風景描写…。観る者の胸にスーッと自然に入りこんでくる、素直な作りが効果的でした。
9点(2002-06-06 01:40:06)
17.  フリー・ウィリー
個人的に思うんですけど、飽きたテーマの映画なら、最初から観なければいいんじゃないでしょうか???映画作品の論評をする場ですから、映画作品そのもの以外の要素でけなしたりおとしめたりするのは如何なものかと思います。…。このテのテーマがけっこう好きで、飽きてもいない私には、文句なしに感動できる秀作でしたし。
9点(2002-06-04 12:04:32)
18.  ヤングガン
オーソドックスなビリー・ザ・キッド映画でありながら、一風変わった味を出すことに成功しています。主演のエミリオ・エステベスをあまり前面に押し出しすぎず、個々のキャラクターを丁寧に描写しているため、映画としての厚みを増しているからでしょうね。特にドクが花を一輪差し出しながらチャイナを追いかけていく美しいシーン、ラストのチャベスが馬を引き連れて飛び出してくるシーン、主役のビリーを完全に食ってしまってます。とてもよくできた映画だと思います。2作目もいい出来なので、まだのヒトはぜひ!
9点(2002-06-01 04:20:26)
19.  ヤングガン2
前作よりも個々のキャラクターの存在感がグッと増してて、ストーリーの単純性をウマく補っていると思います。ボンジョビのサントラも、ヤング西部劇の雰囲気作りに貢献度大。映画らしい映画だと思います。
9点(2002-06-01 04:08:04)
20.  ダイ・ハード2
マクレーンが超人化していたが、それはそれで面白かった。ド派手なアクションシーンに頼るだけでなく、周辺人物の描写とかもわりと細かくやってたので、緊迫感があって楽しめる。
8点(2002-06-06 12:57:13)
012.63%
112.63%
237.89%
300.00%
400.00%
525.26%
637.89%
7615.79%
837.89%
9821.05%
101128.95%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS