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1.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
スタートレックは非常に歴史が長くてTVシリーズ、映画ともかなりの数が作られているので、ファンである人やそうでない人によって見るべきポイントが違ってくるので、評価も非常に難しいと思います。私自信はTV版の新スタートレックを深夜TVで見てその後のDS9、VGR、ENTの何十話かをスカパー等で視聴しました。オリジナルシリーズはキャラクターは好きなんだけど、やはり映像が見劣りしてしまうので敬遠してしまい代表的な数話しか観ておりません。オリジナルクルーの映画も観ましたが役者がTVシリーズより少し年を取りすぎていた印象。といった程度のスタートレックの知識を持つ人間です。個人的にはまたカークとスポックのコンビ(スタートレック知らない人でもこのコンビは有名だと思います)が現在の映像技術で再び観れるという事が嬉しいですし、やっぱり宇宙空間に浮かぶエンタープライズ号の美しさといったら・・・。これだけで大満足なんですよね。スタートレック未見の方の為にテンポの良いアクションシーンを取り入れたり、まさにエピソード1という事で初めて各クルーの出会いが描かれていたりしてスタートレックの映画としては屈指の出来だと思います。いきなり哲学的な話を入れてもファン以外の人は取り込めないでしょうしね。クリス・パイン演じるカーク船長は若くてやんちゃでエネルギッシュで、スポックはオリジナルに比べてかなり感情的ですが今後どのように描写されていくのか非常に楽しみです。無理でしょうけど今度は吹替え版も上映してほしいですね。
[映画館(字幕)] 9点(2009-07-06 17:38:27)
2.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
話題のIMAXシアターにて鑑賞しました。この手の映画は設備の良い映画館でパッと楽しむのが良いですね。前に座っていたアメリカ人の集団がやたらポップコーンとビールを飲みながら、やたらジョークのシーンで笑っていましたが、これがこういうジャンルの映画を楽しむべき本来の姿というか余り苦になりませんでした。ストーリー等は語るべき事はありませんが、特に冒頭~中盤部分のアクションは素晴らしいと思います。続編という事でいかにトランスフォーマーが人間社会に入り込みながら活動しているのかという点をすごいロボットバトルと共に見せてくれます。オプティマス・プライムが○○するシーンまでは最高に見せてくれるのですが、その後は残念ながら尻すぼみです。ストーリーに色々幅を持たせようとしているのは分かるのですが、正直観に来ている観客はそういうのを求めていない訳ですし、ラストバトルに至る展開は冗長だと思います。ラストバトルにしても活躍するのは米軍ばかり目立ってしまっているような・・・。致命的なのはロボットの種類がやたら多い事、さらにそれらのデザインが似通ってて(特に敵軍)何が何だか分からないです。外観とか変形するマシーンとかにもうちょっと個性を持たせれば良かったと思いますね。巨大合体ロボとか良い素材はあったと思うのですが、その点は前作の方が種類も少なかった分、分かりやすかったですね。しかし映画館で楽しむにはもってこいの映画だと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2009-07-06 13:07:47)(良:1票)
3.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
今回から新3部作という事で、シリーズのファンの私としては現在のCGレベルを使った未来戦争(T1~3の冒頭で語られた未来シーンをさらにパワーアップした様な映像)が観れると思いましたが、期待は裏切られて従来どおりのコナー抹殺計画でしたね。コンセプトは悪くないと思うのですが、すべての要因を深く掘り下げて欲しかったです。リーダーのジョンは優れたリーダーシップを発揮するわけでもなく、3で登場したケイトは全く目立っておりません。人類VS機械にしても何だか緊張感や1と2で見られた絶望的な恐怖感が無いんですよね。完全に主役となっていたマーカスにしても何故人類の味方を選択したのか?という点を丁寧に描かなければ計画を立てたスカイネットが何十年も同じミスを繰り返して間抜け過ぎます。癌の女医さんとの関係、何故死刑になるほどの犯罪を犯してしまったのか?という点を掘り下げてれば、ある意味人生のやり直し的な行動や、心臓の件での自己犠牲も感動的になったと思うんですが・・・。ただあくまで個人的な感想なんですが、このシリーズの主役はある意味エイリアンやプレデターのようにあのエンドスケルトンだと思います。ストーリーに関して言えば1と2で昇華してしまったと思うので、T600などのメカの描写、予告編で期待させたあのゾンビのようなT600の描写や、あそらくターミネーターを覆う細胞等の研究に使われたであろう捕獲した人類の描写をシッカリするべきだと思いますね。トランスフォーマーで目が肥えてしまったのもあるんですが、巨大ロボやバイク、水中メカ等はターミネーターの世界観に合っていないというか魅力的には思えませんでした。その点シュワちゃんのT800はやっぱり怖い!長い付き合いなのでジョンに1言しゃべってほしかったですがラストの工場バトルなんかは過去のシリーズを踏襲していて良かったと思います。1を思い出しました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 02:49:01)(良:2票)
4.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
こんな完成度の高い映画は久しぶりに見ました。レビューは↓の方々が書かれている素晴らしいレビューと全くの同感です。普段アメコミ系はちょっと・・・と敬遠される方にも是非オススメしたいです。ビギンズと同じくリアリティー描写が徹底されており、思わず冒頭は“これは犯罪映画?バットマンで間違ってないよな?”と思ってしまいました。アメコミヒーローを扱った映画を、ヒーロー万歳という娯楽だけではなく、“バットマンとジョーカーという表裏一体のキャラクターを使い、正義と悪の存在意義を視聴者である観客にまで問いかけてくる”といったレベルにまで押し上げた名作だと思います。ヒース・レジャーのジョーカーは言うまでも無く素晴らしく、劇中でバットマンに揺さぶりを掛けるのと同様、観ているこっちも憎たらしさにイラっときてしまいました(笑)。それはデントとレイチェルの拉致シーンの結末で頂点に達します。結果、バットマンシリーズで有名な敵キャラであるトゥー・フェイスをジョーカーの究極の作品にした点も非常に上手いですね。絶望的でありながらそれでも正義を求めるバットマン、そして一般乗客と犯罪者をそれぞれ乗せた最後の2つのフェリーでの人々の行動が、最後に救いを見せてくれた気がします。ノーラン監督はこのダークナイトでやりたい事は全てやったという事で続編は考えてないようですが、“その後のバットマン”がどうなり、人々はゴッサムシティ―のバットマンにどういう答えを出すのか?、最後の1本是非お願いします!
[映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 14:40:42)
5.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
ランボーシリーズは未見だったのですが、今回の完結編を観るにあたり、あらかじめ1~3を予習の為に鑑賞いたしました。ミャンマーの政治的背景を語るのは抜きにして、アクション映画としてみて非常に上手く作られてると感じました。スプラッターな描写も確かにスゴイですが、パート2、3以上に残虐極まりない敵の描写をする事によって、観る側が常にランボー側に立つ事ができ、観ている我々に常に緊迫感を感じさせてくれます。今回は超人的なランボーの活躍を抑え(といってもファンの為にお約束のランボー=弓、インパクトのある台詞、アクションで存在感は相変わらずスゴイ)、脇役に個性的な傭兵も登場させて、なかなかリアルで臨場感のある戦闘シーンでした。2と3の様に肉体を誇示するわけでもなくTシャツ姿にナイフといった姿は何となくパート1のランボーの姿とダブります。ベトナム戦争の英雄でありながら帰る場所を持てなかったランボー。故にラストのシーンは救いでしたね。シリーズを通して観た私にとっては、1の冒頭のシーンと被さって余韻のある終わり方でした。後、個人的な意見ですが、ロッキー・ザ・ファイナル等、自らの代表作にキッチリとケリを付けてくれるスタローンの姿勢は立派だと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2008-06-12 16:41:22)(良:1票)
6.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇> 《ネタバレ》 
スターウォーズで1番の人気作のようですね。それも納得。まずは余りにも有名な帝国軍のマーチを始めとする数々の音楽の素晴らしさ。そして特撮、氷の惑星ホスでの戦闘は前作の宇宙戦のインパクトをさらに超える凄さです。ホスやダゴバ、クラウド・シティー等の描写も非常に神秘的で美しく、SFシーンの合間にスターウォーズはファンタジー映画であるという一面を垣間見せてくれます。でも最も素晴らしいのはやはりストーリーですね。スカイウォーカー父子の因縁、レイヤとハンのロマンス、完結編に向けた演出は、子供向けというより大人向けのストーリーであると思います。個人的にはヨーダーがワザと愚者を演じていたり、ベイダーの微妙な情の変化が好きですね。
[DVD(字幕)] 10点(2008-02-29 17:37:03)
7.  スター・ウォーズ<特別篇>
最高のSF冒険活劇。キャラクターのバランスが最高ですね。正統派の主人公、導く師匠、ワルなんだけど実は友情に厚い主人公の友人、元気いっぱいのヒロイン、カリスマ的悪役。そして脇を支える魅力的なマスコットキャラ。いろんな作品が影響を受けているのでは?そして革命を起こした数々のSFシーン。冒頭のシーン、そしてデススター内部→戦闘機による宇宙船シーンは本当に素晴らしい。単品として観ればいりませんけど、3部作としてみたら個人的にはジャバを出して大成功だと思います。当時ハンソロのシーンだけ良く撮っておいてくれました。機転を利かせた尻尾を踏ませるアイデアなんか面白いですよね。何年かに一度は必ず観たい作品です。
[DVD(字幕)] 10点(2008-02-28 22:07:29)
8.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
今作はあまり評価良くないんですね。個人的には前作よりもホラー映画として楽しめました。自分の中でのエイリアンとプレデターはこうあって欲しいですね。前作はプレデターもエイリアンもキャラクターの人気が高くなりすぎたからなのか、普通のアクション映画というか特にプレデターに関してはヒーロー的な描写をされていて人間と手を組んでしまう等、ちょっとこれは・・・といた描写がなされていて個人的にはイマイチでした。が、今作は原点回帰を狙った雰囲気がありますね。思えばエイリアン1、プレデター1には、敵が見えずらいゆえいつ襲ってくるのか分からない恐さとグロい描写というホラー映画の王道的な要素や、全体的に混沌とした雰囲気がありました。今作はその点をキッチリ押さえてあるかなと思います。ただ残念なのは今作だけじゃないのですが、普通のエイリアンがもはや雑魚キャラと化してしまっている所(逆に近作もプレデターはめちゃくちゃ格好よい)。 これもキャメロンがエイリアン2でクィーンというボスキャラを出してしまったので仕方ない事なのでしょうが・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-27 21:52:51)
9.  ターミネーター2/特別編
アクション、ストーリー共に最高のアクション映画ではないでしょうか。シュワちゃんを前回とは逆に主人公側のターミネーターにした点、ターミネーターVSターミネーターといったインパクト、新型ターミネーターの恐るべき能力、そして怒涛のアクションの合間に見せるコナー母子とのドラマ、前作で確立されていた魅力ある設定をここまで昇華させた事は見事としか言い様がありません。個人的には70年代後半から続いた素晴らしきアイデアから生まれた数々のSFムービーはこの映画で頂点を極めたと思っています。
[DVD(字幕)] 10点(2008-02-27 21:42:23)
10.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
非常に面白かったです。自分にとっては最後のスターウォーズとなりました。EP1~3として観て非常に上手く繋がっており、これを観れば序章で若干物足りなかったEPⅠもさすがとしかいいようがないですね。アナキンのダークサイド転落を、愛する人間を失う事への不安と恐怖、そして才能に溢れていたが為、それらの恐れを克服する為にさらなる力を渇望してしまう。といった要因にしたのはうまいと思いますし、この作品を観れば旧3部作も新たな視点で観る事ができます。へイデン・クリステンセンはこれでラジー賞にノミネートされたという事が信じられないです。貫禄充分に演じてました。ラストのタトゥイーンの2つの太陽は感慨深いです。
[映画館(字幕)] 10点(2008-02-26 22:11:18)(良:1票)
11.  レミーのおいしいレストラン
CGで作られた料理、パリの夜景は見事。映画のテーマは、ありきたりの“ハンデを乗り越えての挑戦”なんでしょうけど、素直に感動しました。シンプルなんだけど人生の中でスゴク大事なことや忘れていた事を教えてくれる。ピクサー作品にはこういった心地良い感動があります。子供が生まれたらディズニーでも宮崎駿でも無く、私はピクサー作品を見せてあげたいと思っています。
[映画館(字幕)] 10点(2008-02-26 11:10:40)(良:1票)
12.  ブレードランナー/ファイナル・カット
今までにビデオ、DVDで何度も観てきた映画なので、内容については何も言う事はありません。この映画を劇場で観るチャンスが出来た事にただただ感謝致します。DLPでしたので、音響や映像も素晴らしく、この映画に秘められた重く悲しいテーマと共に体に響いてきて、映画終了後しばらく席を立つことが出来ませんでした。他の観客の皆さんもおそらく同じ思いだったのでは?3連休の真っ只中で劇場も大変混んでいたのですが、エンドロールで帰る人がまったくいませんでしたね。これも初めての体験でした。ロイの最期のセリフが頭から離れないです。25年前に作られたことが本当にスゴイとしか言いようが無いですね。
[映画館(字幕)] 10点(2007-11-24 21:35:16)(良:2票)
13.  トランスフォーマー
一言で言えば面白い映画でした。いわゆる“インディペンデンス・デイ”のような視覚でパッと楽しませる映画。ただそれのみです。ロボットの変形シーンやバトルを楽しむために設備の良い映画館で鑑賞しましょう。みなさんがおっしゃられている様にストーリーはいわゆるご都合主義で中身は皆無ですが、CGシーンの合間のストーリーは笑えるネタを挟んだりしてて、2時間半飽きませんでした。1回観れば十分な映画なので、頭を空っぽにして楽しみましょう。
[映画館(字幕)] 8点(2007-08-08 16:13:11)
14.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
賛否両論分かれてるみたいですが、エンターテイメント作品の3作目としては非常に満足できました。1と2が高い評価を得た中で、観客の見る目も厳しくなるのはやはり仕方がないですよね。ヒーロー誕生編の1、ヒーロー故の苦悩と愛を描いた2。とくればパート3はこのテーマしか無かったのでは?ハリーとの因縁、叔父を殺した犯人との因縁、MJとのすれ違いを上手く絡めてると思います。今回は色々なテーマを盛り込んでいて、しかもそれらがジェットコースターのように進んでいくので、観る前に1と2はシッカリと観ておきましょう。でもこの監督が上手いなと思うのは、この怒涛の展開の中、下手すると観ている人間は置いてかれない訳ですが、そういったシーンのつなぎの中で、笑いの小ネタを挟んでくれるので、こっちも一息付けるんですよね。皆さんと同じ感想ですが、あの編集長は良いキャラしてますよ(笑)。後個人的に受けたのは黒いスパイダーマンが犯人退治した時の新聞の写真のシーンです(笑)。ちょっとしたシーンでもこういった間を持たせてくれるのはさすがだなと思いました。もちろんCGは言うことなし。サンドマン、ヴェノムとか芸術の域に達してます。今回でこのシリーズは完結かなと思ったんですが、まだまだ続きそうなラストでしたので、4を楽しみに待ちたいですね。
[映画館(字幕)] 10点(2007-05-04 18:28:35)(良:1票)
15.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 
クリストファー・リーブのスーパーマンに思い入れのある私にとっては大満足できた新スーパーマンでした。あのテーマ曲と共に始まるタイトルバックとスーパーマンのロゴ、クリストファー・リーブにどこか雰囲気が似ているブランドン・ラウス、そして最後にカメラ目線でこちらに向かって飛んできて映画がEND(でも、爽やかにニコってしなきゃ!)。正直嬉しかったです。CGが進化した分飛行シーンもグレードアップしており、子供の頃に劇場でスーパーマンを見た時の爽快感がよみがえって来ましたね。勧善微悪の世界観も爽快感を後押ししてます。ロイスとの今後の関係やアメコミがベースである以上今後登場するであろう新たな敵キャラなど、続編も期待できると思います。ただ、↓の方も書かれておりましたがブランドン・ラウスは表情がまだ少し硬いかな?スーパーマンの魅力の1つとして、全てがパーフェクトなスーパーマンと、素朴でおっちょこちょいで愛すべきクラーク・ケントとのギャップがあると思うんですが、演技が硬い分、余り上手く演じ分けられていないように感じました。カッコ良いクラークケントになってしまってるというか・・・。これからに期待しましょう。監督が旧作のファンで忠実に作ってくれたからでしょうか。クリストファー・リーブの爽やかなほほ笑みが忘れられません。
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-13 00:44:23)(良:1票)
16.  キング・コング(2005)
オリジナルのキングコングが古典的名作としてすでに存在し、しかも1級のエンターテイメント作品であった為に、それを忠実にさらに現代のCG技術を加えて作ればまさに鬼に金棒、文句なしに10点です。オリジナルを深く愛し、テーマをきちんと理解している監督だからこそ出来たリメイクでしょうね。興行収入を考えれば2時間ちょっとの長さにして上映回数を増やせば良いいのでしょうけど、細かい所まできっちりと3時間もの長さにしちゃうのは監督のこだわりが見えて嬉しいですね。指輪物語もそうですよね。最近のハリウッド映画はまず利益ありきっていうのが見え見えなのでこういう姿勢は立派だなぁと感心してしまいます。全くの別物なんでしょうが、日本人としては是非見習って世界に誇るゴジラをリメイクしてくれないですかね~。オリジナルのテーマを完全に理解している事が条件ですけど。20年くらい前にリメイクした奴は終わってましたから(笑。
[映画館(字幕)] 10点(2006-01-21 01:00:58)(良:1票)
17.  男たちの大和 YAMATO
この映画に描かれている話が戦争の真実だとは思いませんが、戦争を知らない我々が歴史に興味を持ったり、今の日本がこういった犠牲者の方達の上に成り立っている事を認識するために、観るべき映画であったと思います。ただここでは単に映画作品としての自分の意見を書かせて下さい。正直こういった大作は日本は作るの下手です(この映画のスタッフだけがそうなのかもしれないですが・・・)。まず戦闘シーン、メインの役者が集中している機銃部分や狭い範囲を映し過ぎていて全体像が全く伝わってきません。戦闘機の攻撃も同じような映像を使いすぎていてどのように爆撃したかがサッパリです。もっと大和の全体像を上手く映し、大和の立ち回りや、米軍機がどのように攻撃し、どのように撃沈したか(例えば船の片側に魚雷を集中されたとか、沈没の全体像など)をシッカリ描写して欲しかったです。大和という絵的にも素晴らしい戦艦が素材としてあるのに、非常にもったいないです。やはり映画である以上この手の映画では戦闘シーンが見せ場になるため、レイテ島、沖縄特攻はきっちりして欲しかったですね。またこの映画では長島一茂のセリフが非常に大事だと思うんですが、各登場人物のエピソードが見事にバラバラでまとまりが無い為、せっかくのシーンが妙に唐突になってしまっています。個々のエピソードに繋がりを持たせて悲しさを盛り上げ→長島一茂のセリフ→壮絶に散っていくという描き方は出来ないものでしょうか。その点が非常にもったいないなというか残念な映画ですね。
[映画館(吹替)] 6点(2006-01-02 00:08:43)(良:2票)
18.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
やっと運命が動き出したといった所でしょうか。アナキンの苦悩が描かれていますね。新3部作は旧3部作に繋げるために、色々と消化しなければならない話があるので仕方ないですが、もうちょっと舞台となる惑星の色彩の違いを強調して欲しいです。そういう意味では水の惑星の青と雨は良かったんですが、短いシーンで残念。ラストの舞台はタトゥイーンの砂漠と被ってしまいますね。
[映画館(字幕)] 9点(2005-09-08 17:56:42)
19.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
子供から大人まで楽しめる作品です。さすがスターウォーズですね。ちょっと話が政治的な要素があったりゴチャゴチャしている面もありますが、共和国→帝国という大前提がある以上は仕方ないですし、これからEP4~6への複線も散りばめていかなければならない訳ですからね。ジョン・ウィリアムスの音楽も相変わらず素晴らしい。キャラクターや宇宙船のデザインが旧3部作に比べて余り魅力的じゃなかった事が少し残念です。
[映画館(字幕)] 9点(2005-09-08 16:57:50)
20.  アレキサンダー
何故、アメリカ人に総スカンを食らったのかが良く分かりました(笑)。同性愛、無謀な侵略、おまけに最後にアンソニーホプキンスに東方遠征は失敗だったとか言われてはね・・・。お国事情にモロ被ってます。この監督さんにこういうのを期待しても作ってくれないでしょうけど、アレキサンダーを英雄ととらえて、その優れた戦術や部下の掌握術、エジプトの征服、ペルシャ帝国との戦いをもっと詳しく描いた方が映画としては絶対に面白かったはず(実際に映画館などで流れた予告編ではそういうのを期待させる)。あえてそうせずにアレキサンダーの心の闇、葛藤を重点的に描いた点は非常に興味深く観る事が出来ました。同性愛者で母親の影に怯えているアレキサンダーの描写が不評みたいですが、プトレマイオスが回想録を作るところなど、ほとんど忠実に作られてると思いますよ。 ただスペクタクル映画だと思って観ると失敗しますね。
[映画館(字幕)] 7点(2005-02-12 00:41:26)(良:1票)
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