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1.  タイムライン
なんかあれこれ寄せ集めたつぎはぎ作品に思えます。あちこちで既視感に襲われて・・・それ以前に、あんなしょぼこい一企業が秘密裏にかくも壮大な装置を開発できるとはとても思えん。社長も幹部もなんか片田舎の新興パソコンメーカーみたいだぞ。
5点(2005-01-07 21:39:49)
2.  世界の中心で、愛をさけぶ
ノスタルジアものが好きな私でも、これはダメ。所詮は「作られた」話題の商業映画という印象。『タイタニック』のときも感じたけど、消費のための(一度限りの)消耗品とでもいうべきか。金かかってないけど、そして有名どころもほとんど出ていないけど、もっと深く心に染み入る青春映画はたくさんあるんですけどねえ。『がんばっていきまっしょい』とか、『薄れゆく記憶のなかで』とか。どちらも公開時はたいして話題にならなかったのですけど(とくに後者などいまだにほとんど知られていない)。ともかくこのセカチュー、いきなりDVD買わなくて正解でした。
5点(2005-01-07 10:44:14)
3.  花とアリス〈劇場版〉
岩井俊二は未見でもDVDを買う希少な監督です。はずれた場合には地団駄を踏みますが、それでも赦せます。二度と観ませんが。今回は、、、ほっとしました。わたしはトシをとり、主人公たちは若返り、距離こそ開きましたが、その間を満たすノスタルジックな感性は不変です。この作品には基本的にパリっとした男性が登場しないため、ゆる~いフェミニンな雰囲気に押し切られそうになりますが、それをぐっと抑え、寄り添いながらもなんとかめりはりをつけるのが自然の風景描写です。岩井俊二の手にかかるとすべてが自然描写に思えてきます。アリスがバレエを踊るシーンでさえも。ちょい役の有名人たちもマンダラ的に寿がれているとみなせましょう。「自然主義」を標榜する気持ちは毛頭ありませんが、やはり安心して観ているわたしがいたことは事実です。日本人の「記憶」は歴史よりも自然に近いのかな。音楽も心地よいです。
8点(2004-10-17 14:39:23)
4.  わが心のボルチモア
なんとなく展開はだれた感じですが、それなりにまとまった作品です。アメリカという移民社会ではニーズがあるテーマなのでしょうね。家族の絆というのはつぎつぎに新たな移民が入ってくるアメリカのほうが、従来家族主義的といわれてきた日本よりも、より「家族」が宗教的なまでに強く意識されるのかもしれません。感謝祭の七面鳥にナイフを入れるだけで大騒ぎするのも、世俗化されたユダヤ系移民にとって「宗教的」な意味を持つのでしょう。だからこそあれほどもめるのだと思います。しかし、アメリカ社会全体でもそういったものなのでしょうか。なんだか最近は「日本化」しているような。。。
6点(2004-10-08 12:34:10)
5.  異人たちとの夏
大林監督はほんとうに幸せな人だと思う。正直うらやましい。ところで、個人的に死者との再会話は大好き。古典的な怪談を丁寧に踏まえた作品だと思う。ホラー(?)の箇所は監督の趣味(だとひそかに思う)。楽しそう。いいなあ。これから高齢化社会を迎える日本。こういった記憶もの、死者との再会ものが増えてくると思う。期待したい。「宗教」の代役張るのだから、がんばってほしい。
7点(2004-09-01 19:40:48)
6.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
ネタをつぎからつぎへと繰り出していって、それが最後に集大成していくという手法は、まさにアメリカ映画の独壇場だと思います。そしてこの作品はその嚆矢ともなったものではないでしょうか。『ダイハード』などにつながっていく(って、どっちが先だったっけ・・・)。ちなみに外見がドクそっくりの人を知っています。あちこちでドクに間違えられているようですが、本人は得意げ。本物同様たしかにちょいと変わり者ですが、よい人物です。
8点(2004-08-31 22:12:24)
7.  バウンティフルへの旅
高齢者が、なんとかいまはもう存在しない故郷へ帰り着こうという作品です。故郷はしっかりと記憶にあり、自分の故郷はバウンティフルだと堂々と名乗れる。しかし実際にその故郷は廃村になってしまっているという二重性。この揺らぎがいろいろと考えさせてくれました。旅にもいろいろあるでしょうが、「最後の帰省が最高の旅」なのかもしれませんね。こじんまりとしていますが、なかなかの作品だと思いました。ぜんぜん雰囲気は違うのですが、さだまさしの「水底の村」という作品を思い出しました。ばらばらになった人生の糸がかろうじてまた結ばれる。これって、いささか宗教的なことばになり気が引けるのですが、「浄土」の予兆といってよいような気がします。高齢化社会を迎えるこれからの日本。この手の記憶をめぐる作品が増えていくものと思われます。結構期待しています。
7点(2004-08-31 21:49:36)
8.  フィールド・オブ・ドリームス
子供の頃、頼りがいがあり大きく見えた父親。こちらが成長するに連れて、夢を捨てて日常に埋没する凡庸な親父に成り下がる。ああはなるまいと堅く心に誓ったものの、いつの間にか自分もどっぷり中年。。。親父に似てきたどころか、リーマンとしても親父より格下かも。で、悶々としているうちに親父は逝ってしまう。と、まあ、誰もが通る道を野球を素材に巧みに描いた佳作。なぜかこの手の死者との交流を扱う作品はアメリカには多いですね。ヨーロッパには少ないような。そして日本では結構多いですよね。なぜだろう。ともかく、「和解」ってアメリカ人にとり片時も忘れることのできない課題なのかも。独りよがりではない和解を求めていっていただきたいです。で、まずは家族から。いいです。この調子です。ゆっくり行きましょう。
7点(2004-08-31 21:20:45)
9.  わが谷は緑なりき
久しぶりに観ました。古典的ともいえる名作ですが、意外にレヴューが少ないですね。素朴な人々のたくましさが堂々と描かれていて、いい感じを今に伝えています。もっとも、牧師さんは大学を出たてにしては少々説教の言葉に重みがありすぎですね(いいことだけど・・・)。悪役ぶり丸出しの助任牧師は教会の偽善的で悪い面をうまく体現していて、日頃キリスト教にそこそこ親しいわたしとしては、納得と恥ずかしさで複雑な気持ちになりました。ともかく人生、「逃げ」ではなく、美しい思い出とともに「挑戦」でいこうとあらためて思いなおさせてくれた素敵な作品です。わたしの記憶の中にあるもっとも愛した町も田圃の緑豊かな土地でした。いまはすっかり宅地化されて面影はほとんどありませんが・・・
7点(2004-07-23 17:39:55)
10.  ガンジー
ガンジーの偉大さを「再確認」できる作品です。新しい発見は特にありませんでした。しかし「ガンジー的」な発想や実践が急激に薄れゆく昨今のこと。こうした作品をあらためて見直すことは意義あることだと思います。もっとも、もしいま撮り直すなら、もうすこしガンジーの言動が秘める「狂」的な面に踏み込んで欲しいですね。現作品では、某国大統領も感動のあまりますますみずからの政策に自信を持たれることでしょう。これではガンジーさんも草葉の陰で泣くしかありません。
7点(2004-07-23 17:25:33)
11.  薄れゆく記憶のなかで 《ネタバレ》 
アポロ月面着陸から10年後の1979年に高校3年生。田舎の県立高校。しかも遅くて淡い初恋ときたら、ああ、わたしと同じ。。。これだけでもう冷静な評価は下せません(点数は勢いでつけました)。  撮る方も撮られる方も初々しさが目立ちますが、それがかえってテーマに似つかわしく、好感が持てます。しかも、繰り返し観るうちにこなれてきて、滑らかな印象をもたらしてくれました。ラフマニノフ調の情緒豊かな音楽もよい。ことに初々しい菊池麻衣子の香織が良かった。密かに想いを寄せていた和彦と心を通わせることができた嬉しさと恥ずかしさが混じり合った川沿いの帰り道での表情と、ぎこちなくなった関係を修復しようと意を決したように紅をひく浴衣姿の表情とが対照的で、すてきでした。  初恋といえば、わたくしごとで恐縮ですが、わたしの場合、当時受験の色がもっと濃く、とてもドラマチックな要素などありませんでした。しかしそれでもかけがえのない思い出となっております。監督が主張したかった初恋の残酷さもそれなりにわたしの記憶に刻まれ、人生に哀しい彩りを添えてくれています。DVD化されましたので、日々の変わり映えのしない生活に疲れたオッサンであるわたしにとり、また心癒されるコレクションが増えました。嬉しいですね。  10年後主人公の和彦はまだ本当にやりたいことが見つかっていないと言っていますが、今ならどうでしょうか。あれからなんと25年。わたしの場合、やっぱり・・・ですかねえ。人生こんなもんか。なお、意見が分かれる最後のシーンですが、わたしはあれでよかったと思います。彼女が幸せそうで、本当に、よかった。ただ、香織が和彦の顔を認識できなことから、まだ抑圧は続いているような気がします。しかし、これも含めての人生でしょう。本作品中唯一の不満は10年後の和彦が働くタコ焼き屋が「京都大学正門前店」ということ。これじゃストーカーだよ。。。ま、ともかく、彼のほうは故郷でも京都でもなく、東京あたりでがんばってほしいです。  で、結論。文字通りの意味で「佳作」といってよい稀有な作品。ぜひみなさんもご一覧あれ。
10点(2004-07-23 16:59:58)
12.  戦場のピアニスト
自力の努力が生死を分けるのか、分けないのか。それすらもわからない状況で人間はただひたすら生きるしかない。そのうちしだいに動物的本能のような感覚が研ぎ澄まされてくるのだろうが、それはまさにヒューマンな次元とは異なるものだろう。主人公がピアニストという芸術家であることは動物と人間という対比を明らかにする点でわかりやすい。もっともこうした二分法そのものがよいかどうかは別問題だが。強制収用所から解放されたものは、解放後何十年もしてから自殺することがある。主人公のその後が気になるが、事実としては総じて平穏な日々を送ったらしい。それは良いことだと思う。では実際に自死を選んだ人間を題材としていわゆる商業映画を作れるのか。表現を超えた表現として。たとえば『ショアー』とはまた別なタイプの。。。 まあ、いまはこうしたジェノサイドを題材として作品を作ろうとすることだけでも十分意義があると思う。
7点(2004-04-04 15:00:00)
13.  ブラス!
物語の展開などはいわば型どおり。見ていて安心できる作品です。決して貶めているわけではないですが、いまひとつ入れ込むまでには至りませんでした。ただ、近代以降、共同体づくりに失敗した日本の労働者の場合だったらどうだろう、という点ですこし考えるところがありました。また、父・指揮者と息子・トロンボーン奏者の厳しくも暖かい交わりは心に響くものがありました。あと、、、、労働者のイギリス英語がほとんど聴き取れずショックだった。
6点(2004-04-01 18:48:37)
14.  JAWS/ジョーズ
仕事一辺倒のモーレツサラリーマンだった親父が、どこからもらったタダ券で渋谷の映画館に連れて行ってくれた、という想い出の作品。そんなことにはあとにもさきにもこの一回かぎり。家族団らんで見る映画かなあ、って親父の不慣れな家族サービスが子供心にも痛かった。でも、まあ良い思いでです。一回かぎりだったからねえ。作品としては、さすがの恐怖感で、傑作だと思います。
7点(2004-03-04 21:59:06)
15.  サルバドル/遥かなる日々
海外におけるアメリカの反共政策を糾弾した作品。むき出しの暴力がみせつける問答無用の恐怖がひしひしと伝わってくる。でもあの国家の政府は全然めげていない。アフガニスタン、イラク、さらにはパレスチナ・・・(インドネシアでもスカルノ政権を倒す際、アメリカは無茶苦茶やっている)。ときどき見直して、「ならずもの国家」アメリカの狂気に目を覚ましておきたい。なんか最近こういった作品が少なくなったなあ。。。
8点(2004-03-04 21:50:30)(良:1票)
16.  ラストエンペラー
ますますみずから生まれ育った西洋世界への絶望を深めつつも、それがオリエンタリズムを引き起こしてしまう哀しさ。そんな印象を抱きました。一見壮大な歴史絵巻のようですが、じつは監督の心象風景なのかもしれません。作品の是非はともかく、そうした試みが許される映画監督という仕事に羨望を覚えます。
7点(2004-03-01 21:11:32)
17.  悲情城市
台湾版「小津」です。しかし小津作品と決定的に違うのは、やはり歴史という視点が明確なこと。つまり歴史という超越に翻弄される家族の「業」を描いているのであり、日本人がやりそこねた課題をこの作品はひとつのかたちとしてやり遂げた観があります。お見事です。この作品に触れて、今村昌平の『黒い雨』を思い出しました。
8点(2004-03-01 20:57:42)
18.  さらば、わが愛/覇王別姫
おすぎがこの作品を褒めながら、「日本人はもっと歴史というものを大切にしなきゃだめよっ!」って言っていた。たしかに歴史の波に乗ると厚みが出る。日本の歴史大河ものは英雄史観で、歴史に翻弄される被抑圧者が示す「火事場のばか力」を描ききれていない気がする。この点、中国物はうまいなあ、って感心させられるが、これも中華思想の強みだろうか。
8点(2004-03-01 20:48:29)(良:1票)
19.  ダイ・ハード
アクションものの王道をいく作品ですね。つぎからつぎへと、じつにうまい調子に危機が訪れてくれます。いかにもアメリカの娯楽映画ってとこで、知的な役柄が似合わないウィルスにぴったりの作品でしょう。
7点(2004-03-01 20:41:06)
20.  チップス先生さようなら(1969)
本作品で描かれたようなエリート教育には一種の羨望を感じると告白しておきます。イギリスがなんとかうまく「衰退できた」のも、こうした教育があってのことでしょう。それにひきかえ、大学合格者数が即ちエリート校を意味する日本は死ぬに死に切れないのでは、と心配になってしまいます。どうもわたしは学校を描いた作品を評価するにあたって、教育界全般へと目が逸れて行ってしまう傾向があるようです。反省、反省。
8点(2004-02-26 21:52:17)(良:1票)
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