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円盤人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 102
性別 男性
自己紹介 DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが
チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。

特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。

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1.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記
佳作です。藤子F不二雄の原作でないとのことですが、知らなくても全然違和感はないでしょう。しかし、ロック調の主題歌への違和感がぬぐえなかったこと、エンディングの締めが弱いこと、以上の2点に不満があります。このたびレビュー用に見返してみたのですが、子供のときに感じたのも全く同じポイントでした。ただ、劇場版ドラえもんのこれまでの作品を踏まえたうえでの不満であることは特筆しておかねばなりません。
[ビデオ(邦画)] 5点(2005-01-10 01:30:21)
2.  刑事物語
武田鉄矢という俳優、説教くさかったり、計算高さが透けて見えたりと、鼻につくときがあるものの、私はけっこう好きです。この人は自己プロデュース能力が優れてるんですね。どういう作風なら自分が輝くかということをよくわかっている。これが過ぎて「俺が俺が」になってしまうと失敗するわけですが、この『刑事物語』、障害者問題に対する感動物語をベースに、ハンガーヌンチャクや高倉健のギャグでうまくスパイスを効かせ、エンタメ的に成功しています。確かにどこを切っても武田鉄矢しか出ず、その点アクが強くはあるのですが、ちゃんとわかりやすく面白い映画になってます。屈指の傑作とは言いません。それでも後でふり返ったとき「そういえばあれ結構面白かったよね」と思うような作品、私は好きです。素直にそこを評価したいと思います。
7点(2004-12-09 23:09:33)(良:4票)
3.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
秘境冒険ものが大好きな私ですが、『レイダース』は基本的に評価していません。ある意味これほどスピルバーグらしくない映画も珍しいかもしれない。彼はしばしば、子供時代に持っていた夢を、自分の作品にたっぷり(時には必要以上に)盛り込もうとします。製作総指揮の場合は特にこれが顕著になります。従って主人公は、子供っぽい人物か、あるいは子供そのものであることが多い。『ジュラシック・パーク』のグラント博士(サム・ニール)や、『グーニーズ』マイキー少年(ショーン・アスティン)を例に取りましょう。彼らは強いモチベーションに支配されています。恐竜の糞を見つけたとき、首長竜の群れを見下ろすときの、グラント博士の嬉しそうなこと!海賊の宝を見つけようとするマイキー少年の、目のきらきらしていること!振り返ってインディ・ジョーンズはどうでしょう。全人生をかけた考古学の大発見、「聖櫃」に対して、冒険心を燃やしているでしょうか?否、そういう感情はほとんど伝わってきません。冒頭の考古学の授業においても、口調は淡々としていて、前のめりの姿勢などでは全然ない。自身の哲学を披露する、ライバルのベロック博士の方が、かえって人間的に感じられるくらいです。なるほど本作は丁寧に演出されていて、ハラハラし、ドキドキもするでしょう。しかしワクワク感には大きく欠けます。インディ本人が冒険そのものを楽しんでないからです。考古学が好き、冒険が大好き、彼がそういう態度を見せない限り、本作の秘境は遊園地のアトラクションに過ぎない。その意味で「ジェットコースター・ムービー」とは、皮肉にも的を射た表現といえるでしょう。
4点(2004-10-09 16:12:16)(良:2票)
4.  震える舌
私も高い評判を聞いてから観たクチで、期待が大きすぎた、というのが正直な感想です。破傷風の恐怖と、心理的に追い詰められていく夫婦には、観客を釘付けにする迫力があります。それはいいでしょう。しかし、本作には今ひとつ焦点を絞りきれてないような印象を受けます。例えば、父親の昭(渡瀬恒彦)が転ぶシーンがありますが、これが破傷風の感染によるものなのか、単に焦っていたのかどうかわからない。こういうはっきりしない場面が結構あります。そもそも本作はホラーなのか、ヒューマンドラマなのかもはっきりしないのです。それともこのような構造によって、作品に多角的解釈が与えられているのか?いろいろ考えましたが、やはり絞った方がいい、テーマがはっきりした方がこの作品はよくなる。私はそういう結論に達しました。とはいえ、本作がサスペンスフルな秀作であるのは間違いないと思います。
6点(2004-10-07 00:54:38)
5.  グーニーズ
『グーニーズ』には、21世紀も子供たちの宝物であって欲しい。スチーブンソンの「宝島」がそうであるように。
9点(2004-10-02 15:43:46)(良:3票)
6.  炎のストライカー
スポーツ大国ながら、サッカーではあまり目立たないアメリカですが、94年米国ワールドカップの成功を受け、96年からメジャーリーグ・サッカーが始まりました。実はそれ以前にも、北米リーグというプロリーグが存在しました。しかし68年~84年と短命に終わっています。解散の原因はいろいろありますが、そのうちの一つに、アメリカ人は得点が入りやすいスポーツの方が好きで、スコアの変化の少ないサッカーは不利だった、というのがあるようです。そのため末期の北米リーグでは、ローカル・ルールを積極的に取り入れて、本来のサッカーから離れていってしまいました。さて、なぜこんな話を延々しているかといいますと、この映画、サッカー界の鬼っ子・北米リーグが舞台なのです。観れば一目瞭然、フィールドに見慣れないラインがいっぱい引かれている!この映像は貴重でしょう。そういう意味で、サッカー史・サッカー文化に興味のある人は、観て損はないと思います。逆にそれ以外は全く取るに足りません。話はちっとも盛り上がらないし、ペレが出るといっても、印象的なプレイは披露してくれず、映画も『勝利への脱出』が既にありますから。それにしても不思議なのは、本作が86年に公開されていることです。なぜ北米リーグ解散から2年後?70年代、サッカー人気に便乗して作られたというなら、この適当な内容にも頷けるんですけど。
2点(2004-09-25 17:37:17)
7.  コーラスライン
構成に疑問があります。演出家ザック(マイケル・ダグラス)と恋人キャシーのエピソードは必要なのでしょうか。本作は前半がオーディション、後半が本番の舞台です。二人の話は本筋に絡んでいくどころか、必要以上に前面に出てきて、むしろ邪魔している印象があります。なぜオーディションが続いているのに、カメラは外へ出て行って、わざわざ振付師とキャシーの話を聞かすのでしょうか。追う価値のないエピソードはばっさり切ってしまって結構。レビューを読む限りでは、舞台版がそんな感じみたいですね。観たことないから無責任なことは言えないですけど。
3点(2004-09-22 21:15:09)(良:1票)
8.  グッドモーニング・バビロン!
D.W.グリフィスは実在の監督で、「アメリカ映画の父」と呼ばれた人物です。4つの物語に分かれている『イントレランス』中、最も力がかけられているのが、兄弟の関わっているバビロニア編。本作では触れられていませんが、この作品は難解すぎて興行的に惨敗、グリフィスは没落します。以上の事実を踏まえますと、「バビロン」とは「栄華を誇りながら、あっさりと壊れ去っていくもの」を表していることが判ります。劇中のバビロニアやグリフィスの王国同様、映画のセットも同じ性格を持っており、壮大に作られていることが強調されればされるほど、はかない運命の哀しさ(すぐに壊されてしまう)が漂うのです。この巧みなメタファーには感心しました。ただし、それがもう一方の主題である「兄弟の同等性」とうまく噛みあっておらず、全体の完成度という点では今ひとつです。
5点(2004-03-01 17:52:34)
9.  シャルロット・フォー・エヴァー
父であるセルジュ・ゲンズブール監督は、主演のシャルロットの実父。娘のために作った映画らしいです。交通事故で妻を失った夫は、いつまでもその痛手から逃れられず、自分の娘に欲望を覚えて・・・というストーリー。シャルロットがヌードを披露していますし、幼い(ゆえに危険な)エロティシズムは漂っていますが、いかんせん話が暗い上に、場面転換もほとんどなし。独りよがりの作品でした。
2点(2004-02-14 21:04:53)
10.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
舞台は南部アトランタ。50年代から70年代にかけて、ユダヤ人の老婦人と、黒人の運転手との交流を描いた作品です。ミス・デイジー役のジェシカ・タンディと、ホーク役のモーガン・フリーマンの素晴らしい演技で、忘れられない佳作となっています。それを評価した上で、私は敢えてシナリオに苦言を呈したい。頑固なデイジーが、徐々にホークを受け入れていき、かけがえのない親友となる、というのが物語の肝です。ラスト間際では、「キング牧師の夕食会」→「館でアルツハイマーにかかったデイジー」→「老人ホーム」とシークエンスが続きます。夕食会では、お互いの理解がすれ違っていました。一方老人ホームでは、人種という枠を越えて「老い」を共有した二人が、気持ちを通じ合わせます。この流れにおいて、館のシーンが特に重要なのは明らかです。ところが、錯乱状態にあるデイジーにかけるホークの言葉は、「金持ちで幸せ」「精神病院に入れられる」という月並みなもの。ここは、20年以上彼女と一緒にいた、ホークならではの言葉が欲しいところ。デイジーの身をおもんばかり、彼女が幸せであることを冷静に諭してこそ、「お前は一番の友達よ」という言葉が生きるのではないでしょうか。デイジーがその後に発する上のセリフは、錯乱状態がまだ継続しているようにも解釈されるので(興奮している老人は、感情表現がおおげさになりがちですから)、効果が薄れてしまっています。残念です。
5点(2004-02-13 20:57:26)(良:1票)
11.  メガフォース
超兵器までも揃えた史上最強の無国籍軍事集団「メガフォース」。彼らの任務は侵略戦争の迅速な鎮圧・・・。この映画は「超軍団による成敗物語」です。設定からして小学生テイスト全開なのですが、制作費87億円だの、国防総省全面協力だの、撮影の超兵器は本物で、米軍からオファーが届いているだの、ツッコミどころ満載の誇大広告。思わずこのバカさ加減を誰かに吹聴したくなってしまうという、ある意味すごい映画です。なかなか見つからないと思いますが、老舗のレンタル店の、背表紙が日に焼けてるソフトの棚なんかに、ひっそり残っているかもしれません。100円セールの時に、家族で笑いながら見て下さい。
2点(2004-01-28 19:37:10)
12.  ゾンビ3
ヒット作にあやかった、邦題上での「続編」。やはりひどい出来です。作品の価値を決めるのは、よい脚本と丁寧な演出。ホラーも例外ではありません。役者が「襲われるのを待っている」「おとなしく遠巻きに見ている」と感じられては、すべてはぶち壊しです。まあB級ホラーですから、腹を抱えて笑いながら観るのがいいでしょう。恐ろしい老け顔の子役が出てますが、ある意味彼が一番こわいかも。
2点(2004-01-27 19:30:22)
13.  墓地裏の家
ルチオ・フルチの「ゾンビ三部作」の一本。『ビヨンド』『サンゲリア』とはテイストが異なり、ヨーロッパ的な耽美な演出が目立ちます。もちろん殺害シーンは悪趣味ですが、ゾンビの数も少ないし、一番正統派ホラーっぽいのではないでしょうか(彼にしてはですが)。ストーリー的には破状していて、そもそも本筋がないうえに、洋館から見下ろす少女、謎のメイド、不気味なコウモリなど、思わせぶりな伏線(?)が収束せず、置き去りにされています。不思議にも「結局何だったの?」というそれらの断片が、ずっと印象に残ってたりしてます。ホラーとは「雰囲気勝ち」なのかもしれません。その意味ではタイトルは満点です――実際には、墓は家の中にありますけれど(!)。
5点(2004-01-27 19:15:13)
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