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1.  潮騒(1975) 《ネタバレ》 
 観る前はどうせ百恵ちゃんのアイドル映画だろうと思っていたが、なかなかどうして、小百合ちゃん版よりもドラマチックな映画で感動した。  貧しい農村の男女に金持ちの息子がちょっかいを出すより金持ちの網元の娘と貧しい漁民の若者の恋愛のほうが、よりロミオとジュリエット的な情動が出る。  やっぱり、昔から若者(アイドル)映画を撮ってきた人は違うのかなあ?個人的には百恵ちゃんより小百合ちゃんのほうが断然良いのだが、この映画(原作)に関してはこっちのほうが良い!いろいろな改善も含め
[DVD(邦画)] 7点(2020-09-27 13:37:58)
2.  恐怖のエアポート<TVM> 《ネタバレ》 
 TVMだったのか!今の日本のテレビなんかより面白いな。  物語は非常にシンプルな旅客機内での集団食中毒。今日では、操縦士である機長と副長は2種類ある食事を、排他的に選択するように決まっていると聞くが、この頃はそうでなかったのか。で、操縦士を失った4発の旅客機を託されたのがベトナム従軍の元ヘリパイロット。管制塔の誘導で無事に帰を着陸できるかどうか?というサスペンス。  とても話がシンプルでほぼ余計な部分がないので、単純にドキドキさせられる。かつてのヘリでの壮絶な体験で心に傷を追っている主人公の話は、時代をよく表しているのだろう。その辺のトラウマを乗り越えるという物語も良い。  映像的に物凄い特撮などなくても、ドラマだけで面白い映画はありうるんだよな、ということを再確認。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-15 20:24:21)
3.  地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 《ネタバレ》 
ああ、これ昔見たなあ。新怪獣登場のわりには、キングギドラとほぼ変わらない活躍度合いが残念。それと怪獣が人間っぽいしぐさをするのが私的には凄いダメなので、ガイガンが喜んだり挑発したりするのがイラっと来る。せめて初登場の時くらい、ちゃんと悪役やらしてやれよ。
[DVD(邦画)] 3点(2018-10-08 14:14:23)
4.  メカニック(1972) 《ネタバレ》 
 冒頭の暗殺で、色々な仕掛けを講じるんだけど、最終的に銃弾を撃ち込むのがちょっと暴力的で興ざめである。同様に、途中で組織に裏切られてからの攻防が突然、力業的になって今まで期待した用意周到な殺人組織というイメージがブチ壊しになった。  殺した相手の息子を相棒に選び育てるというのは、ありがちだが最後に「以て瞑す」るんだろうなぁなんて思ってたら、そこのところあんまりタメもなくあっさりやられた感じが寂しい。その後の車爆発シーンで、そんなの分かってたという顛末で少し救われた感じ。でも彼は復讐のためではなく、「組織の自己防衛」の為に死んだ事をその時知って、どう思ったのだろう?仕方ないと思えたのだろうか?
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-02 18:43:36)
5.  スター・トレック(1979) 《ネタバレ》 
 劇場で見た時の合成のマスクズレが、画面が小さいので目立たなかったのは幸いだった。あとは、合成の色味というか環境光の色温度的なものが合っていないところが多くて、画面的につらいのは、古い特撮なのでしょうがないか。   でも、話の内容的には「うん、これこそSF」という感じで、何かというと敵と戦って勝利する、という戦闘映画=セントウフィクションではないサイエンスフィクションになっていると思う。   まあ、最後人間と一体になるとか、細かいところ分かりにくかったりする部分もあるが、その辺はノリ。その後ヴィジャーはどうなったのかとか、彼の持ってきた膨大なデータは受け取れなかったのかとか、疑問は残る。それと、自分を作った創造者が自分より劣った(と思っていると思う)炭素体ユニットだったと知った時に、この知能はどう思ったのだろう?   そういえば、物質転送とかワープ航法とかの世界にこんなことを言うのは何だが、機械が知能を獲得するという話は、公開時より現実味を帯びてきた昨今、より身近に信じられるようになったのは軽い驚き。  【2018.5.2 追記】  最近までTVシリーズを見ずに映画だけを見てレビューを書いた。今回「カーンの逆襲」を見る前に、TVシリーズを見てみようととTOSのブルーレイを購入・視聴してみた。まだ数話しか見ていないのだが驚いたことがある。光の速度を超える、やたら強いこの宇宙船は、どうやら惑星に降りることが出来ないらしい。地面に降りても「ゴロン」となっちゃうのかな?なるほど、宇宙のドックからこの船の描写が始まるのも頷ける。その他にもこの宇宙船はTV画面の中では、縦横無尽には動かない。数種類の決まりきった角度の動きが見られるだけだ。出発のシーンの、巨大な船をなめるように色んな細部を見せるシーンで、旧作のファンはさぞ嬉しかったに違いない。エンタープライズもTV版のようなプラモっぽさがなく重厚でよい。  物語的には、シーズン2の「超小型宇宙船ノーマッドの謎」に酷似している。先述した通り自分より劣ったユニットに作られた自分に対する、言わばイジメのようにノーマッドを駆逐したTV版よりも、創造主との合体で進化を望む本作は、なんだか非論理だが感動的で好きだ。 また、今作あたりまでギリでウフーラが美人。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-18 23:20:19)(良:1票)
6.  ゴジラ対メガロ 《ネタバレ》 
久しぶりにろくでもない映画を見た。まあ、観る前から薄々(いやかなり確信的に)気付いてはいたが。今までこれだけ見ていなかったのを、レンタル屋で見かけたのが運の尽きだった。 ロボットが巨大化する、ロボットが怪獣と話をする、地底の国からの工作員がほんの数人、唐突な地底国の撤退(だと思うが、その描写は無く真相は謎)、ゴジラにかぶせられる「プァーン、プァーン」という間抜けな音楽。うんざりする要素が満載の迷作。
[DVD(邦画)] 1点(2018-02-04 16:04:31)
7.  多羅尾伴内 《ネタバレ》 
 まあ、荒唐無稽なんだけど、ミステリというよりはサスペンスドラマ的な面白さ。好きな人には楽しいんだろう主演役者の様々な演技を楽しめる。最後の名台詞の後にカッコいい藤村大造が現れた時に、ああ、ようするに変身ヒーロー的な最後のカタルシスと同じなんだなと思った。とはいえ、せむし男の仮面をはぎ取った後に帽子かぶってるのは流石にどうよ?なんて頭によぎるが、カッコよさ優先なんですね。ハイ、正解です。   さて、犯人が分かってしまってからがちょっとダラダラと長い。また、ワイヤで体が半分に切れるというのも何か趣味悪い感じだが、実際に宝塚歌劇団でそういう事故があったと知りビックリ。
[DVD(邦画)] 6点(2017-09-21 14:50:42)
8.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 
33年版で不満だった、女とコングの心の危うい繋がりといったものがしっかりと描かれていて、満足。また髑髏島の巨大生物の描写も冗長なほど出てこなくてコングと人間の物語に重点が定まっているのも良い。 何より女が美しくて魅力的。殊に髑髏島に向かう途中の、これでもかと足を見せつける姿には参った。 途中、特撮的な難点はあるものの、物語とキャラクタが良いので気にしているヒマはない。最後の男の傲慢とも思えるセリフが無く、女がコングのために涙を流す展開も泣ける。コング、うかばれたな。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-23 18:04:49)
9.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
 思っていたよりも地味な映画だった。邦題からしたら、もっと大量の戦車が一面に展開されて、ドンパチ砲撃戦が繰り広げられるなんて、思ってた。でもこの映画は、パットン将軍の部分的な伝記映画の側面が強い。  伝記映画で主眼が主人公そのものだから、戦争の成り行きなどかなり駆け足だったり、飛んでいたりもするが、そのへんは公開当時は常識的な「現代史」だったのだろうなあ。今の日本人が見るには、第二次大戦のヨーロッパ戦史を、ちょっとだけ予習しておくといいかもしれない。   平時の30年はそれなりに記憶の彼方ではあるが、世界を廃墟にした戦争の記憶の前には30年などつい最近の事のはず。その生々しい残虐さの描写が本作では殆ど拭い去られている事に、若干の違和感を感じる。  ただ、映画としては、祖父が南北戦争の功労者で自身も戦争のために生きているような人物の、「闘う男」の一本気な生き方にある種の清々しさを感じさせて好感が持てる。それは、そのまま嘗ての強いアメリカの良さだったのかもしれないが、もし、彼が今の時代(ナチスという絶対悪と認識されていたものがない時代)に生きていたらどうなっていただろう?などと思うのは余計なお世話か。   ところで、日本の(モデル)ガンマニア的には、GSPの連なった刻印入りグリップの2挺のリボルバーがカッコイイのだが、胸に自動拳銃忍ばせてたんかと、ちょっとガッカリ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-26 13:56:29)
10.  男はつらいよ 寅次郎春の夢 《ネタバレ》 
 「一時間も待ってるのに時計が五分しか進まない」って、すっごい発明だな。ワタシ的には久々の大ヒットだった。   本作のとても印象的なのは、チラリとでも不倫とか外人の求愛に人妻の心が揺れる、そんな俗世の空気が寅さん世界に覗くことだ。だけどまあ、寅さん世界だから、そんなのも長くは続かないのだが。   ここ数年TVCMで、外人の寅さんが活躍しているが、今作の外人はどこか元祖外人寅っぽい所がある。だがこちらは商売ベタな分、女には積極的で日本の寅にも見習わせたい所。
[DVD(邦画)] 6点(2014-07-24 01:25:19)
11.  男はつらいよ 翔んでる寅次郎 《ネタバレ》 
 今まで、失恋を自覚した途端に、一目散に去っていく寅さん(『殿様』に至っては目の前横切って)に、ちょっと情の薄さを感じる事もあったが、今回はフラれた(まで行ってないか?)相手の結婚式に、しかも仲人で出るなんて、寅さんすごいと感心する。  だが、あのスピーチは上手くオチたと言えるのかなあ?79年当時、「ウンが付いた」なんて言い古されていた気がするが。  今回いちばんの面白は、桃井かおりの自立支援の仕事探しのビラを作った時の、寅と社長のこのやり取り。  社長 なぁ、寅さん、せめて紙代だけでも払ってくれや。 寅  だから言っただろ、金は出世払い。 社長 ハハハ寅さん、悪いけど、これ以上出世できるのかい?  で、二人の若者を幸せに導いた寅さん、説教臭くなく、いい感じで結婚式の模様は感動しました。  が、日本の若者の歌はこの頃から既に「翼広げて」いたんだなあ、なんて思っちゃったりもしました。者の歌はこの頃から既に「翼広げて」いたんだなあ、なんて思っちゃった。
[DVD(邦画)] 7点(2014-07-15 15:35:20)
12.  男はつらいよ 噂の寅次郎 《ネタバレ》 
 お話はいつもどおりの、これと言って良いところも悪いところも有るようで無いような、平均的な寅さん。点数が高いのはひとえにマドンナの魅力による。  実際、目の前で大原麗子に泣かれたら、もうどうしていいか分からなくなってしまうだろうなあ、自分的には。まあ、ここんところ、キッツいマドンナが続いていたからなあ、というのは半分冗談だが。
[地上波(邦画)] 8点(2014-07-14 15:24:54)
13.  男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 《ネタバレ》 
 松竹歌劇団である。SKDと倍賞千恵子だ。ちょっとはその方面を期待するではないか。(私は加藤登紀子の知床旅情より、倍賞さんのオホーツクの舟唄のほうが好きなのだ。)  今までの設定があるから、さすがに若いころ在籍していたなどは無理としても、ナナと一緒に歌のレッスンを受けた事があるくらいは良いだろう。いつもの夕餉の宴ででも歌ってくれるくらいのサービスを見せて欲しかったものだ。   ナナとグラスを傾けた夜、もうちょっと寅にオトコとしての「肉食さ」というようなモノがあれば、後の展開は違っていたのであろうが、そこが寅のやさしさでもあり弱さでもあるんだろう、『わが道』のつらさだ。  男、というより寅のサガはつらいなあ。   今回はそんな風にタイトルを理解することにする。……まあ、それにしても寅さん、妹の友達ってのは、それはそれで厄介そうだぞ。
[DVD(邦画)] 5点(2014-06-12 21:14:36)(良:1票)
14.  男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 《ネタバレ》 
 満男、源ちゃんをサルに見立てて紐で縛って遊ぶなんざぁ、ナカナカどうして寅の甥らしいイタズラ小僧っぷりである。それはさておき。   寅次郎頑張れというより、寅の方が青年頑張れと励ましている映画。二十歳の大竹しのぶは大変可愛く、特に青年が九州に帰ったことを知った際の、みるみる涙をためたカットのその目の美しさは尋常じゃない。  それに引き換え、と言っちゃあ悪いが、今回のマドンナはちょっと印象薄。この人が悪いというよりは、脚本的にこちら二人の恋の描写が足りないからではなかろうか。特に寅が失恋を自覚して去る、お約束の展開だが、今回はフラれたというよりただ横槍が入っただけ程度のことで、寅さん押しが足りなすぎじゃないか?  あれ?だから、寅次郎頑張れ!なのかな?いいのか、結局。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-11 13:22:19)
15.  男はつらいよ 寅次郎と殿様 《ネタバレ》 
 嵐寛寿郎の貫禄は素晴らしいし、三木のり平のコメディっぷりも楽しい。その分、マドンナ関係の話が、簡単に済まされている感がある。何故かはわからないが、今回はマドンナ周りの話に物足りなさが残るのだ。それだけアラカンのインパクトが強いのかもしれないが。   義理の父の殿様に、あんな手紙を貰っちゃって、寅がどんだけ舞い上がり、勘違いに彼女に接し、フラレるのかってワクワクしていた。だが、夕食のお誘いはさくらに任せきりだし、寅のノリもあっさりしていて肩すかしな感がある。   それにしても、あの顛末の後でまた大洲に行くというのは、ちょっと寅さんタカリとまでは言わないが、カッコよくないなあ。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-10 20:39:21)
16.  男はつらいよ 寅次郎純情詩集 《ネタバレ》 
 前作のレビューで書いたように、ここ数作で寅の性格が酷いことになってしまっていて、ちょっと引く。それと、おいちゃんおばちゃんの、寅の甘やかしぶりにイライラを募らせていた。   だが今回、満男の先生の家庭訪問での寅の所業に、とらや一家の面々がちゃんと寅に怒っているのを見て、少しだけ溜飲が下がる。それ以外では、寅さんは実にいい人だった。そして、マドンナとの仲も上手く進んで、どんな相手に持ってかれるんだろうと思っていると、まさかの死別とは。  よく男女の話で、前の相手との別れ方で喧嘩別れはいいが、死別の相手には敵わない、的なことを耳にする。そういう意味では、寅にとっても重い別れになるのかな?・・・なんて心配は杞憂なのだが。   劇中さくらが言うように、寅ももういい歳になって、さすがに22歳の檀ふみに恋するにはそぐわないようになったか。イマドキではロリ扱いされかねないものね。  だが同時に「愛があれば歳の差なんて」などという言葉も思い浮かぶ。寅さんの世界で、これほど常識的な諌め方を通さずとも、良いような気がする。寅さんには、幾歳になっても、若い美人に恋していて欲しいとも思うのだ。 
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-09 21:20:23)
17.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》 
 男はつらいよと言うのは、半年間隔で見るようにできているんだなあ、とつくづく思う。ここ数作の寅の酷い言動を毎日立て続けに見ていると、ちょっとうんざりしてしまうというか、寅のことが嫌いになってくるのだ。実際とらやの人たちも、赤ちゃん連れ帰って放ったらかしたり、見知らぬ爺を連れ帰って朝風呂使わされたりが半年ごとでなければ、あんなにいい人では居られないのではなかろうか?……というか、おばちゃん人がいいにほホドがあるぞ。ま、それはともかく。   今作は宇野重吉と岡田嘉子の会話が、もちろん現実世界でのあの事件を彷彿とさせているのだが、実際人の人生の決断なんて後からアレコレ言っても、詮無いことなのだよなあ、としみじみ思わされる良いシーンだった。こういう時に、タラレバを思いめぐらしてもしょうが無いと、さっぱりと現状を見据える女と、ウジウジと過去を捏ね繰り回す男の違いを、思い知らされる。   さて、画家先生とぼたんと寅の話だが、それほどのいい話とは思えない。というより、ありがちな展開だ。先生が困り顔で奥へ引っ込んだ時に結局絵を描いちゃうだろうことも、ぼたんが寅を自分の部屋へ引っ張っていった時に、絵が送られたんだろうことも、そしてこの人はこの絵を金になんか変えないだろうことも、みんな画面で説明される前に分かってしまっていたものな。   まあ、そういう予定調和を楽しむのが『男はつらいよ』なのだと言えば、そのとおりなのだが。しかし、それならそれで、寅さんはキッチリ振られて欲しいものだ。  だって、そうしないと次が作れないじゃん。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 05:46:18)
18.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》 
 今回の大学の先生は、何だか裏寅さん、あるいは賢い版寅さんだなあ、なんて思ってたら最後一緒に旅しているとは…。あの人はアレはアレで、女の人には受け入れてもらえないタイプの人なんですね。バカ(寅)とジジイ(教授)はダメってことかなあ?まあ、それはともかく。  それにしても、勉強すると言ったにも関わらず、寅のあの態度で怒らない先生はエライなあ。  それと桜田淳子もっと膨らませて欲しかったなあ。予告編見ると、もっと出てくると思ったのだが。  
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-07 14:22:01)
19.  男はつらいよ 寅次郎相合い傘 《ネタバレ》 
 なーるほど、世間の人は嘘は言わねえ。シリーズ中最高点だけのことはある。この後約30本続くのは百も承知だが、それでもここでハッピーエンドかと思わせるほどの、寅とリリーの相合傘が切なく美しい。だがこのシーン、いつもの寅の羽織り方といえばそれまでだが、リリーの組もうとした背広の腕に寅の腕は入っていないというのが、後の展開を暗示させて薄寂しくもある。そしておそらくシリーズでも異色なのだろう、寅の側から身を引く展開も良い。リリーの気持ちを察せないとか、今までの様に意地を張ってしまうとか有りえたが、悲しいまでの寅の思いやりを見せられ、「アンタは一生独り者だよ」と悲しいその運命に涙してしまう。   まっ、それにしても、メロンが一切れ足りないくらいのことで「ワケを聞こうじゃないか」って面白すぎだが、リアルタイムで見ていたらナカナカどうして、笑えないくらい当時は貧しかったよなあ、なんて思ってしまった。これは個人差が大きかもしれないが。  ところで、見終わってこのシリーズにしては初めて、サブタイトルに合点がいった。
[DVD(邦画)] 8点(2014-06-06 20:32:51)(良:1票)
20.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 
 2代目おいちゃんの期間が短かくて驚いた。そして今作より登場の、期間的には一番長かった下條おいちゃんは、少し淡白すぎて物足りない感が残る。それと関係するのか不明だが、今回の寅はあまりにも酷い人なので、ちょっと嫌気がさしてしまう。殊に、さくらの「少しは子守りくらいしろ」という苦言に対する態度はもはや、寅はバカだからしょうがない、という限度を飛び越えている。   今回は寅がマドンナと青年を(結果的に)取り持ったりしているおかげで、そのフラれた感が少なくて、何も出て行かなくても、という思いが残る。  ただ、滅多に帰らぬのに部屋があって当たり前と考えていたり、前作での相手女性の気持ちも確認せぬ自己中ぶりや、本作での前述の無責任ぶりを見ると、今更言うことでもないが、この人は一生放浪するしか無いんだろうなとも思い、ちょっと悲しい気持ちになったりもする。
[DVD(邦画)] 6点(2014-05-16 21:09:18)
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