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コメント数 230
性別 男性
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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  奥様は魔女(1942) 《ネタバレ》 
この時代の製作スタッフが、子供を楽しませようと工夫を凝らしたメルヘンが行き渡っており、しみじみとしてしまいますね。でもロマンチック・コメディにしても、やっぱり結局は薬を使ったから好きになったってとこが引っ掛かってしまい、無邪気に気持ち良くなれなかった。それでもこのヴェロニカ・レイクは本当に魔女だな。この表情、特に視線には魔性が潜んでいる。彼女を見るだけでも充分値打ちのある映画だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-04 10:26:14)
2.  錨を上げて 《ネタバレ》 
これはもうジーン・ケリーが見せること、魅せること!アニメーションとの合成のダンスも素晴らしいし、少女と踊る場面の流れるようなスピード感は息をのむほどです。それでもってソロが決まりまくってるのですから!映画の出来栄えはさておいて、(ジーン・ケリーを堪能するなら、この映画なのではないか)とまで思ってしまいました。役どころが、あまりにもおいし過ぎますしね。くしくもクラレンス(シナトラ)が言った台詞“君といると自分が欠陥だらけに思えてくる”には吹き出してしまいましたが、妙に納得できますね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-11-15 21:04:31)
3.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
冷静さを失ったアントニオが、犯人と思い込んだ青年に詰め寄る場面からの見せ場。予防線を張って生き抜くすべもない境遇、引っ込みがつかない状況、大勢に罵倒され、そして情けなく惨めな感情がうごめくこの見せ場。この後、この一家はどうなっていくねやろ?何とか生きていけるやろ、と能天気な考えは全く浮かばない。アントニオとその家族には、したたかに生きて行って欲しいと願う。それだけだ。僻み根性丸出しで書くと、小金を失っても痛くも痒くもないであろう、あのレストランに居たような金持ちから、多少の金をくすねてでも生き抜いてほしいと願う。それにしても時代を切り落とした、暗く地味なこの映画が持つテーマの普遍性には脱帽する。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-09 23:09:45)
4.  クリスマス・イン・コネチカット 《ネタバレ》 
僕は『教授と美女』でバーバラ・スタンウィックに完璧に魅了され、『レディ・イヴ』でその思いは更に強くなった。以後、彼女の主演作をもっと観たいという思いが募る一方、観ることが可能な主演作に限りがあるので、観てしまうのが惜しいと思うようになった。それほど僕にとっては特別な女優だという思いが強い。これは好みの問題だけど、“綺麗な”とか“可愛い”といえば、もっと他にあげるべき女優はいると思うけど、“魅力的な”ということにかけては、これは圧倒的な存在に思える。本作においても出演時の年齢や髪形や衣装なんか超越してしまってるほどで、先にあげた2作の“悪女”ってスパイスの効いた爆発的な魅力には及ばないまでも、それでも気がつけば彼女の演技、一挙手一投足に酔いしれてしまう。内容的には随所に(そんなん普通バレるやろ?)っていうツッコミどころを、淡々とバレずにいき過ぎる展開が逆に楽しい。赤ん坊の親や看護婦といった端役(といっても結構ポイントになる)が絶妙のタイミングで現れる終盤の展開も大好き。
[DVD(字幕)] 8点(2008-10-19 10:26:53)
5.  赤い河 《ネタバレ》 
とにかくダンソン(ジョン・ウェイン)が岩のようにゴツイ。肉体的にも精神的にもゴツイ。ドカッと座ってウイスキー飲むさまが決まりすぎです。もはや演じているというよりも、役柄からジョン・ウェインに引き寄せられているかのような境地。そして狂気とも言えるこの男の執念に引っ張られた(というよりも引きずられた)男たちのドラマ。“契約”という現代的な言葉と、その上下関係、信頼関係、窮地での処置。その全てに今の時代にも置き換えられるテーマが縦横無尽に張り巡らされている。意見を突っぱねられて服従するときの気持ち。ボスを追放した後の何とも言えぬ気持ち。モンゴメリー・クリフトも素晴らしい演技で立ち向かってます。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-27 22:14:29)
6.  希望の降る街 《ネタバレ》 
この時代でサスペンスの要素がある映画って、人間の行動を非現実的にデフォルメして伝えてるところが多く、今観ると肝心の緊張感がごっそり抜けおちてしまってるように感じます。よって巧いな、面白いな、と思えても、傑作とまではなかなか思えないことが多いですね。本作もそういう映画の一つかなと思います。その中でも押し寄せるデモ隊に、ライトキャップ教授が空砲一発 →ブラッケンを突き出す場面はかなりの爽快感を味わいました。本作もケイリー・グラント熱演なのですが、ロナルド・コールマンの役柄の方により感情移入してしまいます。ラストの締めくくり方、粋ですね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-23 10:25:08)
7.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
大人向けクリスマス映画の決定版!敢えてこう書くと確かに誤解を招きそうな、この邦題は最悪のミステイク。↓(sayzinさん)レヴューや、おそらく多くの方々が思っておられるように、この映画に関しては原題の直訳がベストの選択だったと思います。日本で洋画を鑑賞し、後世に伝えていく為の邦題の重要性を考えると本当に残念。それにしても、この小さな店での心温まるドラマは本当に気持ちのいい出来栄えですね。主役二人ももちろんいいですが(特に口喧嘩の場面はサラヴァン巧すぎです)配役で一番印象深いのが、脇役のペロヴィッチ、次いでペピ。そしてボスもいい味だしてます。(女店員二人は印象が薄く、逆に顔も声も一度も出てこないボス夫人の方が印象深いのも面白い)そしてラストで店員を食事に誘う場面のボスの“いじらしさ”に胸が詰まる思いでしたし、新入りの少年と意気投合してタクシーを呼ぶ場面、あの嬉しさが爆発した一瞬のスピード感が僕にとっては最高潮でした。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-05 06:05:32)
8.  素晴らしき日曜日 《ネタバレ》 
敗戦後間もないあの時代に、希望を持つということが、どういったことであるかという心情が切々と描かれているように感じます。当時の写真や映像、文章や流行歌などでは分からない息づかいまでもが、伝わってくるような気持になってきます。移動撮影の躍動感もそうですが、終盤の静かな場面が続くあたりも、何かブスブスと立ち込める熱気を感じて目が離せませんでした。個人的に映画として興奮するような傑作とは言えませんが、何とも言えない感慨があり、観てよかった。本当に観てよかったと思えます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-25 18:31:14)
9.  雲流るるはてに(1946) 《ネタバレ》 
いきなり歌歌歌の『ショウ・ボート』に吃驚。ミュージカル映画ファン以外をここで突き放してしまうような構成ですからね。しかも最後だって歌歌歌。途中にもレビューシーンがふんだんに盛り込まれており、小型『ザッツ・エンタテインメント』って感じがします。有名スターが1シーンのみで惜しげもなく出てくるので余計にそう思います。ジューン・アリスンかわいいな、あの低い声の不思議な魅力。そしてジュディ・ガーランドのオーラ、とにかく腕まくりひとつとっても、最高にカッコイイんですから。そんでラスト"オールマン・リバー"のシナトラ。ジーン・ケリーなんかと歌って踊るミュージカル映画では、何か中途半端なやらされ感を抱いてしまうのですが、本作での熱唱は完全に歌手の顔をしており、さすがにこっちの方はサマになりますね。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-23 23:16:15)
10.  アパッチ砦 《ネタバレ》 
この景観のロングショットと音楽と連なりあって滑走する馬、このお膳立て、オープニングロールのあのロゴまでが、これぞジョン・フォード、この味わい、それだけで満足。 そんで絵的には満足度がめちゃ高いが、映画としての満足度は低い。ヘンリー・フォンダは確かに名演だったが、ラストの額縁を見てガックリ。現場を知らない上司が多数の部下を巻き添えにして、それでも英雄は作られるのか?
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-09 00:07:55)
11.  マルタの鷹(1941)
これはもうハンフリー・ボガートの独壇場ですね。頭が切れてキザで渋くて、そして品格ただよう魅力、これが決まりに決まってますね。あの早口の英語の発声さえも、自分には楽器で奏でた魅力的なリズムのように心地よいです。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-07 23:28:31)
12.  犯人は誰だ 《ネタバレ》 
有名絵画や宝石が素人泥棒によって次々と盗まれていくその手口、笑いものになるロンドン警視庁。そりゃそうでしょう何というのどかな犯罪劇。しかしですね、しかしですよ、これ結構面白くワクワク観せてしまうんです。屋敷での心理戦、ドアのノブが動く場面とか、ラッフルズが戻った家でのパイプと葉巻の攻防とか、やっぱり巧いんでしょうね!デヴィッド・ニーヴンのすっとぼけたキャラと美しき!オリビア・デ・ハベラントのキャストもよく、ラストではいい味出しまくりの警部が"人を信用しない人生は味気ない"なんてええとこどりの台詞で締めくくるんです。 
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-11 16:16:15)
13.  毒薬と老嬢 《ネタバレ》 
既に究極系の域に達してしまっているブラック・コメディの佳作。多彩な登場人物も それぞれ魅力的だけど、とにかく本作はケイリー・グラントに尽きる!最初に死体発見したシーンなんて目ん玉飛び出てるし首はグニュ~って伸びてるし爬虫類的な凄まじいリアクション。そして終盤まで続く、必死のとにかく必死の地下室の死体隠蔽との攻防、悪気無くあっさり認める老嬢とのコントラストを含め、この必死さが生み出す数々の至芸。その凄さは途中、ケイリー・グラントが出ていない数10分のシーンが明らかに映画のテンションが下がっているということでも分かる。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-11 16:14:43)
14.  踊る大紐育(ニューヨーク)
11:30?ワーオ!ワーオ!ワーオ!明るすぎるぜアメリカ人!そして凄いスピード感!ミス地下鉄のソロ、くだらねー!けど楽しー!何なんでしょう?このラストまで途切れること無い異様なハイテンションは。そして驚くほど名曲の連打応酬、ある意味ブッ飛んでる映画、それでいて少し優しい。気分が滅入ったときはこれに限る! 
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-25 22:48:12)
15.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
与えられた才能と使命によってチャップリンがとんでもないモンに喧嘩を売った偉大なる勇気の足跡。いまだに虐められる側の問題など提議するクソみたいな思考が残っている現代。たかだか社会や職場やクラスで起こっているイジメを傍観している金魚の糞に送る痛切なメッセージ。演説のラストはハンナに向けられた。せめて、せめて自分が関わっている小さな世界なら少しの勇気で変えられるんだ。傍観者なんて加害者となんら変わらない、まったく同じようなもんだ。自分だって僕だって同じだ。くそー!フライパンくらい振り回せるだろ!? 
[DVD(字幕)] 10点(2007-02-24 21:36:29)(良:1票)
16.  カサブランカ
この映画の独特の雰囲気はたまりませんねー。それにしても、ここまでキザでいながら女々しい序盤から中盤のボギー、潔いとは言えない僕が観てもあまりにも女々しすぎです。しかし、あの一瞬、ラズロに負けたと思った一瞬によってリックが変わる。自分本位の間はねちっこいけど、完敗を認めるとによってのみ、清々しくなれる。そう、この映画は酒場とジャズピアノと敗者の美学に彩られたモノクロの思い出のような作品です。リックはきっとこれからは"時の過ぎ行くままに"を自ら封印しなくても大丈夫でしょう・・・たぶん。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-13 00:07:45)
17.  ハイ・シエラ 《ネタバレ》 
ハンフリー・ボガートの出世作、既に風格充分でワイルド&スタイリッシュ。背は低いし顔は大きいのに細身のスーツが最高にクール。それにしてもこの作品の二人の女の描き方はまさに秀逸ですね。まさかの求婚にはずっこけたけど、内反足だった女の素性を描くためには求婚しかないかなと思える。それにしても灯台下暗し、自分にとって最高の女が身近にいるのに自分の心の中の安らぎというか、"キャバクラ嬢にのめり込むのとほぼ同次元で惚れちまってるぞ!"とボギーの肩でも叩いてやりたくなります。それにしても人間は怖い。クララが立った歩いたうちは感動するけど、歩けるようになったクララのキャラが激変することも充分ありえる、いやそんなもんだとも思う。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-05 00:33:25)
18.  西部の男
ゲイリー・クーパーとウォルター・ブレナンっつーだけで鑑賞意欲をそそりますが、このほのぼのとした展開をせめて味わいとも感じられなかったのが残念。と言うのも色んなもの詰め込みすぎ、登場人物もくっきり描かれてないように感じた。どうしたんだい、へヘイ、ワイラー♪と替え歌でも歌わずにおれなかった。 
[DVD(字幕)] 4点(2007-02-04 07:37:16)
19.  我が道を往く 《ネタバレ》 
老神父と若神父との心の触れ合いがめちゃめちゃいい!老神父、そりゃぁ面白くないですよ、きらめくビング・クロスビーに嫉妬しますよ。でもそこからの葛藤と雪解け、ビーフシチューに黄金色のフライドポテトは凍えた体に効きますよ、どうしてもと言うのなら頂きますよ。そんで、そ~っと、そぉ~っと眠った老神父を起こさないように灯を消して部屋を出る若神父、そこに"グッド・ナイト"この互いのさりげなさこそ胸が熱くなります。この思いやりこそが希望の光と思える、まさに感動作ですよ。 
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-27 20:14:52)
20.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
序盤の大爆笑がいやでも期待を膨らませすぎる。う~ん、中盤からの展開がもたつくなぁ~と思いきや、靴に隠した身分証明証で死体が誤って確認されてから、また一気に盛り上がる。それにしても、この完璧なラストは気持ちいい。笑いこそ本当に難しく、そして素晴らしい創造芸術だと高らかに謳いあげる。そう言えば冒頭のモノローグからコメディへの敬意がたっぷり込められており、男気に満ち溢れた愛すべき作品なのである!ただし皮肉にもこの映画そのものは、笑いという意味ではパンチが弱いなぁ~と思えるのが本音だけど。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-21 08:18:45)
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