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MARK25さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1001
性別 男性
自己紹介 ホラー以外は新旧問わず、どんなジャンルでも観ます。
映画は芸術だけど、やっぱり娯楽。
単純に観て面白かったかどうか、
感性に触れるものがあったかどうかという点をメインに評点しています。
また、一応、ノーカットで観ただろうというもののみ評点。
カットされると印象変わってしまいますから。


観た映画全てを評点しようと思っていたものの
いかんせん記憶力がついてこず・・・
最近は前観た映画を再度ちょろちょろ見直しています。
以前観たときは気付かなかった発見などもあって楽しいですね。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  夫婦善哉
原作とは随分違う。始めは良い感じにアレンジしているなぁと思ったが、だんだんテーストの違いが気になった。もともと、森繁久彌はイメージとは違う。寧ろ蝶子の親父さんのイメージに近いか。もう少し細身だとなぁとか。放蕩感も随分薄い。原作では何度も金を使い込んで本当にどうしようもないボンボンだったが、この映画ではうっすらその印象を見せるだけで大人しい。どもりも殆どない。うーん。既に書かれている方もおられる通り、妙に湿度が高めなのが何より気になる。題名にもなっている最後の夫婦善哉のシーンも何故か夫婦善哉を単体として映してくれない。それはしっかり撮ってくれないとなぁ。そしてそのあと原作にはない湿っぽい人情劇が続くのも蛇足としか言いようがない。やはり原作とは別物という割りきりが相当必要のようだ。原作知らなければ普通の人情喜劇として楽しめるだろう。森繁さんは上手いし面白いしね。という訳で、原作は度外視して、レヴュー内容に反した、この点数。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-24 04:14:46)
2.  荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 《ネタバレ》 
初っ端講談通りの敵討ちを再現してから、史実はこうではない、それでは史実に乗っ取って再現してみましょう、という流れの随分風変わりな出だし。ナレーションたっぷりに現代の(といっても1952年の)鍵屋の辻を解説したりもする。そして本編に入ると一応の経緯の説明が入るが、音声が聞き取りにくい上にあっさりしているので判り難い。要するにAの父親がB家の人間を殺してC家に逃げ込んだが、C家はAの父親を引き渡さなかった。そして今AがC家の人間を殺してしまい、今度はB家に逃げ込んだという話だったような。自分の親父に恨みがあるB家に逃げ込むAも凄いが、それを匿うB家も凄い。なんでそんなことになるんだろう。そういった説明はなされないので謎のまま。まあ、又右衛門の置かれた複雑な状況の方が重要なので、こんな経緯はどうでも良いっちゃぁいいんですが。作品自体は正直退屈。しかし決闘直前の緊迫感は相当に高い。この緊迫感は中々ない。ここだけで見応え十分。ただ続く決闘シーン自体はややあっさりとしていて、グダグダでもある。しかしこれは狙ったグダグダ。主人公以外は皆怯えていて、それが故のグダグダ。これが逆にリアルなんだろうし、良いのだが、グダグダを見せるにしてももう少し上手く見せてくれてもいい。脚本は黒澤明だが、ここらあたりを見てもなんか違う。これは監督の個性が出たというものだろうか。緊迫感は高評価だが、残念ながら全体としては現代の鑑賞にはやや堪えない点の多い映画という印象が強い。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-10-20 21:39:47)
3.  暁の脱走 《ネタバレ》 
あんな戦地で男を追い掛け回さんばかりの情熱を傾けるのも、それに対する周りの反応もやや違和感がある。そういった中で軍体制への批判をしてもなんだかピリッとしない。男と女の繋がりもいきなり前進してしまっていてびっくりする。二人の脱走に目をつぶった仲間の姿は感動的ではあるのだが、全体としては物足りず退屈。まあそれよりなにより、山口淑子の演技が粘っこく暑苦しくこってりしていて、息が詰まります。それでいてラブシーン何故かぎこちなかったりする。不思議なのはヒロインが主人公の名を呼び捨てにすること。普通「さん」付けしないかね。「さん」の部分の音声が潰れているのかと思ったが、どうもそうでもなさそうな。謎です。それにしても、やはり池部良は大根なのですね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-07-04 06:49:42)
4.  あらくれ(1957) 《ネタバレ》 
徳田秋声原作の小説の映画化。原作もまあまあだったが、こちらもまあまあの内容。それなりに原作に忠実に描かれていたような印象。この時代の女性を主人公にしたものに良くあることだが、逞しく自活するほどの活力があっても、なんだかんだ言って男から離れられない。こういう点がどうもいまひとつ心を惹かれない原因。時代的に女性一人ではどうしようもなかったのだから仕方ないのですがね。性の相性についての直接的な話などもちらりと出てくるのも原作どおり。時代的にこの部分はぼかすかカットするんだろうと何故か勝手に思い込んでいたため、そのまま描いていることに妙に感心した。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-04 05:59:43)
5.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》 
雇われ、初めは受け入れられても次第に町の人間の目が変わってくる、そして町を出る羽目になる、という主人公の言葉どおりの展開が期待されるところだが、初めから町の人間が彼に批判的で、あまり変化が感じられないのが大きなマイナス。対立する元悪党の保安官も主張がボロボロだし。主人公がどうして人望を失ったかということもいまいち明瞭ではない。設定は面白く、俳優も上々。なのにこのだらしないストーリーは何だろう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-02 00:01:54)
6.  シェーン
子供の頃TVで観てから、久しぶりの鑑賞。意外やシェーンの服装が格好悪い。ベルトをつけてればまだ見られるが、外すと何だかプレスリーのコスプレ崩れに見えなくもない。子役も子役でちょっと目つきが悪い。こんな顔だったっけ。はて。色々淡い記憶との違いに戸惑います。肉弾戦が多く、西部劇というより人情劇。今見ても印象的な名ラストシーンに+1点。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-20 18:58:43)
7.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
大物的な顔をしてたジョーの変貌があまりにも激しい。もう少し徐々に追い詰められて変貌するならともかく、初っ端からビビリまくり。まったくビビリすぎ。ニトロ運ぶことは初めから判ってたことじゃんか。他の三人が殆ど怖がっていないこともあって、際立って見える。振動だけで爆発危険があるとしながら、出発のときからビール運搬車並みに揺れているニトロに唖然とする。それは時代の技術的に詰められなかったと大目に見るにしても、ブレーキをかけた途端に爆発だとか言いながら、思いっきり急ブレーキかけていたりするはちょっと許せない甘さ。どうにも冷める。トラックのドアにしてもかなりバンバンと勢い良く閉めているし、そういうところはもう少しどうにかなるだろう。道中も口先では危険を語りながら無茶なことばっかりしている。いつ爆発するかわからないニトロの恐怖を喧伝しながら、そういう詰めの甘さが緊張感を殺ぐ。また序盤が無駄に長すぎる。だらだらと人物説明に時間を使いすぎ。だから二時間半もの長い映画になってしまうんだよ。良いところとしては、ルイジのトラックが前置きもなくいきなり爆発したということが遠景で語られることくらいか。なんら説明もされずあっさり消えてなくなるということが、逆にニトロの恐ろしさを感じさせてくれて、この点は良かった。直前までルイジたちを写すとか妙な説明を入れていないところが良い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-09 18:25:38)
8.  奇跡(1955) 《ネタバレ》 
もろ宗教的なお話。人の信心を描いた作品ながら、奇跡に対してなんら根拠が示されず、結局神によって奇跡は起こったんだからOKOKというような感じになっている。ならば錯乱していた息子が正気に戻る必要もない。彼がまるで奇跡を呼んだようになっていることがおかしい。直接的に宗教映画なので、あまり心が惹かれない。これをキリスト教信者が観ればやっぱり信じることが重要なのよねっていう感想を持てるんでしょうかねぇ。しかし部外者からすれば、所詮宗教ってそんなもんって思われかねない内容だと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-09 18:02:13)
9.  裏窓(1954)
窓から見える裏庭を取り囲むようなマンション群のセットが凄い。窓から見える風景も人々の暮らしも何気なくとても生活感がある。無駄に音楽が使用されず、自然音で占められていることも大きい。遠くの音は遠く、声は微かに聞こえ、不必要にカメラを寄せて主人公の部屋から飛び出さないなど、自分が主人公と同じ目線で裏庭を覗いている感覚を見事に作り上げている。ヒッチコックの演出の巧みさが良く判ります。それにしてもこの映画のグレイス・ケリーは美しい。ジェームス・スチュアートがちょっと歳を取り過ぎてて、その癖、まだ結婚は…なんて悩んでるあたりに微妙な違和感。一体何歳になったら結婚するつもりなんだ。贅沢な。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-09 16:55:47)
10.  夏の嵐(1954)
映画中、女の独白ナレーションがちょこちょこ入るが、この独白が説明的過ぎていて質が悪い。しかも映像で十分に伝わっていることを、重複して説明してしまうことが多々あり、折角の映像を殺してしまう結果になっている。また、男も女もキャラクターの一貫性に乏しく、心の痛みの重みも説得力も欠けます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-10 14:41:35)
11.  俺たちは天使じゃない(1955) 《ネタバレ》 
以前観たときもそうだったが今回観てもやはりピンと来ない。ゆったりした作りで、良くも悪くも昔のコメディだなと。善人が報われるストーリーなものの、嫌な奴は殺して万歳というのはどうなんざんしょ。殺されて当然というほど悪い奴でもないから、痛快とも言えないし。ちょっとしたブラックコメディ要素なんだろうけど、その点も含めてやっぱりピンと来ない。とはいえ、あのラストシーンだけは好き。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-09 17:38:00)
12.  戦国無頼 《ネタバレ》 
小谷城落城で落ち延びた三人の男の複雑に絡み合う三者三様の人生を描いていた映画。三人の絡み合い方は中々上手く出来ていて、この辺は原作がしっかりしているおかげだろうか。しかし場面転換、演出などに所々粗雑な面が目立ち完成度は今ひとつ。いかにも大衆娯楽時代劇。黒澤明の匂いがちらちらすると思ったが、脚本に関わっているようで成る程だ。黒澤が撮っていたらもっと芸術性も高められたんだろうなぁ。三国連太郎の若かりし日の映画を初めて観たが、若干間延びはしているが中々格好良かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-29 19:55:24)
13.  左きゝの拳銃
ビリー・ザ・キッドの死までを追った映画。もっとも史実に近いらしい「ビリーザキッド21歳の生涯」と大筋は似ているが、こっちの方が概ねテンポが良いので肩に力を入れずに楽しめる。テンポがいいだけに若干端折りすぎで行動に説得力を欠くところもあるが、ビリー自体に興味がそれほどない身としては、逆にこのくらいの方が丁度良かった。ポール・ニューマンという配役は人のよさそうな笑顔と衝動的なキャラクターとの共存がイメージとしてのビリーに良くあっていたように思う。精神的に熟成していない衝動性をもった子供として描かれている点も、個人的イメージのビリーに合っていた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-14 17:29:09)
14.  悪魔をやっつけろ(1953) 《ネタバレ》 
とても適当に作ったとしか思えないような内容。バラッバラで、まとまりがなし。一体何がしたいのか、さっぱり判らん。ただ車が海に落ちてしまう画は、豪快でいい画だった。「カポーティ」の中でちらりとカポーティが話している映画の裏話はこの映画のことなのかな。ボガートが怒ったとか、J・ヒューストンはずっとバーに入りびたりだったとかね。
[DVD(字幕)] 1点(2007-12-30 23:07:50)
15.  夏目漱石の三四郎
やっぱりイメージがね。合っていたのは笠智衆さんくらいで、他は結構厳しい。一番酷いのが与次郎。この活気のなさはなんなんだ。もごもごとカツゼツが悪い。これでは折角のキャラクターも台無しである。内容もただストーリーをなぞっているだけで、まとまりに欠ける。原作にあったシーンがただ中途半端な形で映像化された印象。この短い尺では全てを描くのは土台無理というのは判るが、重要なシーンも間の抜けた演出で全く印象に残らないものにしてしまう手腕が恐ろしい。終盤になって突然オリジナリティを発揮し始めるが、これがまた宜しくない。妙な方向に捻じ曲げてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2007-11-30 19:50:01)
16.  雨に唄えば
意外とコメディタッチ。サイレントからトーキーに移り変わる時代設定が楽しい。音楽や踊りが素晴らしいのは言わずもがな。後半、こんな映画はどうかと主人公の脳内でミュージカルが作られるが、これが長い上にストーリーから完全に浮いてしまっているのが残念。これも話にちゃんと絡めて見せて欲しかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-25 21:32:49)
17.  錆びたナイフ 《ネタバレ》 
裕次郎に小林旭、宍戸錠まで出ている。小林旭はやんちゃな顔してるねぇ。笑った顔が妙にアホ面でいい。ボスが何故か自らトラック運転してたりする不思議。弟が連れ去られたトラックにガンガントラックでぶち当たる裕次郎も無茶をする。最後は何故かタイマン勝負って、随分いい加減な展開ですな。しかもマフィアっぽいヤクザの割りにそれほど怖くない。黒幕も黒幕で、子分なしで全て自分で動いていたりする。大物感ゼロ。主人公の過去の設定からして上っ面で、ちょっとハードボイルド風味でやってみたってだけの映画。つっ込みどころ多過ぎ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2007-10-19 22:06:26)
18.  見知らぬ人でなく 《ネタバレ》 
主人公は飲んだくれの親父にお前は心がないなどと言われるが、お前なんぞに言われたかないし、心がないようにも見えない。そりゃ学費のために結婚したんだから、心がないと言われても仕方ないが、本当に心がないならもっと薄情なはずだ。間違ったことを教える教授に噛みついたり、他でも正しいことを主張しているのに、何故か周りは大人になれと丸め込まれることを進める。嫌な感じ。正しいことを正しいと言い、患者のことを第一に考えるこの男が、こうも責められるのか。嫌な世の中だ。心がないなら、患者のことより楽して金を取りますよ。フランク・シナトラが友人役で非常に美味しい役だった。何時もながら良い役持ってくね。特につまらなくはないが、ちと尺が長すぎる。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-19 21:47:18)
19.  影(1956) 《ネタバレ》 
冒頭の掴みは素晴らしく、一気に引き込まれたが、かえってそれで期待し過ぎたようでその真相の大した事なさに気が抜けた。なんだか当たり前すぎる真相。第二の話など、あの状況、あの解決法で生き残ってしまっては、折角の緊迫感も台無しです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-10-13 21:17:06)
20.  赤い風車 《ネタバレ》 
ロートレックは知っていても身障者だったとは知らなかったので、それと判るシーンはそれまでの軽妙なシーンからの転換のギャップもあり、結構な衝撃を受けた。マリー役の女性の演技が鼻についたり、ロートレックの神経質な面が随分強く出すぎな感じもするが、全体にバランスはうまく取れていて出来は良い。氏の創作タイプを感じさせるものがさり気ない部分に描かれていたりするのも好印象。伝記ものとしては優秀な部類の映画。ただ古い映画とあってかなりフィルムが劣化してしまっている様子で、色彩の良さを感じることが出来なかったのは残念だった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-25 22:19:48)
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