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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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1.  霧につつまれたハリネズミ
ああロシアだ、というなんとも暗く荘厳な絵(パルナス風味)。そしてなんとも暗く優しい音楽と効果的な効果音。チェコのクルテクにも通ずる、旧ソビエト共産圏独特のキャラクター造形の愛おしさ。遠い記憶を思い起こされる心理描写も秀逸。10分程度の作品だけど素晴らしい仕上がりです。バツグンのタイミングで、そして少しだけ不安を掻き消してくれる「ヨ~~ジッ~ク」という呼び声が印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 16:43:15)
2.  田園に死す
イメージとしては面白いと思いましたが、自分探し的なものを延々と見せられただけのような気がしました。それは恐山やイタコといった東北独特な風景を背景にしてはいるが、僕がこの地に抱く恐れにも似た畏れをほとんど感じなかったせいかも知れない。期待していたが結局は何も感じぬまま終わってしまった。本も含め、寺山修二にはあまり縁がなさそうだな。音楽は良かったんだけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-23 01:21:12)
3.  津軽じょんがら節
びょおびょおと吹きすさぶ寒風にしぶきを上げ、次々と打ち寄せる小山のような波。強風に煽られ貝のようにへばりつく村。そんな圧倒的な自然が支配する津軽の風景を、見事なまでに美しい映像で表現しています。だがその反面、ストーリーが少し弱かったように思いました。東京を追われ郷里津軽に逃げ帰った女と男。そんな二人に土地に住む盲目の少女ユキが絡んで物語は進行するのですが、せっかくの気合の入ったタイトルも男と女の情事に終始し、この作品の肝となるはずユキの存在が中途半端になっているように感じました。斎藤真一の唸るような絵。津軽の荒々しくも美しい映像の数々。厳しい自然に対峙する生き方を表したような叩きつける三味線の音。これだけの素晴らしい背景を生かすためにも瞽女(ごぜ)になるとまで宣言したユキの生き様を、津軽三味線を支えた視覚障がい者たちの物語を見せてほしかった気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2008-01-23 00:12:28)
4.  ブラザー・サン シスター・ムーン
富を捨てる?貧しさを選ぶ?鳥のように生きる?愛される前に愛する?・・。がたがたの石畳の上を裸足で歩き、暑さ寒さに耐え忍び、干からびたパンを分け与える。あまりに清く正しすぎる。でも、そんな彼らの姿に絵画のように美しい画の数々や敬虔な音楽と同じように癒され、敬う。やっぱり感動し、涙がでた。
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-30 02:11:19)
5.  カプリコン・1
すんごいおもしろかった。アクション有り、サスペンス有り、ドラマ有り、ちょっとホラーチックな撮り方も奏してドキワクしっ放しでしたよ。冒頭の発射台から立ち昇る太陽のカットから、ラストの追悼式まで画面に釘付けでした。“アポロ11号の月面着陸はNASAの捏造だった!”という噂は、これを見てしまった後では「も、もしかして・・」と思ってしまいます。またSF作品としても、壮大な火星着陸というテーマを裏切ったように見せて、本物の火星のような過酷な環境にしっかりと着地させる演出は見事というほかありません。もちろん細かいところでの矛盾も感じないでもないですが、あの無機質で執拗な2匹(といいたい)の追跡者といい、起伏にとんだ地形を撫でるように交わされるドッグファイトはそれだけでも見応え十分。パイロットたちが見せる葛藤と決断も見事です。最近の作品にありがちな役者が物語の前に出てくることのない、しっかりとした脚本に支えられた大エンターテイメント作品になっています。何時の時代も楽しめる最高な一本としておすすめします。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-24 20:29:46)
6.  竹山ひとり旅
新藤作品らしく題材は素晴らしい。東北の冬を生きることは目明きでさえ難しいことなのに、明治に生まれ、しかも盲目の竹山にとっては並大抵ではないと容易に想像できる。そんな竹山の壮絶な門付けの旅を映し出しているが、どうも俳優陣がこの過酷極まりない東北の人間には見えない。特に竹山を演じた林隆三などは垢抜けてるというか・・暗さがないというか・・どうも東北の人間、ぼさまには見えない。門付けして廻る家から出てくる爺さんや婆さんとどうしても比較してしまう。映像が素晴らしいだけに残念。日本の暗部を切り取った作品だけに、もっと思い切った配役を目指してほしかった。とはいったものの、こういった題材の作品を作るだけでも相当な苦労があり、この様な世界があると世に表した功績は大きいのはたしかである。高橋竹山や市川竹女といったぼさまたちや恐山のいたこたちの生き方にも頭が下がる思いである。
[DVD(邦画)] 7点(2007-05-05 14:29:44)
7.  世界の果てへの旅
NHKか何処かで何度か目にしたことのある映像ではあるが緊迫感が全然違うんだなぁ。パイオニアであるが故に危険が一杯。南極の氷に閉ざされた海をカリプソ号がグングン進む。砕氷船でもないのに・・。流石。だが、そうして辿りついた世界は生物も豊かでペンギン達にいたってはリアルハッピーフィート状態だ。もの凄い数である。そんな生物と戯れながらまた、危険な探検に出る。クレパスだらけの氷河を足元を確かめながら進んだりする。ハラハラドキドキものだ。「沈黙の世界」でもそうだったが彼らのチャレンジャーっぷりは尊敬に値する。でも、常に無茶が通る訳でもなく、前回の子クジラ同様、痛ましい事件も起こる。これだからNHKのように気楽に見ることが出来ないんだ。だが仕方がない本物の冒険だから。この作品を見終わってふと思う。白瀬隊長は何十年も前に極点近くまで到達したのかと。やはりここは世界の果てだ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-28 01:57:19)
8.  どですかでん
いつものように勤務を終え、ガラス戸越しに帽子を置く六ちゃんが一番まともに思えた。
[DVD(邦画)] 9点(2007-02-27 02:13:53)
9.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
タルコフスキーらしく何もしなくても、ものすごい作品になっている。ほんと彼の作品を見ていると想像力をかきたてられる。あのハンモックには何がいるのだろうとかみんなは何を創造してしまったのだろうかと見る者に想像させる。とはいっても見せるところはしっかり見せてくれる。生き物のように蠢くソラリスの海はとても美しく、感情を持ったハリーが液体酸素を飲み込み、再生するシーンは神懸り的で、バッハのコーラル・プレリュードに乗せ、重力の解けた部屋で抱き合い幻想に浸るシーンは荘厳でさえある。あの名作「禁断の惑星」をもっとリアルに哲学的に表現したようなSFらしくないSF巨編である。そして水の映像はどこまでも深く美しい。 
[DVD(字幕)] 10点(2007-02-17 00:25:58)
10.  ストーカー(1979)
草むらを掻き分け、そっと川底を覗き込んだ、幼少期の狩猟体験をどこか想起させる。ノスタルジーをかきむしられた。
[地上波(字幕)] 10点(2006-12-18 17:18:11)(良:1票)
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