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1.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
ヴァンダム迫真の独白は心に迫るモノがあったのですが、 映画としての出来はこの点数が精一杯。  冒頭の巻き戻しを筆頭に、脚本はそれほどでも・・・ やはりB級という感想。  同じアクションスターでありながら、シュワちゃんやスタローンとどこが違うのか、 と考えてしまいました。  運命?生まれもっての華?人との巡り合わせ?  様々な要素が入り交じっているんでしょうね。  見終えた後、なんとも言い難い気持ちになってしまいました。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-05-16 11:06:16)
2.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
さすがスピルバーグという映画でした。  実際はもっと込み入っていて、 詐欺はさらに多彩で、協力者の存在や、何度か逮捕され、 刑務所からの脱獄なども行っていたようです。  またFBIに協力するようになってからも、 その派手な犯罪歴から職業が安定せず、様々な職を転々とした後、 銀行に犯罪コンサルタントとして売り込んで成功したようです。  その辺をざっくりと削り、 家族を求める少年の話として再構成。 権威に騙される人々をどこか小馬鹿にしている様子も また痛快。この辺のアレンジはスピルバーグ故でしょう。  ただ、テンポ良く話しが進む反面で、 どうにもスピルバーグ印の軽さが随所に伺えるのもまた事実。  というわけでこの点数で。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-03-21 21:43:01)
3.  母なる証明 《ネタバレ》 
この鬱陶しさ、盲目さ。 まさに母親そのものが描き出されている映画でした。  それも母親の嫌な面、見たくない面を まざまざと突きつけられたような不快さが見終えて しばらく経っても心の奥にわだかまっているようです。  例え殺人を犯してでも、我が子を守る。 母親故の狂気とでもいうか。  ただし、ポン・ジュノは上手い。上手すぎる。 あまりに理路整然とした物語構成のせいで、ご都合主義的な タイミングで新情報がポンポンと出てくるので、随所に作為を 感じてしまうのが残念な部分。  とはいえ、韓国映画の泥臭さ、脂臭さが ギトギトと漂う名作です。  結末や真相は視聴者の想像に委ねる、などという甘さはこの映画に 存在しないので、体調が良く、体力が充実している時に見るのがお勧めです。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-03-17 23:01:37)
4.  阿修羅城の瞳 《ネタバレ》 
鶴屋南北のセリフ「つまんね」が観賞中リフレイン しているような映画でした。  邦画の大作御用達「ろくなものを作らないのになぜだか映画に関わり続ける面々」 による語る価値もない映画といったところ。  冒頭からだっらだらだらだらとした展開と、安っぽいCG,脚本その他その他。 良い部分を捜す方が難しいほど。  舞台版も見ていますが、あちらはもっと場面場面が刈り込まれ、 冒頭から一気に心が掴まれます。歌あり踊りありギャグありの演劇独自のノリで、 最後まで怒濤のテンションで進む物語だったはず。  どこをどうやったらこんな酷いモノになってしまうのか。  唯一の救いは無料放映だったので損をしなかったことくらい。
[インターネット(邦画)] 3点(2018-02-11 18:22:05)
5.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
生活感溢れる、脂まみれの台所を覗いているような感覚こそが 韓国映画の持ち味だと思います。  この映画に関してもまさにそう。 ギトギトに脂ぎっていて、下手に触れたら手が脂まみれになりそう。 手を洗ってもしばらくは脂臭さが抜けないような、不快感さえ感じて しまいそうな映画です。  この感覚は、黒澤映画の「天国と地獄」で感じたものと同じです。 しっかりと「人」と「時代」が描けているからこそこのように感じるのでしょう。  この監督の映画を観ていると、名監督独特のリズムを感じる絵造りや、 脚本、演出が感じられ、緩急自在に映画全体を監督が支配していることが 感じられます。  それに加え、やはり俳優陣の名演技。 俳優が俳優として見事な仕事をしています。 特に主演のソン・ガンホ。牧歌的なおじさんという見た目ながら、 演技の鬼とでもいうべき熱演から目を離す事が出来ませんでした。  この韓国映画独自の持ち味は貴重。 見ておくべき映画のひとつです。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-02-10 22:49:27)
6.  チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 
前作に引き続き、ゲリラ部隊が主体の物語。 ゲバラもゲリラ部隊の一隊員としてしか描かれていません。 状況説明もなく、淡々とゲリラの行軍が描かれています。  重要なのはそこですか? キューバ革命に成功した英雄ゲバラが、なぜ戦友のカストロとキューバを捨てて ボリビアでの革命を目指したのか。重要なのはそこでは?  ゲバラを英雄に祭り上げたくないという思いがあったとしても、 ピントがずれているように思えてなりませんでした。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 08:35:08)
7.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 
主体として描かれるのは革命軍の一部隊。 ゲバラも部隊の中の一隊員という扱われ方の映画です。  極力個人的な物語を廃した作風なので、個人に思い入れをする余地がありません。 これではまるでサッカーの試合を遠景で見ているかの如し。 10番がゴールした、とか、9番がパスをした、とか、記号で人を見ている感覚。  状況説明まで省かれているので、彼らが一体何をしていて、どこに向かっているのか。 それすら解らず置いてきぼり。  ただただ革命軍の進軍を見せられるだけの2時間。 人間ゲバラに迫る映画にも出来ただろうに、なぜこのような作品にしてしまったのか 良く解らない映画でした。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 07:19:54)
8.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
人は生まれながらにして不平等である、というお話です。  サリエリは秀才。 人生の全てを音楽に捧げ、禁欲的な生活を送りつつ、 曲の一節一節が出来るごとに深々と頭を垂れ、神に感謝を捧げる。 血の滲む努力が認められ、宮廷作曲家の位置まで上り詰めた努力の人。  対してモーツァルトは天才。 下卑た馬鹿、遊び好きな小男にも関わらず、音楽に関しては真の天才。 サリエリが自らの血で描くように紡ぎ上げた音楽を、まるで遊んでいる かのように無邪気に不備な点を指摘したばかりか、あろうことかサリエリの雇い主 である皇帝の前でちょいちょいと手を加え完璧な物に仕上げてみせる。 息をするように素晴らしい音楽を紡ぎ上げる、天与の才能の持ち主。  対照的な2人の人生が交わったことが悲劇の始まり。 サリエリという秀才は、天与の才能の代わりに身につけた権謀術数を駆使し、 真の天才であるモーツァルトを陥れることで、不平等な世界を生み出した神に復讐を遂げようとする、というお話。  凡人側であることが身につまされ、しんどい気持ちになる映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-08 16:22:22)
9.  ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 
連鎖する狂気がこの映画のテーマでしょうか。  ゾディアック事件そのものがテーマではなく、 事件に関わってしまった男達の生き様がこの映画のテーマ。  飄々とした傍観者であったはずの大手新聞社の記者が、ゾディアックの指名によって当事者へと。 ゾディアックに対する執着のあまり、記者としての仕事がおろそかになり、遅々として迫れぬ ゾディアックの正体に対する苛立ちから酒と薬に手を染める。 ついに大手新聞社を退社。地方紙に移り、ボート暮らしに身をやつす。  記者の跡を継いだのは刑事。 ゾディアックを逮捕して人々を被害から守るという目的がいつのまにか逆転し、 ゾディアックを追うこと自体が人生の目的に。 沈黙したゾディアック。世間の注目が薄れ、ゾディアックが過去の事件になってしまったとき、 ついにはゾディアックの手紙を捏造してまで注目を集めようとする。そして身の破滅へと。  この連鎖の最後は漫画家。 元は記者の同僚で、刑事との面識もあった人間。 二人の関わりのあった人間の破滅を目の当たりにして、傍観者であったはずの漫画家も 狂気の連鎖の中へと引き込まれる。 家族を犠牲にし、面相も変わるほどのめり込みそして・・。  三人の男がゾディアックという己を映し出す鏡に何を見ていたのか。 記者は名誉を。刑事は人生の目標を。漫画家は?  狙いは解りますが、何とも単調で見ているのが辛い映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-22 17:01:14)
10.  インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》 
サムは頭が良く、自分の立ち位置が解っている冷静な男。三番手四番手の位置で、戦略家として働くことが自分本来の器。トップは貧乏くじを引かされるばかりだと解っているので、トップに立つことは望まない。いずれ地獄に堕ちるにしても、サム兄貴と慕われ、愛する妻とのんびり過ごす今に満足している。にも関わらず運命の悪戯で、自分を守るために行動することを余儀なくされ、望まぬ形でトップに立ってしまった。しかも望まぬボス就任劇の発端はサムの才覚を信じた愛する嫁の暴走という悲哀。香港返還の夜に見せた涙はとても美しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2017-06-05 11:37:22)
11.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
同じ脚本、出演者、スタッフを使っても、岩井俊二でなければこの映画は撮れないと思います。  こういうのがオンリーワンの才能というのでしょう。  ただただ脱帽でございます。
[DVD(邦画)] 10点(2017-05-31 00:11:00)
12.  アメリ 《ネタバレ》 
コミュニケーション不全というよりも、感情を表に出すのが苦手な女の子が勇気を出して一歩前に踏み出した、というお話ですね。主人公アメリを軸として、様々なサブエピソードが詰まった映画と思って見ると楽しめるのではないでしょうか。人生訓のような物も語られていますが、独特の感覚で作られた華やかな映画は画を観ているだけで楽しい。こういう映画もありかと。翌々考えてみれば、初見だと思っていたこの映画、以前観た記憶がうっすらと蘇ってきました。そんな映画です。
[DVD(吹替)] 6点(2017-01-20 10:26:45)
13.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
この実験最大の悪役が誰かと言えば、やはり主人公ですね。良い記事を書きたいばかりに無理矢理騒ぎを起こして事態をエスカレートさせていった責任は免れないでしょう。彼がいなければここまで騒ぎも大きくならず、現実の実験に即した結果に終わったのかもしれません。無責任な立ち位置から騒ぎを仰ぎ立てる傍観者。改めて考えてみればゴシップに群がって有名人をバッシングせずにいられない我々一般民の醜さを暗示しているのかとも思ったり。色々と考えさせられる映画です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-03-01 23:09:57)
14.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
ご都合主義に最大限目を瞑ったとしてもこの点数が限度。中盤、ラティカを救いに売春宿に乗り込んでからの陳腐なストーリーにがっかりしました。ラティカにあれほど執心する、その核が描かれていないので余計にそう感じられるのでしょうか。序盤から中盤にかけての腐臭さえ漂ってきそうなインドの情景が痛いほど心に突き刺さってきただけに残念でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-01 23:01:56)
15.  インファナル・アフェア 終極無間 《ネタバレ》 
善人になるため(組織の犬としての自分の過去を抹殺するため)、警察に潜り込んだ犬と見なしたヨンを執拗に追い続けるラウ。精神に異常をきたしながら追い続けたヨンの無常なひと言(オレは警官だ-を裏付ける、ヤン、ヨン、シェンが職務に忠実な警官であったという事実の発覚)が引き金となり、追い続けた幻の犬は自分だったということに気づき、最後は自分を殺そうとするも、叶わず。といった話でしょうか。時系列を弄くりすぎたうえに、妄想まで絡んで来るので話が解りづらいのがマイナス点。さらに説明不足な点が目立ち、何度か見直さないと解らない部分も多かったように思います。この映画は以前にも見ていますが、ほとんど内容を覚えていなかったというのも、難解にしすぎた弊害で物語に入り込めなかったということだと思います。このシリーズは1で完結していて、2.3はファンムービー的なものと考えれば良いのかもしれませんね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-22 11:06:52)
16.  過去のない男 《ネタバレ》 
まさに雰囲気映画。寓話といった方が近いかもしれません。見知らぬ土地で記憶喪失になった男が人生の再出発をするお話です。何もかもトントン拍子。家を借り、仕事を得て、恋人を作る。支えてくれる友達も自然に出来ています。過去を取り戻そうとする素振りすら見せず、今を楽しむ。そんなシンプルな男の生き方がとても清々しい。大きな事件はありません。従業員に給料を支払おうとする社長の話くらいでしょうか。悲劇なのですが、さらっと流しているのでそれほど深刻にも感じられないのは見せ方の妙でしょう。偶然過去への繋がりが目の前に現れますが、そういうもの、と割り切って今の生活に戻る。独特の空気感も相まって眺めるという言葉が良く似合う映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-10-07 11:56:55)
17.  ターミナル 《ネタバレ》 
甘々の人工甘味料山盛りでデコレーションされたケーキのような映画。このようなスピルバーグ的な世界観を受け付けなくなっているようで、甘ったるさに胸焼けを起こしてしまいました。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-09-21 10:29:09)
18.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
陰鬱な気持ちになる映画でした。疲れ果てた中年男(エリの父親役)はエリに血を与えるために殺人を犯しています。当たり前のように感謝の言葉も与えないエリ。中年男の疲れ切った様子はそのような生活から来るものでしょうか。やがてエリはオスカーという彼氏を作り、中年男を邪険に扱います。文句を言うわけでもなく受け入れる男。その後、中年男は殺人現場で追い詰められ、エリの秘密を守るために硫酸で自分の顔を焼くことに。中年男の献身は、血を吸われ、無残な転落死という形で報われることなく終わります。役に立たなくなったので使い捨てにされたような。最後のシーンで、エリとともに電車に乗っていたオスカーの運命を暗示しているようで、とてもハッピーエンドというにはほど遠い。陰鬱な気持ちしか残らない映画でした。でもこの空気感が好きなのでやっかいなんですよね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-15 10:30:26)
19.  M:I-2 《ネタバレ》 
ジョン・ウーの持ち味が全て裏目に出てしまった作品でした。くどく、あざとく、薄っぺらい。この作品のひどい出来のせいで今までミッション・インポッシブルシリーズを避けていたほど。改めて新作をみてみたら、この2だけが駄作で、ナンバリングが増えるほどこなれて面白くなっていくという希有なシリーズでした。ともかくアクションがださいのが致命的です。
[地上波(吹替)] 4点(2015-09-05 15:54:03)
20.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 
まさに邦画の大作そのもの。この手の作品御用達の人間が適当にでっち上げた映画。某映画批評でベタ褒めされているのをみて、この人はこういう風に転ぶスタンスなのね、と幻滅した作品でもあります。
[ビデオ(邦画)] 2点(2015-05-17 17:06:37)
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