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1.  スマイル 聖夜の奇跡
序盤から前半はギャグを折込ながらテンポ良く物語が進むのであきることなく楽しめました。中盤に来ると目頭がうるっと来だして、クライマックスの大合唱のシーンでどばっと涙腺が開放されてしまいました・・・。試合終盤、子供達の頑張りにそれぞれの親達が観客席で立ち上がって応援するところ、子供のいる親なら絶対に感情移入100%になるんじゃないでしょうか。思わず拳を握ってしまいました。よくできた映画だと思います。興行成績はふるわなかったようですが、作品としては悪くないどころか昨年観た映画の中でも印象に残った傑作の一つでした。
[映画館(邦画)] 9点(2008-04-26 11:52:04)
2.  日本のいちばん長い日(1967)
全ての日本人が一度は見るべき歴史的な大傑作と思う。監督岡本喜八の手腕、脚本家橋本忍の豪腕、そして製作の決断をした当時の東宝幹部の志に感服し感動する。かなりの長編だし、わずか一日ちょっとの内閣、宮内省、陸軍まわりの模様を描いたドキュメンタリータッチのモノクロ映画ということで食わず嫌いで見ていない人も多いと思うが(かくいう自分もそうでした)、以下3つの理由でぜひ見るべき。1)誰もが知っている8.15の玉音放送。その裏にはどんなドラマがあったのかをわずか3時間弱で学べる。太平洋戦争を語る上でこの映画はいまだ最上のものと思われる。2)たんたんと進む前半から徐々に物語りはサスペンスドラマとして盛り上る。前半80分を乗り越えれば予想を上回る怒涛の後半の展開には絶対に眠気も吹っ飛ぶ。昨今はやりの軍隊暴発モノ(亡国のイージスetc)のどれと比べてもこちらの方が上。3)東宝オールスターを中心にした豪華キャストの芝居。名場面をあげていくときりがないが、三船阿南陸軍大臣と山村米内海軍大臣の激論の迫力、三舟と笠鈴木総理大臣の別れのシーンの情感、出番は少ないが飄々としながらも気骨あふれる侍従を演じる小林桂樹の名演技、ほんのちょっとだけだが印象に残る加山雄三のNHK職員、等等。ぜひ見てください。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2008-01-05 01:05:16)(良:4票)
3.  処刑の部屋
市川崑のこの頃の作品は今観ると古臭さがぬぐえず、(多少時期はずれるものの)黒澤、小津、成瀬といった巨匠の作品に比べると、映画ファンのマスト映画とまでは言えない作品が多いように思う。この作品もストーリーや人物への感情移入、共感という点では物足りない。面白いと感じたのは、やはりよく言われる月並みな表現ですがスタイリッシュな映像の見事さ。手前で宮口精二夫妻が顔アップでやり取りしながら奥で小芝居をする川口浩のシーンであるとか、絵的に見とれてしまう。又役者では宮口精二が素晴らしいのはいつものことだが、川口浩の魅力が全快の作品だと思う。男の自分から見ても、かっこよさというかやんちゃなというか、素直にいいなーと思える良いキャラで、川口浩が何で人気があったのかを知りたいならこの作品を是非すすめたい。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-27 16:26:41)
4.  晩春
説明セリフが一切なく設定もキャラ紹介も全て何気ない会話や仕草で説明している。紀子の結婚相手を一切登場させていない点を一例として、伝えたい物語の芯の部分に集中してドラマを展開させている。日本家屋の美しさを存分に生かした計算された構図設計。よく言われる小津映画の特徴が最も端的に現れている入門編ともいえる作品。ラストの親子の会話、特に父親の言葉はあまりに美しすぎ、人生の本質的なものを見事に表現していると思う。人生とは別れであり残酷なものだけれどそれを受け入れてこそ幸せを感じることができるのではないか・・・というような(言葉にすると非常にくさいというかうっとおしいわけですが)ことを言葉ではなく映像で魅せていく、これはやっぱり芸術でもあり大衆の心を揺り動かす一級のエンタメ映画だと思います。この作品を観ないで人生を過ごすのはあまりに勿体ないと感じてしまう。ドラマチックな要素がなく退屈だとかいろいろ文句をつけることはたやすいが、人生とか人間とか幸せとかいろいろ悩む全ての人に一度は観てみることをお勧めしたい。
[DVD(邦画)] 8点(2007-12-27 16:15:32)
5.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 
期待値が高かったのがいけなかったかもしれません。オープニングの東宝シネスコープからゴジラへの流れは感涙でしたが、後がもう退屈で退屈で。細かいことを言えばきりがないですが、一番の違和感は、茶川家で三人で暮らすことの不自然さ。そりゃーねーだろ、せっかく小雪と暮らせることになったんだし、空気読んで家に帰れよ、少年。あんな狭い家でどーやって健全な夫婦生活を送るんだ!って。少年が前作に比べて成長してしまってもはや子供というより完全に少年になってしまったのが痛かった。そういう突っ込みは半分冗談でまあ許せなくもないのですが、登場人物皆が皆善人で愛すべき人でそれを全肯定してしまっているのが映画的でなく致命的欠点です。肯定できる部分と弱さ醜さというか否定せざるをえない弱点の両方を描いてこそ、映画という2時間のエンターテイメントは成り立つと考えていますので、こういうちゃちな演劇を延々みせられてもしらけてしまうばかり。前作でいえば、子供のことを忘れて新しい夫と暮らす母親を描くことで人間の負の側面を描けていたと思っているのですが、そういう部分がもっとあれば素直に感動できたかなあという感じ。ラストもえんえん描き過ぎで尺ばかり長くなってしまった。CGでせっかくお金かけたこともあったか、前作の成功でプロデューサーが監督にストップをかけれなかったか、いずれにせよ2時間を切ってつくるべきだった。期待値が高かった分がっかり分も高くなってしまった失敗作と評価します。
[映画館(邦画)] 4点(2007-12-26 19:11:33)(良:1票)
6.  妻の心
三船や千秋実が出てくる珍しい成瀬映画。加東大介を含めて七人の侍の三人が出ているのだなあと感慨深い。高峰秀子・小林桂樹主演で東宝オールスター映画的楽しさもある。内容も成瀬映画としても水準以上のデキ。三船と高峰の雨宿りをするお茶屋さんでのシーンは特に素晴らしく、邦画史に残る名シーンと思う。いるいるこういう人という兄夫婦や母親の人間的な弱さとずるさ、それとは対照的に主人公があこがれる杉葉子と三船兄妹のさわやかな暮らしぶり等、成瀬映画ではよくあるシチュエーションが今回もばっちり決まっている。派手さは全くないが、いつまでも心に残る傑作だと思う。何年かしたら又観てみよう。
[映画館(邦画)] 8点(2007-12-25 16:05:53)
7.  EUREKA ユリイカ
常識外れの長尺映画ですが実はその尺を知らずに深夜に鑑賞しました。なかなか終わらないなー、もしかしてデッキの時計が壊れているのではと思いながら最後は根気比べのような気分でした。出だしのバスジャックのシーンの迫力が凄かったので後半も期待していたのですがあそこだけでしたね、そういうシーンは。役所さんの「生きろとはいわん、死なんでくれ」というセリフもなぜそういう発想になるのか感情が共有できずピンと来ませんでしたし、自分には合わない映画だったのかなという感じです。これだけ長く面白くない映画を雰囲気を大事にしながら最後まで撮りあげた監督を含む製作陣の映画屋根性を賞賛すべき映画というところでしょうか。
[DVD(邦画)] 4点(2007-12-25 15:52:10)
8.  ミッドナイトイーグル
プロットは王道パターン。何百万の人の命をおびやかす危機が発生し、それを防ぐことができるのは限られた数名の者のみという状況が出来上がる。その数名にそれぞれに事情と葛藤があり、危機を回避する為には彼らの自己犠牲が必要である・・・というもの。よくある話、といってしまえばそれまでだが、よくあるということはそれだけ需要のある証であり、見せ方に一工夫があれば充分に水準以上の作品をつくれた筈と思う。それがそれほど面白くないできになっているのは、危機状況を描く細部におけるリアリティ感の不足と、主人公たちの心情に観客をシンクロさせなければならない山場における構成上のスピード感のなさが原因と感じた。前者はやはり創り込みの浅さ(制作費の限界?制作陣のこだわりの薄さ?配役ありきの芸能事務所行政の悪例?)が原因だろうし、後者は監督の実力不足(経験不足?勉強不足?プロデューサーの見識不足?)だと思う。これだけの金をかけてせっかくの面白い題材を料理するからには、どうしてもうちょっとの予算ともうちょっとのこだわりがもてなかったのだろうか?マーケティングで制作された映画の限界を感じた。
[映画館(邦画)] 5点(2007-11-29 15:09:00)
9.  名もなく貧しく美しく
文句なしに素晴らしい人間ドラマ。高峰秀子は本当に素晴らしい役者。小林桂樹も素晴らしい。有名な電車のシーンはわかっていても泣けて泣けて仕方ない。全ての人に一度は観てもらいたいと思う。絶対に人生に対するスタンスが違ってくる筈。こんな素晴らしい作品が普通につくられていた邦画の50年代ってなんて凄い時代だったのか。ラストのもっていきかたがどうしても他になかったのかと思ってしまうのでマイナス1点にしてしまうけど、10点に限りなく近い9点。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-11-19 14:50:39)(良:1票)
10.  細雪(1983)
市川崑のスタイリッシュな映像美の魅力がよくわかる作品。美しい日本の美意識・情緒が映像として表現されているだけでなく、会話のシーンの中に突如挿入されるワンカット(例えば石坂浩二の「えっ?」というような表情の変化だったり、きゅっときれあがる着物の帯の着付けの場面だったり)、または普通では思いつかないような構図などが、ぎょっとするような違和感を醸し出しており、それが非常にシャープなリズムを刻みだしている。いわゆる作家性という点では小津や成瀬、溝口といった巨匠のドラマツルギーには遠く及ばない、いわゆる職人監督である市川崑だが、映像の切れ味による物語の構築方法は素晴らしい。というかその点では邦画の最高峰ではないだろうか。市川作品においてはもはやストーリーがどうこうということではなく、この映像の積み重ねが織り成す映画鑑賞以外の何者でもない映像体験をこそ味わえばよいということがよく理解できる。「犬神家の一族」と並び、市川ワールドの入門編ともいえる傑作だと思う。芸達者な役者達によるまさに邦画的な会話がここちよく時間を忘れさせてくれる。何年かたったら是非又観てみよう。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-11-19 14:35:03)
11.  誰も知らない(2004)
とても悲しい物語。誰かを一方的に断罪するような過剰な説明を排除し、映像の積み重ねと登場人物達(子供達)の実際の成長・変化と役柄上の成長・変化を重ね合わせるというドキュメンタリー的な手法で確実に観る者の心に何かを与えてくれる。何かというのは人それぞれであり、映画とはそういうものだと思う。言葉で伝えられるような一言ではなく、観た者の心に残り続け、ことあるごとにそれを思い出し、人生を変える一つの要素になってくれるような映画。成長の早い子供達を描いているという点でこの作品は製作者の当初の狙い以上のデキになっている筈で、そういう意味で言えば、この作品は映画の神が降りた作品の一つ。子供虐待映画というジャンルがもしもあるとすれば、この作品はこれからずっと比較対象となって思い出される映画だと思う。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-09-14 19:01:19)
12.  フラガール
商品として非常に完成度の高い作品という印象。炭鉱町でハワイという発想は非常に映画的だがこれは実話。ベースとなる実話があまりに突飛なんだからそこへ盛り込んでくるドラマはあまり突飛にしてしまうとリアリティが吹き飛んでしまう。ということでベタなドラマをてんこ盛りに盛り込んでいき、これくらいが泣かせとして適度な量だと計算された演出ワーク。深くもなく後に残るものはまるでないが気持ちよく進んでいくドラマの展開は小気味よく、そこへ最高の音楽(これは本当に最高!)と適度にテレビで見飽きた感のない役者を配し、最後のダンスは確かにお見事!のカタルシスを用意すれば、まあやっぱりそれなりに受ける映画になるんでしょうねえ。くさい泣かせをもう少し抑えて、各人の人間性(まあようは情けなく汚く、でも愛しい部分)を描いてくれれば心に残る傑作になったのに。残念。
[映画館(邦画)] 5点(2007-08-17 17:32:19)
13.  お遊さま
ワンシーンワンカット、長回しの溝口・覗き見ワールドはこの作品でも健在。男女3人の切なくもあり理解不能でもある愛情と感情の機微を丁寧に描くこの内省的な作品であるから、その覗き見感も益々効果的。ホント、観ているうちにこの3人の行くところ行くところについて回ってこっそり押入れの中から覗いているような錯覚に陥ります。お遊さまがそれほど美人にも魅力的にも今の感覚からは見えないのでちょっと減点ですが、じっくりと鑑賞に値する佳作だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-17 17:15:51)
14.  松ヶ根乱射事件 《ネタバレ》 
作品タイトルからはそれこそ山奥の閉鎖的な村社会で起こった猟奇的な大量殺人事件なのだろうと勝手な想像をしていたが大違い。タイトルだけでも見事な外しっぷりを展開してくれる見事な傑作。ぎこちなさが山下ワールドのキーワードだと思っているのですが、この作品でもそれは健在。親子、兄弟(しかも双子)に起こるぎこちなさ、閉鎖的な共同社会の中に突如乱入してきた異界からのストレンジャー(キムニイ)達との間のぎこちなさ。本来他人との間にはぎこちなさがあるのが当然だし自然。ぎこちなさを受け入れてそれを乗り越えてコミュニケーションをとっていくからこそ人間社会は成り立っているのだしただの生活にもハリってのものが生まれてくるんだってことを気づかせてくれる。最後にはストレンジャーキムニイもぎこちないながらも共同体の中で生きていくことになってしまうし、ぎこちなさにずっと違和感を感じていた主人公も最後の乱射でかすかな抵抗を示すものの別にただそれだけ。人間ってのは情けない存在だけど情けないものほど愛しい生き物ですね。世界観といい人間描写といい映画らしい展開の突飛さといい、もう最高です。
[映画館(邦画)] 9点(2007-08-17 17:09:25)(良:1票)
15.  リンダ リンダ リンダ
人間関係のぎこちなさ感の描き方が絶妙。ぎこちないといっても仲が悪いわけでもなく、普通の友人関係であれば多少なりともぎこちない間は存在する。その間をきちんと描いているからこそ、この作品にはリアリティがあると多くの人が感じるぎこちないながらも人とコミュニケーションをしながら暮らしている普通の人間の生活が描けているのだと思う。そして最後のライブでやってくるカタルシス。高校生活というおそらくほとんど誰でもが経験のある身近な素材をモチーフにして、人間をしっかり描いて最後に解放感を感じさせてくれる。映画を観たなあとすっきりさせてくれる傑作。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-17 14:22:07)
16.  冬の華 《ネタバレ》 
物語が途中で終わってしまう印象を受けてしまう。もっともっとこの続きを観たい!と思ってしまう。2時間をあっという間に思わせるほど惹きつけ、登場人物のその後に思いを寄せさせるドラマづくりはお見事!で、さすがは倉本聰だと思う。セリフで語らず、設定の詳細については観客の想像に任せる。各人物の性格をドラマの進行の中で語りつつ、静かに悲劇の予感を盛り込ませながら、いつか訪れるカタルシスを期待させる。惜しむらくはカタルシスの爆発が来る直前に映画は終わってしまうが、カタルシスを観客の想像に任せたところがいわゆるそれまでのパターン化された任侠映画の清算と脱却を目指した製作陣の狙いであったのだと後から思う。映画という2時間程度の映像で語るべき人間ドラマとはどんなものであるのがよいのか、一つのお手本とも言える傑作で学ぶべき点は多い。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-16 12:58:01)(良:1票)
17.  君よ憤怒の河を渉れ
全体のプロットとしてはあの有名な「逃亡者」を思い出させ、どこかで観た印象のある展開ではある。ストーリーの整合性という点では破綻している部分も見受けられ、いわゆる「突っ込みどころ一杯」という奴である。安っぽいつくりで逃げているところもあり(いわゆる熊のところとか)製作陣の苦労がうかがい知れ、おいおいと言いたくなるところもある。それでも、途中で観るのをやめようとは全く感じない。最後までつきあって見届けようと思わせる魅力がある。その理由は、高倉健、原田芳雄、大滝秀治の熱演と存在感、役者としての力と目の肥えたうるさ型の観客ではなく映画館へひと時の娯楽を求めに訪れたいわゆる大衆が対象であることを身をもって知り尽くした映画黄金期を過ごしたスタッフによるところが大きいと思う。大衆娯楽としての映画がやがてTVに置き換えられ、今ではTV型の映画が蔓延してしまっている訳だが、その大衆娯楽としての映画の末期に産まれた佳作。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-16 12:20:58)
18.  寝ずの番
部分部分のギャクだったり描写であったりは充分に楽しめます。それは役者さんの力であったり原作の面白さであったり、なによりもそもそもの上方落語界&松鶴師匠の面白さであるわけです。ところが映画が進むにつれて、やむことのない下ネタの連呼に最初は大笑いしていたわけですが次第にゲンナリとさせられます。もうそれはいいから他の笑いはないの?的な。なにやら感じさせてくれるもの、しんみりとさせてくれたり懐かしい気分を抱かせてくれたりはするのですが、下ネタオンパレードがそういう気分をぶち壊してしまいます。2時間の分量の中で下ネタのバランス感覚が適当でなかったということでしょう。残念。ですが、最初の監督作品であること、そして何よりこの手の映画はほとんど本邦初であったということもあって仕方ないのでしょうね。次回作には大いに期待できます。
[映画館(邦画)] 5点(2007-08-15 18:39:44)
19.  LOFT ロフト(2005)
好きな監督ですがこの作品は駄目でした。皆さんのレビューを読むと今までの黒沢清ブランドへの信頼の上でのみ成り立つ評価なんでしょうね。深読みしてみたり、ホラーとコメディとラブストーリーのハイブリッドな展開を評価してみたりされてますが、冷静に考えると馬鹿馬鹿しくて鑑賞時間の無駄としか思えません。素人でももっとまともな脚本を書けますよ。客観的に観てみると駄目駄目です。駄目な点を一言で言うと、人物の心理の動きが唐突すぎてついていけず、恐らく役者さん達も「何じゃこりゃ」と思いながら演じてるんだろうなあと思ってしまいました。映画という映像作品の力を過信しすぎて、肝心のドラマ部分を軽視してしまった駄作。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2007-08-14 12:27:32)(良:1票)
20.  小さき勇者たち ガメラ 《ネタバレ》 
ストーリーはシンプルながら王道を行く流れ。先を予想しつつ心地よくその流れに身を任せられるというもの。これといった欠点もなく過ごした時間なりの満足感はある。子供達のリレーシーンに不覚にも涙ぐんでしまったので+1点で6点という評価。ベタでも子供ががんばるシーンに素直に感動できる人なら一度は見てみたら。
[映画館(邦画)] 6点(2007-08-13 16:06:55)(良:1票)
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