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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1992
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  36時間(1965) 《ネタバレ》 
騙し、騙され、の二転三転が面白い!  ドイツの医学者が、人間味あるとこがポイント。  こういう展開の映画は、地味ではあるけど、いつの時代にも創られている。 映画が楽しいとは、こういう映画の事なのだなぁと思う。  しかし、時間がタイトルの映画って、12の倍数が多いよね。 「48時間」「72時間」「96時間」・・
[DVD(字幕)] 7点(2024-05-22 01:21:30)
2.  素晴らしき戦争 《ネタバレ》 
不謹慎なタイトル。 戦争のミュージカルという異色ものだ。  この不謹慎さは、製作された時代と関係ありそうだ。 同じ年、日本で公開した「MASH」は、戦争コメディである。 その前年にニューシネマの産声をあげた「俺たちに明日はない」が上映されてる。 ニューシネマに呼応したかのように製作されたか、 やはり「やってらんねぇ」っていう声が文化人から上がりつつある時代の空気だろう。
[DVD(字幕)] 7点(2024-05-20 00:41:08)
3.  あの愛をふたたび 《ネタバレ》 
なんという男!? これがまたベルモントのはまり役!  まぁ嘘つきラブストーリーに、フランシスレイの音楽があっているのか、 いや、嘘つきだから、こんな曲が合うのか、 女遊びをしてるとはいえない自分には分かりましぇ~ん(笑)  クロードルルーシュは、「男と女」の別バージョンに挑戦した。 それだけでも、一見の価値があるとは言えないか? (しかし「男と女Ⅱ」は観てないので、何とも言えないか・・汗)
[DVD(字幕)] 7点(2024-05-13 01:39:38)
4.  スイート・チャリティ 《ネタバレ》 
シャーリーマクレーンの傷ついても傷ついても、愛を求める女が よかった。 ハスキーボイスがカワイイ。  何よりボブフォッシーの振り付けが、カッコイイ。 ダンスと言えば、今の若者にはオリンピック競技のブレイキンだろうけど、 昭和生まれの自分には、こんな振り付けがセンスの出発点。 非常に今観ても、映像的に刺さる。 ダンスの一瞬一瞬が、絵にしたくてしょうがないくらい、痺れるのだ。
[DVD(字幕)] 7点(2024-04-27 21:24:34)
5.  冬のライオン 《ネタバレ》 
見応えある歴史劇!  王の新しい妻が結婚が決まりそうになると、 今まで可憐な一輪の花みたいだった女性が 「それでは、前妻の子供を殺してください」と言う場面なんか、鳥肌ものです。 その時、今までの妻は?子どもたちは?王は? どんな罵り合いがあり、どんな展開になるのか?  こういう映画を観ると、創造力とは、想像力だなと思う。 昔の人たちはどんなケンカや罵り合いをしていたのか? そういうのを想像するのは、AIにはできない。 この先、AIがどんなに映画まで創り始めても、 しょせんは「組み合わせ」にすぎない。  もうクリエイティブの名前の気持ちよさにすがらないで、 人間とは?とかつきつめて、物語を創ってほしいなぁ、と思う。
[DVD(字幕)] 9点(2024-03-30 20:32:45)
6.  御存じ いれずみ判官 《ネタバレ》 
遠山の金さんですね。 時代は、天保の改革の頃。(幕末前の江戸後期)  普段は遊び人の金さんが、何気に正義のために動く。  この映画には銭屋五兵衛まで出てくる。 講談ではおなじみのキャラらしい。 古本屋に、この人だけのテーマの本があったから、有名なんだろうな。  ラスト、狂言を演じつつ、真相をお上に訴えるとこが何とも粋ですね。 1950年後半から1960年くらいのカラー時代劇は面白い!
[DVD(邦画)] 7点(2024-03-26 02:55:07)
7.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
有名な映画である。 「ワンスアポンアタイム・イン・ハリウッド」でも描かれた、アノ事件の始まりでもある。 (詳しく知りたい方はネットで)  さて、この映画が有名なのには、理由がある。 ニューシネマの傑作なのだが、旦那が信用できない妻というものが描かれ始めた頃である。 それ以前にも、ヒッチコックの「断崖」などあったが、 世の中にポルノがあふれ、男女関係に不安が生じ、それが社会不安にまで発展していく頃の映画だからだ。 もっと言えば、1957年のアメリカの連邦最高裁のロス・アルバート事件で 「エロいから悪いって法はないだろ」と判決が下され、そこからポルノ文化が発展していくのである。 実は、それまではアメリカは、世界でも有数のおカタイ国だった。 ここから、一気に崩れていくのである。 ※立花隆「アメリカ性革命報告」より  男女関係の乱れ、つまり、それがこの映画の「悪魔」なのかもしれない。言い過ぎか・・(笑) ポランスキー自体が、その悩ましい不安定な内面の中から作品を創り出していたのだ。 アノ事件は気の毒と言うしかない。 ローズマリーの赤ちゃんとは、自分のことだったのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2024-03-24 22:40:46)
8.  バファロー大隊 《ネタバレ》 
これは、異色西部劇。 騎兵隊の軍法会議の法廷ものである。  劇中、ジェロニモはもういないとか言ってたから、 時代的には1890年前後の西部劇。  巧いよね、ジョンフォード。 黒人差別をテーマに、話を見応えあるものにしている。 西部の町に、あのような裁判をする集会所があることも新鮮。
[DVD(字幕)] 8点(2024-01-31 01:33:01)
9.  鬼婆 《ネタバレ》 
名監督に、多く出演する女優とコンビ組んでるパターンは多いが、 新藤さんと乙羽さんもそのパターン。  でも、汚れ役を引き受ける相方がいる監督はそうそういない。 篠田さんの相方、岩下志麻も結構頑張るが、なにせあの美貌。 乙羽さんは庶民的な顔立ちで、新藤監督の性への描写を引き出している。  見応えあり!本作。 短いながら、実にスゴイ話。
[DVD(邦画)] 9点(2023-12-21 21:59:02)
10.  丹下左膳 飛燕居合斬り 《ネタバレ》 
なんだ、丹下左膳ってみんな同じ話なの?(マキノ監督のは別として)  コケ猿の壺、伊賀柳生、ハギノ、源三郎、お藤そして、小僧。 登場人物は同じなんだけど、ただ違うのは、コケ猿騒動の落とし前をどうするか、 監督によって様々なんだね。 松田定次監督なんか、何本も撮ってるし・・  昔の日本映画って面白い実験してんだねぇ。 同じ素材でラストを監督によって、腕試しなんだな。 中村獅童や豊川悦司のも現代風な落とし前なのだろうか?ちょっと観てみたくなった。  で、今回の五社監督のも悪くない。 将軍の前で、ああも騒いで、その上での大岡越前のお裁きも納得。 なにより、コケ猿騒動としては最大級。 お藤の行動も、唸りますよねぇ。  でも、コケ猿の秘密を唸らせたのは、松田監督の1958年ものが、俺は好きだなぁ。、 そして、ああもコミカルな丹下にした山中監督の異才ぶりにも唸るよねぇ。 山中監督の丹下が評価高いのは、料理の腕だったんだね。 あれ一本観ても、良さが分からない。
[DVD(邦画)] 8点(2023-12-13 00:46:39)
11.  少女ムシェット 《ネタバレ》 
「バルタザール」の姉妹編とも言われる、この作品。 とにかく容赦ない。  病弱な母と、アル中の父と、まだオムツの弟。 ムシェットは、学校で仲間外れになりながらも、健気に家の世話をする。 しかし、彼女が女の子であるということが、興味津々な大人の関心をひき、 悲劇は起きる。  どの国も世間は冷たい。 ムシェットの笑顔は、あの遊園地のゴーカードのみだった。  「バルタザール」同様、なんとも心に刺さる。 NHKなどのテレビのコメントよりも、心に刺さる。 簡単には言えぬ世の中を、言い得ている。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-08 00:32:33)
12.  緋牡丹博徒 花札勝負 《ネタバレ》 
いやぁ面白い。 コアなファンのいそうな、このシリーズ。 うかつなことは言えないが、本作に限って言えば、 なんだ、この話の山盛りは!! この脚本家は、今後の自分の作品のこと考えずに、手持ちのネタを 全部、振り絞ってんじゃないか!?ってくらいの、サービス満点の重厚なお話。  ラスト、花札でケリをつけて欲しかった。 が、博打で負けても、仕返しする連中だから、結局、こんな風にラストはなってしまうのか・・ 惜しい!! もし花札でケリをつけたラストなら、「男はつらいよ」の「夕焼け小焼け」みたいに、 シリーズ映画が邦画史上の傑作の一本になりえただろう、うむ。
[DVD(邦画)] 8点(2023-09-20 23:16:45)
13.  バルタザールどこへ行く 《ネタバレ》 
冒頭、家族の死が描かれる。 マリーは、死の匂いのする少女。 ロバのバルタザールをかわいがるのだが、 彼女が堕ちていくのを、バルタザールは何もできない。 ただ大きな黒い瞳で、人間界の様子を黙って見ている。  マリーの周辺のチンピラが容赦ない。 聖歌隊の青年が救いであったのだが、ラストは無残。  だが、心にすごく突き刺さる映画だった。
[DVD(字幕)] 10点(2023-09-18 12:19:52)
14.  アデュー・フィリピーヌ 《ネタバレ》 
明日の朝、卒業とかこの街を出るとかで、 一夜のアヴァンチュールを楽しむ映画は多い。 古くは「アメリカングラフティ」から最近のでは「ブックスマート」など。  この映画は兵役に行く男が、何日間一緒になった女の子たちとの三角関係が描かれる。 女性同士の友情みたいな、やっかみみたいな、複雑な気持ちの入り混じった関係が面白い。  ラスト、兵役に出る青年に、腕がちぎれんばかりに腕を振って、別れのあいさつをする 彼女らに、ただただ好感しか感じ得ない。 最高!
[DVD(字幕)] 8点(2023-09-08 00:02:07)
15.  座頭市の歌が聞える 《ネタバレ》 
傑作「座頭市物語」の敵友、天知茂の起用といい、 貫禄の琵琶法師といい、 話を盛り上げる役者が多いのに、 クライマックスがモンスターばりの座頭市では、ちとシラケる。  子母沢寛の原作「座頭市物語」は、討つもの、討たれるものへの敬意のこもった短編だった。 いくら非道とはいえ、こんなにバッサバッサ斬ったんじゃ座頭市の根底にある 世界観に疑問もっちゃうよ。  そろった役者がいいのに、残念!
[DVD(邦画)] 7点(2023-07-01 01:04:48)
16.  昼下りの決斗 《ネタバレ》 
本作のペキンパー西部劇、素直に面白い!  日本の時代劇と西部劇は呼応するかのように面白い筋が生まれてる。 時には、西部劇の話を参考にすることもあろうかと思う。  この話は面白いのだが、なぜか時代劇にこれに似た話はない。 (女性のために闘うというのは、座頭市あたりにあるかもしれないが・・) 一つは、キリスト教がこの女の子のウブさに大きく関わっているからだろう。 日本は結婚も本人の意思でされるものでもなく、本作のようなストーリーは、無理なのかもしれない。  だけど、ラストの撃ち合いに、敢然と立ち向かう老ガンマン2人。 このカッコよさはただ事ではない。 これが時代劇で再現されてたら、しびれるのだが・・
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-22 13:13:17)
17.  リバティ・バランスを射った男 《ネタバレ》 
弁護士とならず者が銃で決闘。保安官も頼りない。頼りになりそうなカウボーイは知らん顔。 筋だけでも最高なのに、ジョンフォード、相棒のジョンウェインと組んで、 見事な西部劇の終焉を見事、描いてる。  時代は、リンカーンの後、そして大陸鉄道の引かれる前。1860年代。日本では明治維新の頃。  もうクライマックスは、民主主義の危機みたいな展開で、手に汗握る。 その後のジョンウェインは、酒に乱れて、こんなウェイン、観たことないと思わせておいて、 ラスト、ズドンと決めてくれる男の美学。  スチュアートは、「スミス」でもそうだが、やはり東部の人って感じだよね。 だけど、ならず者に立ち向かうとこは、さながらケーリーグラントの「真昼の決闘」。 そういえば、スチュアートもどこかケーリーグラントの哀愁に似てるとこあんネ♪
[DVD(邦画)] 8点(2023-04-23 00:21:03)
18.  城取り 《ネタバレ》 
痛快娯楽時代劇決定版!  石原裕次郎の見せ場が多く、もうそれ一色ですね。 とにかく裕次郎が強い強い! 一人で大勢に向かって行って、勝つんだから、言うことないです。 ラストは時代劇の大物、近衛十四郎に、忍者みたいな勝ち方するし。  たった二人の侍が、城を落とすなんて、もう前代未聞なんですが、 冒頭はロードムービーみたいに、旅の途中で仲間をつくり、 金で町民を味方につけて、嘘みたい(いや、嘘のお話なんですが)に 城を攻め落としちゃう。  いやぁ裕次郎は、時代劇には向かないです。 だって、スター過ぎて、泥臭く死なせないでしょ、映画会社側が・・  千秋実も強いんですね。 この二人、関ヶ原でも出会うんでしょうか?そっちが興味がある。
[DVD(邦画)] 7点(2023-04-15 19:28:51)
19.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
先に韓国映画の「グッドバッドウィアード」を観て、面白いと思ったら、 ここのレビューで本作が原案であることを知って鑑賞。 やっぱり元祖は違うね。面白い!  セルジオレオーネ、いいですね~ 「ウエスタン」「夕陽のガンマン」も感心したけど、 本作も唸りました。  これだけ面白い筋なんだから、 日本の時代劇にも取り入れられてないのかな? 興味ある問題意識が出来た。  ちなみにルパンの次元は、イーストウッドだったっていうのは、気づきだった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2023-04-07 11:12:17)
20.  新選組始末記 《ネタバレ》 
市川雷蔵と藤村志保のカップルはいいね。 池田屋の前の一時の幸せな時間。 二人の顔が、本当に緩んでて、役者って巧いなぁって感心する。 新選組の隊員と、医者のカップルってのもいい。  そして池田屋での事件。 近藤さんは、二つの情報の間で揺れるんだよね。 でもって、6人だけ池田屋に向かわせる。 この辺、史実なん?  奉行所と新選組の微妙な立ち位置は興味深いね。 また会津藩のしたたかな対応も興味深い。  この話の後日譚、池田屋の後の新選組は、 令和の「燃えよ剣」に詳しい。 興味ある方は是非!
[DVD(邦画)] 7点(2023-03-02 00:13:42)
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