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1.  人魚伝説
白都真理さん、悪女役も多かったけど清楚な美人女優なのに、こんなハードな役もこなしておられたんですね。ネタバレ状態で鑑賞したため後半の怒涛の展開にそれほど衝撃はなかったけど、ネタバレなしで鑑賞したらぶっ飛ぶだろうな。池田監督は、同年の湯殿山麓呪い村もそうだったが、導入から前半は普通なのに、どうして後半でぶっ壊そうとするんだろうか。一度、この監督の普通の展開の映画が見てみたいが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-08-14 17:09:47)
2.  湯殿山麓呪い村 《ネタバレ》 
原作の山村正夫も今や忘れられた作家だし、この映画も仙道敦子の出演作の一本という以外に今やあまり存在意義がないのかもしれない。30年前の初見では、同系統の金田一ものと比べ、あまりに地味なキャストと演出にがっかりした記憶がある。原作はそこそこ面白かったのだから、呪いを強調した救いのない話ではなく、原作通り、滝は探偵役に徹してほしかったし、少しは救われる展開にしてほしかった。しかし、30年ぶりに見直すと意外とよくできていると思った。岩崎加根子や青木義朗は地味は地味だけどやっぱり名優だし、なにより、仙道敦子は本当に素晴らしい女優で、聖と邪と哀と憎を見事に表現していて、つくづく引退状態なのが惜しい。大体、この映画において、永島敏行は狂言回しだし、永島映子は本編にはほとんど関係のない存在で、実質、主役は当時中学生の仙道敦子である。何度も見たい映画ではないが、彼女目当てにまた見てしまうかも。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-14 21:05:14)
3.  危険な女たち 《ネタバレ》 
ホロー荘の殺人は、クリスティファンなら誰でも知っているが、単なるミステリーファンなら知っているか知らないか微妙なラインにある作品。ただ、男女の心理的葛藤が前面に出てくるので、映像化はしやすいのではないだろうか。本作はそれぞれの人間関係をうまくさばけておらず、てんでばらばらな印象。そのため三田村邦彦や和由希子、藤真利子は核心部分にはほとんど触れてこないのに、そこそこ描写があるので、何のためにでているのという気分になってしまう。その点、デビッドスーシェのポワロでは、人間関係がうまく描かれており、危険な女たちでは無駄に思えた人物も、必要不可欠な存在になっている。巨匠野村芳太郎老いたりと感じさせる映画だが、安野ともこの主題歌「ミステリユ」は、なぜか今でもそらで歌えてしまう。
[地上波(邦画)] 4点(2015-04-29 00:59:08)
4.  必殺4 恨みはらします 《ネタバレ》 
真田広之の悪役というのはこの映画以外見たことがなく、それだけでも貴重な映画ではなかろうか。「必殺」ではないが、いつもの荒唐無稽な深作時代劇と思ってみれば十分におもしろい。しかしいくらなんでもあのラストはない。中村主水が相手とはいえJACのスーパースターが正面切って負けるのはまずいということなのだろうか。
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-18 22:20:40)
5.  シー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 
中身の薄いラブサスペンス。アルパチーノが出ているということ以外でこの映画が記憶されることはないと思う。刑事が容疑者と恋に落ちるというのはよくあるパターンだけど、このパターンでいえばドナサザとジェーンフォンダの「コールガール」の方がはるかによかった。あちらは渋みと哀愁で大人の雰囲気がいっぱいだったが、こちらの二人はただ騒がしくエゴイストで見苦しい。それにしても脚本を選ぶことで有名なアルパチーノがこの脚本のどこに魅かれたのかさっぱりわからない。でも、ラストシーンはちょっとよかったかも。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-09 01:12:05)
6.  地中海殺人事件 《ネタバレ》 
原作は未読。これ単独で見たらそこそこ面白いと思うが、ナイル殺人事件とどうしても比較してしまうので、そうなるとキャスト・設定・演出・トリックすべてにおいて劣化コピーの印象は否めない。ナイルがあたったから見たような話を原作に選んだのかな?キャストも豪華といえば豪華なんだけど、オリエント急行、ナイル殺人事件とだんだん微妙になってきているしなあ。ナイル殺人事件ではあんまり目立たなかったジェーンバーキンやマギースミスの出番が多いのでその辺は良いかもしれない。特にジェーンバーキンは病的な弱弱しい美しさを終始かもしだしていたが、それだけに最後の豹変した姿がなかなかりりしい。まあ、全体的に人間ドラマが希薄な印象で犯人に対しても怒りも哀れみもまったく感じないのは映画としては痛いか。ナイル殺人事件にしてもオリエント急行殺人事件にしてもトリックの面白さだけではなく登場人物にドラマがあったからな。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 19:25:29)
7.  魔界転生(1981)
これは面白かった。必殺武器の獲得(村正)、中ボス(武蔵)、大ボス(柳生但馬)、ラスボス(天草四郎)との対決とほとんどノリはロールプレイングゲームで、ストーリー展開は強引そのものだが、この強引さがたまらない。冷静に見ればいかがわしさ爆発なのだが若山富三郎や緒方拳といった名優をノリノリにしてしまうほど魅力のある作品であるのだろう。出番は少ないが成田三樹夫のやられっぷりがまた楽しい。2時間ドラマの犯人役が定番になる前の大関優子の脱ぎっぷりもすばらしい。あと以外によかったのが松橋登。この頃はヘタレどら息子俳優として全盛を極めておられた頃か。色欲におぼれるぼんぼん殿様をやらさればこの方の右に出るものはいない。唯一不満が残ったのが室田日出男と真田広之の扱い。もうちょっと見せ場があってもよかったんじゃない?
[地上波(邦画)] 10点(2007-10-28 23:10:12)
8.  この子の七つのお祝いに
懐かしい子供の頃見たトラウマ映画。岸田今日子がひたすら怖い。この子の七つのお祝いにという童謡自体子供の頃から不気味で怖いイメージがあったが、岸田今日子が歌ってそばには不気味な日本人形が・・そして目が覚めた女の子が寝ていた布団は一面血だらけ。あー怖い怖い。父親探しで残された手がかりは手形だけ、それをみつけるために自身が手相を見る占い師になり、父親の手相に合うまでひたすら待つといういくらなんでも無茶だろといいたくなる設定なのだが、この際そんなことはどうでもよい。女の情念の怖さにぞっとさせられる。でも、そうさせた一番の原因は戦争なんだよなあ。岩下志麻は鬼畜といい、悪霊島といい、この頃は怖い役ばっかりなんですね。やがてはそれが極妻につながっていくというわけですか。ところでほとんどワンシーン出演なのだが微妙に豪華なキャストですよね。 あと、これ大野雄二の音楽がいい。この哀愁感。なんか犬神家とかぶっている気がしないでもないが・・。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-17 22:39:35)(良:1票)
9.  マルサの女2
製作されたのはバブル真っ盛りの頃。あれから20年たった今見るとさすがに苦笑がうかぶ。脱税者と査察官の心の交流が底辺に流れていた1とくらべて、この映画は時事映画なので1のような時代を超えた普遍的な面白さはないですね。三国連太郎と宮本信子の直接対決も最後の方までないですし。明らかなバッドエンドですが、当時は現実はこんなもんだろなと思ったものですが、その後現実に大物政治家の金銭スキャンダルが立て続けに明るみに出て逮捕者まででたときは現実も捨てたもんじゃないなと思いました。うまい役者がそろってますが、ヒット間違いなしで製作された映画のためかどうも過剰。特に三国連太郎。普通でも十分怖いんだから、あそこまでもののけ化することはないんじゃないかなあ。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-14 01:51:20)(良:1票)
10.  機動戦士ガンダム
ど真ん中ストレートにファースト世代のガンオタなのでこの3部作は10点以外つけられない。その中であえていちばん見たくないのはアムロがヘナチョコ過ぎるし新画が少ない(ように思える)これなのだが、編集の仕方や演出の方法は見事といわざるを得ない。とくに最後、ギレンのガルマ追悼演説から「ジークジオン」がこだまし、それが「砂の十字架」につながっていくところはいやがおうにも盛り上がる。テレビ版での初見でこのシーンはまったく流してみていたが、こういう演出がされると序盤と終盤のほうにちょろっと出てただけのギレン・ザビがガンダムという作品世界においていかに大きな存在であるかを改めて感じさせられる。
[地上波(邦画)] 10点(2007-09-07 11:37:18)
11.  里見八犬伝(1983)
初見は中学生のときテレビで。やたらと長いラブシーンが翌日学校で話題になりました。世代的に薬師丸ひろ子が我が心のアイドルというわけではないので普通の映画として鑑賞しましたが、あのラブシーンはちょっと衝撃だった。深作作品のオカルト時代劇ものとしては同時代の魔界転生のほうがやっぱりかなり上だと思うが、これはこれで面白かったと思う。夏木マリや目黒祐樹といった悪役側のキャストがかなりいけてる。物語に奥行きがないのは作品の性格上仕方がないでしょうね。
[地上波(邦画)] 8点(2007-08-24 23:07:48)
12.  わるいやつら 《ネタバレ》 
最近米倉涼子主演でテレビでやってましたが面白かったんですかね?こちらの映画はどうもいまいち。どうみても主演である片岡孝夫や松坂慶子より、梶芽衣子や宮下順子のほうがしたたかで悪っぽく見える。主演二人が食われちゃってる。最後のほうでちょい役でやたらと豪華な顔ぶれが出演してますがこれには何か意味が?確かに当時の清張ものの常連俳優さんばかりですが、それつながりでのカメオ出演ですかね?
[地上波(邦画)] 6点(2007-08-11 00:10:19)
13.  彩り河
題材自体は面白いんだけどどちらかといえばテレビの連続ドラマのほうに向いているかも。2時間ちょいではこんな感じになるのも仕方がないかな。三国連太郎のわるっぷり、変態ぶりがすごい。ほんと、もののけ俳優ですな。他もなかなか豪華な顔ぶれなんだけどなんか見せ場がなかったような気が。
[地上波(邦画)] 6点(2007-08-11 00:01:41)
14.  マルサの女
これは面白かったです。上映当時、国税専門官への志願者が倍増したんではないでしょうか(知りませんが)?権藤の人間描写がいいですね。悪なんだけど憎めないって感じ。
[地上波(邦画)] 9点(2007-08-10 23:51:47)
15.  悪霊島 《ネタバレ》 
原作自体がミステリーとしてはたいしたことがなく、犯人が誰か一発でわかるので原作にはない双子の設定を導入して多少謎に深みを持たしている。東宝の獄門島と違いこちらの改変はそこそこ成功といえるのではないでしょうか。ただ、この映画の主題は戦後色濃く残る封建的価値観と高度成長期の自由な価値観とのぶつかり合いにあるので、ミステリー的な要素などどうでもいいというのが本当のところでしょう。「誇りも守るべきものも持たないものなどどんどん死ねばいい」という大膳とそれに異を唱える金田一の会話のシーンがよかった。戦前回帰というわけではないけれどややきな臭い今のご時勢にみると、価値観の対立はいつの時代にもあるのだなとちょっと感慨深い。役者的には佐分利信のかつらと、石橋蓮司の女装が軽いつぼだった。伊丹十三、古尾谷雅人、室田日出男、みんな若くして逝ってしまった。そういう意味でも感傷的になる映画。
[地上波(邦画)] 6点(2007-08-02 12:57:58)
16.  小説吉田学校
原作はさいとうたかをの漫画で読んだが、非常にうまく映像化されていると思う。基本的に実話なので淡々とした流れになるのは仕方ないとは思うが、倒れた鳩山を三木が叱咤するシーンはもうちょっとドラマチックにしてもよかったのにと思う。あと、広川弘禅が寝返るシーンも。政治は筋書きのないドラマであることを改めて教えられるが、最近の小泉劇場は数十年後映像化されることはあるのでしょうか。スケールはかなり落ちると思いますが・・。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-28 13:05:54)
17.  疑惑(1982)
学生の頃、テレビでやっているのを何気なく見てたらとてつもなくおもしろく、ビデオにとらなかったことを非常に後悔した作品。ミステリーの面白さもあるが、やはり対照的な2人の女の生き様の描写がすばらしい。個人的には裁判制度の違いの問題はあるがハリウッドでリメイクしてもらいたい作品である。
[DVD(邦画)] 10点(2007-07-28 12:38:03)
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