1. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 偶然にも「28週後」と本作品を連続で見てしまった・・・・ あまりにも似すぎていたため、記憶が混同してます。 結論としては、「28週後」のほうが断然面白かった。 本作は、身近な人間がゾンビに変貌するというお約束が最後まで無い上に、無駄な登場人物の出現がすべてを台無しにしてしまっている。ラストも安直。 おなじ感染ゾンビ&走るゾンビ系でも、ゾンビになる悲しみが描かれている「28週後」の ほうが切実で”ありそうな”緊張感と説得力があった。 DVDのおまけについているアニメ版のインドの話のほうがよっぽどよくできていた。 廃墟のVFXは良く出来ている。 ところで、ウィル・スミスが感染せずにいられる理由を誰か教えてください。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-04 15:16:45) |
2. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 ラスト近くで怪獣が全貌を現し、ほっぺた?がカエルみたいにぷくぷくしてたが、 あの怪獣の大きさとなんかマッチしてなくて、もう少しデザイン何とかならんかったのかな。あの極限状況でカメラを取り続ける不自然さも含めあのシーンは不要だったと思う。 しかもなんで他の友達たちはあの時無事だったのかな? しかし映像のすごさには圧倒されっぱなしでした。。。。 マッチムーブ、大変だったろうな。。。 感情移入すればするほど、ビデオカメラのバッテリーとテープの残量がずうっと気になってしまった。あのカメラ、バッテリーの持ちが良すぎます。。。。 [映画館(字幕)] 8点(2008-04-30 15:03:17) |
3. ゲド戦記
《ネタバレ》 え・・・いきなりテルーが竜になっちゃった!のシーンを筆頭に、こちらがおいてけぼりになってしまう展開の嵐でした。 しかし一番かわいそうなのは吾朗ちゃんでしょう。後継者選びに焦るあまり、素人にかぎりなく近いにもかかわらず取り巻きに無理やり乗せられてやってしまったものの、父には無視され、なにをどうしたらよいかもわからず、的確な指示もできず、チェック段階でも声高にモノも言えず、スタッフにはナメられ言うことを聞いてもらえず、皆が妥協した結果がそのままスルーして最後までわけもわからないまま無理やりにでも本当に映画ができちゃった・・・みたいな。まあ想像ですが。 スケッチ等を見ると吾朗ちゃんもまったく絵心が無いわけではなさそうだし、都市計画や建築の世界にいたそうなのでその理系の頭脳を生かし帝王学としてきっちりアニメのイロハを仕込んでもらえればなんとかビジネスとしてはやっていける人材なのでは。 亀田家じゃないが周りも悪いでしょう。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-05 13:49:20) |
4. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 ドタキャンとか不思議ちゃんとか、あの時代にはまだ一般的ではなかったと思われる言葉が台詞として出てくるのが少々気になったが、俳優陣の好演&怪演に支えられて結構楽しめた。 リアル性をどこかで切り捨てた思い切りの良さが吉と出たのでは。ラスト近くの料亭でのドタバタは少々やりすぎかな・・・。特に森口博子がもう一度出てくるとことか。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-16 14:58:37) |
5. トランスフォーマー
《ネタバレ》 敵が戦闘機やヘリに変形するのに比べ、車に変形するほうが明らかに分が悪いでしょと いう疑問が常にまとわりついてイマイチストーリーに入り込めなかった。 よりによって、なんで車?そのへんこじつけでもいいのでなにかアピールしてくれたら もう少しすっきりしたかも。主人公のピンチにみんなでドライブして駆けつける様じゃ 何日あっても間に合わないんじゃ。。。。。 変形のCGは本当に凄いが、カット割りが早すぎて堪能する間がなかった。かなりの 動態視力が要求される。 軍隊が登場して世界の危機(?)を描く割りに、チマチマした家庭の事情(そして子供が主人公)でストーリーが展開していくという、ハリウッド映画お得意の(スピルバーグお得意の)展開には、あーあ、の一言。もはやウルトラ怪獣がなぜか日本だけを狙い撃ちという構図に近いものがある。大風呂敷を広げずにグエムルのような地方重視(?)型の脚本のほうがまだ感情移入しやすいんじゃ?近年よくあるパターンだが、CGのスケールに脚本のスケールが追いついてない感じ。あれだけ大騒ぎしたメガネ紛失のエピソードもほとんど生きてないし。。。。 でもDVDが出たら買って変形シーンをじっくりコマ送りで見てみたい。 [映画館(字幕)] 6点(2007-08-30 20:41:23) |