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しぇんみんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 188
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。
昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。
また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、
レビュー対象にはしません。

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1.  アイズ(2008) 《ネタバレ》 
ヴァイオリニストとして活躍するシドニーは、幼いころ事故で視力を失ったが、自立して快活に生きる女性だ。そんな彼女が、姉の勧めもあり、角膜移植手術を受ける。手術は成功するが、視力の回復とともに「自分にしか見えないモノ」が居ることに気づく。リハビリの医師にも必死に訴えるが、信じてもらえない。それらが頻繁に見えるようになった彼女は、理解者もなく、不安と恐怖に苛まれる。そして、移植した角膜に原因があると確信した彼女は、医師の協力を得てドナーの女性について調査を始めるのだった...。ネットリと心に纏わりつくような恐怖を味わえる物語だった。やっとモノが見えるようになったのに、普通に自分の目には見えるモノが、他人の目やカメラには映らないことに気付いた時の恐怖...。視力に頼らず生きてきた彼女が、視力の回復とともに恐怖に晒され、誰にも頼れない状況は精神的な不安感を煽る。だが、シドニーが心ならずも得てしまった能力が、イマイチ判然としないのが難点。『デッドゾーン』のジョン・スミスの能力と似て非なるもので、彼のように他人に触れなくても、過去や未来の「死のビジョン」が勝手に心に流れ込んでくる。「死者の霊」「死につつある者の魂」「霊を死地へ導く者」「運命の死」など、死にまつわる霊的なものが見えるようなのだが、分かりづらい。また、始めはシドニーの訴えを取り合わなかったリハビリの担当医が、途中からいきなり心変わりしてシドニーに協力し始めるのも奇妙。しかも医師免許剥奪の危険を冒してまで。シドニーを好きになったから?にしては重過ぎる選択ではないか?そして、角膜のドナーである女性の物語に現実味が無いのが残念。特殊な能力を持ってしまったため、田舎町で忌み嫌われ蔑まれた女性。その存在感にリアルさが感じられないのだ。まあでも、これら「死のビジョン」が、ドナーの女性が心から訴えたい真実に彼女を導いていく展開は良い。そして、ラスト間際の「あのシーン」は、今までのフラストレーションを払拭するかのように派手だ。最後、シドニーは「元の生活」に戻れたようだが、それが彼女にとっては幸せだったように感じる。んん、でももう一ひねりほしかったかな。残念。
[DVD(吹替)] 5点(2017-02-26 14:42:59)
2.  パニック・フライト
深夜フライト[RED EYE]。緊張感と駆け引きと勇敢さ。マイアミの高級ホテルでマネージャーを務めるリサ。彼女は、郷里テキサスで祖母の葬式に参列し、その帰りで深夜フライトに乗り込む。機内には空港で知り合った男性ジャクソンがおり、偶然にも隣席。紳士的なジャクソンとのつかの間の同行をうれしく思ったリサであったが、実は彼は要人暗殺を企てるテロリストの一員だった。飛び立った飛行機の中で、彼は自宅にいるリサの父親を人質とし、ホテルに宿泊する要人の部屋を変えるように脅迫する。彼に従わなければリサの父親の命は無い。身動きの取れない機内で、リサの静かな闘いが始まった...。まず、有能なホテルマン、リサを演じるレイチェル・マクアダムスが非常に魅力的。いかにもキャリアウーマン然とした見た目と立ち居振る舞いでハマリ役。好感度抜群ですぐに応援したくなる。また、巧みにリサに近づくテロリストを演じるキリアン・マーフィーも適役。紳士然とした好青年から、いきなり無表情な卑劣漢に切り替わる不気味さが良い。父親を人質に取られ助けすら呼べない状況のリサは、思いつく限りの方法でただ一人、父親や暗殺対象の要人を助けるために奮闘する。いつの間にかリサに感情移入して一緒にテロリストと戦っている気分になっている。そしてリサの悲しい過去のことが語られ、何故こうも彼女が勇敢に苦難に立ち向かえるのかに説得力が与えられる。演出が非常に的確で見事だと思う。リサはテロリストから逃げ切ることができるのか?リサの父親と要人の運命は?それは観てのお楽しみ。ハナマル!
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-01-15 23:19:19)(良:1票)
3.  ステップフォード・ワイフ(2004)
妄想を実現することの恐ろしさ。TVプロデューサーとして活躍していたジョアンナ。だが、彼女が企画した番組のせいで事件が発生したことで、退職を勧告されてしまう。気落ちした妻をの身を案じ、夫のウォルターは妻とともに職を辞して郊外の高級住宅街へ移り住む。新天地ステップフォード。街並みは美しく整備され、住人たちも穏やかな善い人ばかり。だが何かがオカシイ。住人の妻たちが妙に(男にとって)理想的な女性たちなのだ。そして、徐々に街と住人たちの秘密が明らかになっていく...。社会的地位の高い職業に就いていた、優れた強い女性の夫たちのコンプレックスが物語の核となっている。結構序盤の方でネタバレするので、観客は秘密を知った上でコメディを楽しむことになる。理想の女性をモノにすることを妄想するのは罪ではない。妄想を実現する(理想を他人に強制する)ことが罪なのだろう。最後の最後にプチどんでん返しもありヤラレタ。でも、舞台が'60年代くらいの過去なのか近未来なのか判然とせず、レトロフューチャー的な世界観を狙ったんだろうけど、中途半端だった点が残念。あと一歩。惜しい。
[DVD(吹替)] 5点(2016-11-22 00:42:36)
4.  グラン・トリノ
自分が犯した過ちへの、正しいケリのつけ方。感動以上の感情は、一人で噛みしめるものらしい。妻に先立たれ、自分も余命僅かだろうことを自覚した男ウォルト。彼の自宅の隣に、異文化を体現したような東洋人が越してきたことで物語は動き始める。毛嫌いしていた隣人たちとの交流により、彼は新しい価値観を見出す。人生最後にできた若い友人。ウォルトは自動車工場に長年勤め、戦争で敵兵を殺したことも公言する。裕福でも、高学歴でも、由緒正しき家柄の出でもない。だが、彼は常に自分のことは自分で決め、一握りの財産を大切にし、そして責任を全うしようとしている。題名となっている『グラン・トリノ』という車も、その僅かな誇らしい財産のうちのひとつだ。若いタオに親切にすることも、彼には一人の友人として当たり前のことなのだろう。タオが同族の不良どもに付きまとわれて困っているとき、良かれと思って行なったことで、事件が起きる。逸るタオに彼は言う。「冷静になれ。考えろ。作戦をよく練るんだ。」隣人への償いのために、過ちを犯した自分へのケリを付けるために、彼は一人命を掛けて行動に出る。彼の静かな戦いは、まさに「本当に格好いいとはこういうことさ」ということそのものだ。そんな彼は「旧き良きアメリカ人」(またはアメリカそのもの)の具現者だった。ハナマル。
[DVD(吹替)] 8点(2016-11-20 13:36:01)
5.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
物語は分かり易い展開で、個性豊かなモンスターたちが暮らす世界は街並みの1つ1つが丁寧に作り込まれ、加えて彼らの動きのコミカルさ、なめらかさは感動せざるを得ない。彼らモンスターが勤める会社が「モンスターズインク」だ。人間界の子供たちを怖がらせ、叫び声のエネルギーを集めるのが仕事。子供たちの部屋に繋がる不思議な無数のドアを越え、今日も仕事に励むのだ。一つ目で緑のモンスターのマイクは、お調子者で自惚れ屋。大きく毛むくじゃらで見た目は怖い青いモンスターのサリーは、心優しく穏やか。マイクがマシンガントークで場を盛り上げ、サリーが優しくサポートする。主人公のサリーとマイクの掛け合いは見ていて楽しい。だが、「子どもが怖がるモンスター」たちは、実は子供に触われない。子どもたちには猛毒があると信じられているからだ。そんな二人の下に、ひょんなことからモンスターを怖がらない女の子が現れる。二人が、怖がりながらも「ブー」と名付けた女の子の世話をする様子は、非常に微笑ましい。三人の掛け合いがテンポよく、楽しさを醸し出している。アクションあり、サスペンスあり。怒涛の展開の後、二人とブーの別れが来る。小さな女の子を大きなモンスターが優しく抱きしめる。丁寧にキャラクター描写をしてきたことで、簡単に感情移入できるのだ。そして物語のラスト。二人が子供と触れ合えたことで、モンスター世界の「エネルギー革命」が起こる。二人の友情のおかげで最後のシーンが生まれる。あと、エンドロールもお見逃しなく。NGシーンが面白いので。非常に夢のある心暖まる映画である。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-11-02 12:11:10)(良:1票)
6.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 
一言で言うと「シュールなSFコメディ」。宇宙と生命の根源を解き明かすかのような物語は哲学的で興味深い。でも、ん~、面白くなくは無いのだが、ギャグがシュールすぎてイマイチピンと来ない。あと、原作が書かれたのが同時期ってこともあり、主役3人がルーク、レイア、ソロみたいで、何となく『スターウォーズ』に似ているのは気のせいだろうか?お付のロボットのテンションは間逆だが。ということで、惜しくも及第せず。残念。
[DVD(吹替)] 5点(2013-04-23 22:47:20)
7.  ムカデ人間 《ネタバレ》 
ネットなどで話題になっているため観る前からどんな内容かは分かっていたが、何かを期待して鑑賞。一言でいうと内容は微妙だった。一応ホラーに分類されるのだろうが、物語中盤のムカデ人間誕生までの、被害者の捕獲・監禁、変態博士の手術説明辺りまでに恐怖が集約されており、後半~終盤はシュールな映像の垂流し状態であまり楽しめなかった。例にもれずこの手の映画に特有の、登場人物のバカさ加減が目立つ内容になってしまっている。ただ続編が公開されたら観てしまうんだろうなぁ。まあ、今の時代にこの内容の映画に出演した俳優さんたちには敬意を表します。あまり一般的にはお勧めできない物語ということで。
[DVD(吹替)] 5点(2012-03-04 15:29:08)
8.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 
かなり面白かったが、世間的には評価されないみたいでがっかり。でも全体的には面白いんだが。伝わらないか・・・。登場人物の人となりが薄っぺらく、彼ら彼女らに感情移入しにくいところが低い評価の理由かな。内容は闇の国家機関から狙われる能力者たちの物語。能力者たちの能力が明確に分類されていて、同じ能力を持つものたちの中でも優劣が存在するのが秀逸。記憶操作"プッシュ"が題名となっているが、あまりその能力は重要でないような気がする。もっと使い方がうまければ、もっと展開が面白くなるのにという場面が多いし。また、"プッシュ"がなぜ国家機関にいいように使われているかも疑問。裏から誰でも操れるのに。敵味方で同じ能力を持つ能力者がいるため、シミュレーションゲームや将棋のように、どの能力でどのようにチームを組むかが戦略の鍵となる。どちらかというと直接攻撃に長ける能力が少ないため、予めの立てた作戦内容が物を言うのだが、未来予知"ウォッチャー"の能力に戦局は左右されやすいようだ。自ずとアクションがこじんまりとして地味になってしまうのも、低評価につながっているか。あのラストなら続編ができそうだが、人気なさそうなので期待薄かな。残念。
[DVD(吹替)] 7点(2011-06-10 23:01:18)(良:1票)
9.  鴨川ホルモー 《ネタバレ》 
つまらなくはないが微妙にイマイチ。でもやっぱり「げろんちょりー」は耳に残るな。原作のすっとぼけた感じが出てはいるが、時間的な制約があるからか、各キャラクターがぼやけた感じになっている。特に芦屋と楠木の描き方が足りず、「単なる力押しの馬鹿」になってしまった。あと、オニたちの合戦が乱戦主体で戦略・戦術が表現されておらず、原作のような戦国時代の合戦を見るような高揚感が無いのが残念。まあでも続編が作成されたら観るかもというレベルではある。
[DVD(邦画)] 6点(2011-05-03 08:20:02)
10.  ゾンビランド 《ネタバレ》 
ゾンビが居る世界自体に恐怖は感じられず、特にゾンビ映画である必要性がないかも。住んでいた土地の名をあだ名としたキャラたちのやり取りがメインとなり、彼らの掛け合いは面白い。それぞれ欠点を抱えているが、そのウイークポイントが彼らの魅力だったりもする。結局最後まで主要キャラは誰も死なず、ほんわりやんわりとエンディングを迎える。なかなかの秀作。
[DVD(吹替)] 7点(2011-04-20 22:48:54)(良:1票)
11.  96時間 《ネタバレ》 
細かいことは気にせずに楽しむ映画。拉致された娘を取り返すためなら、容赦なく障害を取り除き、多少の犠牲も問わない(元同僚っぽい人の奥さんはかわいそう)。辛うじて一般市民を巻き込んではいないが、元特殊工作員の技術を最大限に活かした、目的遂行に掛けるその苛烈さは異常なほどだ。ただ、人身売買という最悪な犯罪に関係するものたちには、それくらいのことをされても余りある罪があるとは思うが。ともあれ、90分程度にコンパクトにまとめた内容は、アクション映画としてダレルことなくラストまで突っ走り、面白かった。及第点ってことで。
[DVD(吹替)] 7点(2011-04-16 22:18:07)(良:1票)
12.  28日後... 《ネタバレ》 
封切り時に劇場で観たがDVDにて再鑑賞。やはり何度観ても緊張感のある展開だし、映像と音楽のバランスが自分好みだなと思う。一滴の血液でも即効感染するウイルスが相手では、感染者と肉弾戦をすると自分の感染の危険性が非常に高くなり、緊張感を増す効果がある。人の怒りの増幅するレイジウイルスは、実は人間の理性を働かなくし、人間としての記憶を抹消するものではないかと思った。この映画は、人間の本質とは何かを見せたかったのではなかろうか。また、感染者の攻撃が噛み付き一辺倒になるのは、人間ではなく動物としての本能のみで他者に襲い掛かるとき、手足ではなく歯での攻撃が一番効果的だからだろうか。後半の軍隊が出て来る辺りから、物語がいまひとつな展開になってしまうが、それでも最後まで飽きずに観れるので、まずまず及第点かと。
[DVD(吹替)] 7点(2011-03-06 19:46:09)
13.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
面白くない訳ではないが面白い訳でもない。戦場という非日常的な場所で爆弾処理という非日常的な仕事を生業とする主人公たちの話が淡々と進み、これといった山場もなく終わってしまった感じ。魅力的な登場人物も居らず、ラストも「また戦場へ」って感じで新鮮さも面白味もなかった。同じ爆弾処理の場面を延々と見せるにしても、往年の「ジャガーノート」の演出の方がドキドキ感に溢れていて遥かに面白い。何でアカデミー賞とったのか不明。
[DVD(吹替)] 5点(2011-03-06 19:15:41)
14.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
嗅覚異常の人が愛情を感じる能力が欠落している(by黒い家)という話は聞いたことがあるが、嗅覚に優れた人が愛情を感じられないとは、まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。グルヌイユは生来感情が欠落していたため、すべてを匂いとして感じ、常にそばに置いていたいと思ったのだろうし、愛情を感じたことがない故に、本能的に愛情を感じたいと渇望したのだろう。「匂い」として嗅ぎ取った美しい娘への愛情を調合した「究極・至上の香水」はその香りを感じた人の愛情を異常なまでに増幅する匂いを醸していたのではないだろうか。だが、感情を持たないグルヌイユが創ったものだけに効果は大雑把で、その「匂い」の効果は愛情ではなくその時一番感じている欲望を増幅したのではなかろうか。大概の欲望に満たされた市民は性欲を、娘を殺された父は年下のものへの強い愛情を、日々生きるか死ぬかの貧民は食欲を、異常に刺激されたのだろう。自分の生まれた貧民外で王になろうとした彼は、民衆の欲望に食い滅ぼされたのではないか。彼を「変態」という言葉で括るのは簡単だが、物語を追うごとに彼へ同調できる部分が見出せる演出は良い。それとも私が変態なだけ?及第点ということでこの点数でよろしく。
[DVD(吹替)] 7点(2011-02-16 23:28:11)
15.  スペル 《ネタバレ》 
サム・ライミの久々「小物ホラー」で期待していたんですが...。キングの「痩せゆく男」みたいで題材はいい感じなんですが...。言い表しにくいんだけど、グロさしつこさが半減していて「死霊のはらわた」シリーズや「ダークマン」といった、"ゲハゲハ!グホグホ!"って"イッちゃってて燃える感じ"が無くて残念。「スパイダーマン」というメジャー作品を経験して憑き物が落ちてしまった感じかな。残念。
[DVD(吹替)] 4点(2010-09-15 23:52:05)
16.  実験室KR-13 《ネタバレ》 
「es」的な実験を題材にしたソリッドシチュエーションスリラーかと思って期待したのだが、大きく期待はずれ。いきなり被験者の一人が射殺されて始まる物語は、面白くなりそうなシチュエーションなのだがね。被験者たちの視線だけで物語を進めれば、何が起こっているのか分からない不安感や緊張感を観客も共有できるのに、ご丁寧にも観察者側の視点もしつこくしつこく挿入するため、すぐネタバレしてしまい、被験者・観察者のどちらにも感情移入できないのが×。また、これといった起伏もなく淡々と物語が進むため、中だるみが激しく途中で眠くなること必至で×。非常に惜しい作品。
[DVD(吹替)] 4点(2010-07-22 23:45:33)
17.  レストストップ デッドアヘッド 《ネタバレ》 
キャンピングカーのキチガイ一家や「激突!」的なドライバーなど、話を面白くしてくれそうな、ホラー映画的に魅力的なキャラクターが出てくるのに、それらを生かしきれずに尻切れでで物語が終息してしまうのが勿体無い。物語的にも、意味不明の展開が多すぎ、「?」ばかりでイタダケない。たぶん黄色いトラックのドライバーが、生死の狭間の空間に被害者たちを引き込んで嬲り殺しにしているのだろうが、何の説明もなくストレスが溜まるばかり。DVD特典映像のキチガイ一家のエピソードの方が百倍面白いってことで。非常に勿体無い!
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-18 00:24:30)
18.  サロゲート 《ネタバレ》 
ツッコミどころが多すぎて物語にのめり込めなかった。バーチャルワールドをリアルワールドに転化したコンセプトで新しさを表現したかたのだろうが、サロゲートシステムの普及率が異常に高すぎて現実感が無さ過ぎる。金持ちだけが隔離された超高級住宅街でサロゲートを使用して暮らしているとかなら、もっと説得力があったのに。生身の人間が操作している機械が代理で活動しているだけなのに、犯罪率が急激に低下することも納得いかない。自宅には無防備な人間がいるだけだし、強力なサロゲートは外出しているじゃない?サロゲートが活動している人の自宅は犯罪され放題なのでは?もともと障害のある身体の一部として開発された高級義肢なのに、全世界に貧富の差無く普及するなんてあり得ない。あとサロゲートのネットワークが脆弱すぎるのも納得いかない。現代の企業インフラでさえ、重要なものは多重化したネットワーク環境を構築しているのに、生身の人間が関わる超重要なシステムがたった1種類のウイルスで壊滅させられるなど、どう考えてもあり得ないことだ。ってことで、今三な感じで×。
[DVD(吹替)] 4点(2010-07-18 00:13:35)
19.  ソウ6 《ネタバレ》 
相変わらずシリーズのファンにしか意味が通じない展開になっているのは否めない。でも、落ち込んできていた面白さは幾分か復活した感じで○。どこが?と聞かれると良く判らないのだが。ただ、シリーズ当初に見られた、命を粗末にしてきた者たちへの命とは何か?という問いかけを真剣に考えさせるためのゲームという側面が希薄になり、単なる罪への罰ゲームのようになってきているのは×だと思う。ラストはどう考えても続編があるぞって終わりですね。まあ何となく持ち直した内容は及第点ってことで。
[DVD(吹替)] 6点(2010-07-17 23:54:34)
20.  ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 
この映画のコンセプトは好きなんですがね・・・。シリーズ通しての魅力である主人公たちが何とか生き残ろうとして死神のルールを解明しようと足掻く様が、ネットでちょこっと調べてすぐにネタバレという時点で「ファイナルディスティネーション」の根幹を放棄している感じで×。見せ場である死のピタゴラスイッチはシリーズを追うごとに大掛かりになってきており結構楽しめるが、スプラッター度も高くなり、ただ無意味にキャラクターを死で廃棄している感じで×。ラストも1作目をなぞっているだけで意外感がなく、このシリーズもそろそろ終焉を迎えた感じで×。非常に残念。
[DVD(吹替)] 5点(2010-06-07 22:51:55)(良:1票)
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