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1.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
そんなに話題になってなかったのでリアルタイムでは観ておらず、主題歌を演奏する機会があったのでDVDを借りて観てみた。 っておいおい、これすごくいい映画じゃないの。 トレーラーを観た感じではコミカル要素の強い映画かと思っていたが、こんな泣けるストーリーだったとは。  末代にわたって音楽を禁止する一族や死者の国での姿がガイコツというところはかなり思い切った設定で、一歩間違えれば観客の興味を遠ざけてしまいそうだが、それを観ている内に自然にそして愛らしくさえ感じさせてくれるピクサーの器と力量に脱帽。  多くのレビューにあるように先の読めてしまう展開といえばそうなのだが、それでいて最後には大きな感動を呼び起こすことができるってすごいことよ。それにいきつくまでのシーンがいかに丁寧に、計算されて作られていることがわかる。 もっと沢山の世界中の人たちに観て欲しい映画。  ああ、これからリメンバーミー演奏するたびに泣いてしまいそう。  デラクルスがクズ過ぎたのがちょっと残念。偽物であったとはいえミゲルを音楽に導いた人でもあったので、もうちょっといいヤツであってほしかった。(あの最期を迎えさせるためにクズにするしかなかったんだろうなあ)
[DVD(字幕)] 9点(2018-10-12 03:55:04)(良:1票)
2.  新感染 ファイナル・エクスプレス 《ネタバレ》 
暇つぶしにB級映画でも観ようかと思い適当に選ぶ。 身体能力大幅アップの上、骨折もすぐに治るスーパーマンになるなら感染した方がいいんじゃね? などと思いながらボチボチ観てたら意外に引き込まれる。 なんというか無駄のない脚本に無駄のない演技。ここが邦画と決定的に違う。 愛する人を守るためにゾンビ化しながらも人間味を失わないシーンは涙を誘う、それに対して人間でありながら卑劣な行動を繰り返す役員との対比の強烈さ。 ラストも秀逸。不必要な伏線があちこちに無いのでラストシーンが活きる。  惜しむらくは年寄りの姉妹の扱い。どうせ死ぬならポセイドンアドベンチャーの潜水おばさんみたいな見せ場を作ってあげればよかったのに。 その後の妹の行動も説得力が弱い。 時折ゾンビの群れが折り重なって襲い掛かりマンガみたいになる瞬間がありますが、あれも韓国独特のセンスなんでしょうかw。  期待してなかった分得した感じ。多くの人に観て欲しいので8点を。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-03-21 04:37:25)(良:1票)
3.  この世界の片隅に(2016)
このような人間が現実に存在するだろうかと思えるほど、すずの性格は柔和で温厚だ。 決して裕福な暮らしではないが、彼女が感じているのは幸福感しかないように思える。 映画の中ではあるが、すずさんに出会えてよかった。  原作未読でもあり、テンポの速さに時折「???」となるところはあった。リンとの出会いのシーンもやや唐突さを感じる。 すずの描いた絵が背景とオーバーラップしたりする表現手法は単調になりがちな田舎の光景をドラマティックに変化させる。 必要以上に書き過ぎず原作の雰囲気を壊さぬまま映画化したというのは実はとても大変な仕事ではなかったか。  戦争を体験してない世代が言っても説得力はないが、平和であり物質的に恵まれている現代の人々が当時の人々より幸せであると言い切れるだろうか。 すずの笑顔を見るたびそのような思いに駆られる。  
[映画館(邦画)] 8点(2017-01-17 21:45:06)
4.  ズートピア 《ネタバレ》 
面白かった。CGの動物たちが愛らしい。人間の描画で感じられる何とも言えない「気持ち悪さ」が動物にはないなあ。 子供時代のジュディがスキップでピョンピョンスキップする様など可愛くてずっと見ていたいぐらい。 そのように、画面に映っている全ての生き物の表情仕草に徹底的にこだわり、それでいて自然に見せていることに驚異。 うさぎ村からジュディが旅立ち、人口が一人減るところがどんどん増えていってるなど細かなネタも随所にあり、もう一度観たいと思わせる。  肉食動物が他の動物を捕食せずにすむようになったことによりズートピアが誕生した、という前提があるのだと思うがそれについての説明はなく、釈然としない部分はある。キツネのニックがブルーベリーを食べるシーンに暗示されているのかも。  テーマとかメッセージとか謎解きとかより、伏線の置き方回収が秀逸だったり全編に感じるサービス精神が、娯楽映画はこうでなかったらと唸らされる。日本人には作れないだろうなあとも。  ニンジンレコーダーのくだりはちょっと多過ぎかな。ラストの効果が弱まった感。
[映画館(吹替)] 8点(2016-05-28 13:59:57)
5.  Mr.インクレディブル
劇場でも観たけど、やっぱり面白い。 CGはむしろハイビジョンテレビの方が美しく感じた。  宮崎アニメによくある声優の違和感はピクサーでは感じないね。まあ人にもよるだろうけど。 ただ宮迫は上手いと思うけど、あのキャラにはもっと個性的な声の方が良かったんじゃないかな。  ストーリーも絶妙な起伏で飽きさせない。 (ヒーローが迫害されるようになった経緯には少し無理を感じたけど)  爽快感はピクサー(というか全てのアニメの中で)随一。 数年後にまた観よう。
[地上波(吹替)] 8点(2008-12-14 00:18:30)(良:1票)
6.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
面白いか面白くないかと聞かれたら前者だが、アニメの方が良かったかなというのが率直な感想。  以下その理由 〇主役二人はよかったが、ジャファー役が貫録なければ狡猾さもなくただただ普通の人。 魔人化しても凄みが感じられず対決シーンが盛り上がらず。キャスティングの謎。 そう言えばジャファー用のランプは都合よくそこにあったの?魔人になったからランプも新たに生まれたのか? 〇サルやオウムが生々しくて愛着持てず。むしろ怖い。 〇ジニーの魔術披露場面も、CG凄いのなという感じで観てしまう。アラジンのダンスシーンもよく練習したなあと。 〇その割に魔法の絨毯で二人で飛ぶシーンは退屈。アニメ版のコミカル要素は無くとも、もっと感動的な映像にできたのでは。  音楽面について言うと、ウィルスミスが崩して唄い過ぎ。聴きたいメロディのところでセリフのように喋られるとストレスなる。 後、前の人も書いてるけど、ジャスミンの書き下ろし曲が無理やり入れた感が強く違和感半端ない。 レットイットゴーみたいな曲にしたかったのかもだが、あの場面であの歌は大袈裟過ぎるな。  ジニーが侍女とできちゃう設定も冒頭のシーン作りたいがための無理やり感あるけど、まああれはありか。  これら以外は良かった。もちろん音楽も。
[映画館(字幕)] 7点(2019-06-26 01:31:16)(良:1票)
7.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
なるほど。これはアイデア映画。 よく考えられてるし、役者も好演。  ワンカット&生放送という縛りがあったにしろ、前半のドラマはもうちょっと内容があってもいいんじゃないのかな? チープ過ぎてやや苦痛。だからこそ後半の面白さが際立つのかもしれないけど。
[映画館(邦画)] 7点(2018-08-27 19:41:04)
8.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
多くの人が言及しているようにエヴァンゲリオンのプロットをゴジラに置き換えた印象が濃い。 ゴジラの造形、カット割り、アングル、音楽の使い方(お馴染みのティンパニのリズムが聴こえた時は笑ってしまった)… いい意味で実写としては斬新さを感じたが、その反面「アニメでよかったんじゃ?」という感想も拭えない。  アニメであれば湯水のように俳優やエキストラを使う必要もないし、石原さとみが出てくるたび居心地が悪くなることもない。 実写ならばこそのインパクトはもちろんあろうが、ゴジラ周りや倒壊する街はCGだし、ドラマパートにしても架空の事案に対する政府の対応をいかに現実っぽく見せるかということのみに終始したようで魅力は薄い。 「ゴジラ」だから実写以外にはないのだが、実際に人間が演じるだけの意味と内容があったかと言われれば疑問。  核兵器でしか倒せないというぐらい(それも希望的観測)、最早生き物のカテゴリにすら入らないようなものに血液凝固剤をしかも経口でという解決策もちょっと納得がいかないところ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-09-10 01:38:35)
9.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
タイムパラドックスものはいかに矛盾点を少なく整合性を保てるか、というのが一つのポイントになると思うが、この作品ではそれをクリアできているとは言い難い。 タイムパラドックスに加え、男女の人格が入れ替わるという要素もあり、ますますハードルは高くなる。 全くの別人となった場合、学校に行ったり友達と話せたりあまつさえバイトで仕事することなどできるだろうか。 情報の詰まったスマホをキーアイテムとしながら、3年ものタムラグに気付かないことがあるだろうか。 夢での出来事と思ってる段階ではそれもスルーできたとせよ、お互いの存在を確信してからはやはり無理がある。  また他の人も書いてるが、隕石が落ちて消滅した町があったとすれば、そのような町の名はしばらくは必ず誰の記憶にも残ってるはず。 その地方のことを調べていけば真っ先に思い当たるのが自然。  3年という時間は口噛み酒が発酵するための時間であったのか。自分の半分であるという酒を飲むことによって再会することができたという設定だが、そのあたりからますますストーリーは幻想的になり収集がついてない感じ。そこで「彼は誰時」の伏線も回収していたが、個人的にはこの一連のシークエンスは不要だったような気がする。口噛み酒も少年が酒を飲むことにも良い感じは無い。  とは言いつつ、映画全体の雰囲気や映像はとても良く好感は持てる。 中盤までのストーリーは読めたが、どのように結末を持っていくかというのは予想が付かず楽しめた。  目が覚めた時、今見てた夢は絶対覚えておこうと思いながら5分後にはもう跡形もなく忘れてしまっている、誰もが体験するその感覚をうまく映画にしたなという印象。  しかし日本の映画界は神木隆之介離れした方がいいんじゃないか?他にも人材いるでしょう。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-09-02 01:37:23)(良:1票)
10.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
映像は何度も観たいと思えるぐらい素晴らしい。 が、脚本がそれに追いついてないという印象。 エルサの幽閉もクリストフが山に来たのもオラフの登場の仕方もトロルのキャラ付けも、やや無理を感じてしまう。 そういう所が気になってもう一つストーリーに入り込めず。  いくつかの劇中歌も、曲自体はいいと思うがこの映画のこの場面にベストマッチしてるかというとそうでもない。何とも言えない違和感がある。  まあでも、最後まで観た感想としては素敵な作品だと思います。  アナとハンスのデュエットの曲が好きだったのに、ハンスのせいで台無し。 凍ってしまったアナがハンスに斬られた時に砕け散ってしまうと思ってドキドキした。  
[映画館(字幕)] 7点(2014-04-14 01:15:10)
11.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 
期待にたがわぬ出来ばえ、という印象です。 ただ、自信過剰なマイクと傲慢なサリーという二人が主役のため、心からスカッとする場面があまりないような気がします。 クライマックスの人間界のシーンで集約される感じですかね。  学長は気持ち悪いだけで怖い感じがしないのが説得力薄いかな。 
[映画館(吹替)] 7点(2013-08-03 00:39:53)
12.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 
見応えは十二分にあった。 しかし、映画を観終わった時の充実感と言うと疲労感の方が大きかったかも。  セリフだけの部分はほぼ無いと言っていいぐらい全篇が歌で占められている。 そういうコンセプトなんだろうけど、いくらミュージカルでもやりすぎじゃね?と思う。 喜びなり怒りなり、感情が高ぶってきて一定のラインを超えたら唄わずにいられない的な流れが自然だと思うし、ストーリーも素直に入ってくる。 子供から言付かった手紙を読むところまで歌にする必要あるのか?と疑問。 歌にすると同じ場面でも尺が長くなり、その分削らなきゃならない部分も出てくるし全体も長くなる。 物語の核心であるはずのジャベールが川に落ちるシーンも「え、なんで?」という感じ。  こんなことを言うと身も蓋もないが、ジャックマンもクロウも好きな役者だけに、同じキャストでミュージカルでないバージョンを観てみたかった。 
[映画館(字幕)] 7点(2013-01-15 01:14:37)
13.  借りぐらしのアリエッティ
なぜだかよく解らないが鑑賞し終わった後の気分は良い。 人間は誰もが心に陰の部分を持っているが、本質的な優しさはそれらを遥かに凌駕する、的なメッセージを感じたからかも。 人間が作った道具を小人用にアレンジして部屋の中をクライミングするシーンが前半の見所であり、そのあたりは流石に芸が細かくていい。 もしかしたら小人と人間との関係性は「寄生」ではなく「共生」なのかもしれないが、本作ではそこまで説明はなされていない。作品のテーマとは違うのであえて触れなかったのかもしれない。 と、なんとなく色々と擁護したくなってしまう作品だ。 アリエッティが素敵だからかも。しばっっていた髪をほどくのは男心をくすぐります。  ただ、多くの人が書いてるように母親役は絵も声もダメダメ。 これが違ってれば家政婦が母親を捕まえるシーンはもっと素晴らしくなってたはず。 アリエッティは魅力的なのになぜ母親はこんなイメージになったのだろう。本当の親子ではないのかと深読みまでしてしまう。 大竹さんには悪いけど、このせいで二度と観ようとは思わない。残念。
[地上波(邦画)] 7点(2012-03-04 03:23:51)(良:1票)
14.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
前作までの人間関係や謎だった部分を今作で明かす、という狙いは概ね成功していると思うが、辻褄合せに無理があるなと感じる部分も多い。  個人的には○足が手になってるだけでコンプレックスを持つメガネがビーストになるくだり○ショウが若いミュータントを仲間にしようと攻めてきた時、なびかなかった者を皆殺しにせず大人しく帰ったくだり○即興で適当なあだなを付けちゃうくだり等は安易すぎる気がした。  エリックとショウの対決の部分は、チャールズが動きを止めるのをやめたら確実にこちらがやられるであろうから、ああせざるをえないと思うが、「やめろー」と連呼するだけのあの演出では伝わらない。  まあしかし、幹となる脚本・映像はしっかりしており面白かった。 多くの人間を殺そうとしているエリックが、流れ弾が当たったチャールズに動揺するシーンは色んな意味でよかった。  主役の二人がもう少し老けた年齢設定だったらしっくりきたような気がする。
[映画館(吹替)] 7点(2011-06-27 02:00:55)
15.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
古きアメリカの警察の腐敗をテーマにした映画やドラマはよく観るが、ここまで抑止が効かないものかと半信半疑になる。  年の近い子供を見つけ、それを捜索願の出てる子供に仕立て上げ無理やり母親に返すという警察の行為がまず理解できない。最初は警察も本当の息子だと思っていたのか? わずか半年足らず振りに会った我が子を母親が認識できないなど到底考えられないし、それを全く聞き入れないという警部の態度も一人の人間としてありえないと思う。警察の威信や面子を守るためと言ってもあまりに現実離れしているのではないか。そんな感じでやや斜めから観ていたが、アンジェリーナジョリィの演技にも引き込まれ、先の読めない展開にドキドキしながら観賞した。最近観た映画では久しぶりに。 しかし、多くの人も感じているように一番引っ掛かったのは、別人を装って赤の他人と暮らしたり学校へ行ったりする子供。動機も理由も最後まで釈然としない。年端のゆかぬ小学生がそんな生活できるワケないと思う。 後、個人的には後半の冗長感は否めない。 犯人に面会したり死刑執行のシークエンスは不要ではないか。 犯行動機や少年たちに対してどこまで凄惨なことをしたのかの詳しい説明もなしにあそこまで生々しい死刑場面を見せられるのはバランスが悪く気分も悪く感じられた。 全くの脚色なしに事実だけを記録したドキュメンタリーを見てみたいと思った。  エンドロール中、子供が生きてると信じて死ぬまで探し続ける人生と、死んでいると分かって気持ちを切り替えて歩み出せる人生とどちらが幸せだったろうか、とういうことを考えた。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-28 23:44:00)
16.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
腕力はなくとも人の心理を狡猾に弄ぶジョーカーのキャラ設定はいい。 しかし、病院や二隻の船に大量の爆弾を仕込むとか、あまりにも現実的じゃなさ過ぎて引く。 デントを英雄に仕立てようとしたり、バットマン自らが汚名をかぶるなども話をドラマチックにしたいがための無理矢理感が否めない。 大人なんだからもっとうまいことやれる方法は考えられるだろう。  バットマン時のウィスパーボイスも耳障りだし別にそこまでしなくていいんじゃないかと、そんなことばかり考えながら観てしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-19 00:38:27)
17.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
予想を遥かに超える前衛的(?)な映像。 映画として良いか悪いかは別にして、あのブッ飛んだ映像は新鮮で楽しめた。 前の人のレビューにもあるけど、ストーリー展開のスピード感が乏しく、観終わった後の爽快感に欠けるかな。 設定がごちゃごちゃしてたり、マシンアクションも同じようなパターンが多く見られたりするのがその一因かも。 もっと割愛できる部分は割愛して、えっもう終わり!?って思わせるぐらいで丁度じゃないのかなこの手の映画は。2時間超えは明らかに長過ぎる。  あと最近字幕を読むのが面倒なので吹き替えで観ることが多いのだけど、素人ジャリタレの吹き替えだけは勘弁して欲しいわ。
[DVD(吹替)] 7点(2009-02-25 02:15:31)
18.  キャッツ 《ネタバレ》 
小生ヘビーなキャッツファンであり、今回の映画については興味深く観た。 映画化するにあたりオリジナルストーリーを持ってくるのかと思いきや、曲順や大きなストーリーとしては舞台版とほぼ同じ。 ただ、各キャラクターの性格付けや楽曲の仕様などはけっこうな変更が加えられており、個人的にはそれがうまく作用したとは感じれなった。  まず、キャッツという作品の大きなテーマとして「猫はプライドがあり、気高い生き物」ということを言っているわけであり、それが最後に唄う「猫は犬にあらず」という歌詞に集約されている。 リーダーのマンカストラップはもとより、グリザベラ、バストファージョーンズ、じいさん猫のガス、泥棒猫のマンゴジェリーや凶悪猫マキャヴィティに至るまで登場する猫にはすべからく気高さがある。 しかし、この映画では最初に出てくるガンビーキャットがいきなり下品だ。股を開いてボリボリ掻いたり、しまいには〇〇を食べる。 バストファージョーンズの歌では皆で残飯を漁っている。これらの描写はキャッツの世界観と真逆であり、なぜわざわざこんなシーンを入れたのか正直信じられない。 ラムタムタガーもまったく色気が無くただのお調子者、メス猫にモテる要素も感じられずミスキャスト。グリザベラも同じ。落ちぶれた美人猫には到底見えない。そしてタガーとグリザベラの見た目が似ており、これが続けて登場するのも大きなマイナスポイント。 これはまず歌手ありきで作ってしまっている弊害かと思われる。ミュージカルなので縛りも多かろうと思うが、アメリカならもっと人材いるだろう。  後、電車好きでひょうきんなスキンブルシャンクスがシブいタップダンサーになっていたが、これはまあ許せるか。 線路でタップダンスするというアイデアが捨てれなかったんでしょう。(そのおかげでガンビーのタップシーンはカットされたが)  グロールタイガーがマキャヴィティの手下になってたりデュトロノミー以外にも何匹かの猫がさらわれてきたりだとかストーリを無理やり作ろうとしてるのはわかるが、明らかに幼稚。もう少し工夫できなかったか。 ミストフェリーズよりマキャヴィティの方がよほどマジカルキャットだし。  「一年に一度天上に昇って生まれ変わる猫を決める、そして誰もがその座を求める」というよくわからない設定であるがゆえに、複雑なこと考えることなく歌や踊りを楽しめるというというのがキャッツの一番の魅力だと思う。 それをあえて映画化するということははっきり言ってナンセンスの極み。魅力にあふれた歌や踊りを削り、妙な設定を加え、こねくりまわした挙句がこの結果ではそりゃ酷評されるのも無理はないぞ。 ただキャッツという素晴らしいミュージカルを多くの人に知ってもらうきっかけを作った点は評価。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-14 05:05:24)(良:1票)
19.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
唯一犯人の声を聞いた被害者の父親が、電話をしらみつぶしにかけて犯人を特定する、というアイデアを基に作ったドラマだと思うが、やはりそれはいささか無理があろう。 超人的な記憶力を持っていたとして、それを裏付けるシーンは、電話にでた主人公の声を覚えてたことと「あの人一瞬見ただけなのに私のこと覚えてた」という主人公の妻のセリフだけ。 それなのにその言葉を信じ他の人たちが協力して犯人を追い詰めるというのはいくらなんでもリスクが高い。 そもそも脅迫電話の録音は失敗したとしても、録音だけならその後身代金の受け渡し場所を連絡してきてる時にもできたんじゃないのか。 非行で家に帰ってないだけの犯人の娘を誘拐とみせかけたというのもメチャクチャだし、本当にスピード出し過ぎて無関係な死人でも出したらそれこそ失態どころの話じゃ済まない。  主人公が広報官で記者クラブと対立するという設定も必要なのか? 無駄を省いたら前後編に分けることもなくもっとクォリティも高まったような気がする。  自分の父親が犯罪者と知って叫ぶ娘を無視して連行するシーンになんの意味があったの?不快感しかなかった。  ドラマティックな演出(と思っている)のためには脚本の齟齬は看過しろという姿勢である限り日本映画はダメじゃないか。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-03-11 22:34:25)(良:1票)
20.  戦火の馬 《ネタバレ》 
外国のおとぎ話を観ているような印象。 馬好きの人にはどうかわからないけど、特に大きな感動も得られず。 戦争は不毛だなとか人間のエゴでいいように利用される馬が気の毒、という薄っぺらい感想に。  過度に馬を擬人化したりするところと脱走した兄弟を射殺するシーンが個人的にNG。 そして、射殺した後馬を探さずに帰ったのが不可解。  製作がスピルバーグとかジョン・ウィリアムズとか本当なのかな。
[DVD(字幕)] 6点(2018-10-30 13:22:51)
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